東京都教育委員会が発行した「東京文化財ウィーク2019」を都庁の地域教育支援部でいただいた。
2020年の江戸東京野菜の文化活動を実施する上で、参考になるものだった。
東京都では、文化財として保存している古民家のある区の中から、参加を希望する9区により、東京9区文化財古民家めぐり実行委員会を結成し、10月3日から11月23日の間、各地で開催された。
足立区、旧和井田家住宅
自然豊かな都市農業公園内に移築された江戸時代の住宅です
北区 旧松澤家住宅
年中行事の体験や野菜作り、工作教室など、ボランティアによる
さまぎまな講座や古民家ガイドを行っています
板橋区 旧田中家住宅
田の字形の間取りで、土間や台所を備えている典型的な農家建築です。
旧粕谷家住宅
享保8年(1723)建築の都内最古級の建造物です
練馬区 旧内田家住宅
季節展示や体験事業、ボランティア主催のイベントなど
1年を通して楽しむことができます。
江戸東京野菜など、農業の遺産を区毎に加えると
足立区には、
夏は本田うり、冬は千住ネギを栽培する
内田宏之さんがいる。
足立は夏菊が特産でした。
足立のつまもの栽培はいろいろあり、農業説明板が建立されている。
江戸東京野菜を使っている足立区の飲食店は1店。
北区には、
農地はわずかになったが、
かつては滝野川ゴボウと滝野川人参が栽培されていた。
江戸東京野菜を使っている北区の飲食店は1店。
板橋区には、
志村みの早生大根が栽培されている。
赤塚たんぼは、高島平の団地になってしまったが、
徳丸には「田遊び」が伝えられている。
江戸東京野菜を使っている板橋区の飲食店は1店。
練馬区には、
練馬大根碑や、
御殿跡等、徳川綱吉に関係した史跡が残っている。
植物学者の牧野富太郎博士が住んでいた大泉の屋敷が
牧野記念庭園記念館になっている。
練馬に移り住んだ経緯が大泉農協40年史に記されている。
練馬大根等、江戸東京野菜を栽培する農家では、収穫体験もできる。
毎年開催される「練馬大根ひっこ抜き競技大会」も行われている。
明治時代に伝わったビール麦で、
金子ゴールデンビールが醸造されている。
甘藍(キャベツ)の碑が後日見つかった。
江戸東京野菜を使っている練馬区の飲食店は10店。
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