2018年12月31日

2019年のラグビー世界大会、2020年の東京オリンピック・バラリンビック競技大会をイメージして献立を考えました。と三國シェフ。


オテル・ドウ・ミクニから小冊子が送られてきた。
毎年暮れに、お客様に送られているもので、「2019年開店34周年記念メニューのご案内」には

「2019年のラグビー世界大会、2020年の東京オリンピック・バラリンビック競技大会をイメージして献立を考えました。
2020年まで江戸東京野菜、東京食材を意識した献立を発表いたします。ご期待ください。」
とあった。

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公益財団法人ラクビーワールドカップ2019組織委員会顧問、公益財団法人東京オリンピツク・パラリンピツク競技大会組織委員会顧問の
三國清三シェフの思いは心強い。


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posted by 大竹道茂 at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜

2018年12月30日

江戸で食べられていた江戸辛味大根の復活が始まったと、収穫された大根をいただいた。


江戸東京野菜の早稲田ミョウガや千住一本ネギを栽培している、練馬の井之口喜實夫さんから、江戸辛味大根をいただいた。

辛味大根だそうだが立派な大根だ。
栽培の経緯について伺うと、浅草葱善の田中庸浩社長から種をいただいたもので、初めて栽培したものとか。

辛味大根は、やせ地で栽培されるが、井之口さんの畑は堆肥がたっぷり入っているのと、今年の異常気象、12月初めまで暖かったから、大きくなったようだ。





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この大根には、物語がある。
 
「粋な辛さ江戸辛味大根                     
享保年間(1716〜1735)江戸浅草柴崎町、道光庵の庵主(信州長野出身)は、蕎麦うちの名人といわれ、鰹だしの代わりに〈辛味大根〉をおろして蕎麦を振舞いました。蕎麦めあての人が、信心にかこつけて連日門前に列をなし、「江戸評判記」では、蕎麦処の筆頭に拳げられるまでになりました。

当時、市中で辛味大根を自家で栽培するまでに流行ったと言いますから「蕎麦に辛味大根」は、江戸の粋な作法として定着していたと、言えます。
確かな目で選んだ農地で、確かな人が育て、厳選された「辛味大根」」
とある。

田中社長は浅草葱善としても、浅草時代の極楽寺道光庵の庵主が辛味大根で食べさせたということから、復活を願って栽培を依頼したもの。

この道光寺は、関東大震災で、世田谷区烏山に、他の寺と一緒に移転して、一心山称往院極楽寺がある。 

この寺は、世田谷区教育委員会調べによると「慶長元年(1596)白誉称往上人により湯島に創建されたが、明暦の大火で浅草に、さらに関東大震災により昭和2年当地に移転した。浅草のころ当寺は、寺内の道光庵庵主のつくるそばが有名となり「そば切り寺」として知られたが、修行の妨げになるとして天明6年(1786)「そば禁制」の碑が当寺住職により建てられた。
この碑は同庵にあった俳人宝井其角の句碑・墓とともに現在、当寺に残されている。」
とある。

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井之口さんのハウスでは、採種するための取り組みが行われていた。

辛味大根の食べ方の資料も添えてあった。


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posted by 大竹道茂 at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 粋な江戸っ子は白首大根

テレビで見た伝統小松菜の生産者を訪ねて、本場東小松川に行ってご縁を紡いできた。


夕方のニュース番組、日テレのnews everyを聴きながら仕事をしていた。
江戸川区の小松菜農家が紹介されていたが、その生産者が江戸東京野菜のごせき晩生小松菜だと云うので、驚いて画面を見た。
栽培しているのは東小松川の石井睦子さんと息子さんの嫁・直美さんだと紹介していた。

江戸川区で小松菜と云えは交配種だが、伝統小松菜を栽培している農家は、鹿骨の木村重佳さんと、バスツアー用に、中代正啓さんが少し作ってくれている程度だったので、「あった!」と嬉しくなった。

直接会ってみようと、足立に事務所のある青果商・果菜里屋の高橋芳江さんに連絡して車を出してもらった。
高橋さんには北足立市場にも連れて行ってもらっている。

石井さんのお宅は小松菜の碑のある新小岩の香取神社から南へ1.5キロほどの所だ。





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睦子さんは、来客中だったので、畑を見せてもらって待つことにしたが、3棟のハウスの内、1棟に伝統小松菜が育ていた。

伺うと、前は日本橋ゆかりや、三國シェフの所にも納めていたという。何でも木村重佳さんのグループとしてやっていたが、手が無くて負担になってきたので、今は直売方式に切り替えたという。

おもえば、2014年に当ブログで紹介していたが、お会いしたことが無かったので名前を聞いただけでは分からなかった。
ブログには品川カブを出荷してもらったとある。

高橋さんが、伝統小松菜を分けてもらいたいとお願いすると、
「大きくなってしまったが!」と云っていたが、季節の伝統小松菜は規格はあるようでないからと、高橋さんは30束をお願いした。
石井さんにしたら、ひと仕事だったが、収穫してくれた。



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2018年12月29日

「第32回 深大寺そばを味わう集い」に、福島県川内村の蕎麦が登場した。


深大寺年末恒例の深大寺そばを味わう集いが12月24日に深大寺客殿の昌楽院で開催された。
深大寺の張堂完俊第88世住職と深大寺一味会の連名でご案内をいただいた。

今回で第32回を迎える恒例の深大寺そばを味わう集いは、昭和、平成、新元号の時代へつながる。

新そばがいただける集いには、昨年に続いてお招きをいただいた。感謝!

今年は、6月に第9期 深大寺そば学院において、学院長の張堂完俊住職から、講師を依頼された。
これは、江戸ソバリエ認定講座に於いて、蕎麦の薬味として江戸東京野菜の話をさせていただいていることから、深大寺そば学院としても、地元の伝統野菜を薬味として使ってきた歴史もあることから、江戸ソバリエ協会ほしひかる理事長の推薦があった模様だ。

7月には、第8回 深大寺夏そばを味わう集いに、お招きをいただいている。






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集いに先立ち御本堂において、献蕎麦の儀が厳粛な中で執り行われた。

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今回は、深大寺一味会新蕎麦の他、ご招待として福島県川内村から新蕎麦の献蕎麦が行われた。
川内村からは、蕎麦酒房天山の井出健人店長が、朝6時に深大寺の庫裡で会津打ちの特別な打ち方で打った新蕎麦が献蕎麦された。




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2018年12月28日

鎌倉大根の葉を練り込んだ鎌倉大根うどんが届いた。


鎌倉時代、市民を疫病から救った鎌倉大根の発見と復活の取り組みは、鎌倉の大根料理店「福来鳥」から始まり、鎌倉だいこん未来研究クラブ(花村勝男代表)が活発に活動している。

鎌倉大根は、鎌倉時代以前から、神奈川県の海岸に自生するハマダイコンだが、鎌倉の佐助稲荷神社に伝わる伝説には、由比ガ浜と佐助地区の畑が重要な役割を果たしている。





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その佐助に大根料理店を開いた福来鳥では、鎌倉大根を使った新たなお料理を模索していたが、11月に開催した鎌倉大根の収穫祭で、参加者に振舞われた、鎌倉大根の葉が練り込まれたうどんは、講評だつた。

「福来鳥」から、鎌倉大根うどんが届いた。
同クラブメンバーの山口勉さんが、無農薬で栽培した山芋が添えてあった。
麺は1月中旬に販売予定(1人前税込み210円)




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2018年12月27日

第7回記念 品川蕪品評会が23日、品川神社で開催された。


今年も品川各地で、品川カブの栽培がおこなわれていたが、特に各小学校等には、主催の東海道品川宿なすびの花の大塚好雄会長が行って、栽培指導をおこなってきた。、

子供達が栽培してきた品川カブが収穫期をむかえ、年末23日恒例となった品川蕪品評会が、江戸東京の農業説明板が建立されている品川神社で開催された。

この模様は、YouTubeで紹介されていることは昨日紹介した。





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2008年に台場小学校で栽培指導が始まり
同年に大塚さんに紹介してもらって小中一貫校の伊藤学園で栽培が始まったが、北品川商店街のイベントで、品川蕪が販売されたことはニュースになった。

その間、大塚さんのお骨折りで品川を中心に普及され、2011年12月に品川区区民農園「マイガーデン南大井」の会場で、収穫祭が行われ、

翌年にはさらに発展して品川蕪品評会として、第1回が品川神社で開催された。



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2018年12月26日

第7回 品川蕪品評会がYoutubeで、会場からライブ放送された。


毎年、12月23日の天皇誕生日に開催されている品川蕪品評会は、主催者の東海道品川宿なすびの会の大塚好雄会長の努力により、年々品評会が拡大し、品川神社境内は大勢の方々であふれかえった。

特に今回は、Youtubeが、会場から3時間22分にわたりライブ放送を実施した。



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東久留米市で品川カブを生産している村野喜安さん、横山治子さん、和子さん姉妹が見えたので、小さなテレビカメラで紹介。

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Youtubeのミキサーテーブルがつくられていた。
会場には、ライブの様子を見ている人たちがいっぱい。



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品川神社で開催される品川蕪品評会に先立って、品川富士と呼ばれる富士塚に登った。


品川蕪の品評会に出席しようと、品川神社に向かった。

京浜急行で品川駅から二つ目の新馬場駅で下車する。
第一京浜国道を渡ったところが、頼朝や家康とも縁のある品川神社。

品川神社で、毎年12月23日に品川蕪品評会が行われていることから、

その日の打ち合わせで、少し早めに品川神社に着いた。






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北品川三丁目の信号待ちで、品川富士の全景を撮った。

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アップで頂上も撮ったが、すでに人が登っていた。

第一京浜国道の基部から15mの標高を誇っていて、
これまで登った富士塚の中では一番高い。



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2018年12月25日

話しに聞いていた昭島市東中神の「ふく花」で "拝島ネギのあえそば" を食べてきた。


多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が、栽培している江戸東京野菜を、使ってくれているお蕎麦屋さんが、昭島にあるんですと聞いていた。

その内に案内しますと言う事だったが、先日、メールがあって行けそうな方に声を掛けましたと云うので、青梅線の東中神駅で待ち合わせをしたら、江戸東京野菜コンシェルジュの木村えり子さんと協会の松嶋あおい理事のお2人が先に来ていた。

東中神駅前の団地1階の「ふく花」で、蕎麦屋とは聞いていたが「生蕎麦」の暖簾はないが、浜千鳥の薦被りが置いてあった。






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福島代表の話しでは、同店の主人も福島さんで宏一郎さん。
福島代表は八王子の磯沼ファームのイベントで知り合ったと云う。

ご主人に伺うと「ふく花」は、2011年12月に開店したそうだが、
生粋の蕎麦屋さんではなく、元はフレンチのシェフとかで、
お蕎麦に乳製品を合わせることを考えていた。

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福島代表が予約をしていたので、
突き当りの小上がり畳の4人部屋に落ち着いた。

何でも、拝島ネギのおそばを食べに行くと、予約を入れた時には、
拝島ネギのメニューは終わっていたそうだが、
女将はわざわざ拝島ネギ生産者の小町僖一さん(拝島ネギ保存会監事)
の最後の拝島ネギを買ってきてくれた。





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2018年12月24日

東京杉並ロータリークラブの、2018-19年度 年末家族親睦会に招かれた。


先月だったが、東京杉並ロータリークラブの榎本和夫さんから、2018-19年度年末家族親睦会への、ご招待の電話をいただいた。

現役時代に、親しくさせていただいていた同クラブ会員の榎本さんと高橋延治さんの先代は農家だったこともあり、農業の昔話が出来る講師を探していたとかで、2013年に初めて毎月開催する例会の卓話に呼んでいただいたが、その後1年おきに卓話をさせていただいた。





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2015年に初めて、年末家族親睦会にお招きいただいてから、毎年ご招待をいただいている。

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会場は、新宿の「ヒルトン東京」3階の「大和の間」で18時から開催された。

国際ロータリー第2750地区 東京杉並ロータリークラブの2018−19年度は古屋文男会長(写真右)
古屋会長は、わざわざテーブルまで来ていただいて、歓迎の言葉をいただいた。



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2018年12月23日

都庁に一番近い西新宿小学校の5年生が、江戸東京野菜の内藤カボチャとトウガラシを小池百合子知事にプレゼント。


都庁に一番近い小学校、新宿区立西新宿小学校(清水仁校長)の5年生が、授業で栽培した江戸東京野菜の内藤カボチャとトウガラシを小池百合子東京都知事にプレゼントした。

都庁舎からおよそ300メートルと近い西新宿小学校では、「地域総がかりの教育」を掲 げ、地域に学び、地域に愛着をもち、地域に貢献する児童の育成を、保護者や地域の方々 とともに進めている。

同小学校の5年生は、かつてこの地で広く栽培されていた江戸東京野菜の「内藤カボチャ」を、2014年から栽培し、継続して学習していて、

都市農地活用支援センターが実施している「農」の機能発揮支援アドバイザーとして派遣されている。





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第一都庁舎で、知事執務室に上るための手続きをしている間、2階集合場所で。

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カボチャの収穫を終えて、地域での紹介活動を展開していたが、同校の後ろに東京都庁が望めることから生徒達は、都庁を身近に感じていた。

小池知事に対し、総合的学習で学んだことを紹介するとともに、 新宿発祥、新宿育ちの内藤カボチャをお届けしたいとの、生徒たちの希望があり、この度の運びとなったもの。




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2018年12月22日

足立区農業委員会が指導する千住ネギを栽培する4校の小学校における栽培状況を教えて頂いた。


足立区農業委員会(荒堀安行会長)が指導して、足立区立の小学校4校が実施している千住一本ネギの栽培の現状を

足立区農業委員会の産業振興課農業振興係の江橋享佑さんが、先週の12月10日と11日に、千住ネギの生育状況確認で、各学校へ訪問したようで、写真を送っていただいた。





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足立区立栗原北小学校は、種まきを7月4日と平野小学校と同じ日に行っているが、

定植は平野小より1週間遅れの10月3日だったが、土寄せも行い、順調な生育だった。




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2018年12月21日

早稲田の町会役員さん方と、早稲田ミョウガのエールビールお披露目会で乾杯!!


早稲田ミョウガのビールが出来たのでお披露目会を行うからと、新宿区の榎地区協議会環境美化部会の廣井伸行部会長から早稲田ミョウガを栽培している井之口喜實夫さんに連絡が入った。

東京のビールと云うと金子ゴールデンビールは麦を栽培し麦芽を作っているが、早稲田ミョウガのビールとは飲んでみたい。

19日の17時から早稲田の穴八幡宮近くのNewSchoolに伺った。

廣井部会長からは、今年の体育の日に、高田馬場流鏑馬が行われるので、それに合わせて東西線早稲田駅近くで「大新宿まつり」として、早稲田ミョウガを冷奴に乗せて、皆さんに食べていただくイベントを実施すると連絡をいただいて、当ブログでも紹介したが、早稲田ミョウガに対する思いは一入だ。






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お集まりになったの、右から井之口さん、馬場下町会の細田聡副会長、廣井部会長、榎町特別出張所コミュニティ推進委員の佐藤祐子さん、早稲田鶴巻北町会の大山峻会長、新宿区榎町特別出張所金子政己所長の皆さん。

廣井さんと大山会長
、鶴巻小学校の定植作業の頃からお世話になっている。

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NewSchoolのオーナー新福高男さんが、
冷えたブラウンエール早稲田ミョウガを注いでくれた。




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2018年12月20日

東京バイオテクノロジー専門学校食品開発コースの皆さんが、卒業研究として江戸東京野菜を使用した加工食品の開発について試食してきた。


東京バイオテクノロジー専門学校では、2016年から江戸東京野菜をテーマにした卒業研究を実施してきた。

今年も、食品開発コースの皆さんが、江戸東京野菜を使用した、長期保存可能な加工食品の開発について、研究されてきたことから、その成果発表を前に意見を聞きたいと、杉田佑輔先生から連絡をいただいたので、先日、江戸東京野菜推進委員会の水口均さんと同校に伺った。

同校は京急の梅屋敷だから、南武線で川崎まで出て、京急に乗り換えて伺った。





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江戸東京野菜を研究対象にする場合のネックは、作物が季節限定で、
作物ごとに時期が異なるために、一度に作業を行うことができずに、
研究期間内で収まらない中での苦労もあったようだ。





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2018年12月19日

霜が降りた東京ウドの畑、掘り上げるのは3月だか2月に野焼きをすると云う。


16日、朝起きたら霜が降りていた。
駅までの途中、川野好司さんのウド畑にも行って写真を撮ってきた。

このウド畑、6月に紹介している。
この寒さが続けは、芽をたくさん持った根株は休眠状態になる。






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朝食を食べてから、練馬区立野町の井口良男さんに電話をして、井口さんのウド畑の様子を聞いてみた。

井口さんは、来年春先に高冷地育苗で赤城山の農家に持ち込む苗用に栽培しているものだから、掘り上げるのは3月だという。

3月まで、あのままにしておくのか聞くと、2月に枯れた幹を1本々切り取り、山のように積んで野焼きをし、それから、3月になったら根株を掘り起こすのだと云う。

野焼きの写真を撮りたいと頼むと、その日が決まったら電話をくれると云う。
中々そんな機会は少ないから、興味のある人を誘って来よう。楽しみだ。
posted by 大竹道茂 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京ウド

2018年12月18日

江戸東京野菜応援歌を歌っている川村いさみさんの第20回「八王子餃子ライブ」を楽しんだ。


多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表に誘われて、江戸東京野菜応援歌を歌っている川村いさみさんの「八王子餃子ライブ」に行ってきた。

川村さんが、八王子駅近くでストリートライブをしていた時、通りかかった福島代表が聴き、いい曲を歌っていると、福島さんから話しかけて、御縁が生まれたそうだ。
それから親しくなり、福島代表が取り組んでいる江戸東京野菜に注目し、応援歌をつくったという。

その詩は、江戸東京野菜について言いつくしていて、多くの方々に知っていただく機会になっている。
高円寺のうおこう寄席でも歌ってもらった。





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会場は、八王子駅から3分のPapa Beat
(八王子市三崎町2、042-626-8894)

今回は第20回というメモリアルライブ
川村いさみ×Papa Beat 餃子ライブin八王子 vol.20
餃子食べ放題付¥3000-

「餃子ライブin八王子」は、
昨年5月から、毎月土曜日に開催してきたもの。
18時30分から始まると云うので、福島さんとは18時20に
八王子駅改札で待ち合わせをした。

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餃子マン2号の川村さん、餃子を頭に乗せて三枚目で登場した。
抱えている餃子ギター、
クラウドファンティングで資金を募って作ったとかで、
餃子の詩を弾き語った。

演奏曲

1.餃子体操
楽譜初見でいきなり演奏バージョン

2、マロンマジック 〜一口まん丸餃子の作り方〜

3、餃子慕情




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posted by 大竹道茂 at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介

2018年12月17日

とうきょうの恵TOKYO GRPWN >特集>農林水産体験レポ がネット上に公開された。



TOKYO GRPWN 東京の農林水産総合サイトには、東京の農林水産業の情報が公開されているが、このほど
「とうきょうの恵TOKYO GRPWN >特集>農林水産体験レポ」が公開された。

「特集>農林水産体験レポ」として、公開されたのは、先に当ブログで紹介した「晩秋の江戸東京野菜めぐり」をレポートしたもの。




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posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介

2018年12月16日

千代田区外神田の屋上菜園で江戸東京野菜を栽培する新村さんに写真を送っていただいた。


江戸東京野菜コンシェルジュ協会が主催した、「山分け&収穫体験」に8期の新村ルリ子さんが参加されたが、自分でも菜園で亀戸大根や金町コカブを栽培していると、

新村さんが代表理事をされている一般社団法人グランジェネレーションアソシエイツ( https://gga.or.jp/ )のFBと、Instagram にアップされていると云うので見せていただいたが、
当ブログを検索された皆さんにも紹介したいので、写真を送ってもらった。

新村さんの菜園は、千代田区外神田で廃校になった中学校の屋上菜園・3331屋上オーガニック菜園をレンタルされている。

一年前に、江戸時代から作られていた江戸東京野菜を是非この都市部で栽培してみたいと思ったのがきっかけだとか、





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一番手前が、新村さんの菜園で、伝統小松菜、亀戸大根、金町コカブが栽培されている。

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屋上菜園の場合、土壌の量が限られ浅いから、葉菜類には向いている。

今年は暖冬だったが、それにしても、伝統小松菜が立派に生育している。



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2018年12月15日

全国農協観光協会が実施した「江戸東京野菜を学ぶ」、江戸東京野菜コンシェルジュ協会がサポートした。


全国農協観光協会は、都市住民と農山漁村の交流を行っているが、都市住民にとって身近な都市農業も、注目され始めている。

全国農協観光協会の江戸東京野菜収穫体験は昨年からで、江戸東京野菜コンシェルジュ協会に依頼があった。

当協会ではこの時期、各種の江戸東京野菜が収穫期を迎えている、練馬区平和台の渡戸秀行さんに協力を要請して、
協会としてもサポートすることで、参加者から好評を得た。

全国農協観光協会からは、浅見茂樹体験交流課長が来られていたが、今年も「江戸東京野菜を学ぶ」として、広報誌で募集、東京と近隣県から20名の希望者が平和台駅に集合、この日の収穫体験となったもの。






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この日は、午前中に、コンシェルジュ協会が「山分け収穫体験」を実施したことから、

引き続き協会の、上原恭子理事、松嶋あおい理事、川並三也理事、コンシェルジの木村えり子さん、若林牧子さん、増田純代さんがサポートした。

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ファーム渡戸の渡戸秀行さんと、後継者の捷平さん(東京農大院生)が、対応してくれた。
開会では、ファーム渡戸で栽培している江戸東京野菜について、説明がされた。



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2018年12月14日

練馬の農業を通して練馬の文化に詳しい、渡戸章さんを訪ねた。


先日、江戸東京野菜コンシェルジュ協会主催の山分け収穫体験が終わったところで、佐々木昭理事から、「伝統野菜は長老に聞け」で、練馬大根の話しをしていただいた渡戸章さんに会いたいと云うので、ファーム渡戸の近くにある渡戸農園に川並三也理事の3人で伺った。

丁度お客さんが来ていて渡戸さんは話し込んでいるところだつた。





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練馬大根の第一人者として、このところテレビ取材が目白押しとか、

練馬大根は12月に入るとすべて抜かれて干し大根にされるが、
2千本の大根が干されていた。
今年は暖冬の影響で、収穫が遅れたが、ようやく始まった。

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これは、規格外の細い大根を1週間干した大根を切って、
醤油に漬けたものだと云って、出してくれた。

パリパリとした食感が後を引く。
自分でも作りたくて、細く干しあがった大根をいただいた。




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