新春早々、おめでたいご報告ができることは、嬉しいことだ。
葉画家の群馬直美さんと出会ったのは、2010年に家庭画報を出版している世界文化社の飯田想美さんと一緒に、勤め先の東京都農林水産振興財団に尋ねてこられて、江戸東京野菜の話を聞いて行かれた。
いわゆるボタニカルアートの中でも、野菜を等倍で撮影したような細密画には驚いたものだ。
その後家庭画報に連載し、国際版にも掲載されたから、世界的に評価されていた。
その、群馬さんが英国王立園芸協会主催の植物画展でグランプリを受賞したと、12月28日の東京新聞が報じていた。
RHS London
Botanical Art and
Photography Show
Best Botanical Art Exhibit
の盾
ゴールドメダルと最高賞のダブル受賞!!
知らなかったので、群馬に帰省中の直美さんに電話をして、
話を伺い、写真を送ってもらった。
群馬さん、本名!! と聞いたら、本名だという、
群馬さんは高崎出身だが、全国に60軒しかいないとか、
群馬さんのルーツ、群馬の伝統野菜「下仁田ネギ」は、
葱の中でも個性的で、根深や葉ネギにない泥臭い魅力がある、
苗から、抽苔したネギ坊主と、結実したネギ坊主までを描いている。
上の画像をタツプする。
英国王立園芸協会の皆さん。
クリスタルには菊の花が掘られたグランプリ杯。
細密なテンペラ画だから時間はかかる、
私が立川の部屋に伺ったときは、3点目を制作中だった。
2カ月で書き上げられるものではない。
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