全日本食学会理事長代行の三國清三シェフ(オテルドゥミクニ)は、東京地区の会員を集め、学会事務局が置かれているヒューリック神谷町ビル3 階のTOW 会議室において、江戸東京の食文化について研究会を開いている。
第1回は、10 月 24 日(水)和食文化学会の佐藤洋一郎会長を招いて「江戸前料理とは何か?」の講演が開かれたが、
13 日(火)、第2回として、森枝卓士先生(大正大学/食ジャーナリスト) を招いて「カレーライスと食の近代」についての勉強会が開催された。
熊本県水俣出身の同氏は、水俣病の取材に訪れた世界的な写真家ユージン・スミスの影響でジャーナリストを志し、1970〜80年代にカメラマンにたと云う。
師匠だと、ユージン・スミスとのツーショットの写真で自己紹介をした。
各国を取材しているうちに、その国を知るには、何を食べているかを知ることなので、食をテーマにするようになった。
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