2020年03月31日

東京23区の「農」の歴史文化を訪ねて、第1弾。「東京文化財ウィーク2019」を参考に、江戸東京野菜を地域との文化活動に


東京都教育委員会が発行した「東京文化財ウィーク2019」を都庁の地域教育支援部でいただいた。
2020年の江戸東京野菜の文化活動を実施する上で、参考になるものだった。

東京都では、文化財として保存している古民家のある区の中から、参加を希望する9区により、東京9区文化財古民家めぐり実行委員会を結成し、10月3日から11月23日の間、各地で開催された。




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足立区
旧和井田家住宅
 自然豊かな都市農業公園内に移築された江戸時代の住宅です

北区 旧松澤家住宅
年中行事の体験や野菜作り、工作教室など、ボランティアによる
さまぎまな講座や古民家ガイドを行っています

板橋区 旧田中家住宅
田の字形の間取りで、土間や台所を備えている典型的な農家建築です。
旧粕谷家住宅
享保8年(1723)建築の都内最古級の建造物です

練馬区 旧内田家住宅
季節展示や体験事業、ボランティア主催のイベントなど
1年を通して楽しむことができます。

江戸東京野菜など、農業の遺産を区毎に加えると
足立区には、

夏は本田うり、冬は千住ネギを栽培する
内田宏之
さんがいる。
足立は夏菊が特産でした。 
足立のつまもの栽培はいろいろあり、農業説明板が建立されている。

江戸東京野菜を使っている足立区の飲食店は1店。

北区には、
農地はわずかになったが、
かつては滝野川ゴボウと滝野川人参が栽培されていた。

江戸東京野菜を使っている北区の飲食店は1店。

板橋区には
志村みの早生大根が栽培されている。
赤塚たんぼは、高島平の団地になってしまったが、
徳丸には「田遊び」が伝えられている。

江戸東京野菜を使っている板橋区の飲食店は1店。


練馬区には、
練馬大根碑や、
御殿跡等、徳川綱吉に関係した史跡が残っている。

植物学者の牧野富太郎博士が住んでいた大泉の屋敷が
牧野記念庭園記念館になっている。
練馬に移り住んだ経緯が大泉農協40年史に記されている。

練馬大根等、江戸東京野菜を栽培する農家では、収穫体験もできる。
毎年開催される「練馬大根ひっこ抜き競技大会」も行われている。

明治時代に伝わったビール麦で、
金子ゴールデンビールが醸造されている。

甘藍(キャベツ)の碑が後日見つかった。

江戸東京野菜を使っている練馬区の飲食店は10店。



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2020年03月30日

3月下旬で1p以上の積雪は32年ぶり、外出自粛要請を後押し。


29日、関東地方、特に多摩地区では深夜から昼過ぎにかけて雪が降り、昭島でも結構積もった。

朝6時すきに目が覚めた時には、咲き始めていた庭の花海棠(はなかいどう)と、石楠花(しゃくなげ)が雪をかぶっていた。



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14時頃には雪がやんだので、雪は融け始めていた。

新型コロナウイルスの感染者が東京都内で急増していることを受けて、小池知事は「いまの状況を感染爆発の重大局面ととらえ28日、29日は、不要不急の外出などを控えるようにとテレビで呼びかけた。

早朝からの積雪は、若い人たちがふらふら出歩くような、
状況ではなかった。

今年、雪が降ったのは1月27日で、講演の帰りに雪が降りだしていた。

2014年は2月になって豪雪が何度かあったが、
2014年2月14日のうおこう寄席のたびに雪が降ったのを思い出した。



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2020年03月29日

セルリーの大産地静岡で栽培する武藤さんからセルリーが送られてきた。


静岡県大井川町宗孝の武藤可六さん(JAおおいがわ組合員)から、大箱に入ったセルリーが送られてきた。
武藤さんも、現役時代に一緒に仕事をした東京農大の同窓で、大井川町で先進的な農業に取り組んでいる。

スーパーなどではセロリで販売されているが、セルリーの名に注目した。
セロリを、英語で書くと「selery」で、これをフランス語の発音で「セルリー」となるという。

東京でも清瀬市の並木猛さんが、セルリーを栽培していて、今年も3月29日から収穫作業を始めると聞いている。

並木さんは、かつて江戸川で、「日本一のセルリー」をブランドとして栽培していた伊藤仁太郎さんの教え子で、教え通りの栽培手法をとっている。





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セルリーのルーツについて知らなかったが、武藤さんから送ってもらったことで、調べてみた。

セルリーは加藤清正が朝鮮出兵で、日本に持ち込んだとされており、セルリーの味わいから「清正人参」と呼ばれている。
加藤清正の肥後熊本には、清正人参として伝わり、栽培している農園もあるようだが、種苗会社のF1だというので、熊本市のひご野菜や、熊本の伝統野菜にはなっていない。

1800年頃には、オランダ船が持ち込んだとの説もあり、香りが独特だったために普及しなかったという。

武藤さんの静岡県では戦前に旧豊田町の有識者によって導入されたのを始まりとし、1943(昭和18)年には浜松市東区豊西・中ノ町地区で栽培されるようになり、さらに県内各地区へと生産が広まっていった。

朝鮮戦争による特需が1950年(昭和25)にあり、浜松市で栽培されているセルリーは、1951(昭和26)年にアメリカのユタ州から取り寄せたタネ「コーネル619」を基に、関係指導機関が一体となって改良を行い育成した。

清瀬の並木さんも、師匠の使っていた「コーネル619」を引き継いでいる。

1953(昭和28)年には駐留米軍からセルリーの栽培地が「清浄蔬菜栽培地」の認定を受け、一層の産地拡大が図られた。
駐留米軍特需用に加え国内需要も拡大し、農業用ビニールハウスを利用した作型開発による作業の効率化が行われていった。

このような経過を経て、現在全国シェアのトップ3を長野、福岡と争っていて、年間出荷量こそ長野に首位を譲っているが、秋から春(11月〜5月)にかけては温暖の静岡県浜松市産の出荷量が日本一だという。

セルリーの物語も調べてみると奥深い
調べながら、武藤さんのセルリーを、美味しくいただいている。
武藤さん ありがとうございました。

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2020年03月28日

フォレストin 昭和館前のコブシが、この季節は真っ白に咲き誇っていた。


桜の標本木がまだ1-2輪の時に、半蔵門の桜は咲き始めていたことは、2週間も前に紹介したが、昭島駅までの通勤路は、コブシの花が8分咲きだった。




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10年前まで毎朝歩いての通勤は、昭島駅まで15分ほどかかったが、
フォレストin 昭和館の前の街路樹はコブシで、
この季節は真っ白に咲き誇っていた。

先日通りかかったときに、咲いていたので懐かしくなって撮ってきた。



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2020年03月27日

土佐の伝統野菜を守ってきた育種家の竹田順一先生から「潮江菜」送っていただいた。


土佐の竹田順一先生とは、2015年にお会いしてからのお付き合いだが、

先生のご尊父は、植物学者の牧野富太郎博士の教え子の功先生で、牧野博士から「高知の在来野菜などについて調査採取をしなさい」と指導を受け、高知の在来野菜を集められた方。

父亡き後、順一先生が引き継いで採種していたが、絶滅したと思われていた高知の伝統野菜「潮江菜」の種も持っていた。
このことは、野菜情報に書いている。





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白い茎と切れ込みのある葉の潮江菜は、クセの無い味で美味しい。

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高知県南国市の竹田先生は、ご近所の野口さんご夫妻(潮江菜の花咲く野口農園)が栽培した、潮江菜を送っていただいた。

育種家の竹田先生から「水菜・京菜の原種とみられる潮江菜」の研究論文もいただいた。




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posted by 大竹道茂 at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話

2020年03月26日

読売新聞夕刊に、月曜日から連載の「しあわせ小箱」に江戸東京野菜講談の田辺一乃さんが連載。


読売新聞(東京版)の夕刊に人気の連載記事「しあわせ小箱」(23日〜27日)に、下町の講談師 として、真打の田辺一乃師匠が連載されている。

読売新聞では昨年の8月に 編集局社会部 江東支局の田中文香記者が取材に来ていて、後日、「江戸東京野菜の魅力を伝える」「おいねのつる芋等創作16席、リズミカルに」を掲載いただいたが一乃師匠の話を聞くにつけ、書ききれなかった分を "下町の講談師" に書いている。



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23日が ”「生きるヒント」は寄席に”
前職は人事院勤務の国家公務員。
師匠一鶴の持ちネタ、56年前の東京オリンピックを語る。

24日が  “新入生 実は師匠の勘違い”
人事院に採用され、子どもを連れて仙台に2年間の赴任生活。
取材に行った田辺一鶴師匠の講談教室でその話芸にひかれ、

25日が “公務でも目の覚める話芸” 
人事院の仕事でも話芸を活かす、2008年に早期退職し、講談師に

26日が ”台本に託す「共助」の教訓”
師匠一鶴の死で、姉弟子一邑さんに引き受けてもらった。
「まずは台本を百席書け」と口酸っぱくしていた一鶴さん。

27日最終回は、"最高のウソまだまだ語る" が掲載された。
江戸東京野菜の「家斉公と三河島菜っぱの河童」を創作。

創作講談にも力を入れ
江戸東京野菜講談等持ちネタは200席を超えた。

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2020年03月25日

毎月20日に発売される、NEWS TOKYOの11頁に「江戸東京野菜の物語」を著書紹介。


先日NEWS TOKYOの津久井美智江さんが、ベネッセパレットの藤原隆行部長を案内して見えたことは報告したが、

その時に、「江戸東京野菜の物語」を刊行することを話したら、今月のNEWS TOKYOで紹介してくれた。




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・・・生産者や地域の人々、学校やメデイア、自治体、NPOなどの力を得ながら、「伝統野菜の復活と「地域の活性化」に奮闘する著者の活動の記録である。と紹介してくれ、読者プレゼントにも使っていただいた。
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2020年03月24日

満開の江戸城 濠大根、次代に引き継ぐ採種が練馬区大泉の圃場で行われている。


江戸城 濠大根の花が咲き始めたことは、当ブログで紹介したが。

練馬区大泉町の村田家の圃場で、渡邉和嘉さんが栽培している江戸城濠大根は1月5日には、花が咲き始めていた。

この江戸城 濠大根は、2月に更科堀井の冬の会で、皆さんに食べていただきましたが、大きくなりすぎたのを残して使っていただきました。





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江戸城 濠大根は、花をびっしりと付けていた。
渡邉さんは、9月1日に播種をしたようで

9月中旬に、間引き菜を、巣鴨の栃の木やで試食してもらった。
イソチアシアネートの辛み成分が、根も葉からも感じられた。




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2020年03月23日

江戸から平成まで栽培されていた「足立の水セリ」、簡単には復活できないその味も。


先日、江戸東京野菜コンシェルジュの亀島由美子さんから、頂いてきた三関せりが成長し始めたとラインで写真が送られてきた。

三関せりは、6月上旬、親株になるものを育て、節からの発根を促し苗(ランナー)を育成させる。
大きくなったところで水を張った本畑に定植する。

宮城県名取の三浦隆弘さんの場合は、NHKの里山で紹介されたが、節が2〜3付いた茎を、無造作に水田に投げ入れていた。





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お勝手の流しの窓際に置いているようだが、主婦が楽しむにはいい水栽培だ。

「東京ではどこで作ってるんですか ? 」と「サミットin秋田湯沢」で誰だったかに聞かれた。

東京の中央卸売市場に全国から入荷する野菜は、0b地帯から、中山間地、そして2千メートルの雲取山まで、
また、洋上1千キロの小笠原まであるから、なんでも栽培していると、云ったものだから聞かれたものだ。


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2020年03月22日

「江戸東京野菜の物語」を刊行したので、お世話になった方を会食にお誘いした。


「江戸東京野菜の物語」を刊行した。
編集でお骨折りをいただいた平凡社の福田祐介さんと、監修をしている絵本塾出版のシリーズで、「やさい応援団」を執筆している八田尚子先生もお誘いして、オテルドウミクニで会食をした。

三國シェフからは、5月に開催予定の国際食文化交流会で江戸東京野菜を紹介するよう依頼されていることもあり、詳細を伺う必要もあり、四谷に伺った。





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地産地消を推進しているミクニシェフは、東京の食材をふんだんに使ったお料理を、ミクニマルノウチを手始めに提供されていたが、

旬の食材はオテルドウミクニでも使われている。東京の農家も使っていただいていることを誇りに思っている。

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2020年03月21日

ホテル椿山荘東京で、シェフの皆さんに江戸東京野菜を説明、秋に向けて生産者を紹介することになった。


東京都が計画した「東京味わいフェスタ2018」は、江戸東京野菜を普及する上でのイベントとして大きな成果がありました。

昨年の「東京味わいフェスタ2019」は、準備万端だったが、東京都が台風19号の来襲を察知して中止となりましたが、
東京都の東京グローン(TOKYOGROWN)では、フェスタ会場で東京産食材を使った薬膳カレーを出す予定で、監修を椿山荘の中華料理担当の川嶋正行調理長に依頼し、江戸東京野菜の滝野川ゴボウをはじめ東京の食材を提供していた。





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先日、ホテル椿山荘東京の川嶋調理長から、江戸東京野菜について話を聞きたいと、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の川並三也理事のもとに連絡をいただ。

江戸東京野菜の話から、流通の質問にもなるだろうと、果菜里屋の高橋廣道さんも誘って伺った。

椿山荘は、現役時代に仕事でよく使っていたし、若い二人の門出に仲人として夫婦で立ち会ったこともあるし、子供が就職した時の内祝いで食事をしたなど、メモリアルステージになっている。


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2020年03月20日

昼食を大阪屋砂場でいただいた後、虎ノ門から農水省に向かった。


更科堀井の四季の会は、実施して5年になるが、次回(春の会)は当初4月27日(月)、28日(火)に開催予定だったが、

更科堀井がニューヨークに支店を出すというので、5月11日(月)、12日(火)に延期となった。
これも、新型コロンの影響でどうなる事やら、場合によっては、夏の会になるかもしれない。


少し遅くなった昼食だが、ここまで来たから大阪屋 砂場 本店 (東京都港区虎ノ門1丁目)で食べようと向かった。

10年も前になるが、キッコーマン東京本社で「大人の食教室」があったが、そのとき東京本社ビルの斜め前にある、情緒ある「砂場」のたたずまいにひかれて伺った思い出がある。





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砂場は、文化年間(1804〜1818)の頃に、大阪から来た砂場藤吉が糀町(現麹町)に店を出し、現在は後裔が、明治年間に荒川区南千住一丁目に移り「南千住砂場」と称している。

糀町「砂場藤吉」から、慶応年間.(1865〜1868)に暖簾分けした「本石町砂場(現・室町砂場)」と、明治5年(1872)暖簾分けした「琴平砂場(現・虎ノ門の大坂屋砂場)」が創業した。

大坂屋砂場店舗は、2011年7月25日に登録有形文化財に登録された。

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2020年03月19日

江戸東京野菜普及推進室の栽培普及事業に呼応した、町田市上小山田の田中進典さんが伝統小松菜を栽培出荷した。


JA町田市では、昨年から江戸東京野菜の伝統小松菜「ごせき晩生小松菜」の普及につとめていたが、同市の田中進典さんが、初めて江戸東京野菜の栽培に取り組んでいただいた。

 同JAの営農支援課では、JA東京中央会の江戸東京野菜普及推進室が実施している、江戸東京野菜をこれまで栽培していなかった農家に対して実施している栽培普及事業に呼応して、

営農支援部の石井学次長(江戸東京野菜推進委員会委員)の下、青木栄治係長など6名が昨年から取り組んできたが、JAグループの取り組みを理解した町田市上小山田の田中進典さんが12月中旬に播種を行った。





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田中さんは、後継者の豊さんと栽培しているが、ごせき晩生小松菜は、なにぶん初めての栽培だけに不安もあったようだ。
しかし営農支援課が栽培指導をはじめ、収穫から荷造りまで協力してくれると云うことから、栽培することにしたと云う。

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2020年03月18日

高円寺「うおこう」の女将が、鎌倉大根を使って、染めとお料理の自習を公開。


高円寺「うおこう」の女将松井つるみさんが、鎌倉大根を使って、染めとお料理の自習をしていると、写真を見せてくれたので紹介する。

松井さんは、鎌倉大根の収穫祭に何度か出席されていて、2018年に、佐助稲荷神社に奉納した大根をいただいてきて、ベランダで栽培し、採種もしたという。

鎌倉大根の料理コンクールを企画したいという、福来鳥の女将佐藤祐実那さん(旧名えだ)に応えて、鎌倉大根を送ってもらっている。
また、渡邉公子先生が指導する、鎌倉大根染ワークショップにも参加している。





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鎌倉大根の葉ッパを煮出して、浸けたようです。

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ベランダで鉢植栽培している鎌倉大根は今花が咲いている。

いい色に染まったようですね、



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2020年03月17日

八王子原産の宗兵衛裸麦とパッションフルーツの栽培状況を見に濱中さんを訪ねた。


農の生け花東京グループ(前回)のリーダーとして長年頑張ってこられた八王子の濱中洋子さんは東京の代表は後進に道を譲り、相談役になったが、地元「八王子のぎく会」でも同じで、会長を支援している。

昨年5月に、八王子の宗兵衛裸麦の栽培をしている高野重春さんからいただいた写真を元にブログで紹介したが、タネを残していくには商品化が必要で、高野さんはどうしたものかと悩んでおられた。

「麦茶」や、「農の生け花」に活用するのも良いと思って、同じ八王子の濱中さんに宗兵衛裸麦を紹介したので、高野さんから分けてもらって濱中さんは麦をまいてくれていた。





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11月初めと11月中旬に蒔いた宗兵衛裸麦は、
濱中さんを囲むほど伸びているが、

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12月に入ってから蒔いたものはちらほらで、
生育は不ぞろいとなっている。



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2020年03月16日

JA東京みどりでは、学校給食用に計画栽培された農畜産物の応援販売を実施した。


新型コロナウイルスの対策で、あちこちに影響が出ているが、学校給食用に計画栽培をしていた生産者の野菜が、食品ロスになりかねないことから、

JA東京みどり(立川市、昭島市、武蔵村山市、国立市、東大和市)では、各市の生産者が給食用に生産していた野菜の販路の確保として、JA東京みどりが運営するファーマーズセンター「みのーれ立川」をはじめ、各市にあるJAの農産物直売所「みどりっ子」で実施した。

立川地区では、毎月2回、立川市役所の1階フロアーで農産物の直売を実施しているが、給食用の野菜も市民の皆さんでごった返したという。





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新聞で知ったことから、応援しようと15日(日)、開店の10時に出掛けたが、大勢の市民の皆さんが来ていた。

小山伸二支店長に伺ったが、
今日の分は、武蔵村山地区のニンジンが80円、立川産小松菜100円、ホウレンソウ100円、昭島産の鶏卵10個200円で販売された


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2020年03月15日

2020小金井食育カレンダー3月は「五日市名物の野良坊菜」だった。


今年も4分の1か月が過ぎようとしているから、今更カレンダーの話題でもないが、先日小金井で食育活動をしている松嶋あおい理事から、「2020小金井食育カレンダー」を遅ればせながらといただいた。

このカレンダーは第5回農業絵画コンクール受賞作品の中から掲載したもので、企画発行が小金井市農業振興連合会で、小金井市農業祭実行委員会、JA東京むさし小金井地区、小金井市食育ホームページ編集委員会が協力したもの。





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選ばれた作品は、秋の小金井市農業祭で展示された、小金井市に住んでいる小学生が食育をテーマに描いた作品の中から選ばれたもので、

中には江戸東京野菜を描いたものもある。
3月は「おじさんと野良坊菜」で、小金井市立第三小4年の滝島菜生ちゃんが、五日市で野良坊菜の収穫体験をした時の思い出を描いたものらしい。

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表紙の作品は、小金井市長賞を受賞した「小学校で収穫だ! 亀戸大根」で、小金井市立第一小6年の村松環さん自身が、自分たちが栽培した亀戸大根の収穫を喜ぶ姿か?、お友達か? 、迫力ある作品になっている。

市長賞など重賞の他、入選作品30点が紹介されている。
また、小金井市食育ホームページ編集委員会からは、おすすめレシピとして、料理研究家の酒井文子先生が8月に「寺島なすのヨーグルト味噌漬け」を紹介している。

松嶋さんは7月に「基本のトウモロコシごはん」を紹介している。
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2020年03月14日

公益財団法人東京都農林水産振興財団に野菜の専門家を訪ねて、話を聞いてきた。


江戸東京野菜は現在50品目あるが、今決めておかないと都民に知られずになくなってしまう野菜があってはならないと思っている。

1月に、大嘗祭を調べていた時に、大正天皇と昭和天皇の大嘗祭に小笠原から芭蕉實(バナナ)が供納されたが、小笠原支庁亜熱帯農業センターのセンター長をされたキャリアのある金子章敬さんに色々と教えていただいたので、公益財団法人 東京都農林水産振興財団の、農業振興課長をされているので、お礼に伺った。

金子課長の話では、本庁でお世話になった小寺孝治課長(前食料安全課長)が、同財団の農林総合研究センターで研究企画室長をされているというので、せっかくだから面会をお願いした。






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ハウスが並ぶ、西立川の東京都農林総合研究センターの試験研究エリア

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江戸東京野菜の参考品目として、小笠原芭蕉實(バナナ)は候補になっていることを金子課長(写真右)に伝えた。

昭和天皇の大嘗祭に供納したのが、小笠原諸島の父島大村の小祝幸一氏だが、小祝氏の後継者はいらっしゃるのか、小笠原バナナの生産者や生産面積など、調べる必要があるので、今後とも相談に乗っていただけるようにお願いした。

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2020年03月13日

靖国神社の桜の標本木による開花宣言はそろそろのようだが、江戸城 濠大根の花は咲き始めていた。


靖国神社の桜の標本木は、一輪咲いたので開花宣言はそろそろのようだ。

たまたま、近くまで行ったので、半蔵門線の半蔵門で下車した。
新型コロナウイルスの影響で、昼頃の交通機関は空いていた。





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半蔵門こどもの池あたりの桜は半蔵濠にしだれるように咲いていた。

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2020年03月12日

上野の国立科学博物館で、特別展「和食 〜日本の自然、人々の知恵〜」が開催される。


昨年の8月に、朝日新聞社 企画事業本部文化事業部からメールが届いた。
朝日新聞社は、国立科学博物館、NHK、NHKプロモーションとともに、2020年3月から6月にかけて、特別展「和食」を開催するという。

同展では、“和食”を代表する食材のひとつである大根を例に、様々な品種を比較紹介するので、見本提供に協力してほしいという。提供した大根を見本にして模型等を制作して紹介する予定だという。

依頼された大根は、練馬大根、大蔵大根、亀戸大根だが、江戸東京野菜の大根の収穫は12月になる。




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高田馬場のJRのホームにポスターが貼ってあったが
開催日未定のシールが貼ってあった。

12月になって、江戸東京野菜の流通を担っている「果菜里屋」の高橋芳江さんに依頼して、練馬大根、伝統大蔵大根、亀戸大根を送ったが、各大根の特徴などの質問もなかったので、どんな紹介になっているのか、気になっていて、高橋さんと見に行く予定だ。

そんなことで、招待券が届いたが・・・・。

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 主催者からは「このたびの新型コロナウイルス感染症対策に係る文部科学大臣の要請を受け、開幕日を3月14日(土)を、17日(火)《予定》に変更いたします。

今後の状況により、開幕日が再度変更となる可能性がありますので、国立科学博物館ウェブサイト および 本展公式サイト等で最新の情報をご確認ください。 朝日新聞デジタル内、本社の「イベント・展覧会情報」ページもご参照ください。
」とあった。

招待券が届いた3月10日に、安倍首相は大規模イベントなどの開催について、今後10日間程度も自粛を継続するよう求めた。
これにより、さらに先延ばしする状況になったが、春の選抜高校野球大会は中止になった。どうなる事やらと思ったが、やっぱり開催日は未定になってしまった。

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