2019年05月31日

新宿区立西新宿小学校5年生たちは内藤カボチャの栽培にあたり、梶谷先生への質問など研究に余念がない


新宿区立西新宿小学校(清水仁校長)の5年生が実施している内藤カボチャの栽培は、まだ、苗の段階だが、指導をお願いしている梶谷正義先生に担任の原弥生教諭が生徒たちの質問をまとめてメールを送信した。

梶谷先生に寄せられた質問は、
◆これから先、(暑くなるので)水やりの仕方を変えたほうがよいか。時間帯や与える水の量の目安があれば知りたい。
◆おいしい・甘いかぼちゃにしたいので、今後どのように育てていけばよいか・工夫することはあるか。
◆内藤かぼちゃはどのくらいの大きさにまで育つのか。

◆あんどんの中に(ダンゴムシ等の)虫が入ってしまったらどうすればよいか。
◆発芽率は、今後、61%より上がることはあるのか。そのためにはどうすると良いか。
また、発芽していない原因は何が考えられるか。(子どもは水のやり過ぎ? と考えている)

このほかにも、
☆短日処理をいつまでするとよいか。あんどんの大きさはこのままでよいか。
☆これから先の世話で、注意することはあるか。
といった質問です。、





1-1.JPG

現在の様子を知りたくて、早坂佳乃教諭に写真を送っていただいた。

上の画像をタツプする
まだ蔓も伸びていないようだ。

生徒たちの質問について、梶谷先生からの答えはここから。


2019年05月30日

「ゆっくり農縁」を起業した石川敏之さんが耕作するあきる野市の畑を訪ねた。


先日、更科堀井の春の会で多摩八王子江戸東京野菜研究会の石川敏之さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)にお会いしたが、農作業に忙しい日々を送っていると云うので、近いうちに伺うからと伝えていた。

石川さんからは、その後メールで畑の場所を知らせる案内が来ていたが、それによると、「五日市街道を進んで、キッコーゴの近藤醤油を過ぎたら3つ目の信号を右折(橋本農機)し、五日市線の方に進むと右手に「ゆっくり農縁」の看板があります。」とGoogleマップが添付してあった。





1-1-0.JPG

石川さんは、約400坪の農地を借りていて、いろいろなものを栽培しているが、昨年、日野市公立小学校教育研究会に同行していただいたときに、

栄養士の皆さんに、自分で栽培した、伝統野菜の聖護院胡瓜、相模半白胡瓜、四葉(スーヨー)キュウリを持参し、会場で切って皆さんに食べていただいた。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸東京野菜と生産者達

2019年05月29日

鳴子ウリのうどん粉病対策に、梶谷先生が適切指導


新宿区立柏木小学校((佐藤郁子校長) )の4年生が栽培している鳴子ウリの苗が、うどん粉病にかかってしまったと副担任の持田哲郎教諭から写真が送られてきた。

梶谷先生は翌日見に行かれた。
「校舎に向かって右側(水飲み場側)の一番端の株にうどん粉病が広がっています。

"ベニカマイルドスプレー" を、あんどんの上の口から散布しただけでは十分な効果が得られません。あんどんを外して一枚一枚の葉の表、裏にたっぷりと散布してください。

うどん粉病の症状が広がれば広がるほど、広がりを抑えにくくなります。
葉にほんの少しでも症状(うどん粉のような白っぽいカビ)が出たらその周囲にたっぷりと散布してください。」


持田先生から、「殺菌剤は、ベニカグリーンVスプレーを使用しました。」とあった。

梶谷先生は、「はじめてのことでしょうから、お分かりにならないのは当然ですが、ベニカグリーンVスプレーは殺虫剤で "うどん粉病" には効きません。農薬はそれぞれ使用目的、使用対象、使用時期、使用回数が決められています。間違った使い方をすると効かないだけでなく、薬害が出ることもあります。」





0-1-2.JPG

梶谷先生から、「同じ住友化学園芸から発売されている、"ベニカマイルドスプレー" は食品成分であるデンプンを利用して作られた野菜にも使える安全性の高い農薬ですので、それを業者に探してもらってください。」

「うどん粉病の病原菌はカビですから、風でも飛び散りますし、うどん粉病にかかった葉を手で触れ、その手で他の葉に触れても伝染します。十分注意してください。」

「ベニカマイルドスプレーが手に入らないとのことですので、次の手を考えましょう」
と、"重曹の1000倍液を散布" を指導された。

「うどん粉病が広がっていない株にも、少しカビの症状が見られるものがありましたら、早めに重曹水をかけると広がりを抑えることができます。すべての株をよく観察して対処してください。」


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸のマクワウリ各種

2019年05月28日

大学の友人たちを、旧中山道のタネ屋街道に案内した。


東京農大の同級生・清水紀彦さんから「都心近辺の皆様と昼飯をしたいと存じます」とのメールが届いたのは1週間前だった。

会場の巣鴨・三菱養和会レストランは、清水さんが三菱農機に勤めていた関係で紹介してもらって、ここの和室は広々としているから好きで、個人的にも何度か利用した。巣鴨駅から2分の所にあるのも利用しやすい。

今回は、坪井伸広さん(筑波大名誉教授・農業経済学)が、北欧から帰ったばかりなので、その報告会だという。
毎回何か理屈をつけて集まっている。






1-1.JPG

13時集合で、昼からビールで乾杯!!。

和やかな懇談は15時には終わったが、帰りがけに江戸東京野菜の応援団の前田昭男さんが、種を買いたいと云ってきた。
それでは、「種屋街道を案内しよう」と云うと、片山さん、吉原さん、坪井さんも行くという。

三菱養和会から2分、中山道を渡ったところの真性寺に農業説明板「旧中山道はタネ屋街道」が設置してある。
皆さん、巣鴨には何度も来ているが、初めて皆さんに読んでもらった。

上の画像をタップする

前列右から、吉原久雄さん、前田さん、石川金太郎さん、
後列右から坪井さん、片山茂夫さん、清水さん

練馬大根は、1bもある大根だけに、江戸に来た旅人は、その種を欲しがり、タネ屋街道で「タネ」を購入して全国に持ち帰ったことから、全国に練馬系の大根がある。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 東京農業大学関連情報

2019年05月27日

深大寺のお庭に、江戸東京野菜の「アシタバ」が植えられた。



先週、深大寺の張堂完俊住職にお招きいただいたが、お料理にアシタバが出てきた時には、江戸東京野菜に認定されていることから、皆さんの話題になった。

一味会の浅田修平副会長は、深大寺で、そば店「門前」を営んでいるが、大島のアシタバを仕入れて天婦羅にして出していて、ご馳走になったことがある。

そんな時に、張堂住職が、アシタバを庭に植えたいと、おっしゃった。

植栽として植えたいのか、食用として植えたいのか、どちらかと思ったが聞かづにいたが、小平で江戸東京野菜を栽培している宮寺光政さんを思い出した。

宮寺農園には、アシタバが自生している。
何でも自生しているのは昔、八丈の友人からもらったと聞いているが、三宅の友人からもらった苗があるから「持っていくか!」と言われたことがあったので、そこで、今度お持ちしますと、約束をした。





1-1.JPG

宮寺さんは、いつだったか、「夏そばを味わう集い」に招かれたことがあるから、張堂住職が、アシタバを庭に植えたいと、おっしゃったことを伝えると、お持ちくださいと言って、快く苗を6本分けてくれた。

上の画像をタツプする。

宮寺さんは植える場所について、日当たりの良いところはだめで、半日陰になるようなところがいいと云って袋に詰めてくれた。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ

2019年05月26日

地産地消の江戸東京野菜を 収穫体験&一日限りの「特別会席」は寺島なす。


日本料理会席の昭和の森「車屋」が20周年記念として始めた
地産地消の江戸東京野菜を収穫体験&一日限りの「特別会席」

昭島 昭和の森 四季彩和倶楽部は、
車屋の匠×江戸東京野菜 地産地Project
--美味しさの愉しみ、伝統野菜をつなぐ−

第2弾のテーマ野菜は、立川市の江戸東京野菜栽培農家
清水丈雄さん夫妻が栽培する江戸時代の寺島なすが登場します

この季節に生産される江戸東京野菜も料理長が検討しています
それはお愉しみ!!



1-1.JPG

上の画像をタップしてご覧ください
50名限定の企画は先着順です

お申し込みは 四季彩和倶楽部からも


posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介

2019年05月25日

早稲田の地をミョウガを探して9年ぶりに歩いてみた。



3月初めに、番組制作会社の川尻健一さんから電話をもらった。江戸東京野菜の話を聞きたいという。

よく番組のディレクターと称して電話が来るが、自分の要件が済むとそれだけで、番組内で間違った理解をして放送する場合もあり、無責任な対応が多いので、電話での取材はお断りしているが、当ブログをよく見ているので、お会いして話を聞きたいという。

そこまで言われると、それならと昭島まで来ていただいた。

10時に喫茶店でお会いしたが、川尻さんと同社のディレター佐野岳士さんの2人で見えたが、「東京の野菜」をテーマにした番組を検討していると云っていてたが、私が書いたものや、江戸東京野菜関係の資料などをたくさん持っていて、本気度が伝わってきた。






1-1.JPG

江戸東京野菜についての質問に答えていたが、復活栽培については、亀戸ダイコンの農業説明板の設置にともない20年前から始まった福分け祭りの開催。
品川カブによる品川のまち興しの取り組みに、東向島地区に広がった寺島ナス、家康・秀忠・家光が愛した美濃の真桑瓜、青茎三河島菜は荒川区の観光資源にも位置付けられた。

聞き上手だから、2時間以上話し込んでしまった。

上の画像をタツプする

そんな中で、早稲田みょうが捜索隊の話は面白かったようで、隊員の1人伊藤俊文さんが作った「早稲田界隈茗荷発見場所」をお見せしたら、本当に早稲田の地にミョウガが生えているのか案内してくれという。

それならと、かつて捜索隊が早稲田大学周辺を歩き回ったところを案内することになった。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 早稲田ミョウガ

2019年05月24日

令和になって初めての、更科堀井 春の会が5月20日(月)、21日(火)の2日間、開催された。


第15回 更科堀井 春の会が、令和元年5月20日(月)、21日(火)の2日間、18時から麻布十番の本店で開催された。

開会にあたり、江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長の司会進行で「春の会」が始まった。




1-1.JPG

上の画像をタップすると「御献立」
御献立は、ほし先生の奥様・白遊先生に揮毫いただいた。


ほし理事長からは、第16回江戸ソバリエ認定講座についても紹介があった。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ

2019年05月23日

深大寺の張堂完俊住職からお招きをいただき、親しく懇談をさせていただいた。


先日、江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長と一緒に、深大寺 張堂完俊住職から、お招きをいただいた。

深大寺で、お蕎麦をいただいたのは、2011年の「夏そばを味わう会」にお招きいただいていて、その後、何度もお招きいただいている。

張堂住職は、昭和60年代から深大寺蕎麦の歴史文化を後世に伝えるべく、地元農家(檀家)の協力を得て、そば栽培に取り組み始めた。

さらに蕎麦文化を広めるために、栽培からそば打ち、食べ、語る同好の市民を中心に「一味会」を結成して、年末には「深大寺そばを食べる会」を開催し、32回を数えている。

また、平成22年には「夏そばを食べる会」が始まり、大分県豊後高田産、埼玉県三好産、鹿児島県志布志産
福島県川内村産、長野県木島平産など、他産地のぞばを紹介、みんなで味わっている。





1-1.JPG

深大寺では、平成21年からは一味会の協力により、檀家や市民を対象に「深大寺そば学院」を開校しているが、お約束の、水神苑の入り口に、今年のそば学院、受講生募集!! の案内が張ってあった。

上の画像をタップする


昨年は、講師として「江戸東京野菜と蕎麦料理」をテーマにお話をさせていただいたことは当ブログで紹介している。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ

2019年05月22日

高野重春さんから宗兵衛裸麦の栽培の様子を送ってくれた。


宗兵衛裸麦は、2015年に江戸東京野菜推進委員会事務局の水口均さんが、農業資源研究所のジーンバンクから種子(50粒)を取り寄せ、高野さんに28粒で復活栽培を託したもので、

八王子伝統の裸麦をなくしてはならないと、栽培している。





1-1.JPG

今年も、手前13bを3畝、奥に15bを1畝作っていて6月初めには収穫できるだろうというから、秋冬野菜との栽培ローテーションも可能だ。

上の画像をタップする

宗兵衛裸麦を八王子特産として六次産業化できないかだが、裸麦は大麦で、みそや焼酎の商品化は行われている。
JA東京あおばでは、100キロで、麦茶を作ったが、これも参考になる。

押上「よしかつ」の主人佐藤勝彦さんに相談したら、生産量の多い愛媛県では商品化が進んでいて、変わったところではクッキーなどもあるという。

先日、福島秀史さんの畑を訪ねたら、福島さんも栽培していた。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 八王子の伝統野菜各種

2019年05月21日

居木橋カボチャのゆかりの地、沢庵禅師の東海寺に寄ってみた。


品川歴史館の冨川武史学芸員にお話を伺ったが、居木橋カボチャには諸説があるようだ。

品川歴史館解説シート「江戸野菜の名産地・品川の農業」には、「居木橋南瓜は、禅僧・沢庵宗彭が、三代将軍家光により北品川東海寺の開山を命じられた寛永15年(1638)、上方から種を取り寄せ、居木橋村名主の松原庄左衛門に栽培させたのがこの地方の南瓜の始まりという伝承がある。」とあるが、

これは居木神社に平成9年に建立した「江戸東京・農業 居留木橋カボチャ」に書いてある。

江戸・東京ゆかりの野菜と花(農文協)」には、一説として「三代将軍・家光の時代、澤庵禅師が北品川の東海寺の住職だったときに、
井戸辺で苗を発見して名主の松原庄左衛門に栽培させたのが始まりという。その一方で、禅師が各地をたずね、中国地力から持ち帰ったとも伝えられる。」とある。                     





1-1.JPG

品川歴史館の帰りに、京急の立会川駅まで歩いて、新馬場で下車
沢庵禅師の墓がある通称大山墓地に向かった。

寛永16年(1639)、
三代将軍家光によって創建された東海寺の開山に迎えられ、
沢庵宗彭は晩年を送った。

墓の後ろ(西側)をJR東海の新幹線が走っていた。

上の画像をタツプする
墓に登る石段の東側はJR京浜東北が走っている。




続きを読む

2019年05月20日

江戸の「居木橋カボチャ」と上方の「勝間南瓜」の接点を調べる。


先日、頼みごとがあって品川区立品川歴史館の冨川武史学芸員を訪ねた。

同館には、昨年めぐろ歴史資料館が特別展として「目黒のタケノコ〜竹がもたらすもの」を開催する中で、筍の話を依頼されたことがあって、丁度同時期に品川歴史館では「山路治郎兵衛のタケノコ栽培と足跡」の企画展を開催していたので情報収集に伺ったことは、当ブログで紹介している。

品川には平成9年に、品川神社の境内に、「品川ネギとカブ」の農業説明板を建立していて、それに伴って、毎年12月23日には、品川蕪品評会が品川神社に大勢の区民を集めて開催されている。





1-1.JPG

上の画像をタツプすると品川歴史館解説シート

〜居木橋南瓜、戸越の筍、品川蕪〜、の内、居木橋村の特産カボチャ・居木橋カボチャは江戸東京野菜として探しているカボチャだ。

居木橋カボチャは、寛永15年、上方から種を取り寄せ、居木橋村名主の松原庄左衛門に栽培させたという伝承がある。


続きを読む

2019年05月19日

八王子の江戸東京野菜「川口エンドウ」が収穫期を迎え、収穫支援の「女子隊」が結成された。


更科堀井の「春の会」が、5月20日21日の両日開催されるが、川口エンドウの料理が予定されている。

川口エンドウは収穫が大変で、昨年から多摩・八王子江戸東京野菜研究会の八幡名子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が、収穫サポート隊を結成したが、今年から「川口エンドウ女子隊」の名称のもとに、農家の収穫支援にあたることになった。





1-1.JPG

先日、江戸東京野菜の流通に尽力いただいている果菜里屋の高橋芳江さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)とご主人の廣道さんが、濱中俊夫さんの畑で収穫支援を行った。

上の画像をタップする
濱中さんの畑は4月の末に当ブログで紹介している。

まだ、収穫量は少なく17日から八幡さんが支援している。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子の伝統野菜各種

2019年05月18日

練馬区立光が丘秋の陽小学校の2年生にJA東京あおばから雑司ヶ谷ナスの苗が贈呈された。


練馬区立光が丘秋の陽小学校(関根幸男校長)の2年生にJA東京あおばから雑司ヶ谷ナスの苗が贈呈された。

この授業、同校の佐藤綾子栄養教諭が2017年から2年生の担任と相談して、復活栽培に取り組んでいるが、ナス苗の提供や、栽培指導は、JA東京あおばの全面的な協力を得ている。

生徒たちを座らせて、佐藤栄養教諭が、「昨年の2年生は、なすが321個、1つのなすから772個の種をとりました。」と話すと、生徒たちは驚いていた。





1-1.JPG

JA東京あおばからは、地域振興部農業振興課の中川大介課長代理(写真右から)と、園畑厚子課長代理、渡辺耕造営農相談員、

そして、今年度から、東京都農林総合研究センターでお世話になった木曽雅昭さんが営農相談員として農業振興課のスタッフに加わった。

上の画像をタップする

中川課長代理と渡辺営農相談員から、雑司ヶ谷ナスの苗が贈呈された。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組

2019年05月17日

寺島なすの故郷を訪ねたが、定植後すくすくと育っていた。


連休明けの気候が安定する頃を狙って、野菜苗の定植が行われている。
寺島ナスの復活普及を推進している東向島のてらたま協議会(NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会)、が、たもんじ交流農園を昨年開設したことは、当ブログで紹介した。

今年の3月、江戸東京野菜講談の田辺一乃さんの真打披露宴でお会いした、NPO法人 寺島・玉ノ井まちづくり協議会の小川剛理事(中小企業診断士)から、

寺島ナスの定植作業をするときに、栽培指導してくれる方を紹介してほしいと依頼された。
後日、本人の了解を得て、江戸東京野菜推進委員会の水口均さんを紹介していた。




0-1.JPG

東向島駅前通りのプランターには、今年も寺島ナスが栽培されていた。

上の画像をタップすると
寺島ナスの支柱には「たもんじ交流農園の耕作者募集中!!」
などの案内が貼られていて、
5月12日(日)「苗を植えよう!」が行われ、
農作業アドバイザーの水口さんが、江戸東京野菜の話をするとあり、

6月16日(日)「追肥と剪定をやってみよう」、
7月14日(日)「寺島なすを収穫しよう! (収穫祭)」に、
水口さん予定されていることが明記されていた。


続きを読む

2019年05月16日

国益無視の発言で、さらに遠くなってしまう北方領土、


北方領土のビザなし交流で、国後島に渡った国後島出身の団長大塚小彌太さん(89)に対して、団員として加わっていた日本維新の会の丸山穂高衆院議員(35歳)が、戦争で取られた島は戦争で取り返すしかないのでは、発言が飛び出した。

大塚団長の「戦争なんて言葉は使いたくない。」
丸山議員は「でも取り返せませんよネ!」

以下二人のやり取り
「戦争はすべきじゃない」
「戦争しないとどうしようもなくないですか」
「戦争なんて必要ないです。」・・・・・





1-1.JPG

1997年6月に「北方領土の返還を求める都民会議」の一員として参加したことがある。
同団には墓参のために同行した根室在住の濱田さんが、先祖に祈りをささげた。20数年も前の話しだ。

「令和」を迎えるに当たりテレビのインタビューで「どんな時代にしたいですか?」との質問に、多くの国民が「平和な時代であってほしい」と答えていたが、令和元年に「戦争で取り返す」発言。

そもそも「ビザなし交流」は、北方領土に眠る先祖の墓参がしたいという元島民の願いを、領土問題とは別に、ソ連との交渉で人道上から10年もかかって1964年に実現したもので、この場合、日本政府が発行する身分証明書による墓参となった。

しかし、ソ連は1976年に、ソ連の領土だからとパスポートとビザを要求してきたが、日本政府はソ連の領土とは認めないと拒否し墓参は中断。

1986年に11年間の交渉で、パスポートとビザ無し訪問が提案され、墓参は再開されて今日に至っているわけで、このビザなし交流の場で、戦争発言をするのか!


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報

鳴子ウリの定植作業を、村田さんの畑(練馬区大泉)ですると云うので出かけた。 の


先日、本会の渡邉和嘉さん(江戸東京・伝統野菜研究会副代表)から、大泉の村田千英子さんの畑で、鳴子ウリの定植作業をするからと連絡をもらったので出かけた。

この畑は、思い出の畑で、江戸東京野菜の練馬大根を練馬の子供たちに食べさせるにはどうしたらいいかと渡邉さんと考えて、2007年「第1回 練馬大根引っこ抜き競技大会」を行った畑だ。

亡くなった農園主の村田仙太郎さんが趣旨を理解してくれて、会場として練馬大根を植えてくれたもので、江戸東京野菜を皆さんに広めるきっかけとなった大会だ。

鳴子ウリの栽培も、渡邉さんを通して、酒井利博さんが2017年から栽培をしていただいていて、新宿御苑にも出荷しているし、柏木小学校の授業も参観いただいている。





1-1.JPG

上の画像をタップする
ポットひとつに、3粒のタネをまいたとかで、3本の親蔓が伸びていた。
雄花が咲いていたが、たっぷりと水をやった後、
1本を残して2本を切り取った。

鳴子ウリは、孫蔓に雌花が咲き、そこに鳴子ウリがなる。
8月の上旬が収穫期だが、楽しみだ。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸のマクワウリ各種

2019年05月15日

スポーツクライミングのスビートの大会が、昭島のモリパークで開催された。


先日、深川に行った帰りに、昭島駅から歩いでモリパークの前を通りかかったら、「au SPEED STARS 2019」 が、終わったばかりらしく、選手へのインタビューが行われているところだった。

自宅から昭島駅まで歩いていく途中に、モリパーク アウトドアヴィレッジが出来たことは紹介したことがあるが、この壁は、どこまで高く登れるかという高さ12b以上の「リード」部門で、

2017年には、通りを挟んだテニスコートのわきの広場に、どれだけ早く登れるかの「SPEED STARS」が日本で初めて建設された。

5月に大会が行われるというので、会場の前を通ると、練習をしているのを見ることができた。

最近は、ボルダリングという、5b以下の壁に設置された複数の課題を制限時間内に攻略できるかという大会が行われていて、テレビで優勝した様子が紹介されるが、この大会は迫力が違う。




1-1-1.jpg


高さ15bの壁に設定された同一ルート(世界共通)を登るという大会
は、昼から予選が行われ、15時から決勝が行われたようだ。

上の画像をタップする
大会資料はいただけた。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報

12日(日)、深川江戸資料館のふれあい広場で、内藤とうがらし苗が販売された。


深川江戸資料館のふれあい広場で、内藤とうがらし苗の販売会を実施することは、当ブログで紹介したが、同館の江原真紀主査から相談を受けて、内藤プロジェクトの成田重行リーダーを紹介して実現した。

紹介した手前もあるので、11時頃に伺ったが、次から次へとお客さんが来ていた。





1-1.JPG

会場では、内藤とうがらし150鉢と、関連グッズなどが販売されていた。
江原主査には会場でお会いした。

上の画像をタップする。

成田リーダーから新しい商品が売り出されたと、ペンタイプスパイスとして内藤とうがらしが入った、ローズチリソルトのイタリアンとフレンチをいただいた。
塩が入っているから、ご飯にかけてもおいしい。


続きを読む

2019年05月14日

BSフジ、18日(土)、パレ・ド・Z〜おいしさの未来〜 三國シェフが秋川牛を紹介する。 もちろん江戸東京野菜も。


先日、
頼みごとがあったので、三國清三シェフに時間を割いてもらった。

話が終わって三國シェフが「この間、あきる野の竹内牧場に行って、
そのあと田無の「新倉ハーブ」にも行ってきた。」と、
テレビの放送について、教えてくれた。

BSフジ「パレ・ド・Z〜おいしさの未来〜」
5月18日(土)17:30〜18:00(翌週5/25同時間帯に再放送)




1-1.JPG

マツリカジャスミンの花が咲いていた。

上の画像をたっぷする
このお料理、ご馳走になったわけではない。番組のお料理

未来に遺すべき一皿づくり
YouTubeへの掲載はここから。


posted by 大竹道茂 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜