江戸東京野菜コンシェルジュ協会では、特別講演「ベテラン農家指導者は語る」で渡邉和嘉さん(江戸東京・伝統野菜研究会副代表)が、「伝統野菜を守るって?」をテーマで話された。
特別講演を渡邉和嘉さんにお願いした経過は、コンシェルジュ協会の理事たちが、渡邉さんの話は皆さんに聞かせる内容だとして、内部的にまとまった。
渡邉さんは、更科堀井の四季の会に毎回出席していて、渡邉さんと話し込むうちに江戸東京野菜への思いや、固定種に対する知識の豊富さなどから、お願いしたいとの結論になったようだ。
お爺さんは、酪農家、お父さんは育種家で、練馬早太り大根や、
渡辺早生ゴボウを育種している。
昭和50年代、渡邉さんが大泉農協の職員の時代からの付き合いだが、
農業振興や農家指導の部門畑を歩まれた。
地域振興や経済事業部門の常務理事を2期、
信用事業部門の常務を1期務め、6月に任期満了で退任された。
任期中は公にしていなかったが、ライフワークで
江戸東京・伝統野菜研究会の副代表として江戸東京野菜の
復活普及にご活躍いただいた。
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