大嘗祭の庭済机代物として、東京区内を代表して井之口喜實夫さんが、キャベツを供納したことは当ブログで紹介したが、その後、畑を見に行った時に、テレビの取材依頼がある事を伝えていた。
事前に了解を得ていたので、映像制作部の川元綾希子ディレクターと、奥山勇気アシスタントディレクターを井之口さんの畑に案内した。
今回の企画は、江戸東京野菜の魅力や歴史、それに関わる人達を紹介できればと考えているという。
江戸東京野菜の栽培をしている東京の農業高校の生徒達が、井之口さんの畑でノウハウを学ぶというストーリーで、「生産者とのふれあいなどを撮影させて頂ければ・・・・」と云う。
そして、和食の料理人が調理してくれるという。
冬の江戸東京野菜の代表格が練馬大根だが、本来練馬大根は12月には全部抜いて干し大根にされるもの。
井之口さんには、1月中旬の撮影まで置いておくように頼んだ。
井之口さんの話では、今年は台風にやられて、種のまき直しもあったようで、その大根を、撮影の1月まで残してくれるという。
固定種の練馬大根(白首)と、青首大根の違いは、肉質の違いで、和食の料理人に知ってもらう機会になればと思っている。
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