2019年02月28日

菜の花ガーデン武蔵村山に、のらぼう菜の苗も植わっていた。


新青梅街道を走っていたら、広大な菜の花畑が目に入った、かつて都営村山団地があったところだか、何年か前から菜の花畑になっていて、このところの温かさで満開になった菜の花が一面に咲くさまは否応なく視界に入ってくる。

東大和警察が近くにあるものだから、東大和市だと思っていたら、同署の南側は武蔵村山市だそうで、
武蔵村山市観光課に聞いた。





1-1.JPG

上の画像をタツプする

都営村山団地の老朽化による建て替えが順次行われていて、3.7haの空地を、春の菜の花、7月中旬からはひまわりを植えて、市民の憩いの場として活用しているのだという。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介

2019年02月27日

第2回「江戸東京野菜のルーツと味」、練馬大根と青首大根の食べ比べでその違いに皆さん納得!


先月、江東区総合区民センターで実施した「江戸東京野菜のルーツと味」で、次回では、練馬大根と、青首大根の食べ比べを実施しますと、皆さんにお伝えしていたことから、渡戸秀行さんに、練馬大根を分けていただくことを頼んでいた。

先日、高円寺の「うおこう寄席」でも使ったが露地で栽培されているのに葉の痛みも少ない。





1-1.JPG

たくさん抜いているので、聞いてみると、これから森川洋一さん(江戸東京野菜コンシェルジュ8期)が車で取に来るという。

上の画像をタツプする

西洋フードコンパスグループの森川さんからは、仕事で使いたいので、この時期ある江戸東京野菜が、少しづつ欲しいので、生産者を紹介してほしいと、依頼されていたのでお伝えしたことを思い出した。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等

2019年02月26日

井之口喜實夫さんが「江戸千住葱」でネギ焼きパーティーを開いてくれた。


江戸東京野菜の千住一本ネギ(江戸千住葱)を栽培している、井之口喜實夫さんが昨年に続き、今年も上原恭子理事のお願を聞いてくれて「葱焼きパーティー」を開いてくれた。

井之口さんは1月、足立の内田宏之さん、和子さん夫妻がやっているネギ焼きを視察に行っていて、そのことは、当ブログで紹介している。






1-1.JPG

今回、井之口さんは、前庭にネギ焼き場を作っていた。
千住ネギは畑から抜いた泥ネギで、鉄網の上に並べると、撮影 !

上の画像をタップする
内田さんが畑でやっていた土を被せて蒸し焼きにする方法を参考に、
鉄板で蓋を作ったから スゴイ!!。




続きを読む

2019年02月25日

江東区立第二亀戸小学校で亀戸大根を栽培する4年生に、「福分けまつりの宝船」のルーツを教えた。


今年は、3月10日(日)、亀戸の香取神社で「福分けまつり」が開催されるが、それに先立ち、江東区立第二亀戸小学校(安田照雄校長)では、亀戸大根の栽培をしている4年生に、福分けまつりのルーツを教えている。

福分けまつりは今年で20回を迎える、これも一つの区切りだ。
平成9年は、農業協同組合法の50周年の年だった。記念事業に何をするかで、提案したのが農業の説明板を50周年で50本建てること。

この提案を受けてくれた、トップの判断はすごかった。

記念事業としては画期的なことだったと自負している。
それは、その事業の社会的影響の大きさで、亀戸の商店街「亀の会」の皆さんが地域の小中学校に亀戸大根の種を配布して、栽培することを勧めた。

そのことが、20数年経過しても、地域の文化を醸成し、今更に発展していて、亀戸の事例が各地で参考にしている。





1-1-2.JPG

昨年、毎年、亀戸大根の栽培をして、福分けまつりで収穫祭をしている経過が分からなくなっていると、安田校長がその経過を生徒たちに教えて欲しいとお話をいただいた。

上の画像をタップする

そこで、亀戸香取神社の歴史や、亀戸の子ども達が、両国の方まで、宝船を担いでいって、福を授けてきた話を映像で伝えた。

第二亀戸小学校では、神社の宝物館に展示してある宝船を、2011年、同校100周年記念に作成して、宝船を担いで収穫祭に参加している。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 粋な江戸っ子は白首大根

2019年02月24日

大手町のJA全農 Minole「味わおう! 野永めしセミナー」、2月は江戸東京野菜が食材で開催された。


大手町のJA全農が毎月1回Minoleで「味わおう! 野永めしセミナー」を実施しているが、2月はJA全農東京の協力で、江戸東京野菜の「東京うど」と「のらぼう菜」か食材として使われると、当ブログで案内している。

“野永めし” は、日本橋ゆかりの三代目野永喜三夫さんで、江戸東京野菜を積極的に使っていただいているが、2014年1月、当時Minoleの責任者だった、川並三也さん(江戸東京野菜コンシェルジュ協会理事)から、新しい企画として、有能な料理人を紹介してほしいと依頼されて紹介したもので、2014年4月から、野永さんが指導している。

このセミナーの食材は、関東各県の食材を使っているが、食材を集めるのが全農東京なので、江戸東京野菜だけで開催するのはこれまでになかった。





1-1-1.JPG

コンシェルジュの増田純代さんと、松嶋あおい理事も受講され、
川並理事も、久々に駆け付けた。

上の画像をタップするとレシピ資料




続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介

2019年02月23日

水月ホテル鴎外荘の大河原実総料理長「黄綬褒章親授 褒章懐石」試食会が開催された。


今年の1月、広告代理店の小泉竜夫さんから、メールをもらった。
上野にある水月ホテル鴎外荘の大河原実総料理長が、平成30年秋、黄綬褒章を受章したことから、記念の「褒賞懐石」を3月から6月末まで提供する。
そこで、メディアを対象に試食会を開催することになったと伺った。

大河原総料理長は、2014年に東京都優秀技能者“東京マイスター”に選ばれたのを皮切りに、2016年には、厚生労働省から”現代の名工”に選ばれ、2018年度は国家褒章の黄綬褒章を受章された。 

「現代の名工」に選ばれたときも、舞姫の間でメディアの方々を対象に試食会を開催したが、江戸東京野菜を使ったお料理だったので、食材の解説をさせていただいたことから、今回も依頼されたもの。





1-1-1.JPG

食や旅の情報を配信しているメディアの方々に、「褒章懐石」の試食をしていただく時に、江戸東京野菜を解説するため、パワーポイントは簡潔に2部構成で作った。

上の画像をタップする

11時半、若女将の中村友美さんの司会進行で始まった。

中村みさ子女将のご挨拶と、鴎外荘での舞姫の執筆はもとより、明治の文壇で活躍した鴎外の偉大な足跡を紹介した。

森鴎外が舞姫を執筆した部屋には、幸田露伴、斉藤緑雨と一緒の写真が掲げてあった。




続きを読む

2019年02月22日

小寺正明氏の大日本農会「緑白綬有功章受章祝賀会」がパレスホテル立川で17日に開催された。


小寺正明氏の公益社団法人大日本農会「緑白綬有功章受章祝賀会」がパレスホテル立川で17日に開催された。

清瀬市下清戸で野菜栽培をされている小寺正明さんが、大日本農会から 緑白綬有功章を受章することが決まったと云うのは、昨年の11月1日に東京都農業祭の会場で関係者からお聞きしていた。

小寺さんのご尊父故義直氏が平成10年にカブの栽培などで第28回 日本農業賞特別賞を受賞しているし、
お母さんも「キャロットお母さん」として、その完熟ニンジンジュースはミクニマルノウチでも使われていた。

ご長男の良治さんは、農業後継者としてご活躍で、農場はASIAGAPと、東京都GAPを認証取得している。
実弟の小寺孝治さんは、都の安全安心課長で、江戸東京野菜の復活普及にお世話になっている。





1-1.JPG

上の画像をタップする

小寺さんは、東京を代表する農業者としてご活躍をされていることから、昨年11月14日、赤坂の三会堂ビル「石垣記念ホール」で、公益社団法人大日本農会平成30年度農事功績者表彰の野菜部門において総裁秋篠宮文仁親王殿下より、緑白綬有功章を受章したことから、

昨年の暮れ、松村俊夫祝賀会発起人代表から祝賀会のご案内をいただいた。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達

2019年02月21日

江戸川区立中央図書館から江戸東京野菜の講演を依頼され、西小松川の生産地を紹介した。


江戸川区立中央図書館では、1年も前から江戸川区の名産・伝統小松菜やシントリ菜など、江戸東京野菜をテーマにしたイベントを構想していると聞いていた。

それが具体化したのが、昨年の12月で担当の橋口さんが、素敵なポスターを作ってくれたのを、当ブログで紹介した。


毎年、バスツアーで江戸川区総合文化センターに、バスを止めているが、その前にある大きな建物が江戸川区立中央図書館だと言う事は知っていた。

バスを止めると、皆さんを案内して文化センターの中を通り抜けて、裏の新小岩親水公園で、小松川・親川親水公園を説明し、川べりを歩いて新小岩厄除香取神社の小松菜の農業説明板の所で、八代将軍吉宗が小松菜と名付けた話をしている。




1-1-2.JPG

今回、江戸川区立中央図書館に伺うにあたり、少し早く出て小松菜の産土神香取神社の隣にある、小松菜屋敷に伺った。
黄色の丸が、江戸東京の農業説明板「小松菜」。

上の画像をタップする

小松菜と命名した吉宗に、青菜を差し上げた亀井和泉守屋敷跡の碑があるので、そこにお住いの亀井千歩子氏にお会いしたいと思っていたからで、呼び鈴を押したがお留守のようだった。

亀井氏は、お隣の香取神社に生まれ、小松菜の著書もあり、平成13年に自宅を小松菜屋敷とした方なので、会っておきたかった。

図書館では、谷一英夫館長と、企画・広報担当の坂上忠義チーフにも温かく迎えていただいた。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等

2019年02月20日

文京区立金富小学校の松丸栄養士から光文社新書「日本一の給食メシ」を贈呈いただいた。


松丸奨栄養士は、2013年に地産地消の象徴として、江戸東京野菜ののらぼう菜、伝統大蔵大根、品川カブ、馬込三寸ニンジン、練馬大根、金町コカブ等を使って「第8回 全国学校給食甲子園」に出場、優勝して栄養士の皆さん方にも江戸東京野菜を知っていただく機会を作っていただいた。

昨年は、文京区の栄養士さんの勉強会にもお招きいただいている。

最近は、錦糸町のテルミナでのイベントにも、ご一緒している。




img296.jpg

松丸栄養士はは、これまで、講談社から『子どもがすくすく育つ 日本一の給食レシピ』と、サンマーク出版から『ママと子の「ごはんの悩み」がなくなる本』を発刊しているが、

この度の新書版「日本一の給食メシ」は、レシピが3工程の写真入りで、簡単レシピ100のお料理は分かりやすい。

上の画像をタツプする
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介

2019年02月19日

第14回の「更科堀井 四季の会」は、冬の会になるが、2月27日(水)、2月28日(木)の両日に開催される。


四季の会の開催に当たっては、毎回2週間前に食材の決定や、
お料理について更科堀井の開店前9時から検討会議を開いている。

7時に自宅を出た。通勤時間帯の前だから座ることが出来た。
高田馬場からは東京メトロ東西線に乗って、
飯田橋でこんどは南北線に乗り換え、麻布十番駅に9時少し前に到着。




1-1.JPG

風が冷たい日だったが、麻布十番駅からの道、
グランドハイアット東京と奥に六本木ヒルズの偉容が迫ってくる。

上の画像をタツプする
コンシェルジュ協会からは、松嶋あおい理事と川並三也理事が出席。

江戸東京野菜としては、先日高円寺演芸まつりの「うおこう寄席」で、
食材の集荷で生産者のお宅を回ったから様子はわかっていた。

伝統小松菜、練馬大根、亀戸ダイコン、金町コカブ、青茎三河島菜、
滝野川大長ニンジン、馬込三寸ニンジン、のらぼう菜、千住ネギ、
東京ウド、早稲田ミョウガタケ、奥多摩ワサビ、内藤とうがらし
の13種を提案した。

食材を提案したところで、林幸子先生がお料理を決めていくが、
蕎麦料理については、堀井良教社長、河合孝義料理長の3人で
意見交換を行って決まった。

伝統小松菜、亀戸ダイコン、金町コカブ、馬込三寸ニンジン、
千住ネギ、東京ウド、早稲田ミョウガタケ、奥多摩ワサビ、
内藤とうがらし(干し)が使われることになった。

一、亀戸大根お作り 三色添え
一、海老と穴子の豆腐寄せ 東京独活餡掛け
一、短冊千住葱と忍び鴨の掛け蕎麦 内藤唐辛子オイル入り
一、蕎麦麩と金町小蕪と牡蠣の治部煮風
一、早稲田茗荷竹と梅干の掻揚げ
一、馬込三寸人参変わり蕎麦
一、伝統小松菜羹 餡蜜

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ

2019年02月18日

最新の食情報を動画報道するフードボイスの食品サポート連合の定例会で江戸東京野菜の取り組みを紹介した。


最新の食情報を動画報道するフードボイスの食品サポート連合では「食のトレンドを知り、学びビジネスに生かす」をテーマにする情報交流と勉強会を毎月学士会館で開催しているが、「2月度定例セミナー」が先日、開催された。

現在、食品サポート連合のコメンテーターをしていることから、同連合の上原道康理事長から、2月の定例セミナーの基調講演を依頼されたもの。

これまで、年に1度の割合で、江戸東京野菜のお話はしているが、2016年度は4月と、2017年度は1月に、30-40分程度のお話をしている。






1-1-1.JPG

そもそも、フードボイスとのご縁は、江戸東京野菜の取り組みを始めた2007年の夏に新田眞一社長が、立川の事務所を訪ねてくれたことに始まる。

江戸東京野菜の取り組みを見ていた新田社長は翌年1月に日比谷松本楼で開催した、第3回経営者情報交流会の「賀詞交換会」で江戸東京野菜の復活について話しをさせていただいた。

当時すでに、ほしひかる先生は、ブログも書いていたし動画でインタビューアー等をされていたし、
鈴木貞夫先生は鞄本フランチャイズ総合研究所商人塾塾頭)でブログを書いていた。

フードボイスの動画で江戸東京野菜を配信していった。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等

2019年02月17日

三河島菜の故郷、荒川区立尾久宮前小学校で、三河島菜復活の歴史を伝える。


三河島菜の故郷、荒川区立尾久宮前小学校(丸山稔校長)の4年生が毎年栽培している青茎三河島菜が、調べ学習に入ったと、鈴木理恵栄養教諭からメールをいただいたので、先日伺った。

毎年、種まきの授業は2学期の9月中旬に、小平市の宮寺光政さんが来て種を蒔き、栽培の話をしている。

三河島菜は、癖のない青菜だから、成長の過程で、どの時点でも美味しくいただける。





1-1.JPG

生徒たちに、「どのくらい大きかったか教えてください!」と質問すると、銘々が、手で大きさを示してくれた。

上の画像をタップする

三河島菜は、結球しないから、ぼさぼさの感じだが、小松菜などの青菜としては大きなものだから、個々印象が強かったようだ
生徒達も、自分たちが栽培したという意識もあり、特に美味しかったようだ。
「大きくても茎はサクサクして美味しかったでしょ!、」と、訪ねると、何人もが相鎚をうっていた。

生徒達は、調べ学習をしている最中だったので、色々と質問が寄せられた。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2019年02月16日

「うおこう寄席」の2部「江戸東京野菜を食べよう」で、皆さんが出演者と懇談した。


第9回 高円寺演芸まつりの「うおこう寄席」は、立川笑二さんの落語と、江戸東京野菜講談の田辺一乃さんの間の時間を使って、懇親会で食べていただく江戸東京野菜について、お話をさせていただいた。

江戸東京野菜は季節限定の旬のわかる野菜で、この季節に食べられる江戸東京野菜をとりあえず集めたのが、金町小カブ、馬込三寸ニンジン、品川カブ、青茎三河島菜、東京ウド、千住ネギ、早稲田ミョウガタケ、伝統小松菜、練馬大根、内藤トウガラシ、亀戸大根でした。





1-1.JPG

上の画像をタップする
高円寺北口の庚申通り商店街の居酒屋「うおこう」には、
出演者の似顔絵や案内が張ってあった。

湯沢としひと先生の似顔絵は私の分まで書いてくれて、
庚申通り商店街のチラシにも書き加えていただいた。

湯沢先生は、最初から来ていただいていて、
懇親会にも残っていただき、その席で似顔絵をいただいた。
先生は、日本落画家協会のメンバーとして活躍されている。




続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介

2019年02月15日

16日(土)14時半から、浅草神社のお下がりの江戸千住葱を福分け致します。


江戸東京野菜の江戸千住葱を販売する浅草葱善の田中庸浩社長では、毎年地元浅草神社に奉納しているが、今年も13日に奉納している。

田中社長が苗を提供している台東区立千束小学校の2年生が栽培したネギも、生徒たちの思いを加えて、奉納したもの。

浅草神社は、浅草寺本堂の右隣に鎮座している。




1-1.PNG

上の画像をタップする

奉納した江戸千住葱は、16日(土)午後にお下がりになることから、浅草葱善では14時半から浅草神社境内の広場で、お下がりの福分けを行います。

尚、当日の9時から千束小学校では、ネギパーティーとして収穫した江戸千住葱を食べると云う。

2019年02月14日

鎌倉の大根料理の店「福来鳥」が、13日から19日まで日本橋三越本店地下1階「フードコレクション」に出店している。


鎌倉大根の発見後、これまで地元鎌倉では毎年収穫祭を開催している。
地元鎌倉の中学校での栽培や、鎌倉の農家による栽培も始まっている。

最近は、メディアでも紹介されていて、鎌倉ばかりか神奈川県全体でも知られつつあり、今回は日本橋三越本店からのお誘いで、三越が付けてくれた紹介が、「バイヤーおすすめの本当においしいもの」として「〈福来鳥〉ふろふき大根」とある。





1-1.JPG

今回は、ふろふき大根を、三浦ダイコンと青首ダイコンで用意した。
三浦ダイコンは、地元の高円坊と練馬大根の交雑で生まれた白首大根で、太くて大きい大根として全国的に知られた大根だから、三浦大根の葉の白和えも・・・・。

そして青首大根のふろふき大根を用意。
分かりやすく食材を絵で表示して・・・。

上の画像をタップする
日本橋三越本店で、鎌倉大根の葉を練り込んだそばを販売。

新聞の掲載紙も額に入れて掲示している。




続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説の鎌倉大根

2019年02月13日

田辺一乃さんが「うおこう寄席」で、江戸東京野菜講談、創作早稲田ミョウガの人情噺を披露した。


第9回 高円寺演芸まつりの「うおこう寄席」は、女将の松井つるみさんが、第1回から、若い噺家を育てようと、立川吉笑さんを呼んでいたが、吉笑さんも、テレビラジオに忙しくなったようで、今年は日程が合わず、9日のうおこう寄席に出られたようだ。

今回は、昨年吉笑さんと一緒に噺をされた笑二さんが来られた。
そして、4月に真打になられる講談の田辺一乃さんが昨年に続き創作した「江戸東京野菜講談」を披露してくれた。

前日に江戸東京野菜を集荷してきたことは紹介したが、江戸東京野菜の説明をさせていただいた。






1-1-1.JPG

今回、一乃さんにお願したのは、早稲田ミョウガのミョウガタケが収穫の時期を迎えているからと、早稲田ミョウガの創作講談をお願いした。

昨年、江戸東京野菜講談を12席、作ってくれたが、1週間前に早稲田ミョウガはあるか確認すると、無いと云うので、そこから資料などをメールで送ったが、今回の枕の部分で、真打披露の準備で忙しいときに、私が説明もしないで創れ作れと写真などを送ってきて、参った! と云って笑いを取っていた。

上の画像をタップする

開会は、女将の挨拶で始まった。
今回は、講座が一段と高くなったが、これまではテーブル一段であったので低く、女将の話しでは、話すのにお客を見上げるようでやりにくいと、云われたとかで、高くしたという。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 早稲田ミョウガ

2019年02月12日

11代将軍家斉も食べていたミョウガの子やミョウガタケは、1月から9月まで、つまものや漬物で


Facebookをやらないから知らなかったが、友人がFacebookの早稲田みょうがプロジェクトに早稲田大学の早田宰教授が食文化論の高正晴子先生の論文を紹介していると教えてくれた。

日本家政学会誌に、梅花短期大学の高正晴子先生が「将軍の献立」〜11代将軍徳川家斉の献立にみる特色〜と題した論文が掲載されているというもので、将軍家斉が、ミョウガタケとミョウガノコを食べていたことが記載されていると云う。

家斉と云うと50年も将軍を務め、子どもが53人だか55人だか、いたと云うから、食事の研究は興味深いものだ。

日本家政学会誌 Vol 45 No10 1994で掲載とあったので検索すると、国立国会図書館デジタルコレクションにヒットした。






ronbun.JPG

家斉の文化文政時代(1804〜30)は、遊芸,芝居,絵画,料理など、町人文化が栄えた時代。

文政6年(1823)の記録「調理叢書」には11代将軍家斉の食事が15冊に掲載されているそうで、それを詳細に分析している。

上の画像をタップする

論文では、掲載してある食材1年分を、穀類、いも類、菓子類、種実類、豆類、魚介類、鳥卵類、野菜類、漬物類、果実類、に分類していて、

魚介類が一番多く80、野菜類が38、菓子類22、漬物19となっている。

「木のめ(木の芽),山椒,しょうが(生姜),たで(蓼),唐がらし(唐辛子),みょうがたけ(茗荷竹),わさび(山葵)などの辛味野菜が多用されているが,

これらは料理を引き立たせると同時に,食あたり防止や解毒食品として用いられたようである。」「ショウガと、ハショウガを区分・・・」
ともあり、新せうか(新生姜)の表示もある。

論文には「葉山椒」の表示もあるが、現在、木の芽は山椒の若葉のことで,山椒は山椒の実で、実をすりつぶしたものだ。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 早稲田ミョウガ

2019年02月11日

2月11日(祝・月)、うおこう寄席で「江戸の噺を聞いて、江戸東京野菜を食べよう」の食材集めに走った。


第9回 高円寺演芸まつりの「うおこう寄席」は、「江戸の噺を聞いて、江戸東京野菜を食べよう」がテーマ。

うおこう寄席の席亭の松井つるみ女将(江戸東京野菜コンシェルジュ)は当時から江戸東京野菜に注目していて、第2回から江戸東京野菜の食べ比べなどを行ってきた。

第4回だったか、うおこう寄席が大雪にたたられた。当初、江戸東京野菜の話しをする予定だったが、大雪で失礼した。

今回、あの時のことが頭をよぎった。
9日は雪が降ると聞いた時、勝手に夜に降るものと思っていたから、江戸東京野菜の集荷は10日に行う予定でいたが、10日は降雪が残って車では動けないから、9日に集荷しようと、日程を変更した。

しかし、9日の日中に降り積もるというウエザーニース、9日、10日に車で集荷できない・・・・。
結局、10日、路面の凍結が溶けた9時過ぎに家を出たが、ホッとした。





2-1-1 (2).JPG

始めに伺ったのが、立川の清水丈雄さん。
馬込三寸ニンジンと金町コカブをお願いしていた。

上の画像をタップする

集荷日がくるくる変わって迷惑をかけてしまったが、9時頃に伺ったら、今収穫してきたと、カブとニンジンを洗ってくれた。
冷たいのに申し訳ないと云うと、地下水を使っているからしばらく流していると、冷たくないんだ!・・・・・、と



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介

2019年02月10日

協会の理事会終了後に「旬の江戸東京野菜の料理を味わって ”缶バッチ” を集めよう」の企画に参加している居酒屋「波浮港」にみんなを誘った。


江戸東京野菜コンシェルジュ協会の理事会が、先日18時半から小金井で行われたが、今年になって初めてとなった理事会で、2019年度の主な日程などについて協議を行った。

理事会は20時過ぎに終わったことから、先日当ブログで紹介した「旬の江戸東京野菜の料理を味わって ”缶バッチ” を集めよう」の企画に参加している居酒屋「波浮港」にみんなを誘った。




1-1.JPG

川並理事は、焼酎のあした葉茹で汁割を飲んでいる。

上の画像をタツプする
2019年度スケジュールとしては、
はじめての江戸東京野菜 
第1回 4月20日、第2回 6月15日、第3回8月31日
江戸コン講座 総合コース 
第1日目10月26日、第2日目11月26日、第3日目11月9日

Study&Cafe   6月 or 2月 新宿御苑
ベテラン農家は語る  7月20日
東京味わいフェスタ
10月11日、12日、13日 丸の内エリア
収穫体験&山分け 12月8日 ファーム渡戸

等が決定した。




続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コンシェルジュ協会事業

2019年02月09日

「第31回 ねりま漬物物産展」が、練馬駅北口のココネリで10日まで開催されている。


冷たい風が吹く寒い日だったが8日、練馬駅北口の区民・産業プラザ3階のイベントコーナー、ココネリで開催されている「第31回 ねりま漬物物産展」に出掛けた。

江戸東京野菜の練馬大根を本干しした沢庵漬けで「ねりま本干沢庵」(1本650円)が販売されている。





1-1-5.JPG

「雅香岡田」の岡田隆社長(練馬漬物事業組合副組合長)は、江戸東京野菜に注目してくれていて、練馬の井之口喜實夫さんが江戸東京野菜の早稲田ミョウガを栽培していることから、練馬大根の栽培を依頼して、一昨年から浅漬けの糠漬けを販売している。

今年も、先日紹介した早稲田ミョウガタケと伝統小松菜を採りに来たと、井之口さんから聞いていたので、買いに来たもの。

上の画像をタップする




続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介