更科堀井 秋の会のメニュー会議が10日、9時から開催され、決定された。
江戸蕎麦の老舗「更科堀井」と江戸ソバリエ協会、料理研究家の林幸子先生が主宰するアトリエグーなどと共催をしている「更科堀井 四季の会」は、8月に夏の会が開催された。
5年目がスタートする「秋の会」は、10月28日(月)、29日(火)に開催される。
四季の会開催に当たっては、毎回2週間前に江戸東京野菜の選定と、お料理のメニューを決めているが、秋の会の打ち合わせ会議も、10日9時から開催したもの。
上の画像をタップする。
常陸秋そばの鉢植えは花が咲いていた。
秋の会の開催される日に、収穫できる江戸東京野菜は、
滝野川大長ニンジン、馬込三寸ニンジン、亀戸大根、シントリ菜、
品川カブ、三河島菜、伝統小松菜、千住ネギ、内藤カボチャ、
内藤トウガラシ、奥多摩ワサビが、生産者から報告があった。
(太字が選ばれた江戸東京野菜)
これまで、林幸子先生が提案するお料理は、
同じものがないということで、林先生のお料理への期待から、
毎回大勢の方々に楽しみに参加され、喜ばれている。
今回決まった「秋の会」メニュー
一、滝野川と馬込の味比べ
一、内藤南瓜と蕎麦搔の重ね
一、品川蕪と豚バラの重ね蒸し
一、馬込三寸人参梅冷掛け
一、三河島菜と忍び穴子の掻揚げ
一、内藤唐辛子切り
一、禅寺丸柿のパイ
(禅寺丸は台風被害にあい
変更の可能性あり)
2019年10月12日
ミクニレッスンの10月7日は、「秋の種まき、調理実習でつかう野菜を育てよう!」
東京都市大学付属小学校( 重永睦夫校長 ) で実施しているミクニレッスンは、4年生を対象に毎年一年間を通して実施しているもので、その内の3回を江戸東京・伝統野菜研究会として、お受けしていて、メンバーの宮寺光政さんとで伺った。
今年はリーダー山本先生のもと桐組(宮下裕美先生)と、桜組(小林大将先生)が実施している。
10月7日は、「秋の種まき、調理実習でつかう野菜を育てよう!」で、11月11日に実施する調理実習のメニューのサラダの材料の野菜を生徒たちが栽培する。
今回も、スタッフとして世田谷のイタリアン ”ジータ” の福田耕二シェフと、由井和也さん(江戸東京・伝統野菜研究会)に手伝っていただいた。
各クラス共に6班に分けられ、プランターを挟んで全員か座ったままでの挨拶で始まった。
現在、ラクビーワールドカップ2019組織委員会顧問をされている三國シェフはて、「ラクビーワールトカップを応援してる人!! と、ラクビーの話題から入った。
帝国ホテルで修行をしていた19歳の頃、三國シェフは帝国ホテルのラクビー部に席を置いていたラガーマントと、自身の著書に書いている。
ハーイ!! と全員から手が上がった。
ロシア、アイルランド、サモアと撃破して、今度の、スコットランド戦の戦況予想、テレビで見ているから生徒たちは詳しいこと。
ラクビーの話題で、生徒の気持ちをつかんだところで、授業の内容について話し始めた。
「今日は、11月に作るハンバークに添える、サラダを作るための種まきをします!!
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2019年10月11日
行政相談の仕事知ってる! 行政の困ってたことは聞いて! 認知度向上にYouTube!!
現役時代にお世話になった松丸じゅうぞうさんが、地元の「かつしかFM」の音楽番組「じゅうぞうのアワーカントリー」で長年パーソナリティーを務めているが、その人柄から2009年から地元の行政相談委員もされている。
行政相談委員は、住民から行政サービスに関する苦情や要望、意見を聞き、関係機関につなぐ役割を担うボランティアで、総務大臣から委嘱されている。
今年、都内の相談委員が集まる会議で、行政相談の認知度が少ないから、何を相談したらいいかわからない市民が多いとの意見が多くでたが、同感だった。
そこで、制度をPRする曲を作ることを思い立ったという。
因みに、松丸さんは、日本作曲家協会広報委員会委員をされている。
作詞は、行政相談委員仲間の永島道子さんに依頼してできた。
全国の行政相談で流されているようだ。
松丸さんに依頼されて作詞を担当したことがあった。
ロカビリーの山下敬二郎さんに歌ってもらった曲が、
今思い出になっている。
2019年10月10日
14日(祝月)10時から東京アグリパーク前で、江戸東京野菜の無料配布の実施
10月11日(金)〜13日(日)まで開催される予定だった “東京あじわいフェスタ2019” が、大型台風19号の首都圏来襲が予想されることから、主催者の東京都では9日中止を決定しました。
“あじわいフェスタ” では、この季節の江戸東京野菜が、キッチンカーで料理に使われたり、抽選会の景品として用意されていましたが、中止に伴い、フードロスにならないように、わずかですが無料配布いたします。
JA東京アグリパーク前で行います。
江戸東京野菜の、
谷中ショウガ、伝統小松菜、治助イモ、内藤カボチャ等の予定。
お立ち寄りください。お問い合わせは、 jimukyoku@edo831.tokyo
2019年10月09日
「食めぐり47 Vol.3」が季節の江戸東京野菜を食べる企画が表参道ミナガワビレッジで開催された。
森川洋一さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が代表を務める森川喜市商店が、「宇宙の理」(山口うりさん)」 西荻KonoCafeコノカフェの此松陽子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)、ミナガワビレッジと共催で、
表参道ミナガワビレッジで「食めぐり47 Vol.3」が季節の江戸東京野菜を食べる企画として、10月6日(日)に開催された。
森川代表は、4月に此松さんのコノカフェで、江戸東京野菜を食べる企画を開催したが、
今回は、ステージを表参道ミナガワビレッジに移し、「宇宙の理」の山口さんともコラボしたもの。
当ブログでもトップで企画を紹介してきたが、会場いっぱいの皆さんが集まった。
「宇宙の理」の山口さんのあいさつ(写真下)
パンとキッシュを担当した此松さんと調理を担当した "ぷるにぃさん"(写真右上)
漬物の「銀座若菜」の堤杏奴専務(写真上中央)も、ぬか漬けを紹介し、希望者には冷蔵庫でぬか漬けができる同社のセットも販売された。
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2019年10月08日
三河島枝豆の麹味噌で、味噌煮込みうどんを作ったと和食の料理人石井公平さんからメールが来た。
西武池袋線の大泉学園駅近くで小料理石井を開いている石井公平さんから三河島枝豆で味噌を仕込んだとのメールをいただいたので、当ブログで紹介したが・・・
先日、渡戸秀行さんのところへ行ってきたとのメールをいただいた。
何でも、秋の江戸東京野菜の生育状況の見学がてらだという。
「その際に、渡戸さんが栽培した尾島早生で作ったという「うどん」をいただいたが、それを石川さんが今年仕込んだ 三河島枝豆(渡戸さん産)と練馬区中村橋の糀屋三郎右衛門 麦麹で作った味噌で、味噌煮込みうどんを作ってみました。」
「やはり味噌の香りは格別。
それと同時にうどんのコシ。
非常に美味しくいただきました。」とあった。
今度食べに行こう。
追伸
石井公平さんも、11日21時 NHK-BS新日本風土記「東京の野菜」で
紹介される。ご覧ください。
2019年10月07日
夢の島熱帯植物館・夢の島公園の「森の学校」で「江戸東京野菜を知る! パート1!」が、5日に開催された。
夢の島熱帯植物館・夢の島公園では平成31年度下半期 森の学校で「江戸東京野菜を知る! パート1!」が、5日に開催された。
そもそもは、今年の1月に同公園の上野宏記事務長からメールをいただいた。
夢の島公園では小学生向けに、おばけカボチャや内藤唐辛子、サツマイモ、サトウキビなどを植え付けから収穫などを行ってきたそうで、
来年度は近隣の歴史的野菜の栽培ができないか調べていて、江戸東京野菜通信に到達しましたという。
それならと、間近に江戸川区立中央図書館で江戸東京野菜のお話しするからと案内したら、上野事務長と、蛯澤映子さん(コミニティーアテンダント)が、聞きに来てくれた。
播種又は苗植え付けから栽培、収穫の指導の依頼もあったが、当研究会のメンバーで、江戸東京野菜の代表的な栽培農家の宮寺光政さんを紹介したことで、視察に来られている。
京葉線の新木場で下車したのは、10数年ぶりだが、熱帯植物館には初めて行く。
160回で初めて江戸東京野菜の道場だ。
昨年度は夢の島熱帯植物館開館30周年で、「伝統と革新」というタイトルでいくつかのイベントが実施されたようで、今年はそれを基盤に地域の歴史、風土、生物多様性に配慮した「もの」「こと」づくりを行う予定だという。
このようなことから、東京・城東・江東区という「地域」の野菜を調べる中で砂村三寸人参、亀戸ダイコンとか伝統小松菜などの「江戸東京野菜」があることを知ったという。
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2019年10月06日
BS-NHKが10月11日(金)21時から「新日本風土記」で、江戸東京野菜の取り組みが紹介される。
江戸東京野菜を取材撮影してくれていた番組制作会社のデレクター佐野岳士さんから放送日が確定したのでオーブにしてよいとお許しが出た。
この番組、BS-NHKが放送している「新日本風土記」で、「東京の野菜」が放送される日時が10月11日の21時からと決まった。
そもそも、この企画を伺ったのは5月で、撮影は6月になってから早稲田ミョウガの発見場所を案内した。
その後、練馬の井之口喜實夫さんが、ミョウガ栽培をしているところを撮影している。
また、寺島ナスでは、立川の清水丈雄さんの畑を撮影して、昭和の森「車屋」でのイベント、も撮影している。
番組では、東京の野菜を多角的に取材していて
練馬で東京の食材にこだわる和食の料理人石井公平さんも紹介されるようだ。
戦後の東京農業をリードした世田谷の大平信彌氏(写真)の足跡と、
娘婿の大平博四さんの生き様、現在娘美和子さんが一人大平家を守る中で、野菜栽培を支援するグループも紹介される。
「新日本風土記は、各地に根付いた文化や風習、風景などを記録し、
映像遺産として未来へと伝える。」とあるが、
江戸東京野菜を「日本遺産」にとの思いがあるので、
映像遺産として未来に伝えるというのは一つのステップだ。
■NHK・BSプレミアム
本放送予定日10月11日 (金)21:00〜21:59
再放送予定日10月18日 (金)8:00〜 8:59
■NHK・BS4K
本放送予定日11月22日 (金)20:00〜20:59
再放送予定日11月29日 (金)10:00〜10:59
■NHKオンデマンド見逃し番組・・・
BSプレミアムの本放送翌日から2週間配信
(受信料とは別の有料サービス)
■NHKワールド・プレミアム・・・
BSプレミアムの本放送翌週月曜1回配信
(NHKの在外邦人向け日本語放送)
*上記の他にも、不定期で再放送の可能性がございます。
*公共放送NHKの役割として、映像の二次使用の可能性がございます。
2019年10月05日
鎌倉ロータリーアンに、鎌倉の生きた遺産「鎌倉大根」の話を伝えた。
鎌倉だいこん未来研究クラブ運営委員のメンバーで、鎌倉ロータリーアンの平山眞さんから鎌倉の大根料理の店「福来鳥」の女将・佐藤エダさんに、鎌倉ロータリークラブ例会での卓話の依頼があった。
エダさんが鎌倉大根への思いを語ればよいと思ったが、佐助稲荷神社に伝わる伝説の大根発見の経過は、私から話してほしいと云うので、お受けした。
昨年の12月に、読売新聞神奈川版の「レジェンドかながわ」で「伝説の野菜で街おこし」「鎌倉大根」が紹介されたことから、反響も大きく、平山さんが廣田慶子プログラム委員長に紹介したことから、田中重代クラブ奉仕理事の承認を得て10月1日で決定したようだ。
平山さんご夫妻は、初めて鎌倉の大根のお話をした4年前から支援していただいている。
当日は、11時に鎌倉駅前で、平山さんご夫妻とエダ女将と待ち合わせ、タクシーで七里が浜から近い鎌倉プリンスホテルに向かった。
全員で「君が代」、「奉仕の理想」を大きな声で合唱。
最後に季節の歌として鉄道唱歌「汽車」を唄った。
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続いて横山英夫会長のあいさつ・・・
バンケットホール七里ケ浜の前を江ノ電が走り、海が広がっていた。
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2019年10月04日
2019年10月03日
深大寺そば学院10期生の授業で江戸東京野菜についてお話をさせていただいた。
深大寺一味会が深大寺そば学院を開講して今年で10年目、募集が行われていた。
江戸東京野菜については、江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長が同学院の学監をされていることから、紹介をいただき昨年から講師を依頼されている。
受講生20名が5班に分かれて、パワーポイントなどを活用した発表会(午後1時〜2時45分)となった。
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2019年10月02日
台風15号の猛威は鎌倉の佐助稲荷神社にも大きな被害を与えていた。
9月9日(月)の深夜首都圏を襲った台風15号により、千葉県に広域停電が発生し、それが長期化した。
屋根瓦を飛ばされて、ブルーシートを張った家々の復旧も追いつかないとの報道がされている。
台風15号は三浦半島付近を通過と気象庁が発表しているようだが、天気図を見ると、9日3時に鎌倉市を直撃している。
鎌倉大根の普及活動をしている鎌倉市佐助で大根料理の店・福来鳥の佐藤女将に10日に電話をしてみると、鎌倉大根の伝説のある「佐助稲荷神社」に大きな被害が出たとのことで、伺った。
太い杉が何本も折れて新築中の拝殿にも、
折れた太い杉の枝が銅板の張られたばかりの屋根を直撃した。
行ったときには、杉の木は切り落とされ被害のあった所は
ブルーシートがかけられていて、参道も歩けるようになっていた。
拝殿の奥にある本殿は通行止めで行くことができなかったが、
本殿も太い木の直撃で押し潰されたという。
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2019年10月01日
国立の佐伯さんの水田では、コンバインによる収穫作業が行われていた。
農のある景観として、国立の佐伯寛さんの水田を田植えから紹介してきた。
9月13日に近くまで行くことがあったので、ママ下湧水公園の脇にある佐伯さんの水田に寄ったが、稲穂がたわわに実っていたことは紹介した。
佐伯さんには、電話で報告したが、収穫作業の日程が決まったら連絡が欲しいとお願いしていた。
今、収穫作業が始まった、昼には終わると云う。
作業の中心は、会社勤めの息子さんだから、
今日やるとなったようだ。
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たまたま、自宅にいたので、急いで国立に向かった。
すでに半分は刈り取られていたが、
コンバインに二人で乗り込み、刈り取っていた。
作業中、私が写真を撮っているのを見つけて、
わざわざコンバインを降りて、詫びに来てくれた。
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立川で栽培されていた銀杏は、完熟間近な大粒の果実が実っていた。
自宅の近くに銀杏を栽培している畑を見かけたので、JA東京みどりの原省三さんに紹介してもらった。
案内してもらったのは西武砂川駅近くで電車からも良く見える銀杏畑だ。
栽培しているのは鳴島勇三さんで、上砂地域には植木畑が多いが、その中に鳴島さんの銀杏畑は8か所もあり、大粒の銀杏が実っていたが、藤九郎種と嶺南種を栽培しているという。
畑はきれいに管理されていて、畑はフカフカの状態。
鳴島さんは、伸びすぎた枝の選定と、雑草を生やさないように年4回はトラクターでうなっているという。
鳴島さんのところでは、10月中旬に、木の下にシートを張って、棒で生っている銀杏を叩き落して行く。
落とした銀杏は、完熟して柔らかくなっている。拾い集めた銀杏は、機械で果肉を除去して、一度に出荷するという。
出荷先は地元の直売場の立川ファーマーズセンターの他、イトーヨーカ堂に卸しているという。
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