11月の初めに銀座のタウン誌「銀座百点」編集部の中山佳子さんからメールをもらった。
何でも、最近伝統野菜が話題になっていていることから、「銀座百点」でも伝統野菜についての座談会を企画しようと云うことになって、江戸東京野菜の物語編と図鑑編が農文協だから
農文協の「食と農の応援団」事務局に頼んで紹介してもらったと言う。
12月7日(金)の午後1時から、銀座伊東屋の11階の個室で予定していると云うので、手帳に書き込んだ。
ご一緒する方は、ドキュメンタリー映画『よみがえりのレシピの渡辺智史監督と、野菜ソムリエで料理研究家の吉田めぐみさんだというので、楽しみにしていた。
渡辺監督には、2010年10月、よみがえりのレシピの撮影現場でお会いしていて、ご配慮で藤沢カブと共に映像に残していただいている。
2016年には、八王子市北野の会場でトークイベントを行っている
吉田さんは料理研究家として大活躍しているが、江戸東京野菜コンシェルジュ3期でもある。
銀座通りに面した個室で行われた座談会。
司会進行は編集部の中山さんで、伝統野菜に興味を持ったきっかけ、伝統野菜は何故、栽培されなくなったのか、また、何故最近話題になるようになったのかなどの質問に、色々と話しをさせていただいた。
吉田さんが青森の仕事をされていると云うので
青森県むつ市川内町に伝わる「品川汁」の話しをお伝えし、12月23日(祝)には、今年も品川神社で品川カブの品評会があることも。
また、新たなまち興しとして鎌倉市では
鎌倉大根の発見等がマスコミで紹介されていることも紹介した。
勿論、掲載誌が発行される2月、しばらくすると、江戸城のお濠にもハマダイコンの花が咲き始めることも話している。
渡辺監督も吉田さんも、経験豊富なことから、伝統野菜についても興味深い話をしてくれた。
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