練馬大根を始めとする練馬系大根の播種は、8月下旬から9月上旬に
行われることから、東光寺大根を守っている奥住喜則さんに、
そろそろ莢を割る頃だろうと思って、電話をしてみた。
この先、天候が悪くなりそうなので、
乾燥させている莢を割る作業を21日に終えたということだった。
上の画像をタップする。
乾燥させた莢付きの枝は、軽自動車で踏んで莢を割ったと、
その様子を教えてくれた。
ブルーシートの上にむしろを敷いて、そこに乾燥した莢付きの枝、
軽トラで前後に何度も踏むと、莢が割れてタネはむしろの隙間に、
昔は、踏んだりしていたようだが、
一人でやるには、この方法が一番の方法だという。
奥住さんに電話をしたのは、採種の様子を見たかっただけでなく、
種を分けていただこうと云うもので、
都立農業高校定時制の教諭からメールで、
当ブログを見てから江戸東京野菜に興味を持ったという。
そこで、授業で地元の東光寺大根を栽培したいと考えているという、
種子はどこで販売しているのかという質問がだった。
東光寺大根は、現在奥住さんを含め三人の方が栽培していて、
日野市の学校給食でも使われている。
続きを読む