2019年03月11日

2019年度「はじめての江戸東京野菜講座」にご参加ください。

江戸から東京に伝えられてきた野菜。
その野菜には、一つひとつに物語があります。
季節の江戸東京野菜を試食もしていただきます。

江戸東京野菜コンシェルジュ協会が実施する
第1回の講座は、4月20日(土)です。


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上の画像をタップしてお申し込みください。
お待ちしています。



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2019年03月10日

大震災後、8年を迎える三陸に行ってきた。防潮堤の建設が進んでいるが美しい景観を邪魔していた。


2011年3月11日に発生した東日本大震災、あの日は電車の中で遭遇し、持っていた携帯ラジオから、東北の様子が伝えられていた。
あれから8年を迎えるが、先日三陸方面に行ってきた。

岩手県陸前高田市の、国の名勝「高田松原」は、「白砂青松」と呼ばれる美しい景色が広がっていたが、津波で2キロにわたる7万本と云われる松は “奇跡の一本松”を残して壊滅的な被害を受けた。
その松も枯れ、シンボルとしての松が構築された。

2013年に、三國清三シェフの第6回子供たちに笑顔をプロジェクトで、越前高田市立小友小学校に行ったが、今、景勝地「高田松原」の再生に向けた植林が行われている。





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“奇跡の一本松”には近づけなかったが周辺で工事が進んでいて、

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海水浴場だった砂浜には10トントラック22万台分の砂が投入され、一昨年、再生記念植樹会が行われた。
松の植栽も市民やボランティアにより、この程、4万本が植栽されたと聞く。



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2019年03月09日

江戸東京野菜の「東京ウド」について、根株を育て、根株を穴蔵に植えこむまでの作業を紹介する。


ウドは、1年間、畑で栽培する。

昨年の12月にウド畑に霜が降りたことは当ブログで紹介した。

東京ウドは、収穫するときになって初めてテレビ等で紹介されるものだから、穴蔵に種を蒔いて育てると思っている消費者も多い。

ウドの栽培から収穫までは紹介しているが、根株の掘り上げは紹介していなかったので、JA東京みどりの原省三さんに依頼して、うどの根株を掘り起こすときに、教えて欲しいと依頼していたので、東京ウドの主産地立川の畑に連れて行ってもらった。

ウドの収穫作業は、立川市柏町の園部謙一さんだが、うどは連作障害が強いので、立川市西砂の畑を借りで、うどを栽培していた。





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事前に枯れ枝や幹を切り取った後に、トラクターで掘り起こす。

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30pほどの深さにアタッチメントを入れてゆっくりと掘り上げていく。

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2019年03月08日

やさい応援団「まるごと野菜」の “まるごと とうもろこし” が最終段階に入ったが、楽しいものになる。


絵本塾出版の やさい応援団「まるごと野菜」は、構成・文を八田尚子先生、構成・絵を野村まり子先生で、監修をさせていただいていて、これまで8品目が出版されている。

2012年にキャベツを出してから、だいこん、トマト、かぼちゃ、えだまめ、じゃがいも、にんじん、ほうれんそう、そして、2018年10月にさつまいもで、9冊を出版している。

先日、「まるごと とうもろこし」のラフレイアウトとラフ原稿がようやくできあがったと云うので、立川の喫茶店で、打ち合わせが行われた。




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プロローグは、おばあさんが、子どもに、とうもろこしの粒について尋ねることから始まり、エピソードが・・・、

とうもろこしは不思議な植物、とうもろこしの歴史はアメリカ大陸から、先住民の生活ととうもろこし、そして現代のとうもろこしの種類や、栄養価などデーターもあり、
読み聞かせながら「知らなかったー!」という本だから、大人が読んでも学べる内容。

野村先生の絵は、水彩で描かれ、ほっとする温かい絵だが、とうもろこし畑のラフも、細かく描かれていて、楽しみだ。

夏前には発刊の予定です。

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2019年03月07日

東京の文化遺産として江戸東京野菜を位置付けるために、三國シェフの意見を伺った。


オテル・ドウ・ミクニの三國清三シェフから、江戸東京野菜の現状などについて話しを聞きたいとお誘いを受けた。

三國シェフにお会いするのは、昨年のミクニレツスン以来だが、江戸東京野菜への期待も大きく、忙しい方のお誘いなので伺った

三國シェフは、全日本食学会の理事長代行をされていて、和洋中などあらゆる会員料理人を纏める立場にあり、
ラクビーワールドカップ2019組織委員会の顧問をされているから、今年はそちらの方でも忙しいようだ。






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ご自慢のスペイン産オリーブの古木は、特別あつらえの鉢に座って・・・・

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最近は、「江戸東京野菜」の名を、 メデアなどが取り上げるようになったことから、目にすることや耳にすることも、多くなった。
都民の皆さんに知っていただけるようになり、食べたいという消費者も増えている。

練馬大根について、レガシーと話しているが、江戸東京野菜など伝統野菜は、地域の文化遺産であることを地域に根付かせていくことが、食材の奥行きを深めていくことになり、三國シェフからもアドバイスをいただいた。




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posted by 大竹道茂 at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜

2019年03月06日

第14回 更科堀井 "冬の会" が27日(水)と、28日(木)、両日に開催された。


今回で14回を迎えた。秋の会から始まったから、4回目の冬の会だが、食材は同じでも同じ料理がひとつとないのが、林幸子先生(料理研究家)のお料理で、皆さんそれを楽しみにしていて、江戸東京野菜コンシェルジュの間では、更科堀井「四季の会」は、プラチナチケットと云われている。

現在、2日間で50名の定員で開催しているが、林先生と、江戸ソバリエ協会、そしてコンシェルジュ協会で各々募集していて、毎回満席の状態だからだ。

さて、食材の事前の打ち合わせは、2週間前に行っているが、冬の会の打ち合わせは14日に行った。
この時期の江戸東京野菜は、秋に次いで多い時期で、13種類を提案したが、林先生が選んでいただいたのはその内の9品目だつた。





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開会は、18時からほしひかる先生の司会進行で始まった。

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御献立は、ほし先生の奥様・白遊先生に揮毫いただいた。

一、亀戸大根お作り 三色添え
一、海老と穴子の豆腐寄せ 東京独活餡掛け
一、短冊千住葱と忍び鴨の掛け蕎麦 内藤唐辛子オイル入り
一、蕎麦麩と金町小蕪と牡蠣の治部煮風
一、早稲田茗荷竹と梅干の掻揚げ
一、馬込三寸人参変わり蕎麦
一、伝統小松菜羹 餡蜜




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posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ

2019年03月05日

歴史と文化の語り部〜知って食べたい伝統野菜〜  銀座のタウン誌「銀座百点」の2月号に掲載された。


銀座のタウン誌「銀座百点」の小冊子2月号に巻頭座談会として掲載されると、12月に当ブログで紹介したが、
2月号が配布中の掲載は遠慮してほしいと云う編集サイドのご意見で、3月号が配布されたので、紹介する。




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巻頭対談は、上の画像をタップする。
posted by 大竹道茂 at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸城 濠大根

石神井川の上流端を探して歩く。


2月27日のウイークデーハイキングで、山口・村山貯水池から境浄水場に送水する緑道の、馬の背と云わるところで、見つけた石神井川の看板、流れは都立小金井公園と小金井カントリー倶楽部の方向から来ていた。

東京の各地で湧き出した流れが、都市化の進行の中でどのようになっているのか、気になって後日行ってみた。





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花小金井から、緑道を境方面に向かって歩いた。
馬の背の手前で、南に折れた。

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下から見上げると小山のような馬の背、

コンクリートで作られた用水はあるが流れはない。
用水に沿って住宅街を歩くと行き止まりだった。




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posted by 大竹道茂 at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境

2019年03月04日

学校給食用の冬越しキャベツの上を舞う「カイト鷹」が、鳥害からキャベツを守っていた。


先日、練馬区立野町の井口良男さんのウド栽培を紹介したが、その日は学校給食のトラックが集荷のために11時頃に来ると云うので、冬越しキャベツと青首ダイコン、根深ネギが用意されていた。

東京のキャベツ栽培が始まったのは、練馬大根がバイラス病の発生で、栽培が難しくなったことから、昭和25年頃より、キャベツ栽培に代わって周辺に広がっていった。

キャベツ栽培は、初夏産として、5月上旬から7月にかけての春キャベツと、秋冬産としては、10月中旬から12月中旬までの秋キャベツとして、東京都中央卸市場生産などに出荷されている。

井口さんのお宅では冬越しのキャベツ栽培をしていて3月中旬まで、食味がよいYR錦秋や低温肥大性にすぐれた秋まきの晩生藍宝 (らんぽう) などの品種を選んで学校給食や、レストランなどに向けて出荷されている。




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冬越しキャベツは、餌が不足する時期に栽培しているだけにヒヨドリの大群による鳥害の被害が多く、生産者を悩ませていたが、無傷のキャベツが出荷されていたので聞いてみると、凧のおかげだという。

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posted by 大竹道茂 at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達

2019年03月03日

馬場信宏さんが江戸東京野菜のボードゲームを創作、子どもが挑戦!!


高円寺の居酒屋「うおこう」の常連の馬場信宏さんが江戸東京野菜のボードゲームを作っていることは当ブログで紹介した。

うおこうの松井女将は江戸東京野菜コンシェルジュとして、アプリの開発などに取り組んでいる馬場さんに江戸東京野菜を次の世代に伝えていくために、ボードケーム等を作れないかと話したことから、創作に取り組み始めたという。

江戸東京野菜に、興味を持ってくれる方が、そのキャリアの中で広めていただくことは重要で、子どもに伝える方法としては、遊びながら覚えていく手法だ。




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松井女将がメンバーのMOV市は、渋谷ヒカリエ8階のメンバー制ワークラウンジで、年1回開催される異業種交流の場。

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Creative LoungeMOVが主催して、好きなことや得意なことで、仕事を生み出す達人たちの刺激的でユニークな生き方、働き方を、みなさんに楽しみながら体験していただく場が、MOV市だという。



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2019年03月02日

野菜ジャーナリストの篠原久仁子さんに同行して、23区内で1軒のウド農家 井口さんを訪ねる。


野菜ジャーナリストの篠原久仁子さんから、取材の相談があった。
篠原さんは、現在、朝日新聞土曜朝刊の別刷り「be」7面 「とれたて菜時記」を連載されていて、

昨年、亀戸ダイコンを掲載したら、多くの反響があり、東京の野菜をもう一度掲載することになったので、東京ウドを取材したいという。

東京ウドの主産地になってるのは立川だが、全国版で紹介するなら東京23区に1軒残ったウドの篤農家、井口良男さんを紹介した。

井口さんについては、昨年久しぶりに、紹介している。
今月初めには、
うおこう寄席に使うために伺っている。





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篠原さんと井口さんの間で日程の調整をして、2月25日10時の約束だった。
井口さんは、我々が来る前に穴蔵に入っていて、篠原さんが写真を撮りやすいように、うどを切り取ってスペースを作ってくれていた。

収穫したウドを後継者の息子さんが釣り上げてから、

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穴の中から、「どうぞ!」の声がして篠原さんは梯子を下りた。




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2019年03月01日

西武鉄道のウイークデーハイキングは、西武新宿線東伏見駅から花小金井駅まで8キロのコース。


西武鉄道のウイークデーハイキングの小冊子を家内が駅からもらって来ていた。
小冊子には、西武線の駅をスタートして別の駅がゴール。1時間半ぐらいの時間で散策すると云うもの。

西武新宿線の東伏見駅から花小金井駅までのコースは、8キロで歩行時間は約2時間と云うコース。
午前中の2時間なら行ってみようかと、2人で家を出た。





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東伏見駅で下車して、参加のためのポイントカードを作ってもらって、地図をもらって9時半にスタートした。
スタートの受付は9時15分から10時45分まで、ゴールの花小金井駅には14時30分まで受け付けを設置しているから、時間はたっぷりある。

参加者は銘々のペースで歩くと云うもの。




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posted by 大竹道茂 at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境

〜江戸東京野菜&あいちの伝統野菜〜春愁 3月9日(土)半蔵門に集う


江戸東京野菜コンシェルジュ協会とあいち在来種保存会が主催する「〜江戸東京野菜&あいちの伝統野菜〜春愁 半蔵門に集う」は、3月9日(土)T7時30分、半蔵門の隠れ家レストラン「BarはるRestaurant」で開催されます。

江戸東京野菜としては、八王子の福島農園で栽培された野菜が使われる。
江戸東京野菜と、愛知の伝統野菜を使ったお料理をお楽しみください。



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参加希望者は、上原 kyo-u@k02.itscom.net 又は 090-1651-1677まで
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