2021年02月28日

上原恭子の江戸東京野菜の美味しい食べ方、早稲田ミョウガタケ料理編


先日、収穫期を迎えた井之口農園の早稲田ミョウガタケを紹介したが、

上原恭子理事(コンシェルジュ協会)が、
井之口農園の早稲田ミョウガタケと江戸千住ネギを頂いたので、
まず、ミョウガタケの料理を作ったと、写真を送ってくれた。




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井之口農園の「早稲田ミョウガタケ」と泥付きの「江戸千住ネギ」

井之口さんの早稲田ミョウガタケを使って部位別に使い分けしつつ
お料理を作ってみました。



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2021年02月27日

「駆け出し普及員と江戸川の西洋蔬菜」の原稿を大先輩の大城芳彦さんから頂いた。


今日の東京都の農業指導体制は戦後の24年から動き出している。
戦後の日本は、米軍の支配のもとで、米国の制度が導入された。

農業協同組合の制度や、協同農業普及事業もそれで、法律に「能率的な農法の発達、農業生産の増大および農民生活の改善のために、農民が農業に関する諸問題につき、有益かつ実用的な知識を得」云々とうたっていて、

農地改革、農業団体の改組等、戦後における農村の民主化が図られ、
普及事業は農家が自主的に農業および農民生活の改良をすることを援助するといった建前になっている。
アメリカでは、州単位で導入されているという。





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現役の頃の大城芳彦先輩


東京都では、昭和24年(1949)から普及員の採用をはじめ、駐在所を設置している。
その2年目の25年(1950)に採用されたのが、大先輩の大城芳彦さん(東京農大卒)で、

先日、亀戸大根の資料や、「南葛飾郡農会史」の資料を送って頂いた。




江戸東京野菜コンシェルジュ協会の講座では「伝統野菜は長老に聞け」として、講座を開催しているが、大城さんには断られたことがある。

大城さんは、平成12年(2000) に思い出話を書いていたが、未発表だというので当ブログで紹介する。

上の画像をタップすると「駆け出し普及員と江戸川の西洋蔬菜」



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2021年02月26日

早稲田ミョウガのミョウガタケが、練馬の井之口農園で収穫シーズンを迎えている。


早稲田ミョウガのミョウガタケの収穫が始まったと伺っていたが、先日、生産者の井之口喜實夫さんの都合を聞いて伺った。

昨年からの新型コロナの影響で、飲食店が厳し状況で生産者にも負担が来ている。
早稲田ミョウガの話題では、先日、早稲田大学の卒業記念の早稲田ミョウガビールの話題を紹介したが、

早稲田のニュースクールの新福オーナーは、井之口さんの野菜を使っている。





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井之口さんに、ミョウガタケをいただいた。

上の画像をタップする
太陽光線が入らないように、カーペットで覆っているが、
それを剥がすと



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2021年02月25日

久しぶりの築地は、昼食はに鮪を食べて、仕事がうまくいくように波除神社に参拝した。


先日、築地キッチンスタジオから、江戸東京野菜の調理実習と
江戸東京野菜講座を配信したことは報告したが、

会場は波除神社の前にある東京促成青果ビル3階と聞いていたので
波除神社を目標にやってきた。





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四代将軍綱吉は、海だった築地地域の埋め立てを行っていたが難工事だった。ある日、海面に光を放っているものがあり、それを海中から取り上げると、立派な稲荷大明神で、人々は、社殿を作ってお祀りをしたという。

萬治2年(1659)のことで、それから波風か収まり埋め立ては完成したと、波除きの謂れが伝わっている。

上の画像をタツプする
社殿から見て左に雄の獅子頭、右にお歯黒の雌獅子が祀られている。

社殿の周りには、奉納辯才天魚がし碑、蛤石、活魚塚、鮟鱇塚、
海老塚、すし塚、玉子塚、昆布塚などがある。



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2021年02月24日

大城大先輩からいただいた資料で、亀戸大根の物語に、追加された。


今年も、3月の亀戸大根「福分けまつり」が中止になった。

福分けまつりは、2000年3月20日の第1回から長い歴史の中で、
2011年3月は開催を間近にして東日本大地震が発生して中止、
2020年と今年は、新型コロナの感染拡大を防ぐために
中止となってしまった。

亀戸大根でのまち興しが「かめの会」によって始まったのは、
説明板が1997年(平成9年)に、
香取神社の境内に建立されたのがきっかけだった。

江戸川にあった農業改良普及所にいて、江東地区に農業に詳しく
「江戸東京ゆかりの野菜と花」執筆メンバーだった、
足立区にお住いの大城芳彦さんに電話をして昔のことをお聞きして
思い出した。

1997年の建立前に、香取神社に挨拶に行った帰りに、私と
中央会参与の梅沢幸治さんと、大城さんの3人で、旧店舗の升本に
寄ってあさり鍋を食べたこと思い出したが、その時に、説明板の
原稿を先代の社長にお見せしたのを覚えている。

大城さんは今92歳とおっしゃっていたが、身の回りの物を
整理していて、亀戸大根の資料や「南葛飾郡農会史」の資料を
使うならと送って頂いた。





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JA東京Times 2000.5 No38:掲載された大城さんの原稿。

上の画像をタップする
1997年、深刻な不況を乗り越えて亀戸に活況を取り戻そうとしていた
商店街の若手経営者の有志が、香取神社境内の農業説明板を読んで、

亀戸大根でまち興しをしようと1999年4月に
田中繁雄さんを代表とする「かめの会」が結成されまた。

一方、亀戸の割烹「升本」では12月には亀戸大根の石碑を、
説明板の隣に建立している。



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2021年02月23日

「ル・ジャポン」の中田耕一郎シェフによる中野区内の栄養士向け講習会と江戸東京野菜講座が、シェフードの企画として発信された。


江戸東京野菜を学校給食で使いたいということで、一般社団法人Che fooDo(シェフード)の地域コンテンツ統括マネージャーの辻本和男さんからご相談をいただいていた、

11月には、辻本統括マネージャーと黒澤法導事業統括マネージャーを、江戸川の木村重佳さんの畑に案内をしている。

企画の段階では、代官山にある創作フレンチレストラン「ル・ジャポン」のオーナー中田耕一郎シェフが江戸東京野菜を使った料理を試作して中野区内の栄養士向け講習会と、江戸東京野菜講座を実施するというもの。

シェフードの築地キッチンスタジオより「youtube」にて受講者に配信したもので、江戸東京野菜としては、この季節の、しんとり菜、伝統小松菜、東京ウド、千住ネギ、馬込三寸ニンジン、早稲田ミョウガタケ、渡辺早生ゴボウを展示した。





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江戸東京野菜の調理実習と江戸東京野菜講座は、2月20日(土)の2時30分から、
築地キッチンスタジオ(東京促成青果ビル3階)から配信したもので、
中野区立上鷺宮小学校の菅野みゆき栄養教諭の司会進行で始まった。

上の画像をタップする。

講習会で調理されたものが、3月8日の上鷺宮小学校の給食に出される。

会場にはシェフードの辻本さん他、黒澤さん、築地キッチンスタジオ中西由紀館長がスタッフとして対応された。


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2021年02月22日

早稲田大学卒業記念限定販売「早稲田エール」の、予約が始まった。


早稲田大学戸山キャンパス前のビアレストラン「NEW SCHOOL」が
プロデュースしたビールの予約が始まった。

早稲田エールで使用されているビールは、早稲田みょうがを使った
ジャパニーズ・ジンジャー・ブラウンエールという
ジャパン・グレート・ビアアワーズで銀賞を受賞したビールです。





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上の画像をタップする
今回は、早稲田大学卒業記念限定で、記念品として家に飾っても
楽しめるようにデザインにもこだわっている。

シリアルナンバー入り限定記念商品
ボトルと同封のリーフレットには、シリアルナンバーが



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2021年02月21日

3月8日(月)、中野区立上鷺宮小学校の給食で江戸東京野菜が活用される。


2月20日(土)に「youtube」で、「Le Japon」の田中耕一郎オーナーシェフが、江戸東京野菜を使ったお料理を講習会として配信されました。

これは一般社団法人ChefooDo の企画で、
3月8日の上鷺宮小学校での給食で、出されます。



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中野区立上鷺宮小学校での給食
日時: 2021年3月8日(月)
 上記の講習会の実践の場として、
小学校の給食にて江戸東京野菜を使用したメニューを出す。
「ターメリックしんとり菜ご飯」
「平目のフリット ベシャメルソース」
「和風カレースープ」

尚、2月20日の様子は、ここから。

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2021年02月20日

あきる野市でブランド牛「秋川牛」を育成している竹内牧場の竹内親子にお会いしてきた。


先日、奥多摩ワサビの現状を紹介したが、その流れで、あきる野の竹内牧場に立ち寄ったもの。

前回来たのは2016年で、三國清三シェフが料理人人生30年を記念して、出版した「ジャボニゼ」の撮影で来て以来だった。

その後、六本木のグランドハイアット東京の4階、鉄板焼き「けやき坂」の本多良信シェフが、オリジナル黒毛和牛の「けやき坂ビーフ」として、使ってくれている。






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お父さんの孝司さんに、久しぶりのご挨拶だったが、新型コロナの影響で、牛肉の需要が低迷しているだけに、元気がなかった。

渡邉和嘉さんは、かつて練馬で竹内牧場の堆肥を買っていたことがあったので、竹内さんも覚えていた。

上の画像をタップする

子牛の購入価格は上がっていて、去勢牛で90万、メス牛で80万と言っていた。
オスの去勢牛は大きくなるから、値が高いが、竹内さんはメス牛を買い、大きく育てる。

「仲間が、竹内さんは何を食わせて大きく育ててるんだ。とよく聞かれるが、俺は大きく育つメスを見る目があるんだ」と語っていた。

今年も、岩手から黒毛和牛のメスを30頭ほど購入してきたが、年間を通して何回も行って30頭ぐらいずつ買ってきて、安定生産、安定出荷を心がけていた。

牛には旨い水を飲ませていると、同牧場では、湧水を飲ませている。

収入の安定確保から、最近は芝浦と共に横浜にも出荷しているという。


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2021年02月19日

全国100万部発行の月刊紙「ウェンディ」が、江戸東京野菜を紹介したいとページを割いてくれた。


昨年の11月初め、広島から全国に情報を発信しているウェンディ編集部から原稿依頼のメールをいただいた。
編集者は、昨年7月に日経新聞・文化欄に掲載された記事を読んで、東京にも伝統野菜があることを知ったという。

同紙は、マンションにお住まいの方へ「Wendy」というフリーペーパーを、全国で100万部発行・配布している。



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上の画像をタップする。

「私の体験」は6ページに掲載されています。
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2021年02月18日

奥多摩山葵栽培組合の保科組合長に、海沢の試験圃場を案内いただいた。


2019年10月に奥多摩を襲った台風19号によってワサビ田は、
かつてない大きな被害を受けた。

秋の収穫や出荷で多忙を極める時期だけに、被害総額は
約23億6千万円と聞いている。

これによって、2020年の奥多摩ワサビの入荷が大幅に減少していたが、
江戸東京野菜として奥多摩ワサビを活用している飲食店や料理人から、
入手等について相談を受けていたことから、

先日奥多摩山葵栽培組合の保科正廣組合長にお会いして、
話を伺ってきた。





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保科組合長から、海沢(うなざわ)にある、
奥多摩山葵栽培組合の試験田でお待ちするということで、
江戸東京・伝統野菜研究会の渡邉和嘉副代表の車で出かけた。

奥多摩のワサビは、武蔵名勝図会(文政六年)に
海沢村の産物として山葵(ワサビ)が紹介されている。

上の画像をタップする
試験田は、
海沢谷に沿って瀬見ノ観音のトンネルを抜けたところにあったが、
保科組合長は待っていてくれ、小峰重徳副組合長も来られた。

小峰副組合長には何年か前、練馬の光が丘で開催された農業祭で
お会いしていた
が、渡邉さんは、当時主催者だったから、
お会いしていたようだった。



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2021年02月17日

淀橋市場では今月のイチバの日、2月19日(金)に、江戸東京野菜のごせき晩生小松菜、のらぼう菜、東京うどを販売します。


昨年の10月に淀橋市場戦略推進委員会の集荷力・販売促進部会の皆さんに江戸東京野菜のお話をしたことは、紹介しましたが、

淀橋市場では毎月第三金曜日に「イチバの日」として消費者対策のイベントを行っている。

今月のイチバの日、2月19日(金)に、伝統小松菜のごせき晩生、のらぼう菜、東京うどを販売しますと、伝統野菜プロジェクトの草間壽子代表から連絡をいただいた。



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上の画像をタップすると、
ごせき晩生小松菜、のらぼう菜、東京うどの解説。


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2021年02月16日

足立区立栗原北小学校では、2月12日、足立区農業委員会の指導で千住ネギの収穫作業が行われた。


足立区農業委員会から、2月12日、足立区立栗原北小学校(吉田益巳校長)にて千住ネギの収穫授業が実施されると、ご案内いただいたが、通勤時間帯で電車での移動に時間がかかるので、コロナ禍の中今回は失礼した。

栗原北小学校の4年生は昨年7月に播種を行い、その後、定植をして数度の土寄せを行った。

コロナ禍の影響は、収穫授業に影響が出た。
昨年は、収穫をした日に、調理実習を行ったが、今回は中止で、収穫したネギは自宅に持って帰り、自宅で調理して食べることになった。






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収穫授業には、足立区農業委員から、荒堀安行会長と、
地元の鹿濱コ雄委員、寳谷実委員が指導に当たり、
事務局の足立区からは篠崎努農業振興係長と、担当の築出大典さんが、
出席され、荒堀会長のあいさつで授業は始まった。

上の画像をタツプする
しっかり根を張った、千住ネギが収穫された。



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2021年02月15日

(一社)食文化ルネッサンスが「コロナから飲食業を守る意見交換会」をZOOMで実施した


(一社)食文化ルネッサンスが「コロナから飲食業を守る意見交換会」
を、2月9日(火)に9時から1時間、
二之湯武史専務の進行のもとZOOMで開催された。

飲食店の代表から切実な声が聞かれたが、
地方の飲食店などの問題から、協力金の不平等感、
ビジネス絡みの飲食に自粛要請されている現状。


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上の画像をタツプするとYouTubeにリンクする。

更科堀井の四季の会を主催してきた堀井良教社長も
参加されていたので紹介する。

今回の発言を踏まえて、政府への提言としてまとめていくという。

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2021年02月14日

2月28日(日)、歌舞伎座の3階 花篭ホールで「江戸落語を食べる」に江戸東京野菜の入ったお弁当


先日、歌舞伎座サービスの西村正史さんから電話をいただいた。
江戸落語を食べる会を実施すると伺った。

同社は、劇場歌舞伎座内で飲食・物販施設を運営されていて、
3階の花篭ホールで毎月さまざまな企画・イベントを開催している。

このほど、「江戸落語を食べる」のチラシが送られてきて、
2月28日(日)は、柳家さん喬さんの出演で、

お弁当には、江戸東京野菜の「金町こかぶ」が使われる。





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上の画像をタップする

話によると、毎月、月末の落語会も少しずつ再開していて、
今年は江戸東京野菜を月1回のペースで献立に
取り入れられればと考えているという。

江戸東京野菜の入手については、果菜里屋(青果商)の
高橋芳江さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が相談に乗っていて

<月毎の江戸東京野菜が提案されていた。>

◆1月 ごせき小松菜
◆2月 金町小蕪
◆3月 亀戸大根 もしくは のらぼうな

◆4月 東京うど
◆5月 明日葉
◆6月 寺島茄子 もしくは 雑司ヶ谷茄子

◆7月 馬込半白キュウリ
◆8月 八丈オクラ
◆9月 谷中しょうが もしくは 早稲田茗荷

◆10月 内藤カボチャ もしくは 内藤とうがらし
◆11月 奥多摩わさび
◆12月 滝野川ごぼう
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2021年02月13日

2020年度から(公財法人)東京都農林水産振興財団に、東京農業アカデミー八王子研修農場が設置され6月に農場はオープンした。


先日、セルリー栽培の並木猛さんから、小寺孝治農場長の話が出たことで思い出した。

2020年度から公益財団法人東京都農林水産振興財団に、東京農業アカデミー八王子研修農場が設置され6月に農場はオープンした。

東京農業アカデミーは、新規就農希望者を対象にしていて、研修農場では体験的、実践的な栽培技術を指導し、農業経営を学ぶことで、卒業後に農地を借りての農業経営者を育てていく。

八王子研修農場は、八王子の「とうきょう元気農場」に隣接していて、一期生として男女5人が2年の研修を受けている。

二期生も募集が終わり男女5名が採用される予定。




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上の画像をタップする。

2021年02月12日

城北地区に続いて2005年9月に行われた城南地域の都市農業ツアー。


23区内の農家女性のリーダーに東京各地の都市農業を知ってもらおうと実施したバスツアーを、
23年度の江東地区、24年度の城北地域、と紹介してきたが、25年度は9月28日に城南地域で行われた。

事務局長の渡邉和嘉さんが、杉並、中野、世田谷の担当者と相談して、世田谷区砧にある次大夫堀公園民家園、等々力公園、世田谷のリンゴ園、そして中野区鷺宮のトマト栽培のコースを回った。





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世田谷区の野川沿いに次大夫堀公園民家園がある。

上の画像をタップする
旧安藤家住宅主屋、旧秋山家住宅土蔵、消防小屋と火の見櫓、
旧加藤家住宅主屋、旧城田家住宅主屋 、旧谷岡家住宅表門 など

移築されていて、行ったときは稲穂が実っていた。





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2021年02月11日

自家採種のセルリーを栽培している清瀬市の並木猛さんのハウスでは、順調な生育を見せていた。


清瀬市で自家採種のセルリーを栽培している並木猛さんのハウスでは、例年通り4月はじめの収穫を目指して管理が行われていた。

並木さんは、師匠故伊藤仁太郎さん(江戸川)の愛弟子だったことは、2004年2月のバスツアーで紹介していが、今でも、仁太郎さんの教え通りの栽培法を忠実に守っている。





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丁度、水やりが終わったというので、ハウスに入れてもらった。
ハウスは奥から手前に傾斜しているようで、足元は水が溜まっていたが、状況を見て1週間に一度たっぷりと潅水し、収穫1か月前からは5日に一度の潅水となる。

上の画像をタツプする

最初の頃は、葉がとげとげしい感じだったが、土づくりとして堆肥をたっぷりと入れているので、最近は土に馴染んだ感じで、とげとげしさが最近はなくなったとか。




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2021年02月10日

江東地区に続いて2004年11月に行われた城北地区の都市農業ツアー。


都市農業ツアーの企画を検討する中で、2003年度の2004年3月に江東地区の代表的農業者と、江戸からの農業技術を伝える ”つま物栽培” の現状を、東京23区内の農家女性に見てもらった。

この企画は、事務局長をされていた渡邉和嘉さんで、
JA東京あおば出身ということで、渡邉さんが生産者などに依頼した。

第2回は2004年度11月8日に城北地区で開催されていて、板橋区と、練馬区の練馬地区と大泉地区の農業を見て回っている。

23区の代表ということで、皆さんが集まりやすいところで、丸の内のJAビルに集合してバスで、板橋区に向かった。





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城北地区は、JA板橋、JA練馬、JA石神井、JA大泉の4JAが、2009年に合併してJA東京あおばを組織していた。

上の画像をタップする

JA東京あおばの高島平支店のファーマーズショップ「にりん草」に向かった。
にりん草は板橋区の花で、この辺りにさいていた可憐な山野草だが、支店を作るにあたって店を金融店舗と経済店舗を並べたことから二輪の意味合いもあると伺っている。

支店長された、渡邉和嘉さん(現江戸東京・伝統野菜研究会副代表)は、都心に最も近いマンモス団地の高島平団地に、近い店舗として板橋の生鮮野菜や花など、産地と直結した都市農業を団地の皆さんに知ってもらいたいと、ファーマーズショップを前面に出した設計を提案している。

その後、この店をきっかけに、新しい店舗設計の模範となっている。



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2021年02月09日

上原恭子の江戸東京野菜の美味しい食べ方、東京ウドのお料理編。


コンシェルジュ協会の上原恭子理事から、電話があった。

新型コロナ禍、自宅待機の中で様子を心配してくれてだったが、
話の中で東京ウドの料理を作ったという。

ウドのシーズンでもあり、
写真があったら送ってくれるように頼んだら、メールで届いた。





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何でも、料理研究家の田代由紀子先生
(江戸東京野菜コンシェルジュ)から届いたという。

田代先生が利用している、小平ファーマーズマーケツトに
出荷している東京ヤマキファームの「ウド」だという。

上の画像をタップする


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