三河島菜の授業に今年も招かれた。
今年は、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐことから、
長期の臨時休校が行われたことで、
大幅に授業は遅れることになったが、
同校では10年にもなろうとしている、地元の伝統野菜「三河島菜」の
授業は削ることなく、実施されることになった。
三河島菜の発見は、2010年2月に遡る、
東京都教職員組合栄養部会に招かれ、江戸東京野菜の話をした時に、
荒川区の若い栄養士さんから、荒川区の伝統野菜があったら、
子どもたちに食べさせたいので探してほしいと頼まれたことから、
始まった。
ソーシアルデスタンスを取ってと云うことで、
生徒たちは4年1組と2組の生徒が集まった。
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東京の農業から説明に入った。
荒川区には農地法上の農地はない、
関東大震災で、農地は被災者の住宅用地になったことから、
昭和に入ってからは実質なくなっていた。
今日、荒川区発祥の江戸東京野菜として登録されているのは、
谷中ショウガ、三河島エダマメ、三河島菜、汐入ダイコンで、
周辺の足立区では千住ネギ、墨田区では寺島ナスが
栽培されていたことを説明。
質問をしたりしたが、パワーポイントの写真に注目して、
飽きることなく説明を聞いてくれた。
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