昔は8月の末に練馬大根の播種を行っているが、地球の温暖化によって、8月末は、畑の土が焼けるように熱いことから、最近は9月はじめに播種を行っている。
今年は、東京女子学院高等学校で行っている江戸東京野菜の栽培授業で練馬大根の播種を行うが、練馬大根について、興味を持ってくれるような、話題でもあればと、「練馬区立石神井公園ふるさと文化館」に立ち寄った。
練馬大根も練馬の歴史には欠かせないが諸説がある。
五代将軍綱吉が、まだ右馬頭(うまのかみ)だった時代に尾張から大根の種を取り寄せたのはその一つで、ふるさと文化館では館林藩主時代に練馬で鷹狩を行ったことが「徳川実記」に掲載してあることから、こちらを紹介している。
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