ことを紹介したが、
それ以外にも、写真を整理していたら、
道灌の銅像や、記念碑のようなものが出てきた。
道灌は、埼玉に城を幾つも持っていたり、
神奈川の伊勢原で殺されたこと等、周辺県にも記念碑や銅像がある。
何年か前に、西日暮里駅で降りて西日暮里公園に登ったら、
そこは廣重が描いた道灌山だったことが記された説明板がある。
西日暮里公園は、青雲寺境内の一部だったが、明治七年(1874)、
この辺一帯が旧加賀藩前田家に売却し、墓地となった。
昭和47年(1972)、前田家は墓地を国許の金沢に改葬したため、
翌48年12月に跡地は、荒川区立西日暮里公園となった。
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かつてこの地はひぐらしの里いわれ、
江戸時代中期には市民の憩いの場所であった。
しかし、今や道潅山の下をJRが走り西日暮里駅ホームの屋根が見え、
その先はビルが林立して、筑波山は遮られている。
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