2018年10月12日

神奈川県の三浦半島地区農業経営士会 平成30年度地区農業研究会,および平成30年度第2回ステップアップセミナー研修会に招かれた。


三浦半島地区農業経営士会 平成30年度地区農業研究会,および平成30年度第2回ステップアップセミナー研修会が、9日(火)13時30分から、神奈川県農業技術センター三浦半島地区事務所大会議室で開催された。

同研修会では、東京の事例として「伝統野菜を次世代に引き継ぐ 江戸東京野菜における取り組み」について話してもらいたいと、同ンターの普及指導の布川美紀主査から依頼をされていた。

布川主査は、江戸東京伝統野菜コンシェルジュ協会が7月21日(土)実施した「ベテラン農家は語る」で練馬大根を今も栽培している渡戸章さんの話しを聞きに来てくれていた。

名刺交換をさせていただいて分かったが、三浦大根の産地、神奈川県農業技術センターの三浦半島地区事務所にお勤めと云うことで、ダイコンの話しには興味を持ったようだ。

気になったのは、三浦半島地区事務所と云うと、鎌倉大根でお世話になっている原康明研究課長の事務所だ。
面白いご縁だ。





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開会に当たり、三浦半島地区農業経営士会の川島義徳副会長(三浦市三崎地区)から開会のご挨拶、

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引き続き、舩橋秀登所長のご挨拶。
舩橋所長の右横が司会進行の布川さん。

今回は、就農1〜2年 農業基礎セミナー、就農3〜6年 ステップアップセミナーの三浦半島農業青年クラブ代表者会議が、各地区の農業青年の活動グループ(クラブ)や、農事研究会にも声をかけたと云うので、台風24号の被害を受けた後の、忙しいときにもかかわらず、35名の皆さん来ていただいた。



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2018年10月11日

体育の日(8日)に、早稲田ミョウガの試食会が榎地区協議会によって東西線早稲田駅近くで開催された。


体育の日(8日)に、早稲田ミョウガの試食会が榎地区協議会によって東西線早稲田駅近くで開催された。
早稲田ミョウガは、先日小池知事にプレゼントをさせていただいたことは、当ブログで紹介した。、

早稲田は江戸時代から早稲田ミョウガの産地で、明治になって早稲田大学の前身東京専門学校が開講すると、生産量は減少していった。

この企画、新宿区の榎地区協議会環境美化部会(廣井伸行部会長)が企画したもので、体育の日に、高田馬場流鏑馬が戸山公園箱根山地区で実施されることから、

下車駅の東西線早稲田駅近くの、早稲田中学校の校門に、「大新宿まつり」としてミニSL 流鏑馬 青空特価市が、早稲田駅前商店会主催、早稲田商和会馬場下町牛込高田町後援で開催された。





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当日、榎地区協議会の環境美化部会では、10時から練馬の井之口喜實夫さんが栽培した早稲田ミョウガを、お豆腐に乗せ、300人分を用意し、無料で消費者に提供したが、好評で

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取材したコンシェルジュ協会の川並三也理事(写真右上)は、
「早稲田みょうかの香りの良さと食感がいいです」
試食された方から「何処で買えるの」の声が多く聞かれました。

穴八幡宮で、流鏑馬神事が開催される13時前に完食となった。




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2018年10月10日

新宿区立下落合図書館では11月4日(日)14時から「地域再発見!江戸野菜講座」が開催される。


「地域再発見!江戸野菜講座」〜知る人ぞ知る新宿の絶品野菜たち〜を、新宿区立下落合図書館では11月4日(日)14時から開催する。

新宿の関係神社には、JA東京グループが平成9年に建立した江戸東京の農業説明板があるが、初めて新宿が買って農業地帯であったことを知ることになる。

成子天神社の参道には鳴子ウリが、穴八幡宮の芝生の広場には早稲田ミョウガ、花園神社の伊勢丹寄りの鳥居の下には内藤トウガラシと内藤カボチャの説明板が建立されている。

早稲田鶴巻町の元赤城神社には神崎の牛牧もある。




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江戸東京野菜には、一つひとつ物語があることをお話しします。

申し込みはお早めに
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2018年10月09日

筑摩書房から、365日江戸食文化にひたる「卓上日めくりカレンダー2019」が発売された。


筑摩書房から、365日江戸食文化にひたる 「卓上日めくりカレンダー2019」が発売されたと、伝統野菜プロジェクトの草間壽子代表(食生活ジャーナリスト・江戸東京野菜コンシェルジュ)が、送ってくれた。

このカレンダー、18人の先生方がご専門の部門を書いていて、草間代表は、江戸東京野菜などを、毎月(18日分)のように紹介している。

江戸時代から続く老舗の、東都のれん会など、とらや、にんべん、山本海苔店、千疋屋総本店、豊島屋本店、前川、八百善などが全面協力をしている。

めくってみると、始めて見るような、貴重な江戸時代の図版もたっぷりと収録されているから勉強になる。
また、その季節、旬の食材や料理も紹介されているから楽しくなる。




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草間代表が掲載したのは
1月3日小松菜、1月21日滝野川ゴボウ、3月10日亀戸大根、
3月19日目黒の筍、5月22日馬込半白胡瓜、6月17日寺島茄子、
7月2日鳴子瓜、7月13日本田瓜、8月18日谷中生姜、8月31日早稲田茗荷
9月4日雑司ヶ谷の茗荷、9月11日生姜祭、10月1日練馬大根、
10月3日小松菜、10月14日千住葱、10月19日べったら市、
11月30日三河島菜、12月11日砂村の葱

草間代表に最近お会いしたのは7月で当ブログで紹介している。



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2018年10月08日

日本料理の「昭和の森 車屋」で江戸東京野菜の収穫体験と日本料理を召し上がる企画が進んでいる。


日本料理の「昭和の森 車屋」で、江戸東京野菜をお土産用に収穫体験をし、その後、江戸東京野菜を使ったお料理をいただくイベント企画が進んでいる。

このイベント企画については江戸美学研究会が提案したもので、8月に江戸東京野菜について説明をさせていただいたことは当ブログで紹介している。

第1回としては11月18日に、地元産の江戸東京野菜として「拝島ねぎ」で実施することを提案していることから、
先日、「昭和の森 車屋」の井坂雅次料理長から、メニューの試案と、試食会を実施すると連絡を頂いたので、伺った。





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前回お会いした、アーバンリゾーツ昭和の森株式会社 富永宏代表取締役社長、フォレスト・イン昭和館 場崎浩一総支配人、営業推進課 大鳥賢二課長。

株式会社伊藤商店 車屋 伊藤親厚代表取締役には、今回初めてご挨拶をさせていただいた。
同社寺嶋功支配人、原島達也副支配人、そして井坂雅次料理長の皆さん

江戸美学研究会からは、相子智恵さん、佐藤仁美さんと、臼井範俊さん
JA東京みどりは坂巻宜政指導課係長が参加したが、今回の企画に対する各社の思いが、伝わってきた。

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拝島葱賞味会のお品書き




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2018年10月07日

Taste of Tokyo 「東京味わいフェスタ2018」開催の、東京駅前 丸の内行幸通りと丸の内中通りを紹介。

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「東京生まれの旬な食材や、伝統野菜を活かした東京の味をはじめ、日本各地の美味が大集合・・・・」のフレーズで紹介された「東京味わいフェスタ」は、東京駅前の行幸通りと、仲通りに並んだキッチンカーでは、江戸東京野菜を使った店が繁盛していた。





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このフェスタ、5日、6日、7日の3日間、7日(日)まで開催されているが、6日(土)10時半頃、小池百合子東京都知事が今年も江戸東京野菜コンシェルジュ協会のPRブースを訪ねてくれた。

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日頃、江戸東京野菜にご支援をいただいていることにお礼を申し上げ、
江戸東京野菜の現状を報告させていただいた。
(右から川並三也理事、松嶋あおい理事、左端上原恭子理事)
写真撮影は日本農業新聞中村元則記者。

特に、石神井地区の井之口喜實夫さんが栽培した早稲田ミョウガを、
お土産に差し上げた。
このミョウガ、今月は新宿区立の小中学校の給食に出される。


知事が見える15分前に、藤田裕司産業労働局長、上林山隆農林水産部長、龍野功安全安心・地産地消推進担当部長、米澤鉄平調整課長、板倉広泰団体経営改善推進担当課長の皆さんが、最終チェックに来ていただいた。ありがとうございました。


我々のブース、肝心の江戸が抜けて、東京野菜コンシェルジュ協会になっていた。原稿確認では問題なかったのに・・・


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2018年10月06日

立川市立第九小学校の5年生に立川で栽培されている江戸東京野菜を紹介したが、熱心にメモッてくれた。


立川市立第九小学校の5年生の担任野尻迅人教諭から、江戸東京野菜コンシェルジュ協会に、江戸東京野菜を学びたいとのメールを頂いた。

同校の所在地は、隣の市でよく知っており又自宅からも近いことから、お引き受けをした。

野尻教諭の話しでは、これまで立川市の砂川地域で行われてきた農業を学んできたが、学習内容が多様化してくる中、毎年テーマを決めて取り組んでいて、今年度5年生は、「伝統野菜」をテーマにした企画に取り組むことを計画しています。と云う。

そこで、江戸東京野菜の歴史や、栽培している生産者などについて教えていただきたいと云うので、そのようなパワーポイントをつくった。




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同校の5年生は2クラスで81名。全員が聞きやすい姿勢で、映像がはっきり移るようにプロジェクターではなく、テレビモニターを野尻教諭は用意してくれた。

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江戸東京野菜とは、どのようなものなのかをベースに、立川市の農業についても、紹介したが、生徒たちは床にノートを置いて、話しを聞き漏らすまいと、メモを取っていた。



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2018年10月05日

第28回 しながわ宿場まつりの「おいらん道中」を楽しみにしていたが台風の余波で中止になってしまった。


第28回 しながわ宿場まつりの「おいらん道中」を楽しみにしていたが台風の余波で中止になってしまった。

北品川商店街を始め、東海道の品川宿を構成する各商店街では、9月29日、第28回 しながわ宿場まつりが開催された。

生憎、台風の余波で、小雨が降り続いていたが、雨をいとわず観光客等も集まってきていた。

29日は、北品川商店街の活性化には、江戸東京野菜の「品川カブ」で、ご努力をされている、丸大食品大塚好雄商店の大塚さんから、しながわ宿場まつりの御案内をいただいていたもの。

宿場まつりのメインイベントとして「おいらんと道中」が行われるが、これに「初めての江戸東京野菜」を受講した浅野優子さんが登場すると云う。

何でも4月に「第10回高円寺びっくり大道芸2018」に、大塚さんご夫妻をお招きした時に、浅野優子さんにお会いした大塚さんが、おいらん道中に出るように誘っていたもの。





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尾張屋の店の前に緋毛氈のステージが設けられていたので、おいらんを始め、新造、手古舞、傘持ち若衆、肩貸し若衆に扮した皆さんが交代で出て来て写真を撮らせていたが、私が来た時には、浅野さんは終わっていたので、店の奥で写真を撮らせてもらった。

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生憎の雨だったが、商店街の呉服屋・尾張屋さんで、早々とおいらんに扮して準備をしていたようだが、雨は振りやまず中止になってしまった。

天気が良ければ、浅野さん、若衆の肩に手を置き、高下駄を外八文字を書くように回して歩く予定だったが、尾張屋の前を少し歩いただけだった。


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2018年10月04日

地元の昭島市立拝島第二小学校3年生に地元昭島の農業についてお話ししてきた


地元小学校の3年生を担任する、岩本忠義教諭からメールを頂いた。
3年生の総合の時間で、昭島市の農業についてお話しする件で、そもそもは

今年から同校の副校長になられた杉本幸司先生が、孫娘の担任だった時に、依頼されて地元の農業について話して以来毎年話してきたので、今年で8年目になる。

杉本副校長のアドバイスがあったのか、岩本教諭からメールを頂いていたもので、授業実施に当たり先生方に説明を行った。




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3年生の授業では、集中力を持続させるために、質問して答えさせる手法で毎年進行したが、たくさん手をあげてくれた。

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3年生3クラス、110名が体育館に集まった。
生徒には、パワーポイントで説明を行ったが、話を聞き漏らすまいと、床に置いたノートに盛んにメモを取っていた。

昭島の農家と野菜と題したパワーポイントは、昭島市の副読本をベースに、取材した写真で構成した。


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収穫の最盛期に吹き荒れた台風24号に、早稲田ミョウガに影響が出ないか心配だ。


台風24号が吹き荒れた。
東京の農業にとっては記憶にないほどの強風だったが、都市農地の周りに建設されたマンション等により、風は巻くようになり、農産物への影響は、当ブログで紹介している。

早稲田ミョウガの、井之口喜實夫さんのお宅でも、ダイコンなどに被害が出ていたが、出荷が始まっていた早稲田ミョウガは、一方の方向に葉がなびいていて、上から見る範囲では、被害の状況は分からない、




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台風前に収穫したものは、立派だか、根本も揺すられているために、土寄せしたところに生まれるミョウガの子に影響が出ないか心配だ。



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2018年10月03日

東京の農地に吹き荒れた台風24号の被害地を見てきた。


台風24号が30日から1日にかけて、日本列島を駆け抜けた。
瞬間風速45メートルレベルが吹き荒れていたから、その音で眠れなかった。

東京は沖縄・九州・四国などと比べると、台風が来襲することは少ないが、来るとなると被害は大きくなる。

特に、24号は大型だったこともあり、早朝の6時半ころから被害状況を確認しに、何軒か江戸東京野菜を栽培している農家に伺った。




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千住ネギを始めとするネギ類はこんな状況だ。
土寄せを行っているから、柔らかい葉の部分は吹き飛ばされていた。

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市街化地域の農家の場合、周辺にマンション等が建設されている場合もあり、風が一方からだけではなく、巻く傾向にあるから被害は大きくなる。

練馬大根や亀戸大根など、間引きが遅れているところはこれから被害が少ないものを残すこととが出来るが、間引きが済んだところは、特にひどい。



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2018年10月02日

立川阿豆佐味天神社にある砂川ゴボウの江戸東京農業説明板。


平成9年に、JA東京グルーブの東京みどり農業協同組合が地元立川の阿豆佐味天神社の境内に建立した江戸・東京の農業説明板「砂川ゴボウ」の話を、立川の友人に話したことがあった。

毎年正月には阿豆佐味天神に参拝していると云う友人が「砂川ゴボウ」の説明板を見た事が無い云っていた。
そんなことはない、20年も前の話だが立川の理事さん方が宮崎宮司にお願いして建立した時も知っている。

中々行けないでいたが砂川の歴史文化を語るうえで、農業のルーツは重要だ。




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建立当時の場所を知っていたが、暫らく来ていなかったから
場所は変わっていて神楽殿横の桜の木の後ろに片付けられていて、

読むことすらできない場所に見つかった。(写真は望遠で撮った)

書いてある内容はここから。

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2018年10月01日

学校給食用「東光寺ダイコン」の生産拡大に向けて、関係者の協力を要請


東光寺ダイコンの第1回間引きが、先日奥住善則さんの畑で行われた。
今年7月に、日野市の栄養士さん方に招かれて、江戸東京野菜のお話しをさせていただいたが、

その中で日野市の伝統野菜「東光寺ダイコン」の生産者が減少の一途をたどり、30年前には20人もいた生産者は現在3人になっていることなどを伝え、生徒たちに食べる機会を作ってほしいとお願いした。

10数年前、練馬大根が同じような現状だったが、練馬大根引っこ抜き競技会によって収穫したものを、学校給食に提供することで、安定的生産に繋がっている。




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先日、奥住さんの畑で行われた第1回の間引きには、平日であったこともあり、参加するものはいなかったが、

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多摩八王子・江戸東京野菜研究会の福島秀史代表と、ボランティアの方が間引きを行った。



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