2020年06月30日

庭のノウゼンカヅラが今年もたくさんの花を付けはじめた。


庭のノウゼンカヅラが今年もたくさんの花を付けはじめた。

6月16日に2輪咲いたのをはじめ、毎日のように花数は増えていったが、
梅雨から夏にかけて咲き、グーグルマップにも掲載されている。




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この花、雨に弱く、雨が降ると花がボドと落ちる。

毎朝、熊手でかき集めて掃除するのが、日課だ。
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2020年06月29日

立川市西砂の植木農家、石川さんが今年も内藤カボチャの栽培を始めた。


立川市西砂で植木と野菜を栽培している石川公一さんが、
今年も内藤カボチャを作ってくれるという。

石川さんには2015年から協力してもらっている。
2016年には50個ほど収穫することが出来た。

2017年には、さらに栽培面積を広げていた収穫量
前年並みに収穫していたが、

2018年に2017年に収穫したカボチャの種を蒔いたところ、
葉に白いㇷが入らないものが出てしまったことから、
交配してしまったようで栽培は中止された。




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石川さんには、復活普及に対する思いを伝えるべく
「江戸東京野菜の物語」を手渡した。

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石川さんは、2ヘクタールの農地を所有していて、
トラクターで耕していた。



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2020年06月28日

6月28日(日) NPO法人 江戸東京野菜コンシェルジュ協会では、総会をJA東京南新宿ビルで開催する。


NPO法人 江戸東京野菜コンシェルジュ協会では、28日(日)に、JA東京南新宿ビルで総会を開催する。

今年は、新型コロナウイルス感染の緊急事態宣言から、総会開催も危ぶまれていて、佐々木理事から、監事監査は、Zoomで行うと云うことになった。

緊急事態宣言は解除され、総会は計画通り開催することになった。

総会に先立ち、水口均監事による監査が行われ、佐々木昭理事と私が、関係資料を提出し、佐々木理事により説明を行った。



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提出した資料を基に、
2019年度の活動報告と会計監査が行われ、
総会において、佐々木理事から報告される。

日時:6月28日(日曜日)10:30-12:00
会場:JA東京南新宿ビル3階会議室

10:30
*開会の宣言
*議長の選出
*議案の審議
- 第1号議案
 
2019年度事業活動報告 

-第2号議案 
2019年度活動計算報告 及び監査公表
 
-第3号議案 
2020年度活動計画 及び予算案 

-第4号議案 
その他

*議事録署名人の選任(二人)
*閉会の宣言

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2020年06月27日

農林中金総合研究所の主任研究員が、江戸東京野菜の復活普及の取り組みを取材に見えた。

 
農林中金総合研究所基礎研究部の田口さつき主任研究員から
メールをいただいた。
 
田口さんは、JAの職員向けの雑誌「経営実務」に連載していて、
活発な農業に取り組む、農家やJAを、全国JAの組合員農家や、
職員に紹介し、協同組合運動に生かしてもらおうと
執筆をしているという。

これまでの取材のなかで、グリーン近江農業協同組合では、
伝統野菜の日野菜を継承する取組みを取材し、
生産者にとって伝統の味を守ることの意義、
それを支えるJA職員の努力を掲載している。

このような中で、
東京における伝統野菜の「江戸東京野菜」の復活、普及に取り組む、
東京都農業協同組合中央会の取り組みと一体となった、
復活、普及の取り組みについて話が聞きたいとの依頼から、
JA東京中央会の一室をお借りして、江戸東京野菜への思いを伝えた。





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田口さん一人かと思っていたら、
調査第2部の古江晋也主任研究員も見えた。

上の画像をタップする
ソーシャルディスタンスで部屋の隅と隅に座って・・となった。

農林中央金庫といえば、2009年に寺島ナスを復活するにあたり、
60klの大型ポットを30個、支柱が60本、園芸土25KLを60袋等を、
JAバンクが実施する「JAバンク食農教育応援事業」として
支援していただいている。

そもそもの始まりは、現役時代の昭和56年、
東京の農地、農家、伝統の農産物を残す運動から始まっていて、
「子供たちに残したい身近な自然」を編集している。

JA東京あおばの渡邉和嘉さんと、
練馬の子どもたちに練馬大根を食べさせようと、
2007年に「練馬大根ひっこ抜き競技大会」を企画したもので、
昨年は世界農業サミットで各国の代表が抜ていた。

2008年には、品川カブの復活に取り組んだが、
JA東京中央の協力で、カブ作り名人の長久保粂博さんと
有機農業の実践農家・平川幸志郎さんを派遣してくれた。



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2020年06月26日

江戸東京野菜の夏果菜「鳴子ウリ」栽培は、子蔓がネットに絡みつこうとしていた。


鳴子ウリの栽培は、練馬では渡邉和嘉さんが、
2016年から採種と普及をやってくれていて、
2017年からは、酒井利博さんが栽培をしてくれている。

渡邉さんは、今年も採種を含めて栽培をしてくれていて、
定植から親蔓、子蔓の芯止めを行っていた。




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鳴子ウリは、孫蔓に雌花が付くことから、
親蔓の葉5〜6枚のところで芯止めして子蔓を伸ばす作業をしていた。

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子蔓をネットに這わせていた。


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2020年06月25日

住友生命が発行するBEST BOOK 2020年 8月号 の、 今月の12冊に「江戸東京野菜の物語」が選ばれ、内容が紹介された。


住友生命が発行するBEST BOOK 2020年 8月号
〜知る楽しみ、変わる喜び、スミセイベストブック〜で、
今月の12冊に「江戸東京野菜の物語」が選ばれ、紹された。

図書選定・編集委員(敬称略・五十音順)は、
阿刀田高(作家)/津村記久子(作家)/土井善晴(料理研究家)
/村松友視(作家)/群ようこ(作家)/唯川恵(作家)の皆さん。





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この冊子は非売品です。

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イメージ写真は、同誌の編集サイドが掲載したが、
西洋カボチャにキャベツ、そしてビーツが写っていて、
江戸東京野菜とは何ら関係がない写真だ。

「本書編集スタッフから」には福田祐介さんが書いてくれた
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2020年06月24日

金子ゴールデンビール発売10周年を記念した、新ラベルが発売され、飲み比べをお楽しみください。


金子ゴールデンビールをJA東京あおばが発売して10周年を迎え、
ラベルリニュアルキャンペーンが8月31日まで行われる。

このビールは、2011年5月に発売が始まったが、飲むほどにわが国ビールの黎明期、明治を味わえることで、人気のあるビールだ。

最近では、地元で栽培した麦を麦芽にしたビールも多くなって、こだわりのビール愛好家の人気を博している。

金子ゴールデンビールはその先鞭をつけたものだが、それらの中でも特筆するところは、

明治の初めに練馬の篤農家・金子丑五郎が、六条大麦品種の「四国」と米国ビール麦品種の「ゴールデンメロン」の自然交維の雑種の中から選び出した品種と云うから、ビールの歴史に詳しい愛好家には垂涎物のビールなのだ。




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このビール、瓶内発酵が行われることから、
飲み比べを楽しめるセット販売も行っているという。

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お問い合わせは、JA東京あおば、地域振興部、03-3995-5511まで


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2020年06月23日

内藤カボチャの採種を渡邉和嘉さんが実施していた。


内藤カボチャの栽培は、農家以外では、西新宿小学校(長井満敏校長)の5年生が取り組む予定になっていて、準備は済んでいる。

既に、花も咲き始めているが、授業は分散登校が続いているので、
伺って栽培の指導をすることはできないでいる。

幸い、生徒たちは調べ学習で当ブログも検索してくれているので、
渡邉さんの採種の様子を写真で紹介する。





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内藤カボチャに限らず、カボチャは雄花、雌花の花が咲く。
雌花には、写真のように、可愛い受粉前の果実がついている。
明日、開花すると思われる雌花に、紐で軽く縛っておく。

受粉をさせる前に花が咲いてしまうと、ミツバチ等に西洋カボチャ
等の花粉を付けられる(雄花・雌花供に)心配があるため、

上の画像をタップする
同時期、開花すると思われる雄花も紐で軽く縛っておく。
翌日は、雄花を切り取り花弁を取り除き、花粉を付けやすい状態にして

雌花の花弁を開いて、雄花の花粉を付ける。
花粉が付いたら、再び雌花の花弁をひもで縛るか袋を被せる。

雌花に雄花の花粉を付けた後も、他の花粉が付くのを防ぐため、

幾つもの雌花が受粉して、果実は膨らんできたが、
これらはミツバチが受粉したもので、どの花粉か明らかでないので
食べるだけで、種は利用しない。



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2020年06月22日

奈良時代の黄瓜を、宮寺さんに馬込半白キュウリで作ってもらい、塩漬けにしていただいた。


馬込半白キュウリについては、
先日、国分寺市戸倉の濱仲充さんを紹介したが、
濱仲さんの家からの帰りに、
隣の小平市小川町の宮寺光政さんの畑に寄った。

キュウリは、現在若採りを食べているが、
奈良時代には黄色になったキュウリを食べていたようで、
農家でも昔は自宅で食べる分は黄色くして食べていたと聞いていた。




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宮寺さんも、馬込半白キュウリを栽培しているが、
黄色くしたものが、欲しいとお願いをしていたが、

上の画像をタップする
ここまでにするには、茎に負担がかかると嫌な顔をされたが・・・
採種用の馬込半白キュウリを残して、切ってくれた。



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2020年06月21日

日本遺産に東京からは初めて八王子市の歴史文化のストリーが認定された。おめでとうございます。


読売新聞20日の朝刊多摩版に、日本遺産に、東京から初めて「高尾山と桑都 思い結実」が認定された記事と、八王子市で江戸東京野菜を栽培する福島秀史さんの記事が隣り合わせに掲載された。

文化庁では、2020年度の日本遺産として、地域の歴史的魅力や特色を通して、日本の文化・伝統を語るストーリーを、各区市町村から受け付けていたが、今年度は全国から69件の申請があり、21件を認定したと、19日に発表した。

今回、東京からは八王子市が「地域型」として申請して、東京都では初めて日本遺産に認定された。




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八王子市では、戦国の武将、北条氏照が養蚕を勧めて、織物を産業化する礎を作ったことや、武運を祈願した高尾山等の、ストーリーが日本遺産として認定された。おめでとうございます。

これまで、当ブログでは、江戸東京野菜を日本遺産にと、情報を伝えてきた。

東京23区の中で、江戸の街を支えた近郊農業地帯に当たる行政区を、練馬区が取りまとめて、江戸東京野菜を加えたストーリーを作り、八王子とは異なるシリアル型で申請していたが、残念な結果となった。



追録

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2020年06月20日

伝統野菜についての国際ウェビナーセッションを7月8日(水)Zoomで発表・議論し、その模様はYouTubeライブで一般公開します。


名古屋大学大学院環境学研究科の香坂玲教授からメールを頂いた。

香坂先生には、2016年に京都で開催された、
総合地球環境学研究所のワークショップに参加させてもらったが、
それ以来のお誘いだ。

中国、韓国、マレーシアと 関係者も交えて、
伝統野菜のウェブセミナーを予定しているので、
関心のありそうな方に、紹介してほしいという。 

7月8日(水)14:00~17:00参加無料で、
Zoomでの発表・議論し、その模様はYouTubeライブで一般公開する。





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参加には事前登録が必要で7月6日までに申し込んでください。

上の画像をタツプして、主旨をご理解の上、登録参加ください。

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2020年06月19日

国分寺市で馬込半白キュウリを栽培する濱仲充さんを訪ねて話を伺った。


馬込半白キュウリが収穫期を迎えた。
これまで国分寺では、小坂良夫さん、中村克之さんを紹介してきたが、

先日、果菜里屋の高橋さんに濱仲充さんを紹介したら、
仕入れてきたと報告があった。

国分寺市の馬込半白キュウリの栽培グループは、
平成10年頃から取り組んでいて、濱仲さんは、そのメンバーの一人。




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11時頃に伺ったが、一度収穫した後だったのが、収穫は少なかった。

上の画像をタツプする
採種用の半白キュウリも見せてくれた。
袋を破って大きくなっていたが、
種が固まるには2週間ぐらいかかるだろうか。

この時期、馬込半白キュウリ以外には、
交配種のキュウリ、トマト、根深ネギ、玉ねぎ、ジャガイモ、
メロン、ナスなどを収穫しているという。

特に、濱仲さんのナス栽培には定評があり、
平成27年(2015)第44回東京都農業祭・技術圃場の部(立毛品評会)で、
“ナス”(棘なし千両2号)で、農林水産大臣賞を受賞している。

立毛は、果実だけではなく、畑の状態や、栽培管理の様子までを
審査対象になるから厳しい品評会だけに、受賞はすごいことだ。



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2020年06月18日

都市農地活用支援センターが ”「農」の機能発揮支援アドバイザー派遣事業” の関係協力団体会議を16日(火)13時半から、パソコンのZoomミーティングを使って実施された。


一般財団法人 都市農地活用支援センターが、同財団が実施している ”「農」の機能発揮支援アドバイザー派遣事業(農林水産省補助)” の関係協力団体会議を16日(火)13時半から14時半まで、新型コロナ対策としてパソコンのZoomミーティングを使って実施された。

開催にあたっては、初めての事なので、佐藤啓二常務から電話をいただき、LINEを使ったリモート会議を行った。

今年のアドバイザー会議はライブビューイングにより下記の日程で開催するという。

@7月13日(月) 東京会場(タイムシェアリング秋葉原)13:00〜16:30
A7月16日(木) 大阪会場(サムティフェイム新大阪) 同上
B7月17日(金) 名古屋会場(名古屋VIP貸し会議室) 同上

アドバイザー会議に先立って関係協力団体会議を16日に開催するため、参加できるように、ZOOMのセッテングを行った。



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13時15分頃に、Zoomミーティングに参加すると、何人かが写った。

「農」の機能発揮支援アドバイザー派遣事業関係協力団体会議
 の参加者は順不同で拡大

G法人千葉県市民農園協会 廻谷義治会長
J法人HUB’s(ハブズ) 林正剛理事長
F一般財団法人高齢者住宅財団  落合明美調査研究部長

D一般社団法人JA共済総合研究所(高齢社会・福祉研究グループ)
 濱田健司主任研究員
L一般社団法人日本ランドスケープコンサルタンツ協会
 狩谷達之事務局長
E首都圏土壌医の会 高山晃代表理事

NPO法人 江戸東京野菜コンシェルジェ協会からは
E私と、A松嶋あおい理事が参加した。  

上の画像をタップすると、
一般財団法人 都市農地活用支援センターからは
H坂山修平理事長(左上)
@佐藤啓二常務理事(右下)

B山田繁さん、I小谷俊哉主任研究員、

尚 NPO 全国農業体験農園協会、NPO 日本園芸福祉普及協会
一般社団 日本農福連携協会、6次産業化中央サポートセンター
は欠席された。


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2020年06月17日

伝統野菜プロジェクトの皆さんと、不忍池を望みながら、意見交換を行った。


東京都は、新型コロナウイルスの感染拡大の兆しから、
都民に警戒を呼び掛ける「東京アラート」を発動して、
東京レインボーブリッジやツインタワーの東京都庁舎を
赤く染めていたが、

この程、東京都は休業要請を解除、ステップ3に移行した。

江戸東京・伝統野菜研究会では、伝統野菜プロジェクトの皆さんと、
上野の東天紅へ、
アルコール消毒液で手を拭い、非接触型体温計は35.6度でOK。

9階レストランでランチを食べながら意見交換を行った。
伝統野菜プロジェクトのメンバーの中には、
江戸東京野菜コンシェルジュの方々も多い。、





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江戸東京野菜の流通に携わっている果菜里屋の、
高橋廣道さん、芳江さん夫婦は、
八王子の川口エンドウの栽培農家・濱中俊夫さんをはじめ、
星野直治さんの寺島ナス、馬込半白キュウリの国分寺の濱仲充さんを
訪ねるなど、産地周りを行っているが,

川口エンドウを、最近、産地から送ってもらったとして、
お土産をいただいた。

上の画像をタップする
もう一つが、足立の内田さんのお宅の夏ミカンで作った
マーマレードもいただいた。

内田宏之さん、和子さんご夫妻は、
本田(ほんでん)ウリと、千住ネギの栽培では有名だが、
屋敷の中を用水が流れていた跡があるが、
流れの脇に金柑と、夏蜜柑も実っていた。

東天紅9階から見下ろす不忍池は、
6千年前は練馬の三宝寺池を水源とする石神井川が、
王子辺りで方向を変えて流れ込んでいた。

池は中道で、蓮池とボート池に分かれていた。



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2020年06月16日

井之口さんの初夏産キャベツは、梅雨に入り、ほぼ収穫は終わろうとしていた。


練馬で、江戸東京野菜を栽培している井之口喜實夫さんは、東京を代表するキャベツ栽培農家で、5月中旬に出荷を待つ初夏産キャベツの畑を取材している。

6月になってから、早稲田ミョウガの生育状況を見に伺った時に、キャベツをお土産に頂いた。




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関越自動車道に入る手前の目白通り沿いにある、

既に収穫が始まっていることが分かったので、先日、畑の脇を通りかかったら7割がた収穫は終わっているが、収穫の規格に達していないものが、点々と収穫された中に残っている。

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2020年06月15日

「江戸東京野菜の物語」が農業専門紙「日本農業新聞」のあぜ道書店に掲載された。


6月14日(日)付の日本農業新聞のあぜ道書店に、
3月に刊行した「江戸東京野菜の物語」が紹介された。

新聞各紙は、5月上旬までに掲載いただいたが、
新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、自宅謹慎の中で、
ネットで購入していただくケースが多いと聞く。

このほど「あぜ道書店」にジャーナリストの山口亮子さんが、
書評を書いてくれた。




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早稲田ミョウガの捜索には、井之口喜實夫さんを
NHKの横川浩士記者(左端)をはじめとするNHKニュースセブンの
テレビクルーが追った。

上の画像をタツプする
山口さんは、内藤トウガラシを栽培した経験がおありのようだが、
同じ新宿の伝統野菜「早稲田ミョウガが民家の庭先で見つかる話は、
読んでいて思わず手に汗を握った」と書いてくれた。


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7月18日、江戸東京野菜コンシェルジュ協会主催・2020講座のご案内

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上の画像をタップしてご予定ください。
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2020年06月14日

新宿区立西新宿小学校では、江戸東京野菜の内藤カボチャが花を咲き始めた。


新型コロナウイルスの感染拡大により、臨時休校が続いていた小学校だったが、緊急事態宣が解除されたことを受けて、東京都では令和2年6月1日より学校再開となった。

しかし、再開 から2週間は分散登校となり、クラスを午前と午後に分け、学級ごとに登校していた。

新宿区立西新宿小学校では、長井満敏校長が同校の伝統を引き継いで、今年も内藤カボチャの復活栽培授業を実施していただけるというので、5月の連休明けに、苗をお持ちしていた。

その後、定植したことは、同校のホームページ「校長室より」に、掲載していた。





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生育の状況が知りたくて、先日、吉田順子先生に電話をして写真を撮って送って頂いた。

上の画像をタップする


今朝のお話を受け、雄花と雌花の数の割合を見てみました。たくさんつぼみがあって正確に把握できなかったのですが、大体、2対1位の割合だと思います。
今朝、雄花が一輪、咲きました。雌花の下の丸みも大きいものが5輪くらい膨らんできています。

天候がよいのか順調な成長が見られているような感じがします。児童が話し合う中で、伝統野菜を育て、今年も種を採り受け継ぎたいという意識が高まってきました。

虫よけ、雑草抜き、水やりなどについて調べたり、6年生に習う計画を立てたりしています。

インターネットの中で、大竹さんのお名前を見つけ、お話を聞きたいという意見が出てきました。
」と云う。

15日からは通常登校になるというが、
栽培の授業は、梶谷正義先生と先生方とのメールのやり取りで、ポイントを生徒に伝えてもらう方法で、当初は実施することになる。

2020年06月13日

食べ終わったミツバを鉢植えにして、再度美味しくいただいた。


井之口喜實夫さんが栽培した江戸東京野菜の根ミツバをいただいたが、美味しかったので食べた後で、
昨年、鮎蓼を栽培した鉢に植えたことは、紹介した。





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昨年、鮎蓼の鉢に根ミツ葉を植えたもので、鮎蓼が何本か生えてきた。

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そろそろ、食べられるまでに葉が伸びてきた
その中に、抽苔した花芽が伸びていて、細かい花を付けていた。



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2020年06月12日

奈良漬用に栽培されていた東京大越(オオシロ)ウリの採種用栽培が始まった。


各種江戸東京野菜の採種用栽培を行っている渡邉和嘉さんは、かつて地元城北地域で普及していた東京大越(オオシロ)ウリの栽培を始めた。

この種、練馬区大泉で花卉栽培をしている相田稔朗さんが毎年栽培して、練馬区内の漬物業者に販売している中から苗を分けていただいたもの。

江戸時代から作られていた大越ウリは、明治になってから東京府豊多摩郡野方の篤農家が改良をしたことから、東京大越ウリと名付けられて普及され、板橋・練馬で栽培されていた。





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上の画像をタツプする


大越ウリ栽培で最も大切なことは摘芯である。

オオシロウリも鳴子ウリと同じで、孫蔓に着果することから、親蔓の本葉4枚を残して摘芯する。左右に揃った側枝(子蔓)を2本伸ばす。側枝の葉4枚で再び摘芯して、孫蔓8本を出すと、その第1節に着果する。

1株より2〜4果を収穫する。この方法は果肉の厚い元成りを同時に多く収穫することができる。

オオシロウリの苗を保護するために大麦を一畦空けて栽培をするが、子蔓の摘心の頃に大麦は収穫し、その藁はオオシロウリ圃場全面に敷いて利用する。
オオシロウリの栽培は比較的短かく、4月上旬より7月下旬である。


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