2021年10月31日

宗兵衛裸麦の圃場探していたが、景観の良い八王子市上川町に見つかった。


今週初めに、宗兵衛裸麦の復活普及をしている八王子市川口の
高野重春さんからショートメールが届いた。
宗兵衛裸麦の、種まきを28日か29日の10時からするという。

生憎28日は千寿双葉小の千住ネギの授業があることから、
29日ならいけると返信した。

畑の場所は、今年収穫した場所よりさらに西の方で15aほどの、
広い面積を借りられたというので張り切っておられた。

その後のメールで「今年収穫した場所から秋川街道を五日市方面に
進んだ場所です。
大竹さんのお住まいからは五日市街道を五日市方面に進み、
あきる野市内を過ぎ、山田交差点を八王子方面に進むと上川霊園を
過ぎると秋川街道のT字路になります。

左折して八王子方面に向かい直進するとその場所から住宅地と
左側の山すそが現地になります。
」と詳しく教えていただいた。





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この圃場は、登坂信美さんが借りたもので
登坂さんは、栽培から消費までの6次産業化にも取り組んでいる。

上の画像をタップする
広い圃場が広がっていた。ここも東京だ!!
まだ登坂さんが来てなかったので、丘陵の方まで歩いて行った。
太い枝垂れ桜が3本、枝を伸ばしていた。

桜の木の下には、日本蜜蜂と思える巣箱が幾つかあった。
東京の奥座敷とでも云うか、のどかな景色だ。


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2021年10月30日

足立区立千寿双葉小学校の4年生が「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」で定植作業を行った。


足立区農業委員会(荒堀安行会長)が足立区立の小学校6校を対象に
実施している「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」は、
定植授業が区立千寿双葉小学校(三宅文夫校長)で行われた。

7月に実施した4年生3クラスによる種まきの結果、プランターに
発芽した苗を抜き取り、菜園に定植する授業は、
農業委員さんの指導によって行われた。







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実施している足立区立の6校の内、千寿双葉小学校では予定日が
雨に降られてしまったことから、定植授業は延期され、
遅くなってしまったが、28日に授業は行われた。

上の画像をタップする
当日は、農業委員会からは、荒堀会長と内田宏之委員、
足立区農業振興係
り濱中正二係長と係の築出大典さんが
対応された。



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2021年10月29日

東京の食材にこだわるミクニマルノウチの黒石シェフが、「カラフル野菜の小山農園」を訪ねて見えた。


先代清さんが取り組んできた野菜栽培を「カラフル野菜の小山農園」のブランドで、調理師資格を持つ三佐男さんは、料理人目線で
野菜を導入したことで、1haの農園は見違えるように変わった。

メディアでもちょいちょい取り上げられて、映像としても
色とりどりの野菜が紹介されるから、消費者からも注目されている。

都心のホテルのシェフ仲間でも口コミで利用者が増えているが、
江戸東京野菜をはじめ、東京の食材にこだわっている
ミクニマルノウチでも、三佐男さんが「カラフル野菜」に
取り組み始めたころから仕入れているが

黒石智裕シェフが 栽培現場を見たいというので、
西武立川駅で待ち合わせをして、案内した。







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椛田支配人も見ておきたいと言っていたが、先約があったようで
黒石シェフには合わせることができなかったようだ。

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まず、自宅回りの小山農園に案内頂いた。
紅しぐれ大根(写真右上)

中までグリーンのビタミンダイコン(写真左下)
カリーノケール(写真右下)、

結球前の紫白菜(写真中下)、
皮がむける赤かぶの「もものすけ」との白カブの「サラダラティーナ」(写真左上)



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2021年10月28日

第4回 新ごちそう帳シリーズは、江戸東京野菜の亀戸大根、馬込三寸人参、伝統小松菜を使ったそば料理。


「新ごちそう帳」シリーズは、今回で、第4回となるが、11月22日の週に実施する予定だ

また食材を何にするかについては、季節の江戸東京野菜ということで、これまで東京ウド、品川カブ、寺島ナスと行ってきた。

この季節は、江戸東京野菜でも根菜類が多い季節で、亀戸大根、馬込三寸ニンジン、葉物としては伝統小松菜などがり、料理研究家の林幸子先生は、これら3種類を使いましょうということになった。

27日、林幸子先生を南青山にあるアトリエ・グーに、ソバリエ協会ほしひかる理事長と、更科堀井の堀井良教社長が集まり、林先生が試作した、そば料理を頂いた。





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江戸東京野菜の亀戸大根、馬込三寸ニンジン、伝統小松菜と、
豚肉を使って餡かけを作られていた。

上の画像をタップする



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2021年10月27日

西武線沿線の新興住宅地に連なる立川の農地で、落花生にサツマイモ堀がにぎやかに行われた。


西武拝島線の西武立川駅から線路際を西に向かって歩いた先にある
農地では村田健一郎さんが6月にジャガイモの収穫体験を行っていて、
当ブログでも紹介をしている。

ジャガイモが終わった後、隣でサツマイモと落花生の栽培が始まっていたが、先日、通りかかったら大勢の、新興住宅地の若いご夫婦が
子供連れで集まっていた。

23日(土)、午前中に東京女子学院高等学校での江戸東京野菜の栽培授業からの帰りに気が付いたが、24日(日)の10時から12時まで、
「落花生とサツマイモの収穫体験」のチラシが畑にあった。





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落花生の栽培は、昨年の10月に、健一郎さんがここで栽培した落花生を収穫していたら、近所の人が来て、健一郎さんと話し込んでしたが、
今年は、“おおまさり” 一株収穫、500円で販売した。

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10月初めの土日は、台風が来たり、雨が降ったりで、
開催日が伸び伸びになっていた。
そんなことで、地域の皆さんは待ち遠しくて子供連れで出てきた。



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2021年10月26日

出来上がった東京女子学院の菜園で、江戸東京野菜の種蒔きが行われた。


東京女子学院高等学校(野口潔人校長)の
フードカルチャー(FC)コース(保積栄理教諭)では、
江戸東京野菜の栽培についても行っていて、
これまで寺島ナスの栽培を行い調理もしている。

伝統小松菜については、牛乳パックで栽培を行っていることは、
紹介している。

また、練馬大根については、ある程度の深さが必要なことから、
圃場で栽培する計画を立てていたことから、同校では学校近くに
所有していた宅地を圃場として活用することができた。






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授業では、10月中旬に圃場に馬糞堆肥と化成肥料888を
生徒たちが施肥している。

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23日(土)10時45分からの授業では、
牛乳パック栽培の伝統小松菜についての観察と水やり、
圃場の整備と、江戸東京野菜の播種を行うことを生徒に伝えた。


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2021年10月25日

江戸東京野菜に協力的な大泉の村田農園は、ヨーロッパ野菜がメインだった。


大泉の村田農園で江戸東京野菜を栽培している渡邉和嘉さんから、
江戸城濠大根の種を蒔いたというので行ってきた。

蒔き方も、自生地のように莢のままと、莢を割って種を蒔いた
もので試験的に行ったようだった。





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やはり、種で蒔いた方が発芽率はいいようだ。

昨年は、12月に収穫しているが、
辛味の強い江戸城濠大根本来の味が伝わっている。




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2021年10月24日

深大寺周辺では、深大寺在来そばが、白い花が少しづつ実をつけ始めていた。


先日、「深大寺十三夜観月会」が開催されたことは報告したが、
お誘いを頂いた深大寺一味会の浅田修平副会長との約束時間より、
1時間ほど早く向かい、周辺のそば畑の様子を見て歩いた。

深大寺小学校菜園、深大寺そば守観音前、国宝白鳳仏殿予定地
南町4丁目の圃場と・・・





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深大寺小学校前で下車して、三鷹通りと深大寺通りのぶつかる所に
深大寺小学校の生徒が栽培している「深大寺そはの花」の菜園。

看板のもとで、深大寺在来そばの花が咲いていた。

上の画僧をタップする
看板には、「深大寺小学校の子どもたちが奉仕活動の
一環で地域の環境美化活動として
この畑では2回そばを育てています。

6月初旬頃と9月中旬頃に白い花を
咲かせます。
皆さん楽しんでください。」とある。

このそば、深大寺在来種を深大寺が提供していて、
深大寺そば組合の指導で、5年生が総合の時間に播種を行っている。


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2021年10月23日

「カラフル野菜の小山農園」、調整区域でもカラフル野菜が生育していた。


我が家の近くに、カラフル野菜がブランドとして有名な
小山農園がある。

園主の小山三佐男さんは就農後10数年の経験の中で、
ホテルやレストランのシェフなどとの情報交換から市場ニーズを
とらえた栽培を行っている。

先日は、自宅回りの畑を見せてもらったが、横田基地に近い
調整区域の畑を案内してもらおうと、数日後に電話を入れたが、
「2日がかりのCM撮影でバタバタしております。」と、
断りのメールが入った。

急ぐ事でもないが、20日に朝採りについて行きたいと8時に伺った。
小山家から北に1.5`、一直線だから
昔は畑までの農道だったのだろう。







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今朝方は、冷え込んでいたが、前日に降った小雨で
カラフル野菜の葉は生き生きしていた。

上の画像をタップする
「紅しぐれ大根」が収穫された。
酢漬けや漬物の他、大根のつまに使っても綺麗だ。




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2021年10月22日

東京都農林水産振興財団が「東京農林水産ファンクラブ」を設立、入会無料で、会員限定イベントやプレゼントなどもある。


8月10日の日本農業新聞に、「ファンクラブに加入しよう」のキャッチコピーに、引き付けられた。
サブには 〜おいしく、楽しく東京の農林水産業応援〜 とあった。

読んでみると、東京都農林水産振興財団が7月下旬に「東京農林水産ファンクラブ」を設立したというもの。
入会無料で、会員限定イベントやプレゼントなどの会員特典もあるという。

忘れていたが先日奥多摩のワサビ生産者から、有楽町の交通会館でマルシェがあったと云うから思い出して、担当の武田啓子農業支援課長に電話でお話を伺った。



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上の画像をタップする

武田課長から資料を送ってもらった。


都農林水産振興財団は10数年前に3年間お世話になっていて
品川カブと寺島ナスの復活に取り組んでいたので、懐かしい。

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2021年10月21日

第二十三回 深大寺十三夜観月会が10月18日(月)、旧暦の9月13日に、深大寺本堂前で開催された。


緊急事態宣言が解除された後、数日して、深大寺一味会の
浅田修平副会長から、深大寺の南無 秘仏元三(がんさん)大師像の
出開帳を東京国立博物館で行われるとの
資料を送って頂いたことは、報告した

その時に、18日に深大寺で開催される深大寺十三夜観月会に、
ほしひかる先生と一緒に招待いたしますと、案内状が入っていた。

案内には、
旧暦9月13日のお月見は、日本独自の月を愛でる風習です。
満月より少し欠けた月は、日本人独特の美意識の
表われといえます。

「天台声明」「邦楽と語り」と共に、十三夜のお月見を
お楽しみ下さい。 合掌」

午後5時30分…開場 6時…開演、午後7時15分終了予定
主催 深大寺十三夜の会  協力 調布市観光協会

とあった。






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深大寺十三夜観月会も先代八十八世張堂完俊住職から引き継がれた、
八十九世張堂興昭住職が、
昨年に続き、一部の終わりに法話を述べられた。

深大寺十三夜観月会の歴史は平成11年(1999)に遡る、当時一味会が、
深大寺在来そばの豊作を祈り、十三夜に深大寺のそば畑で、
能管(邦楽の横笛)を松田弘之先生が吹いたことに始まる。

これをフジTVが畑から生中継、NHK-TVのニュースでも紹介された。

その後、山門の階段上をステージに開催されていたが、
近年深大寺のご理解を得て、本堂で開催されるようになったもの。

上の画像をタップする
会場の境内には、ソーシャルディスタンスをとって、
折りたたみ椅子が置かれていた。

5時半から本堂前に善男善女が集まった
(電話での申し込み先着100名 鑑賞無料)。

司会進行は、ご住職の実弟張堂芳俊師が勉められた。

・境内マスク着用・境内飲食禁止・フラッシュでの写真撮影禁止。
動画撮影禁止。




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2021年10月20日

都市農地活用支援センターが「秋の講演会・セミナー開催についての案内が届いた。



令和3年度「農」の機能発揮支援アドバイザー派遣事業を
実施している、一般財団法人都市農地活用支援センターが
「秋の講演会・セミナー開催について」の案内が届いた。

都市農地活用支援センターでは、
「11月8日に、講演会及びセミナーを開催する運びとなりました。

農の機能発揮支援に関するアドバイザー派遣事業案内リーフレット
も改訂版ができました。
皆様のお役に立てる内容となっておりますので、
是非ご活用を賜りたく、ご案内申し上げます。」とある。





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上の画像をタップする

○講演会開催案内
 都市農地活用支援センター定期講演会2021
「『農』が創造する都市の新しい魅力」
11月8日(月)13:15〜16:30 於:東京及び オンラインにて開催


○セミナー開催案内
「農」×「企業」連携セミナー
〜SDGsの実現と企業のCSV活動の促進に向けて〜
11月8日(月)18:00〜20:00 於:東京及び オンラインにて開催

 

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2021年10月19日

江戸東京野菜を描きたいというボタニカルアーティストの石薫さんから、深大寺在来そばの写真が届いた。


ボタニカルアーティストの石薫さんから、写真添付メールが届いた。
石さんは、権威あるRHSのボタニカルペインティングの
コンクール用に、江戸東京野菜を描きたいというので、

その一つに深大寺在来種を提案したが、世田谷にお住まいで深大寺が
近いというので、立ち寄っていて、
このことは当ブログで紹介している。

その後、早稲田ミョウガの井之口喜實夫さんのところに案内している。

先日、深大寺在来種の保存管理に尽力されている、深大寺一味会の
林田堯瞬事務局長(僧侶)にお願いして、会って頂いている。

石さんからは、
全てご快諾いただき恐縮しております」との報告があった。





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先日紹介した木島平に比べると遅れているように見えるが、
深大寺は3週間遅れの種蒔きだから・・・・。



上の画像をタップする
国宝 白鳳仏殿建設予定地でスケッチされているようだ。

メールには、「今の花の状態を畑の外からスケッチすることを
お許しいただきました。
スケッチには、何度でも必要なだけ伺って構わないそうで、
その度にお断りを入れることは不要だと
おっしゃってくださいました。

ただスケッチの際に受粉の活動中の蜂達がいたら、畑に近寄らずに
遠慮することなど教えていただきました。
」あった。



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2021年10月18日

拝島ネギの事前の視察に、拝島ネギ保存会会長の圃場を見せてもらった。


江戸東京野菜コンシェルジュ協会の顧問をお願いしている
向笠千恵子先生から、江戸東京野菜のネギについて様子を
見たいという電話があった。

何でも、近いうちに多摩の方に行くので、
拝島ネギの生産者と話ができないかという

新型コロナの感染拡大が始まった昨年の2月から、
各種イベントが中止になったことで、向笠先生には
ご無沙汰をしていた。

今週は、予定が入っていてご案内できませんが、拝島ネギ保存会の
木野秀俊会長に会えるようにしておきますと言って電話を切った。





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朝から、小雨が降っていた。
木野会長のお宅は、今年1月にJA東京みどりの原省三さんに
連れてきてもらっていた。

上の画像をタップする
木野会長は家におられたので、向笠顧問の件をお願いすると、
快くお引き受けいただいた。

折角来たので、屋敷横の圃場にあるネギを聞いてみると、
拝島ネギだと云うので、見せてもらった。

土寄せは、まだ1回だと云うが長く伸びた葉は柔らかく、
1か月前の台風14号の被害もなかったという。


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2021年10月17日

深大寺では、15日北信州の木島平村に依頼していた深大寺在来の収穫が始まった。


深大寺一味会の林田堯瞬事務局長(僧侶)から、
16日に写真添付のメールを頂いた。

調布市の姉妹都市、木島平村で蒔きました深大寺在来ですが、
収穫の時期を迎えまして、昨日収穫のお手伝いに、
日帰りで行って参りました。

深大寺から、私と住職の実弟であります張堂芳俊師、
調布市から木島平調布文化交流会の塚越会長をはじめ7名で伺い、

最初に村役場を訪ね、日臺(ひたい)村長と佐藤副村長を
表敬訪問した後、圃場で収穫を行いました。
」とあった。

今年、深大寺では、姉妹都市の木島平村に栽培を依頼したことは、
当ブログで紹介している。




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木島平の地で実った深大寺在来種

上の画像をタップする
写真右から、
林田堯瞬事務局長、張堂芳俊師、日臺正博村長、佐藤裕重副村長



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2021年10月16日

一般社団法人食の風・代表理事の田ア聡から沖縄食材図鑑と九州食材図鑑を頂いた。


9月に練馬の井之口喜實夫さんの畑に案内した、一般社団法人食の風・代表理事の田ア聡さんが自己紹介の一つとして、沖縄の食を知り、
学び、育み、伝える「沖縄食材図鑑(野菜・果実編)」 を頂いた。

同誌は、食材図鑑であって、伝統野菜に限らず食材として沖縄で
栽培されている野菜や果物が掲載されている。




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掲載されている野菜は
ニガウリ、トウガン、ヘチマ、シロウリ、島カボチャ、タカナ、
島ダイコン、島ニンジン、ウイキョウ、ボタンボウフウ、
島ラッキョウ、葉ニンニク、カンゾウ、フダンソウ、八重山カズラ、

レタス、ホソバワダン、スイゼンジン、ヨモギ、エンサイ、紅イモ、
タイモ、ダイジョ、十六ササゲ、シカクマメ、パパイヤ、
オオタニワタリ、ノビル、トウガラシの29種類

沖縄の果物
島バナナ、グアバ、マンゴー、フルーツパパイヤ、ドラゴンフルーツ、
カニステル、パイナップル、パツションフルーツ、アセロラ、スイカ、

シークワーサー、タンカン、スターフルーツ 13種類
が掲載されている。

沖縄に注目しているのは、大学2年の1962年に宮古島の農業と石垣島の
パイナップル栽培を学んできているからで、
その後は、2015年に宮古島に行っているが、
その時「おきなわ島ヤサイ」の資料を頂いている。



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2021年10月15日

自宅近くに話題の ”カラフル野菜の小山農園” があり、野菜栽培に真摯に取り組む小山三佐男さんに会ってきた。


先日、テレビをつけて仕事をしていたら「西武立川駅・・・」と
云うので画面を見ると”なぎら健壱さん”出演の
「ぶらり途中下車の旅」で、カラフル野菜の小山農園が紹介され
小山三佐男さんが畑を案内していた。

小山さんには昨年2月に、東京ファーマーズイノベーション
イベントでお逢いしていて、

名刺交換の時に、我が家から10分ぐらいの所に農園があることを
認識していた。

途中には内藤カボチャの石川農園があるにも関わらず、
行く行くと云いながら、失礼していたが、テレビで見たので、
翌日電話をかけて伺った。




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そもそも小山農園は、先代の清さんが酪農をしていた、
同じ西砂3丁目には中里さんがいて、今でも東京牛乳を搾っているが、
清さんは平成10年に野菜栽培に切り替えた。

農地は自宅回りと横田基地脇の調整区域、それに我が家の近くの
美堀町など6か所で、合わせて1haになるという。

上の画像をタップするとご家族でスリーショット
三佐男さんは調理師をしていたが11年前の2010年に35歳で就農した。

当初は一般野菜を栽培していたが2012年に、知り合いのシェフから
「全量買い取るから紅芯大根を栽培してほしい」との
依頼が来たことがきっかけで、少しづつカラフルな
ヨーロッパ野菜を導入していったという。

今年は、江戸東京野菜の「寺島ナス」の栽培もしたという。



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2021年10月14日

早稲田ミョウガの発見で、注目されるようになった"モニュメント「早稲田茗荷」"、


当ブログ及びfacebookの読者・堀野修さんから、
添付資料付メールを頂いた。

堀野さんは私立早稲田中学、早稲田高校のOBで、
昨年、新宿区立鶴巻図書館で開催された「早稲田みょうが」の
講演に来られたが、講演後に行った地域の歴史散歩にも
お付きあいを頂いている。






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このほど、堀野さんのもとに届いた
早稲田中・高等学校校友会会報の中に
”いにしえの名物「わせだみやうが」のこと” が
掲載されていると送ってくれた。

上の画像をタツプする
モニュメント「早稲田ミョウガ」は2005年2月、
小野梓記念館が建設されたことで設置されたもので
それ以前に卒業したOB、OGの多くは、その存在すら知らない。



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2021年10月13日

足立区立西伊興小学校の5年生が、地元の伝統野菜・千住ネギの定植作業を行った。


足立区立西伊興小学校(金田耕一校長)が実施している5年生による
「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」は、7月に千住ネギの歴史の他、
種まきも、班ごとに行ったことは報告した。


5年生(3組)が行った種まき後の栽培管理がよく行われていて、
順調な生育を見せていたことから、
8日(金)足立区農業委員会(荒堀安行会長)の指導のもとに、
定植作業が行われた。

尚、当日は、茨城県を震源とする震度5の地震があったことから、
朝のニュースを見ていたが、日暮里からの舎人ライナーが
不通になっている以外、西武線、山手線、常磐線、東武線とも
運転していたのて7時に自宅を出た。






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上の画像をタツプする
授業の開始30分前には、同校に到着したが、農業委員会からは
荒堀会長の他、地元の農業委員として、鈴木博利委員、
横山恭臣委員、産業振興課農業振興係の築出大典さんが、
参加された。

同校の圃場は、かつて稲作を行っていた場所で、
生徒が一度に入るには狭いので、端から順に定植場所を堀り、
支柱で穴を掘っていった。



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2021年10月12日

井之口さんからの早稲田ミョウガをTJGの野口校長にお渡しした。


東京女子学院高等学校のフードカルチャー(FC)コースで、
江戸東京野菜の伝統小松菜(ごせき晩生)の栽培として
27日に播種を行ったことは報告した。

2日後に、かわいい芽が出たと喜びのメールをいただいていたが、

9日後の6日18時に送って頂いた写真では
徒長した小松菜が写っていた。




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上の画像をタップする
調理室の窓際に置いていたが、陽が当たっていなかったようで、
7日に、栽培指導をしている渡邉和嘉さんが、
南側にある教室の窓辺に置き直したという。



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