2019年08月31日

西新宿小学校の5年生が栽培している内藤カボチャが実を付け大きくなろうとしていた。


新宿区立西新宿小学校(清水仁校長)の5年生が実施している内藤カボチャの栽培指導に、新学期が始まった同校に行ってきたが、7月10日以来だ。

同校の内藤カボチャもそうだったが、今年の異常気象は、カボチャにとっても生育に影響していて、梅雨が明けたあたりから、しばらく暑さが続いたが、そのあたりから雌花が付くようになり、小振りだが、幾つも実をつけていた。

原教諭からメールをいただいていて
「今年は雌花の付きがよいそうで、梶谷先生に教えていただいた短日処理の効果では、と思っております。ありがとうございます。
カボチャのつるの伸びるのも本当に早いのですね。」





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清水校長(左)に案内していただいて、実っている内藤カボチャを見ていたら、5年生担任の原弥生教諭(中)と早坂佳乃教諭(右)がお見えになった。

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梶谷先生が、先生方への指導のメールには
「13日の午前中に内藤カボチャの様子を見にお伺いしました。
受精がうまくいって肥大を始めた実が見受けられました。
うどん粉病も広がっていませんので、是非、このまま大きく育ってもらいたいと願っています。

ツルの誘引がされずにグラウンド側に垂れ下がっているツルが数本見受けられました。
台風の直撃はないようですが、強風でツルが折れてしまうといけませんので、間隔を広げながらアミに誘引してください。

上の方まで延びているつるに咲いた花の人口受粉は困難ですが、下の方に咲いた花は
人口受粉をすると実が付きやすくなります。
人口受粉の方法がお分かりにならない場合はご連絡ください。」


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2019年08月30日

柏木小からの帰り道、柏木特別出張所の花壇に鳴子ウリが生っていた。




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地元柏木小学校で栽培されている
江戸東京野菜の鳴子ウリの様子を確認に行った帰り道、
柏木特別出張所の前を通りかかったら、出張所の花壇に
鳴子ウリが生っていた。
「ウリの子供たち」のあるあの柏木特別出張所だ。

細い木材が、手作りで何本も立っていて、
細いロープを張って、鳴子ウリが蔓を絡ませていた。

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形の良いウリが、幾つも生っていた。

もうすぐヘタ落ちするころなので、
出張所に入ってどなたが栽培しているのか、窓口の女性に聞くと。
今は席を外しているが、丸尾信三所長だそうだ。

改めて、連絡しますと云って名刺を置いてきたが、
鳴子ウリが、地域に定着しつつあることに手ごたえを感じた。
喜ばしいことだ。


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山本ファームからオリジナル野菜、固定種の「大黒なす」、「翠玉貴瓜」、「落合芋」を送っていただいた。


今年も、山梨県の農業生産法人 山本ファーム(有)から、同ファームが種を守ってきた固定種の野菜が収穫できたと、たくさんの甘い桃と一緒に送っていただいた。
山本さん、ありがとうございます。

今年の天候は山本ファームの皆さんも、ご苦労されたようだ。
記録的に日照時間の少ない、梅雨が明けてからは連日、厳しい暑さが続いて農作物への影響も大きかったようだ。




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山本ファームの、オリジナル野菜「大黒なす」と「翠玉貴(すいぎょっき)瓜」に、地元の伝統野菜「落合芋」のレンチンポテトも送っていただいた。


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2019年08月29日

神田明神で行われた、江戸ソバリエの基礎コースで江戸東京野菜の薬味について話す


江戸ソバリエ協会から依頼されて、先日、神田明神で行われた、江戸ソバリエの基礎コースで江戸東京野菜の薬味について紹介をさせていただいた。

江戸ゾバリエ協会とは、ほしひかる理事長とのご縁からで、食の情報を動画配信しているフードボイスが開催した、2008年の第三回経営者情報交流会で初めてお会いしている。

その後、江戸ゾバリエでもある林幸子先生のスタジオでの、江戸東京野菜のメニュー開発に、参加させていただいている。

それが、江戸ソバリエ・レデースセミナーに発展し、春、夏、秋、冬の章を経て2014年の春で区切りをつけたが、

1年を経て、更科堀井の九代目堀井良教社長の理解を得で、今日の「更科堀井・四季の会」につながっている。




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パワーポイントのセッティングをしているときに、更科堀井の料理人持田拓也さんも参加されていてあいさつに来られた。

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基礎コースということもあり、情勢報告として、更科堀井での江戸東京野菜の取り組みについて紹介したものだが、同店が昨年創業230年のお祝いをしたが

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2019年08月28日

新宿の伝統野菜「鳴子ウリ」が、遅ればせながら生り始めていた。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)では4年生が、
地元の伝統野菜「鳴子ウリ」の栽培を行っているが、
今年の天候異変が、同校の栽培には大きな影響を与えていて、

久野けい子先生から、7月24日に撮影した写真を送って頂いたが、
下葉が枯れ落ちていて成長を心配していた。

その後は、夏休みでもあり、学校での状況が分からなかった。





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新宿区では8月26日から2学期が始まったことから、
久野先生と連絡を取って伺った。

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校庭に入って驚いた。
遠く、4年生の菜園に、鳴子ウリが茂っていた。

すでに、3つほど実って収穫して冷蔵庫に入れてあるという。
鳴子ウリは、熟すとヘタ落ちするから、落ちてもいいように、
網の袋に入れて吊るしてあるのだが、
ヘタを切って収穫したものもあるようだ。



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2019年08月27日

「練馬区 農の学校特別企画」で、江戸東京野菜の栽培講座が始まった。


練馬区が実施している「練馬区農の学校特別企画」、江戸東京野菜の栽培講座講師を今年も依頼された。

練馬区からの依頼では、古くは1994年1月に 「練馬の農業の現状について」、2012年には寿大学で話をさせていただいている。

この講座は、2015年から開催されていて今年は5年目で、今年も講師を依頼されている。

講座では、江戸東京野菜の栽培も行なっていて、栽培指導には江戸東京野菜コンシェルジで、平和台で江戸東京野菜を栽培している渡戸秀行さんが対応している。

これまでこの講座は、渡戸さんの栽培授業から始めていたが、江戸東京野菜を学んで、江戸東京野菜を知ってから栽培した方が栽培にも身が入るのではということで、座学を先にしていただいたが、9月8日から4回にわたって、渡戸さんの栽培の授業が行われる。




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この講座、事業運営を地元のアゴラ造園株式会社が受託していて、事務長の小高朋久さんが講座運営を行っている。

講座に当たっては、シラバスが送られてきていたので、それに沿って話を進めた。
江戸東京野菜とは、から始めたが、栽培が予定されているものとして、

練馬大根、金町こかぶ、亀戸大根、馬込三寸ニンジン、渡辺早生ゴボウ、下山千歳白菜、伝統小松菜、シントリ菜、滝野川大長ニンジンについては時間を割いて由来なども説明した。

特に地元の練馬大根については、江戸の昔からの歴史文化を今に伝える文化遺産であるという、練馬新聞に掲載された持論を説明した

会場には、練馬区の都市農業課農業振興係の五百川彰宏係長と嶺智明さん、中央大学の学生さんが参加された。

また、区民参加者の佐久間茂さんと名刺交換をしたが、同好の集まりで話が聞きたいと講演を依頼された。


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2019年08月26日

北区立稲付中学校で、北区教育委員会食育研究会の夏季研修会が行われた。


北区立稲付中学校(高田勝喜校長)の食育の授業には7月に伺っていることは当ブログで紹介した。

同校の稲橋あい栄養教諭から、7月12日にメールで北区教育委員会食育研究会の夏季研修会の講師依頼の文書が届いた。

文書は教育振興部教育指導課課長、北区教育研究会会長、食育研究部小学校分科会会長、食育研究部小学校分科会会長の連名でいただいたが、稲付中の高田校長が食育研究部小学校分科会の会長をされていることから、推薦いただいたようだ。

北区では、小学校・中学校の各分科会に分かれて研究を進めていて、小学校では「和食」をテーマとした指導、中学校では「オリンピック・パラリンピック」に関連した食に関する指導の研究を進めている。

そこで、江戸東京野菜が東京の食文化の中でどのように根付いていたか、本物の野菜のおいしさ、江戸東京野菜の魅力や可能性、今後の展望などについてご講演いただきたいという。
また、都内の小中学校で行っている指導についても伺いたいという。




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研修会では、食育研究部員の、小中学校栄養教諭、小中学校栄養士など20数名が出席された。

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開会に当たり、高田校長のあいさつで始まったが、同校には高田校長が副校長だった2012年から伺っていて、
あいさつで紹介された。

話の内容は、固定種の伝統野菜と交配種の違い、交配種が普及した要因。

北区と言うことで、地域の伝統野菜を中心にお話をさせていただいた。
北区、板橋区、練馬区は江戸城の北で「城北」と呼ばれる地域は火山灰土が深く、長い野菜が良くできたことから、練馬大根、滝野川ゴボウ、滝野川ニンジン、等について説明を行った。

また、都内の小中学校で取り組んでいる江戸東京野菜への取り組みポイントについて。
かつて、当校では滝野川カブ(品川カブ・東京長カブ) の栽培を行ったこともあり・・・

当日は、江戸東京・伝統野菜研究会の渡邉和嘉副代表(農の機能発揮アドバイザー)も参加いただいて、江戸東京野菜の栽培指導まで行うと、皆さんに紹介した。
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8月31日(土)、江戸東京野菜講座は試食もあります。

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上の画像をタツプしてお申し込みください。
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2019年08月25日

「払沢の滝 ふるさと夏まつり」で販売された、江戸東京野菜の白岩ウリは60本は完売だった。


檜原村の伝統野菜、白岩(しらや)ウリ栽培に取り組んでいる、鈴木留次郎さんから連絡をもらった。

檜原村では毎年お盆後の最初の土日の13時から21時まで「払沢の滝 ふるさと夏まつり」が、JAあきがわ桧原支店も実行委員会に加わり開催されているが、

今年も8月17日(土)、18日(日)に、檜原村小学校校庭で開催されたが、地元檜原村の内水面漁協が、アユやヤマメの塩焼きを、猟友会では鹿や猪の肉の販売、また檜原紅茶の袋詰めが販売された。

また、友好市町村の、あきる野市や福生市からB級グルメの店や、伊豆七島の利島村は海草等を販売するなど、40店弱が出店して賑やかに開催され、

夜には両日とも、19時半から20発の花火が打ち上げられた。




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そんな中で、鈴木さんは屋号の「ひなたぼっこ」で出店した。

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会場では、白岩ウリの販売を行ったが、試食も行ったことから、試食した方は殆どの方が購入したという。

試食は、ピラーで削った果肉を冷蔵庫で冷やしておいて、ポン酢で食べていただいたが好評だった。
この白岩ウリ、60本(1本200円レシピ付き)販売したが、完売。

60本を一人で栽培したと云うので詳しく聞いてみると、毎年、夏祭りに標準を合わせて、5月に播種して栽培しているそうで、今年は、檜原も長雨等で心配していたようだが、例年になく良くできたとか。、

白岩ウリは、鈴木さんのお骨折りもあって、2017年には江戸東京野菜に登録されている

鈴木さんは、ルバーブのジャムも作っていることは、当ブログで紹介しているが、赤とグリーンの2種(各500円、120g)で、90本。

減塩、天日干しの梅干しは、瓶に漬けて1年寝かせたもので、100gパック(12〜3個入り、200円)を販売した。
1年寝かせたことによって、まろやかな味が好評で、白岩ウリ、ルバーブのジャム同様に、用意したものは完売だったという。


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2019年08月24日

生き物文化誌学会の学会誌『ビオストーリー』次号で、伝統野菜の特集が予定されている。


7月の初めだったか、
山形在来作物研究会の江頭宏昌教授から電話をいただいた。

何でも、生き物文化誌学会の学会誌『ビオストーリー』で、
伝統野菜の特集をやるから書かないかというもの。
江頭先生のご推薦ならと、喜んでお引き受けした。

後日、誠文堂新光社の編集部から執筆依頼が届いたが、
『ビオストーリー』は、年二回5月と11月に発刊されていて、
次号の32号で特集するという。




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特集は「日本の野菜(仮題)」で、江頭教授をはじめとする学者、
各地で伝統野菜にかかわる代表的な方々等10名が執筆されるようで、
江戸東京野菜としても、その取り組みについて依頼されたもの。

原稿は8月末締切りだったが、このほど原稿と写真を送信した。

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既刊『ビオストーリー』の目次を見ると、
同誌の視点が見えてくるので、ご期待頂きたい。

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2019年08月23日

千住ネギを栽培している練馬の井之口喜實夫さんは、根深ネギづくりに準備万端だった。


練馬の井之口喜實夫さんは、早稲田ミョウガと千住ネギを栽培している。

井之口さんの千住ネギは、固定種の江戸千住で浅草葱膳の田中庸浩社長が伝えてきたもの。

2017年からは始めているが、江戸千住ネギは葉も柔らかいことから、台風では葉を折られることが多いが、井之口さんでは台風対策するなど栽培は丁寧に行われているから、需要も多い。





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7月20日に伺うと、今年は昨年の倍以上の栽培になった。

江戸千住については、生産者各自に採種を任せると、交雑などから、生産者ごとに形質が変わっていくことが心配で、田中社長は生産者に苗を配布している。

しかし、販売は必ずしも浅草葱膳を通さずとも直売所にも出せるし、販売まで田中社長に任せることもできることで、生産者と田中社長で話し合っている。

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2019年08月22日

森川さんが此松さんのKONOCAFEに渡邉さんを講師に招いて金子ゴールデンビールを学ぶ。


江戸東京野菜コンシェルジュ8期の森川洋一さん(森川喜市商店浦和)は、コンシェルジュ同期の此松陽子さんが西荻窪で実施しているKONOCAFEで、江戸東京野菜の紹介をしていることは、4月に当ブログで紹介した。

今月初めだったか、8月18日に再度、此松さんのKONOCAFEで、江戸東京野菜を料理し、金子ゴールデンビールを飲むので、その話を聞きたいという相談を受けた。

金子ゴールデンビールについては、JA東京あおばとして販売を行ったときの担当部長をされていた渡邉和嘉さん(江戸東京・伝統野菜研究会副代表) が適任だとして、森川さんに紹介した。




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当日の様子を、渡邉さんに伺ったが、コンシェルジュ8期の福島珠美さん、大塩安津子さんが参加されていて、それ以外には、此松さんがネット上の「キッチハイク」にアップしていて、それを見た方々が4-5人直接参加した云う。

乾杯のビールは金子ゴールデンビールで、渡邉さんから、練馬の金子丑五郎が育成したビール麦「金子ゴール
デン」の育成から、金子ゴールデンビールの特徴についても説明があった。

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金子ゴールデンビールは、ビン内熟成のビールで、飲み方にも方法がある。
まず、ビールは冷やして、上澄みだけを楽しみ。
次は、ビン内に沈殿したおりなどを含めて、楽しむという飲み方を説明した。

大手メーカーのビールとは異なり、独特の香りと味わいは、フルーティとの感想も聞かれたようだ。

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2019年08月21日

井之口さんのお宅の早稲田ミョウガは順調な生育を見せていた。


早稲田ミョウガを栽培している井之口喜實夫さんのお宅に伺うと、お祝い事があってJA東京中央会の須藤正敏会長と榎本輝夫専務理事が見えていたので、早稲田ミョウガの圃場に案内した。

須藤会長もミョウガの栽培は初めてご覧になったようだ。





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先日まで日差しも強かったので、日除けネツトをかけていて、株がしっかりと育っていた。

井之口さんに伺うと、暑さも一段落で、いつまでも日除けネツトをかけておくと、ミョウガの子の出が悪くなるので、週末にはネットを外すという。


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2019年08月20日

「江戸のくらしとリサイクル」〜江戸売り声でタイムスリップ〜が絵本塾出版から発刊された。


「江戸のくらしとリサイクル」は、やさい応援団「まるごと野菜」の監修をさせていただいている絵本塾出版が企画するシリーズ〜江戸売り声でタイムスリップ〜(文 宮田章司、絵 瀬知エリカ、監修 市川寛明)を、編集者の和田千春さんが贈っていただいた。




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同誌では参考文献に江戸東京野菜(物語編)も活用いただいたようだが、
「江戸近郊の農業パワー」として促成栽培と、
現代の「江戸野菜」として江戸時代の江戸東京野菜が紹介されている。

上の画像をタツプする。
売り声図鑑〜江戸売り声でタイムスリップ〜
@ 江戸の長屋の朝昼晩

A 江戸の長屋の春夏秋冬

B 江戸のくらしとリサイクル
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2019年08月19日

渡戸さんの畑では、江戸東京野菜の内藤カボチャに内藤トウガラシ、それに馬込半白キュウリの採種用も実った


練馬区平和台の渡戸秀行さんから電話をもらった、
内藤カボチャが100キロほどできたので、
販売先を探してほしいというものだった。

今年は、錦糸町テルミナを始め
日光江戸村でも注目してくれているからと、伝えていた。





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先日、近くまで行ったものだから、寄ってみた。
渡戸さんは内藤プロジェクトのメンバーでもあるので、
内藤トウガラシを栽培していたが、赤く色づいてきていた。

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2019年08月18日

なにわ野菜の勝間南瓜、大きくならずに熟してしまった。


なにわ野菜の勝間南瓜は7月21日に、難波りんごさんが、ご自分で栽培したものを送ってくれたが、その時に私が栽培している勝間南瓜も紹介したが、うどん粉病がひどくなったところだった。

台風10号が勢力を強めて、明日は西日本に大接近するという13日に様子を写真に撮った。
午前中は小雨が、梅雨明け後初めて降っていた。





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8月13日
メインの勝間南瓜は、雨に打たれていた。

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蔓の先の方では、一つ実をつけていた。


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2019年08月17日

東京新聞がサンデー版で、「世界と日本 大図鑑シリーズ」が連載されているが、江戸東京野菜を取り上げる。


東京新聞がサンデー版で、「世界と日本 大図鑑シリーズ」が見開きで連載されているが、図解されていることで分かりやすい。
最近では、4月7日のNo1399で〜種子法廃止1年〜「種を守る」が掲載、

6月16日には No1409で〜模索続ける〜「日本の有機農業」が掲載されて、わかりやすいと好評だ。

江戸東京野菜を取り上げたいと、サンデー版編集部の羽雁渉記者からメールがあり、会いたいという。

丁度、港区立三田図書館から講演の依頼があったことから、会場に来てもらって江戸東京野菜の話を聞いてもらい、「世界と日本 大図鑑シリーズ」の企画等について伺った。




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各県における伝統野菜の記録と云うと、地元の大名に絡んだ記録の中に土地の名前の付いた野菜の歴史が記されていることが多い。

江戸東京野菜では、将軍の記録や、幕府として取り組んだ話や記録が残っている。

例えば、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の戦国の武将が好んだ、信長の地元美濃の真桑ウリを、秀忠が六所宮(現大国魂神社)のある府中で栽培させ「御用ウリ」、家光は新宿の柏木で栽培させ「鳴子ウリ」と呼ばれた。

「江戸名所図会 木母寺内川御前栽畑」の浮世絵に残る御前栽畑は、四代将軍家綱の畑で、隅田川の上流から流れてくる肥沃な土壌が堆積していて色々な野菜が栽培されていて、そこから周辺の村々に野菜が広まった。

五代将軍綱吉は、尾張から大根のタネを取り寄せ練馬で蒔かせたら1メートルもある立派な大根ができ、その名は練馬大根。

八代将軍吉宗は、鷹狩で地元の青菜の入った餅の澄まし汁を食し、この菜を小松菜の名付けた。

九代将軍家重の時代に薩摩藩の島津公が江南竹を献上。中国江南地方の竹とわかると幕府は儒学を重要視していたために、二十四孝の孟宗から名を取って孟宗竹と呼ばれるようになった。

十代家治の時代、1767年(明和4年)9月、関東郡代伊奈忠宥が地元の名主小中野四郎右衛門と網代五兵衛に命じて、「のらぼう菜」の種子を江戸近郊の村々に配布した記録が残っています。

十一代将軍の家斉は、側室40人で子供が55人、その食生活は注目されていたが、促成栽培のミョウガタケを、味噌漬けや梅漬けにして1月から6月まで食べていた記録が残っている。


掲載されるかは、編集サイドが決める事だか、色々情報を提供してあるからお楽しみに。

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2019年08月16日

8月に入っての「江戸城 濠大根」、この厳しい暑さの中で元気に伸びている。


「江戸城 濠大根」を播種してしばらくしたら発芽したことは、報告したが
蒔いた後も長雨が続いていて、日照不足で温度が上がらなかったのが良かったのか、29日に梅雨が明けたとたんに芽生えたものだ。




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8月13日
梅雨が明けてから、12日までは雨が降らずに高温が続いていた。
5日、南方洋上で台風10号が発生した。
海水温が高いこともありゆっくりゆっくり、勢力を強めて、
14日(水)に西日本にかなり接近した。
 
大型の台風ということで関東地方にすこしづつ影響が出て、
午前中は小雨が降っていた。

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2019年08月15日

ミクニマルノウチ10周年記念スペシャルイベントが10月20日(日)、17時から開催される。


ミクニマルノウチがオープンするにあたり、三國シェフから東京産の食材にこだわったお店を丸の内にオーブンするのでと、相談を受けたのが2009年だった。

あれから10年、当ブログのトップページ左のカテゴリー「三國シェフと江戸東京野菜」には150日以上親しくさせていただいている日々を掲載している。




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先日三國シェフから電話があって、ミクニマルノウチがオープンして10周年を迎えるから、
10月20日(日)、17時から、マルノウチ店で記念イベントを開催するからと、連絡をいただいた。

江戸東京野菜は、江戸東京の野菜文化を 今に伝えるレガシーだと言ってきたが、お越しいただく皆さんに再認識いただく会にしたいと三國シェフは言う。

お申し込みはミクニマルノウチ
tel 03−5220−3921 又は
http://www.mikuni-marunouchi.jp まで


追録
今年11月30日に、世界都市農業サミットのイベントとして練馬大根引っこ抜き世界大会が練馬で開催されるが、江戸東京野菜がレガシーであることを世界に発信したいものだ。



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2019年08月14日

新宿区エコリーダー養成講座の「食から考えるエコな暮らし」〜できることから始めよう〜に、「知ってる江戸東京野菜」が加わる。


今年、6月15日に開催した「はじめての江戸東京野菜講座」に、聴講をいただいた新宿区立環境学習情報センターの高間佳子センター長から、

昨年同様の新宿区エコリーダー養成講座を開催するにあたって、今年は「食から考えるエコな暮らし〜できることから始めよう〜」を計画していて8月29日から10月24日までの全9回という。




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そこで、ご依頼は、9月12日に「知ってる?江戸東京野菜」をテーマに江戸東京の伝統野菜は、江戸から東京にいたる歴史の中で、市中や近郊で栽培され、江戸・東京市民の食生活を支えてきたという内容で・・・。

また、NPO江戸東京野菜コンシェルジュ協会の上原恭子理事より「食材としての江戸東京野菜」をテーマとして、レシピの紹介と試食会をおこなう。
申し込みは8月17日まで

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