2020年08月31日

「柳久保小麦うどんを江戸東京野菜の天ぷらで一杯! の会」を、森川さんが代表を務める森川喜市商店のプロデュースで開催された。


江戸東京野菜コンシェルジュの森川洋一さんは、江戸ソバリエで、中でもルシックの資格を持ち、江戸ソバと江戸東京野菜を結び付けたイベント、更科堀井の四季の会にも毎回出席していただいている。

幻の小麦「柳久保」を、手打ちうどんで食べてみよう!そして季節の江戸東京野菜の天ぷらと一緒に食べたい、ということで、土曜日の昼下がりに江戸蕎麦の名店「一栄」のつけ汁で一杯やりながら手繰り(食べる)ましょう、と森川喜市商店のプロデュースで開催されたもの。

東久留米市の「柳久保小麦」は、江戸東京野菜と同じ東京の穀物で、江戸から伝わってきた小麦で東久留米市の農家などによって生産され、商品開発も進んでいる。

新型コロナウィルスの感染を恐れて、何度か延期されたが、この程、少人数で昼の時間に開催された。





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会場は、東池袋の手打そば、うどんの「一栄」。
お蕎麦では、「更科」「砂場」「藪」、などの系列があるが、
同店は、「一茶庵」系のお店で、
ご主人の森田高虎氏は本店で修業している。

ご主人を師と仰ぐのが森川さんだ。
森川さんは、江戸ソバリエのルシックを受験するのに
同店でソバ打の技術を学んでいる。

ルシックは、そば打と、食べ方について、
同協会のコンテストで合格した方に与えられる資格で、
江戸ソバリエ、1700名中、200名という狭き門。
そば打の技術は高虎師匠のお墨付き。

上の画像をタップすると次第。




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2020年08月30日

農のある景観を国立市谷保の城山歴史環境保全地区に連担した西野農園を訪ねた。


今年2月に、中村正明先生(関東学園大学経済学部教授) がコーディネーターをして開催された「東京ファーマーズイノベーション2019」で、若い東京の農業後継者の皆さんにお会いしているが、

その後、一人ひとりの圃場に伺おうと思っていたが、先日府中まで行くことがあったので、途中、国立の西野農園の西野耕太さんを訪ねた。





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西野農園の圃場は、自宅から連担している。
国分寺崖線から分かれた崖線は、甲州街道に沿って谷保天満宮、そして西野農園の辺り、谷保の城山歴史環境保全地区から立川崖線に繋がっていて、崖線の上にある畑から見下ろしたところに、水田が広がっている。

上の画像をタツプする。

この辺りは水が豊富で、崖線から湧き出る清水と、多摩川から取水した用水とが流れているが、西野さんの話では、湧水は冷たくて稲作には向かず、用水の暖かい水を使っているという。

西野さんは、小家族用の1合と3合のコメ袋に入れて、”きぬひかり” を “東京米” ブランドで販売している。

米袋には東京米について、「東京都国立市で13代続いている西野農園にて、低農薬、低化学肥料にこだわり、栽培しました。国立市以外には、ほぼ出回らない貴重なお米です。」とあり、まさに農業青年の ”耕太ブランド“ だ。


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2020年08月29日

江戸東京野菜の内藤カボチャを取材したいと、番組制作会社から話があったことから、生産者や栽培状況について情報を提供していた。


先日、都立農業高校に持っていくために
渡邉和嘉さんが収穫した真桑ウリを受取りに行こうと電話をすると、
今テレビの番組制作会社のディレクターが畑を見に来ていて、
次に加藤晴久さんの畑に行くと云うので、畑で待ち合わせた。

番組制作会社から相談された話は、先に報告している。

内藤カボチャは、練馬区と多摩地区の三鷹、立川、八王子などで
栽培されているが、江戸東京・伝統野菜研究会の渡邉さんは、
練馬で採種を行っている他、地域に普及をしている。

加藤さんも、渡邉さんから栽培を依頼されて、
2016年から栽培をされていて
JA東京あおばの直売所「こぐれ村」で販売している。





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加藤さんは都合があって、後は渡邉さんに任せて出かけた。

上の画像をタップする
番組制作会社のディレクターは、暑い中、リックを担いで
小さなビデオカメラで圃場の様子を撮影していた。


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2020年08月28日

府中御用ウリを購入した方から、他にも栽培している生産者がいることが分かった。


らくらくコミュニティ編集局の烏田千洋さんから、府中御用ウリを府中市郷土の森 物産館で購入したと、喜びのメールをいただいた。

烏田さんは、シニア世代向けオンラインコミュニティ『らくらくコミュニティ』で、「探訪・伝統野菜」をテーマに、種から育てる各地の伝統野菜を紹介する連載をしていて、馬込半白キュウリと寺島ナスについてお手伝いしたことがある。

府中市で府中御用ウリを栽培しているのは、石川孝治さんで、

石川さんが、郷土の森観光物産館に出荷しているとは聞いていなかったので、烏田さんに写真があったら確認したいとメールをして送っていただいた。

「府中御用瓜」〜江戸風街の味を感じて下さい!〜とある。
これにより、他にも栽培している生産者がいることが分かった。




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「郷土の森」の近くまで行ったので物産館に寄ってみたが、府中御用ウリは、収穫期が過ぎたので販売されていなかった。

府中産農産物のコーナーでは、オクラ、ナス、キュウリ、ゴーヤ、カボチャ、ピーマン、つるムラサキ、ミニトマト、小松菜、大葉、まくわうり、リンゴ、イチジク、生キクラゲが販売されていた。

上の画像をタップする

まくわうりのコーナーには、食べ方が貼ってあった。

縦に半分に切り、皮をむき種を取り出し1〜2pにスライスして、冷やして食べてください。食べるとき塩を軽くふるのが、おいしく食べるコツです。ほんのりとした甘さでさっぱりしています。置いておくと甘みが増しますがそこはお好みで、食べてください。」。初めて食べる人からの質問が多かったようだ。

生産者は、堀江岩吉さんの名があった、存じ上げなので、その下の電話番号に電話をして、栽培のきっかけや、種子の入手などについて話を伺った。
話の途中で、「大竹さん! お会いしてますよ!、」と云う。失礼しました。

何でも、2014年頃、府中御用ウリの普及をしていてJAマインズ多磨支店に伺ったが、当時、担当課長をされていて、江戸東京野菜カレンダーにも紹介されていたので、栽培してくれる農家を探したが、見つからなかったので自分でやるしかないと自宅の畑で栽培をはじめ、以来、定年退職後も生産者を増やす努力もされているという。 ありがとうございます。


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2020年08月27日

東京都産キャベツの主産地練馬では秋冬産キャベツの定植が一段落した。


連日の猛暑が続いている中で、秋冬産のキャベツの定植作業が8月中旬から行われていたが一段落した。

キャベツの導入は明治初年に横浜や神戸の外国人居留地向けの栽培が始まっていて、新宿農事試験場が発行した販売用のカタログでは、輸入品種の早生甘藍や、晩生甘藍などが掲載されているが、キャベツの名はまだない。

この、結球野菜の甘藍に着目したのが、東京府葛飾郡奥戸村(現在の葛飾区細田町)の中野藤助で、大正から昭和にかけて、中野藤助、中野庫太郎、中野真一と三代にわたって「中野甘藍」の代表的品種を作り上げた。
江戸東京の農業説明板「中野甘藍」は、細田の稲荷神社に設置されている。





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東京を代表するキャベツ農家の井之口喜實夫さんの畑の一角に、日陰を作る柿の木がある。周りが住宅街になったことからトラックを入れるスペースにもなっている。
上の画像をタツプする



そもそも練馬にキャベツが導入されたのは、江戸時代から連作栽培が続けられてきた練馬大根に、昭和8年頃からバイラス病が発生し、年々発生は拡大していくことから、生産者はその対策に苦慮していた。

発生後10年の年月がかかってしまったが、昭和18年に大根に代わる安定作物への切り替えとして、年2回収穫のキャベツの試作が始まつた。
夏蒔き秋採り、秋蒔き初夏採り、春蒔き夏採り、昭和30年代に夏蒔き冬採りが導入されている。

昭和38年には萎黄病が蔓延したが、抵抗性品種(YR)が育成されてから、東京都では大きな病気もなく今日に至っている。


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2020年08月26日

都立農業高校定時制(食品化学担当)の教諭に依頼された、東光寺大根の種を持参した。


府中市にある都立農業高校の教諭から、東光寺大根の種はどこで入手できるかというメールがあったことはお伝えしたが、

同校の卒業生が多い、日野市と八王子市には練馬系の白首大根があり、日野市には東光寺大根、八王子市には高倉大根がある。

卒業生の多い地元の大根と云うことになると、高倉大根もあるわけで、東光寺大根の入手が無理な場合は、高倉大根でもいいのか、などについて確認を行った。

高倉大根については、かつて瑞穂農芸高校の横山先生をご案内したこともあったからだが、東光寺大根の奥住さんが快く分けていただいたので、昨日、教諭にお渡ししてきた。




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上の画像をタップする

東光寺大根は、明治26年に、板橋の方面から来た薬の行商人が、種を持ってきて勧めたのが始まりと日野市の市史に掲載されている。

巣鴨駅から板橋駅の間に種屋街道があり、沢庵にする練馬大根の種を販売していた。

奥住さんも、沢庵漬けにしている。



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2020年08月25日

福神漬に欠かせない「なた豆」栽培を村田農園で渡邉さんが始めた


江戸東京野菜で自家製の福神漬を作ろうとの企画があった。
かつて、東京家政大学の「江戸東京野菜の会」が「七福神漬」
販売したことがあった。

当時、江戸東京野菜の、志村みの早生大根、亀戸大根、
馬込半白キュウリ、寺島ナス、東京大越ウリ、谷中ショウガ、
雑司ヶ谷ナス、東京長カブ、内藤トウガラシで、
大根、キュウリ、ナス、ウリ、ショウガ、カブ、トウガラシの
七種類が原料野菜として使われていた。

酒悦が明治時代に初めてつくったと云われる福神漬は
七種類の野菜『大根、なす、なた豆、蓮根、かぶ、しそ、うり』
を使っているが、その中に「なた豆」が使われている。






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なた豆には、白花と赤花がある。
今、村田農園で、渡邉和嘉さんが栽培している。

上の画像をタツプする
少し遅蒔きだったがこのところの暑さの中で、
房のように付けた蕾が次々に花開いた。



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2020年08月24日

東光寺大根の播種を間近に控えで奥住さんが乾燥した莢から種を取り出した。


練馬大根の採種が行われたことは、先に報告したが

練馬大根を始めとする練馬系大根の播種は、8月下旬から9月上旬に
行われることから、東光寺大根を守っている奥住喜則さんに、
そろそろ莢を割る頃だろうと思って、電話をしてみた。

この先、天候が悪くなりそうなので、
乾燥させている莢を割る作業を21日に終えたということだった。





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奥住さんは、残すタイプの東光寺大根を埋め戻し、花を咲かせる。

上の画像をタップする。
乾燥させた莢付きの枝は、軽自動車で踏んで莢を割ったと、
その様子を教えてくれた。

ブルーシートの上にむしろを敷いて、そこに乾燥した莢付きの枝、
軽トラで前後に何度も踏むと、莢が割れてタネはむしろの隙間に、

昔は、踏んだりしていたようだが、
一人でやるには、この方法が一番の方法だという。


奥住さんに電話をしたのは、採種の様子を見たかっただけでなく、
種を分けていただこうと云うもので、

都立農業高校定時制の教諭からメールで、
当ブログを見てから江戸東京野菜に興味を持ったという。

そこで、授業で地元の東光寺大根を栽培したいと考えているという、

種子はどこで販売しているのかという質問がだった。

東光寺大根は、現在奥住さんを含め三人の方が栽培していて、
日野市の学校給食でも使われている。




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2020年08月23日

全国農協観光協会では〜新宿で ”農” に出会う〜JA東京アグリパークで、9月22日(火祝)、「江戸東京野菜紹介、伝統野菜って、何?」が開催されます。


(一社)全国農協観光協会では毎年12月に江戸東京野菜の収穫体験
を実施していますが、

9月22日(火祝)〜26日(土)まで新宿駅南口に近い 
JA東京アグリパークで、各種イベントを開催します。

初日の22日(火祝)は「江戸東京野菜紹介、伝統野菜って、何?」で、
江戸東京野菜コンシェルジュ協会の上原恭子理事による
江戸東京野菜のミニ講座、江戸東京野菜の販売では、
八王子ショウガ、内藤カボチャ、寺島ナス、滝野川ゴボウ
などが予定されている。

会場では「江戸東京野菜の物語」も、販売されます。





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試食の関係上「事前予約」が必要です。

上の画像をクリックして希望の時間帯でお申し込みください。

お問い合わせ・申し込み
全国農協観光協会
TEL:03-5297-0323
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22日に放送された日本テレビの「満天☆青空レストラン」は、小坂良夫さんが栽培する「谷中ショウガ」だった。


22日に放送された日本テレビの「満天☆青空レストラン」は、
24時間テレビ直前SP ! ! として国分寺の小坂良夫さんの
『夏バテ吹き飛ばす谷中ショウガ』だった。

舞台は東京国分寺市。レギュラーの宮川大輔さんに、
ゲストは24時間テレビのメインパーソナリティーの井ノ原快彦さん。

食材は、名人の小坂さんが作っている谷中ショウガ。
通年出回る根ショウガとは違い、
谷中ショウガはこの時季しか食べられない貴重な葉ショウガ。
江戸時代から愛されている味。




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上の画像をタップすると、ロケブログにリンクする

番組からは、事前にADの青木鷹斗さんから谷中ショウガの質問があり、
私の写真も送るようにとの要求があった。

西日暮里辺りは、
かつて谷中本村と呼ばれショウガの一大産地だった。
筋が少なく香りが良いのが特長。


谷中ショウガのショウガ焼はここから
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2020年08月22日

馬込半白キュウリの収穫を終えた小平の宮寺さんが、余蒔(よまき)で定植作業をしていた。


馬込半白キュウリの栽培をしていた小平市の宮寺光政さんは
7月の初めに収穫を終えたが

余蒔きキュウリで再び栽培するという。

余蒔きは、春に蒔いて余った種を夏蒔で再度栽培するもので、
江戸の昔から農家は余蒔きで栽培していたが、
交配種の時代になり、キュウリは一年中栽培されるようになった。

宮寺さんは、馬込半白キュウリを余蒔きで栽培するのは始めてだと
云っていたが、
今年採種したタネから芽が出るか気になって10粒、
試しにボットに蒔いてみたら芽が出たので、
他のキュウリと一緒に余蒔きにすることにしたという。





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余蒔きキュウリとして、市販のキュウリをハウス内に定植しているところだったが、加えて馬込半白キュウリも丁寧に定植していた。

上の画像をタップする
例年の暑さが続けば、9月下旬から10月上旬に収穫されるという。
楽しみだ。


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2020年08月21日

小料理「石井」のコース料理の〆に、江戸東京野菜の「鳴子ウリのかき氷」が涼を呼ぶ。


西武池袋線の大泉学園駅近くの
「小料理石井」の店主・石井公平さんからメールが届いた。

夏のデザートを探していたが、
村田農園で江戸東京野菜の採種を行っている渡邊和嘉さんが、
鳴子ウリを試食して、と持ってきてくれたという。

渡邊さんが栽培している鳴子ウリは、美濃の真桑うりで、
先日、府中市の石川孝治さんが府中御用ウリとして栽培していることは
紹介したが、
江戸に近い内藤新宿の柏木でも、栽培されるようになり、
鳴子ウリと呼ばれていた。

渡邊さんは、地ばいではなく網を張って、鳴子ウリの栽培をしている。






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石井さんの話によると、同店も新型コロナウイルスの感染拡大の中で、お客さんは激減していて、渡邉さんの支援と云う優しい心遣いだ。

上の画像をタップする
江戸東京野菜の鳴子ウリを受け取って驚いたと云う。
香りが抜群に良いのでなんとか、お客さん喜んで頂こうと、
和食の店として、和風の、和テイストに仕上げようと
商品開発に取り組んだという。



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2020年08月20日

小平市の岸野昌さんが、厳しい栽培環境の中、自慢の滝野川ゴボウを出荷し始めた


滝野川ゴボウを栽培している小平市の岸野昌さんの様子は、
5月末に立ち寄って話を聞いている。

風に葉が痛めつけられないように、ゴボウに優しく
ネットを張って栽培していた。
今年は6月から天候が良かったが、7月には梅雨、
このところの猛暑と、滝野川ゴボウにも厳しい栽培環境であった。




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1970年代に大先輩の野沢鉄郎氏が書かれた随筆「百姓夜話」に、
牛蒡と云えば「滝の川」、
やはり関東ロームに育った野菜の一つである。

火山灰地帯の土が深いので根菜類が特産になった事を思うと
「土壌」が特産地を造ると云う事を痛感するのである。

・・・・最近では、大泉の渡辺正好氏作出の渡辺早生とか
・・・今日その姿を見せない中の宮早生はその品質香味に於て
実に美味で
』とあり、

野沢氏が知る「中の宮早生ゴボウ」はなくなってしまった。

滝野川ゴボウは、元禄の頃に滝野川(現北区)の、鈴木源吾が
種を売り始めたとされている。
鈴木源吾が何者かだが、

野沢氏は『「鈴木」は今の滝野川の種子屋日本農林の
御先祖であると云われる、古い歴史である。
』と書いている。
機会があったら日本農林社の近藤会長にお聞きしようと思っている。



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2020年08月19日

7月の豪雨と強風になぎ倒された滝野川大長ニンジンの花が、そのまま結実していた。


江戸東京野菜の根菜の中でも、色合いから好まれているのが、
ニンジンだ。

根菜の多くは白く、葉菜は緑だったりで、色彩のバランスから、
赤と云うより赤橙色のニンジンの滝野川ニンジンにしろ、
馬込三寸ニンジンにしろ、その色合いから需要が多い。

滝野川ニンジンは、平成27年に滝野川大長ニンジンとして
登録されている。








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滝野川大長ニンジンの採種については、
先月立川市の清水丈雄さんの畑を紹介した。

畑の近くまで行ったので寄ってみたが、
梅雨があけて連日の猛暑の中で、種が実っていた。

上の画像をタップする
清水さんが、採種した後、まだ畑には残っていた。
小さな種で、マクロで撮ったが、小さな虫のような形をしている。



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2020年08月18日

内藤とうがらしジェクトの生産者・加藤晴久さんの大泉の畑では程良く色づいたとうがらし畑を取材した。


内藤とうがらしプロジェクト(成田重行代表)の
生産者の一人として栽培している加藤晴久さんの畑では、
7月の初めには目立たなかったとうがらしも、梅雨が明けたら
一気に色づいて、とうがらしを空に向けて伸ばしていた。

加藤さんの栽培技術の高さから、昔からメンバーが訪ねてくる。
2016年には、韓国から視察団がやってきた。

2017年には成田代表も、メンバーの皆さんと一緒に
収穫にやってきて居たが、今年は新型コロナウィルスの感染拡大から、
注意をされているようで、お会いしていない。





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今年は、新宿御苑での鉢植えの内藤トウガラシ販売が中止になった
その後、新宿でのイベントはことごとく中止となってしまった。

毎年、鉢植えを購入して楽しんでいる皆さんも多く、
どこで買えるのかと相談を受けたので成田リーダーに伺うと、
新宿百人町の轄。田新聞店の店先、「野菜の自動販売機」で、
東京産の野菜販売の他、
内藤トウガラシの鉢植えを販売していると伺った。



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2020年08月17日

8月16日(日)、9時30分から文化放送「浜美枝のいつかあなたと」で金子ゴールデンビール麦茶が放送された。


文化放送の長寿番組の一つ「浜美枝のいつかあなたと」の
”浜美枝の良い食と共に” で金子ゴールデンビール麦茶が、
が放送された。

ゲストはJA東京あおば 地域振興部 池邉玲さん。




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上の画像をタップすると番組が聴ける。

池邉さんは、浜さんとのトークで、
金子ゴールデンビールについても紹介している。

2011年、金子ゴールデンビール麦茶のきっかけはここから

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多摩川から取水する玉川上水は、江戸市民の飲料水ばかりが、分水して農業用水は田畑を潤した。


秋川霊園から実家までの行程中に、羽村の堰がある。
羽村の堰と云うとそこから
玉川上水は江戸市民への飲み水を供給していたが、
途中分水して武蔵野の農村地帯にも引かれ田畑も潤していた。

玉川上水が造られたのは、江戸も三代将軍家光の時代で
江戸の人口は増えて、このままでは飲み水が不足するようになる。
そこで、老中松平信綱は町奉行の神尾元勝達に
水量が豊富な多摩川から江戸に上水を引く計画を立てさせる。





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玉川兄弟の像の台座の裏に碑文があった。

上の画像をタップする

碑文を書き写してきた。
多摩川の水を江戸に引く工事を請け負ったのが庄右衛門と清右衛門
の兄弟だった。
水利や地形にも詳しかったが、辛苦を重ねた。
完成間際、日野を取水口にしたが通水に失敗、上流の福生に
取水口を移したがここでも失敗、更に上流の羽村に取水口を移し
ようやく江戸の四谷大木戸まで多摩川の水を引くことができた。

承応2年(1653)から工事が行われ6ケ月で開通した。
ブルドーザーなどない時代、尾根筋を43`、標高差100bたらず。
高い技術で、江戸市民の飲用に供した。

これにより、幕府から褒美として「玉川」を名乗る事が許された。


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2020年08月16日

内藤カボチャと生産者を紹介する番組が作りたいと、番組制作会社のディレクターから電話を貰った。


テレビ番組で江戸東京野菜を紹介したいと
番組制作会社のディレクターから電話を貰った。
昔、2013年に放送してくれたことがあり、忘れていたが
スマホにも電話番号が残っていた。

今まで、別の番組を作っていたが、
再び野菜などの番組をやることになったという。

「江戸東京野菜の物語」を読んで、電話をくれたもので
8月中に映像を撮り、10月に放送と云うので、
内藤カボチャが良いのではと提案した。

近年日本でも行われるハロウィンは10月31日だし、
12月の冬至には、カボチャは欠かせないから、
熟成した内藤カボチャは売り切れない限り12月まである。

事前に案内しようと、光が丘駅で待ち合わせをしていたが、
前日の夜に電話が来て、テレビ局から取材上の注意が文書であり、

高齢者には、
「新型コロナ対策で取材対象にしないように」とのことだと云う。

気持ちだけは若いつもりでいるが
さすがテレビ局で、老齢の身としては、ある意味、ほっとした!

番組内で私に質問があるのならZOOMでやりましょうと、提案した。






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事前に、ディレクターに栽培現場を紹介しようと思って、
光が丘駅で待ち合わせをしていたが、

中止になったので一人で江戸東京・伝統野菜研究会副代表の
渡辺和嘉さんが、普及している加藤晴久さんの畑と、
渡邉さんが栽培している村田農園の写真を撮ってきた。

加藤さんに電話をすると、
お盆だから、店は締めているが、写真を撮るなら結構ですという。

上の画像をタップする
今年は、長雨で花粉の付きが悪かったようで、
少ないと云っていたが、葉の陰に内藤カボチャが隠れていた。



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2020年08月15日

都立瑞穂農芸高校の横山教諭を訪ね、同校における江戸東京野菜「雑司ヶ谷のカボチャとナス」が栽培されていた。


都立瑞穂農芸高校の横山修一教諭から電話を頂いた。
頂いた電話だったが、
同校における江戸東京野菜の栽培の現状を聞いた。

雑司が谷カボチャと雑司ヶ谷ナスが実っているというので、
都合の良い時間を聞いて10時に伺った。

瑞穂農芸では、
食品科の生徒による「江戸東京野菜食品科プロジェクト研究チーム」
が横山教諭の指導で江戸東京野菜を栽培していて、

今年の1月にはテレビ朝日「ごはんジャパン」の取材を受けて、
伝統大蔵大根に、雑司ヶ谷カボチャのちりめんタイプ、
そして下山千歳白菜を見せてもらったが、立派なものだった。





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上の画像をクリックする
今年収穫したした檜原村の在来種「おいねのつる芋」と、
奥多摩の在来種「治助芋」を種芋にする分を見せてくれた。

写真左上、渡辺早生ゴボウがタネを実らせていたが、
横山教諭が園芸高校時代に渡辺早生を育種した
渡邉正好翁を紹介している。



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2020年08月14日

育ててくれた恩師の墓前に、江戸東京野菜の復活普及を報告させていただいた。


連日の猛暑が続いているが、盆の入りと云うことで、
朝早くに墓参りをしてから、実家の仏前に線香をあげた。

せっかく近くまで行ったので、
練馬区錦の圓明院にある、恩師の墓前にお参りをしてきた。
2010年2月に亡くなられたので、10年になる。

宅地並み課税については「江戸東京野菜の物語」にも書いたが、

都市に農地はいらないとした国の政策、農地の宅地並み課税
に対して、国政に立ち向かった際に、三大都市圏の農家代表を
されていたのが、加藤源蔵先生(当時JA東京中央会会長)で、
都市農業一筋に歩まれた方だった。




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「江戸東京ゆかりの野菜と花」をはじめ、
江戸東京シリーズ3冊を農文協から刊行したのも、

江戸東京の農業説明板の50か所の設置企画も、
GOの決済をしてくれたのが、加藤先生だったから、
今日、江戸東京野菜の復活のきっかけを作ってくれた。
師の生き方に学ぶこととが多く、私を育ててくれた恩師だ。

上の画像をタップする
加藤先生の顕彰碑が建立されたのが2011年4月だったが、
発起人に加えていただき碑文の原案を書かせていただいた。

改めて、碑文を読んだが、加藤先生の幅広い活動から、
改めて加藤先生のご遺徳を偲んだ。

しばらくして雷雨がパラついてきたので、寺を後にした。
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