2021年05月28日

命をつなぐ固定種の「留原エンドウ」を栽培する河村さんの菜園を見せてもらった。


先日、石川敏之さんの畑「ゆっくり農緑」で待ち合わせをしたことは紹介した。

あきる野市の高尾で、大型のキヌサヤ「留原(ととはら)エンドウ」を栽培している河村郷子さんを紹介してくれるというので伺った。

今年、石川さんは地元のスーパーで河村さんに再会し、菜園の話から、何年も種をつなぐエンドウを栽培していると聞かされた。

数日後に、河村さんは留原エンドウを栽培している市毛和恵さん(写真左から2人目)たちを連れて、「ゆっくり農緑」を訪ねてきたことから、石川さんも河村さんの畑を訪ねたという。

そもそも石川さんは、檜原村やあきる野市で行われたイベントで陶芸家の河村さんと度々会うことがきっかけで、今回の発見に繋がった。






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河村さんの菜園は、自宅前の道を渡った先にあった。

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留原エンドウは、留原の旧姓小峰さんという方が、先代が栽培してきた種を35年前に受け継ぎ、それを頂いた友人の岡田さんから市毛さんが譲り受け7年、採種した種が昨年河村さんの許に・・・・、

河村さんは、今年初めて収穫したというから、50年以上は受け継がれてきたようだ。

エンドウには、赤花と紫花とがあり、一本からふたつ咲く。
この時期は、花は終わって種を膨らませていて、河村さんは採種用に残しているという。



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posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 檜原村とあきる野市の農業