2020年08月14日

育ててくれた恩師の墓前に、江戸東京野菜の復活普及を報告させていただいた。


連日の猛暑が続いているが、盆の入りと云うことで、
朝早くに墓参りをしてから、実家の仏前に線香をあげた。

せっかく近くまで行ったので、
練馬区錦の圓明院にある、恩師の墓前にお参りをしてきた。
2010年2月に亡くなられたので、10年になる。

宅地並み課税については「江戸東京野菜の物語」にも書いたが、

都市に農地はいらないとした国の政策、農地の宅地並み課税
に対して、国政に立ち向かった際に、三大都市圏の農家代表を
されていたのが、加藤源蔵先生(当時JA東京中央会会長)で、
都市農業一筋に歩まれた方だった。




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「江戸東京ゆかりの野菜と花」をはじめ、
江戸東京シリーズ3冊を農文協から刊行したのも、

江戸東京の農業説明板の50か所の設置企画も、
GOの決済をしてくれたのが、加藤先生だったから、
今日、江戸東京野菜の復活のきっかけを作ってくれた。
師の生き方に学ぶこととが多く、私を育ててくれた恩師だ。

上の画像をタップする
加藤先生の顕彰碑が建立されたのが2011年4月だったが、
発起人に加えていただき碑文の原案を書かせていただいた。

改めて、碑文を読んだが、加藤先生の幅広い活動から、
改めて加藤先生のご遺徳を偲んだ。

しばらくして雷雨がパラついてきたので、寺を後にした。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達