福分けまつりは、2000年3月20日の第1回から長い歴史の中で、
2011年3月は開催を間近にして東日本大地震が発生して中止、
2020年と今年は、新型コロナの感染拡大を防ぐために
中止となってしまった。
亀戸大根でのまち興しが「かめの会」によって始まったのは、
説明板が1997年(平成9年)に、
香取神社の境内に建立されたのがきっかけだった。
江戸川にあった農業改良普及所にいて、江東地区の農業に詳しく
「江戸東京ゆかりの野菜と花」執筆メンバーだった、
足立区にお住いの大城芳彦さんに電話をして昔のことをお聞きした。
92歳とおっしゃっていたが、身の回りの物を整理していて、
亀戸大根の資料や「南葛飾郡農会史」の資料を使うならと
送って頂いた。
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1997年、深刻な不況を乗り越えて亀戸に活況を取り戻そうとしていた
商店街の若手経営者の有志が、香取神社境内の農業説明板を読んで、
亀戸大根でまち興しをしようと1999年4月に
田中繁雄さんを代表とする「かめの会」が結成されまた。
一方、亀戸の割烹「升本」では12月には亀戸大根の石碑を、
説明板の隣に建立している。
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