2020年11月30日
プロフィール 大竹道茂 (江戸東京・伝統野菜研究会代表)
○昭和19年1月東京生まれ。昭和41年東京農業大学卒。
○JA東京中央会で平成元年より江戸東京野菜の復活に取り組み、平成9年には江戸東京農業の説明板50本を都内に設置企画。
○農林水産省選定「地産地消の仕事人」。農林水産大臣任命「ボランタリー・プランナー」。総務省「地域力創造アドバイザー」。
○NPO江戸東京野菜 コンシェルジュ協会代表理事・会長。
「フードボイス」食品企業サポート連合講師。 江戸東京野菜推進委員会(追加登録機関)委員。 JA東京中央会「江戸東京野菜普及推進事業アドバイザー」。「江戸・東京の食文化」推進普及チーム(全日本・食学会会員)。小金井市・江戸東京野菜でまちおこし連絡会会員。農政ジャーナリストの会会員。FOOD ACTION NIPPON 推進パートナー。NPO良い食材を伝える会会員。日本の種子(たね)を守る会常任幹事。
○「農」の機能発揮支援アドバイザー(一財・都市農地活用支援センター)。地産地消コーディネーター(一財・都市農山漁村交流活性化機構)、潟Rープサービス・派遣講師。江戸ソバリエ講師。深大寺そば学院講師。一財・東京都農住都市開発支援センター専門講師。ミクニレッスン(三國清三シェフ食育講座)講師、和食アドバイザー検定協会(運営:日本実務能力教育協会)講師、フード・マイレージ ディレクター。
○著書に 「江戸東京野菜の物語」(平凡社新書・2020年3月発売)。
「江戸東京野菜」(物語篇)農文協、
監修の「江戸東京野菜」(図鑑篇)農文協。
監修の「まるごと! キャベツ」、「まるごと!だいこん」、「まるごと!トマト」、「まるごと!かぼちゃ」、「まるごと!じゃがいも」「まるごと!えだまめ」、「まるごとにんじん」、「まるごとほうれんそう」、「まるごとさつまいも」、「まるごととうもろこし」(絵本塾出版)。
監修の「サツマイモ大図鑑」(あかね書房、2020年12月)
○ブログ「江戸東京野菜通信」と、大竹道茂のFaceBookで情報を発信中。
メールアドレス: ohtake@topaz.plala.or.jp
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深大寺在来そばの収穫が遅れていた冨澤さんの畑で、27日、張堂住職を始め一味会の皆さんで刈り取り作業がおこなわれた。
深大寺一味会の林田堯瞬事務局長からメールをいただいた。
深大寺在来は、富澤氏の畑と、かに山の2か所の畑で栽培していた。
かに山の畑は、11月8日9日の2日間で、刈り取りの収穫作業を
行ったことは、当ブログで紹介した。
若干成熟が遅れていたが、27日に刈り取り作業を行った。
上の画像をタツプする
朝晩の空気が冷たくなってきた。
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2020年11月29日
東京都青果物商業協同組合本部青年会が発行している「八百屋塾通信Vol.8」が、発行されたと案内をいただいた。
東京都青果物商業協同組合本部青年会が発行している「八百屋塾通信Vol.8」が、11月20日に発行されたと送っていただいていた。
紹介が遅くなってしまった。
Vol.8は、冬から春に向かっての江戸東京野菜が紹介されている。
先日、東京都中央卸売市場淀橋市場の、淀橋市場戦略推進委員会で、江戸東京野菜の話をさせていただいたが、当日は、東京都青果物商業協同組合本部青年会の飯塚高史会長(八百屋塾実行委員長)も見えていた。
また、飯塚会長の依頼で、伝統野菜プロジェクトの草間壽子先生が取材をしていた。
八百屋塾通信は、今年の4月から毎月発行されているもので、
Vol.1には発刊の主旨が掲載されている。
青果商の次代を担う方々に、江戸東京野菜を知っていただく情報を
発信していただくのはありがたいことだ。
■八百屋塾関連の記事は、当ブログでも紹介している
◇2019年12月15日八百屋塾特別課外授業「江戸東京野菜山分け」
◇2017年11月12日やっちゃば秋葉原学べるマルシェ
◇2017年9月10日、東京都青果商業協同組合本部青年会の勉強会。
◇2015年8月9日江戸東京野菜産地視察研修
◇2015年6月25日全国青果物商業協同組合連合会東京大会
◇2011年8月21日講演江戸東京・伝統野菜研究会
2020年11月28日
新宿(にいじゅく)一本ネギの採種をしている農家があると云うので、葛飾の農業に詳しい矢作東一さんにお会いした。
葛飾区で栽培されていた伝統野菜は、下千葉小カブと糸ミツバ、中野甘藍、本田ウリ、新宿(にいじゅく)一本ネギ、等があったが、まだ本田ウリしか発見されていない。
新宿ネギを採種をしている農家があると云う情報が入った。
JA東京中央会江戸東京野菜推進室の遠藤修部長に、セッティングを頼んでいたら、葛飾の農業に詳しい矢作東一さんにお会いできることになったので、水口均さんと3人で伺った。
矢作さんは、JA東京スマイルの部長を歴任され、現役時代は農家指導をされていて、JA東京指導員連盟の会長をされた。
江戸東京・伝統野菜研究会副代表の渡邉和嘉さんは、矢作さんが会長の時、副代表だったという。
小平の宮寺光政さんも指導員連盟の会長をされていたから、お知り合いのようだ。
矢作さんには、2011年に砂村一本ネギの栽培をお願いして、江東区立第五砂町小学校に供給してもらった。
翌年、高橋金一さんが砂村一本ネギの栽培ポイントを知りたいと云うので、矢作さんの畑に行ったことがある。
久しぶりの再会となった。
矢作さんは、ネギ栽培以外に、白菜、小松菜、春菊、金町コカブ、青首大根、カリフラワー、ホウレン草などを栽培していた。
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2020年11月27日
立川市西砂川で野菜栽培をしている石川智一さんが東京べかなを収穫したからと持ってきてくれた。
立川市西砂川で野菜栽培をしている石川智一さんが東京べかなを収穫したからと持ってきてくれた。
内藤カボチャの石川公一さんの後継者で、東京べかなは、30年前には端境期対策として石川農園では栽培していたという。
智一さんは情報収集では怠りなく、facebookを見ていたら、東京べかなの記事が掲載されていたので栽培してみる気になったという。
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ハウスに蒔いて栽培していたが、収穫できるまでになったので持ってきてくれたもの。
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2020年11月26日
東京メトロの配布冊子「Metromin.12月号」『江戸東京ゆかりの野菜と花』の書評を通して江戸東京野菜の文化を紹介してくれた。
農文協プロダクションの阿久津若菜さんから、東京メトロの配布冊子「Metromin.12月号」に連載されている、畑中三応子さんという、著名な料理ライターの方が、東京野菜の歴史文化を、紹介しているとメールをいただいた。
平成4年に発行した、『江戸東京ゆかりの野菜と花』の紹介記事だ。
早速、METRO-freeで頂いてきた。
私が、江戸東京野菜のバイブルにしているもので、畑中さんは、3千字を超える書評を書いてくれた
TASTING BOOK FOR EATING VOL.52
●海辺の土地で始まった野菜作り
●廃物を無駄なく使いきる循環型農業
●近代化の最先端を行った東京農業
●江戸・東京の名産野菜たち
「一時は絶滅寸前だったこれ等の伝統野菜の復活プロジェクトについてもっと知りたい人は、JA束京中央会のホームページと『江戸東京野菜図鑑篇』『同物語篇』が詳しい。」と紹介いただいた。
最後に、
「土地のものを食べる食生活の根幹として、もっと大切にしたいのが野菜である。地元の野菜を知ることば、私たちが暮らす環境や自然について考える糸口にもなるだろう。」で〆ていただいた。
頭が下がる。
畑中三応子さんのプロフィールが掲載されている。
編集者、食文化研究者。「シェフ・シリーズ」編集長などを経て、執筆中心に。著書に、『ファッションフード、あります。−はやりの食べ物クロニクル』(紀伊國屋書店/ちくま文庫)、「カリスマフードー肉・乳・米と日本人」(春秋社)など。最新刊は、この7月発売の「〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史」(春秋社)
澄んだ秋空に、皇帝ダリアの花が、今年も咲いている。
綺麗だと思って庭に植えた。
春になると芽を出して、10月の終わりころから沢山の蕾を付ける。
和竹のような太さには節があり、幹は伸び続ける。
ノウゼンカズラの花が咲く隣で・・・・
台風には毎年倒される。
周りの花木によりかかるようにしてだが、
支柱を立てて戻す作業が毎年繰り返された。
今年は、台風の上陸はなかった。
こんな年は、植えてから一度もなく、2本の皇帝ダリヤは
5メートルを超え、2階をのぞき込むように咲いている。
2020年11月25日
江戸東京野菜の「治助イモ」のレシピづくりに地元小学校から依頼された江戸東京野菜コンシェルジュの増田さんから報告があった。
今年の1月に、奥多摩町立氷川小学校(松下静徳校長)の6年生の担任だった、稲葉義愛先生と、滞在型のクラインガルテン ”おくたま海沢ふれあい農園” の堀隆雄さんから食育授業の依頼をうけた、江戸東京野菜コンシェルジュの増田純代さんが調理実習の指導をしたことは、当ブログで紹介した。
今年度は、稲葉先生が5年生の担任になったことから、今年も食育授業の依頼を受け、実施したと報告を受けた。
同校は、東京都の西の端、標高350メートルに位置し、山に囲まれた山間部の児童数57名の小学校。
特産物は、伝統野菜の奥多摩ワサビと治助イモで、奥多摩町では治助イモを商標登録している。
「治助イモ」は、奥多摩に隣接した山梨から伝わった江戸時代のジャガイモで、2019年に江戸東京野菜に登録された、生産者は21名で、山の斜面のような畑で作っている。
ねっとりと濃厚な味わいで、奥多摩では蒸した治助イモに各家庭独自のネギ味噌をつけて食べるのがソウルフードになっている。
氷川小学校の5年生10名は増田さんの指導で、治助イモのレシピ開発に取り組んでいる。
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2020年11月24日
「小松庵銀座店」と「神田まつや」、それに「更科堀井」の3店で、12月になったら1週間ほどの企画で、林先生の品川カブを使った一品創作料理が出る。
毎年、12月23日の祝日に、品川神社で開催していた、
品川カブの品評会、今年は12月20日(日)に開催予定だったが、
新型コロナの影響で中止にせざるをえないと、主催している青果商
「東海道品川宿なすびの花」の大塚好雄会長からメールが来た。
残念だが、新型コロナ対策ではやむをえない。
「更科堀井四季の会」も、春、夏、秋と、中止が続いているが、
堀井社長は営業を再開している。
堀井社長、江戸ソバリエ協会のほしひかる会長、あとりえエグーの
林幸子先生と、一緒に
「蕎麦屋さん&生産者さん支援する会」を立ち上げた。
堀江社長のお骨折りで、小松庵銀座店と、神田まつや、
それに更科堀井の3店が、12月に入ったら1週間ほどの予定で販売する、
品川カブを使った一品(蕎麦料理)を林先生が創作している。
栽培していた品川カブを試しに抜いてくれた。
上の画像をタップする。
品川カブは東久留米の横山姉妹や、村野喜安さんが栽培していた、
あてにしていたが、栽培をセーブしてきたようで
どうにか販売できて11月いっぱいで終わってしまうという。
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2020年11月23日
明治神宮の新嘗祭に、楼門と回廊に野菜の宝船が並んだ。
明治神宮農林水産物奉献会は、首都圏の篤農家が、明治神宮を中心に戦後のわが国食糧事情を好転させようと結成された組織・足食会(そくしかい)が、その後、変遷してきたが、今日、JA東京グループ会長の城田恒良氏が会長を務めている。
毎年1月2日に明治神宮で開催される、同奉献会総会において、新嘗祭における宝船奉納が決定するが、今年はローテーションによって、南神門の両サイドに、今年はJA東京中央の千歳地区と、JA東京みどりの国立地区が決まっていた。
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上の画像をタップする
南神門の左手はJA東京みどりの宝船、右手はJA東京中央の宝船。
宝船は新嘗祭が終わると、ばらして施設などに配られる。
宝船の前にある野菜や花も・・・・
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2020年11月22日
11月23日(月) 13時45分からテレビ朝日の「東京サイト」は、「東京 秋の採れたて野菜」が紹介される。
(月)は、練馬のキャベツ で、今年の品評会でキャベツ部門トップ
の井之口喜實夫さん。
(火)は、三鷹のカリフラワーは、伊藤紀幸さんで、
今回はカリフラワーで、江戸東京野菜のノラボウナも栽培している。
(水)は、青梅のユズ
(木)は、立川の金町コカブで 清水丈雄さんは江戸東京野菜の
金町コカブの他には、寺島ナスの栽培では有名だ。
(金)は、清瀬のニンジン
これまでも東京の農業関連について紹介している。
江戸東京野菜 2020年1月13日〜17日
東京のとれたて野菜 2016年12月12日〜16日
とうきょう特産食材使用店 2016年11月7日〜11日
多摩の農産物 2014年12月15日〜19日
東京産野菜スイーツ 2013年2月11日〜15日
地産地消のおもてなし 2010年11月15日〜19日
2020年11月21日
私立成蹊小学校4年生の、東京べかな収穫レポートとべかな料理の感想文をコピーしていただいた。
私立成蹊小学校(倉内祐子校長)の4年生には、9月に江戸東京野菜のお話しをする機会に恵まれたことは、紹介した。
授業では、東京の伝統野菜の一つ、「東京べかな(江戸東京野菜登録候補)」を、ISS(国際宇宙ステーション)で、2017年にNASAのペギー宇宙飛行士が栽培したものを、フョードル宇宙飛行士が食べている写真を紹介した。
時あたかも、日本人宇宙飛行士野口聡一さんら4人は、17日にISSにドッキングし長期滞在に入った。
山本剛大教諭には、授業の後、圃場も見せていただいたが、その後、東京べかなの他、亀戸大根や江戸城 濠大根のタネも、授業で蒔かれたようだった。
そろそろ、「東京べかな」も収穫の頃だと思って、18日の朝一番で山本先生に電話をしてみた。
山本先生も、収穫を始めたので、電話をしようと思っていたと云うタイミングで、丁度、午後から、最後のクラスが収穫をすると云う。
それではと都合をつけて車で出かけた。
既に、3クラスの収穫は終わっていて、矢島先生のクラスが最後。
「東京べかな」の収穫を、児童たちは楽しみにしていたようだ。
芽が10pの頃圃場に来ていたようで、30pとずいぶん大きくなったと驚いていた。
根が張って収穫は力がいると思っていたらしく、簡単に抜けたのは意外だったようだ。
無農薬栽培だから、青虫がいた!、と騒いだりして、収穫を楽しんでいた。
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2020年11月20日
西新宿小学校の5年生が栽培した内藤カボチャが給食に出て全校生徒が味わった。、
地元の伝統野菜「内藤カボチャ」の栽培は恒例となっているが、
5年生は地域の人たちに知ってもらう活動をしている。
今年は、地域の人たちへの広報活動の前に、
全校生徒317名に知ってもらう必要があると、
学校給食でみんなに食べてもらうことを考えたようだ。
そこで、メニューをいろいろと考えたようだが、
西洋カボチャがホクホク系なのに対して、内藤カボチャはネットリ系、
この違いを知ったうえでの料理が検討された。
須之内詠世栄養士にも相談して、収穫した大きな内藤カボチャで
試作をしてもらったと聞いている。
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11月の「給食だより」
11月17日(火) 内藤かぼちゃプリン
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2020年11月19日
11月のミクニレッスンは「調理実習でつかう野菜を育てよう!」で、ISSで栽培されていた野菜を播種した。
ミクニレッスンは11月16日(月)に、開催された。
テーマは「調理実習でつかう野菜を育てよう!」
1月25日(月)に開催される調理実習のメニューの
フレッシュサラダの野菜を播種する。
ゲスト講師として、私と栽培指導をする宮寺光政さん、
助手として由井和也さんがスタンバイをした。
桐組10:45〜11:30、桜組11:35〜12:20
三國清三シェフは挨拶で・・・・。
「みなさん、おはようございます。
今日のミクニレッスンは秋の種まきです。
9月のミクニレッスンで、夏の東京野菜を20種類集め、
みんなに見てもらいました。
その時に、NASAの宇宙飛行士たちが宇宙ステーションで
「東京べかな」を育て、実際に宇宙で食べたお話しがあり、また、
これから10年後に月に向かう日本の宇宙飛行士たちも、
日本の野菜を育てて食べるというお話もありましたね。
僕はおどろきました。」
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新型コロナウイルス対策で体温チェックは、35.7℃でした。
今回は、スペシャルサラダ用野菜の種まきと云うことで、
小平の生産者・宮寺光政さんと一緒に紹介された。
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2020年11月18日
農業共済新聞の一面トップの「ひと意見」に「市民運動に発展 伝統野菜の普及」が掲載された。
一面、「ひと意見」に「市民運動に発展 伝統野菜の普及」
としての原稿が掲載された。
同紙の高橋英樹記者は、新宿区立鶴巻図書館で開催された、
講演の取材に来ていただいた。
高橋さんは、最近では5月6日の紙面で、
「自署を語る」を掲載してくれた。
今回は、図書館での話を聞いて、地域頁に掲載するより、
全国面に掲載した方がいいのではと云うことで、
原稿を書いて、お渡ししたもの。
当日の様子は、当ブログでも掲載している。
高橋記者ありがとうございました。
追録
同じ一面トップの記事は高橋記者が書いたと伺ったが、
私もかつて、丹波には伺っていて、懐かしく思い出した。
2020年11月17日
三國シェフが、簡単に家庭で作れるフランス料理を撮影し、Youtubeで。
三國清三シェフは、新たな取り組みをしていた。
10月に、オテル・ドウ・ミクニに伺っているが、
厨房では5月から、簡単に家庭で作れるフランス料理を毎日撮影して、
YouTubeで公表しているとのこと。
新型コロナの影響で、家庭で家族が食事をする機会が増えた。
新たに一品でも増えると食卓を囲む家族の会話は増える。
材料を揃えて、調理をして、最後はできたばかりの熱々のお料理を
自分で食べで、一言。
本日現在、183篇に上っている。
2020年11月16日
「江戸料理食べ学び」その一『豆腐』@大塚『ねぎま』で福田浩先生のお話しを伺った。
「江戸料理食べ学びその一『豆腐』@大塚『ねぎま』
令和2年11月14日(土)12時〜のお誘いがあった。
第一回のお題は福田浩先生の名著『豆腐百珍』から豆腐料理について。
お料理を楽しんでいただきながら
福田先生の縦横に広がるお話を伺います。とあった。
福田先生とは、更科堀井のお祝いの席でお会いして以来で、
「ねぎま」は、食べたかったので
ほし先生にお願いして申し込んでもらったが、
すぐに、主催者のライフスタイルコーディネーター・フードコミュニケーションプランナーの佐野弥生子さんからメールをいただいた。
佐野さんとは、東京都農林水産振興財団に勤めていた
10年も前に訪ねていただいてからのご縁で、
昨年、山形の奥田政行シェフのお料理の会も開催されたが、
あの時もほし先生ルートで伺っている。
店の看板は小さく、そこから急な階段を降りたところだった。
店主の長橋公代さん、福田先生の「なべ家」を
手伝っておられた愛弟子。
福田先生は、2017年6月築地市場が豊洲移転のタイミングで、
食に通じる沢山のファンから惜しまれ『なべ家』を閉じられた
上の画像をタップする。
佐野さんの司会進行で始まつた。
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2020年11月15日
新型コロナウィルスから身を守るために、谷中ショウガのジンジャーシロップは如何!!
小坂良夫さんから電話を貰った。
今年は、小坂さんから何度も電話をいただいていて、
先月は地元の小学校でウドの授業を行ったことは、紹介したが、
夏には、人気のテレビ番組で農場が紹介され、
谷中ショウガの栽培を紹介していた。
国分寺市内の生産者グループが共同運営をしている。
そこに、昔三國清三シェフのお祝いが帝国ホテルで開催されたときに、
招かれ、一緒に撮った写真(左上)を、話題提供で置いておきたいので、
了解を取ってほしいという。
あの日のことは、良く覚えている。
月曜日(16日)に、ミクニレッスンでお会いするから、
お話ししておくと伝えた。
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2020年11月14日
深大寺の一角にある深大寺小学校と、そば守観音が見守るそば畑では、白い花が咲いていた。
あるのは深大寺に伝わる「深大寺在来種」だけで、
看板の意味は「深大寺のそばの花」と云うこと。
深大寺小学校の児童が、奉仕活動の一環で地域の環境美化活動で
年2回播種したもので、看板には6月の初旬頃と、
9月の中旬頃に咲くと書いてある。
上の画像をタップする。
深大寺小学校前の信号で止まると、角に白いそばの花が咲いていて、
景観としても美しく、児童たちの思いが伝わってくる。
まだ刈り取るまでにはなっていなかった。
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2020年11月13日
12月の江戸東京野菜の収穫イベントに向けて、練馬区平和台の渡戸秀行さんの畑に伺った。
渡戸さんは12月に全国農協観光協会主催と、
江戸東京野菜コンシェルジュ協会主催の江戸東京野菜の
収穫イベントが2回計画されているので、
9月に、栽培状況の話を伺いに行っている。
先日、東京都農産物品評会が開催されたが、渡戸さんは栽培している
下山千歳白菜と馬込三寸ニンジンを出品したが、
時期が早かったことから、各賞の受賞は、今年はできなかったが、
収穫イベントでは期待できる。
ノラボウ菜と下山千歳白菜
ノラボウ菜は、早くて2月から収穫期になるが、葉の香りが良いと、
レストランのシェフは、寒さ厳しい12月になるとノラボウ菜の葉を、
ミキサーにかけてソースなどに使うと聞いたことがある。
下山千歳白菜は、昭和28年、世田谷区北烏山の篤農家・下山義雄氏が
育成した耐病性品種だった。
その後、お勤めを退職したご子息の繁雄さんが栽培を継続していたが、
繁雄さんのお母様が他界されたことで相続が発生し、
現在、下山千歳白菜の発祥の畑は住宅に代わってしまった。
現在、下山千歳白菜は渡戸秀行さんと、
下山家に近い三鷹市の冨澤剛さんだけになってしまった。
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