2022年01月11日

今年一年、家内安全、無病息災を祈願しに、谷中七福神詣でに出かけた。


今年も谷中七福神詣で、都合の付いた者で9日(日)に出かけた。
谷中七福神は、上野、谷中、日暮里、田端に祀られていて、
昨年、巡っているので様子が分かっていた。
9時半に田端駅で待ち合わせをしていた。

参加されたのは、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の渡邉和嘉理事と、
コンシェルジュの亀島由美子さん。

渡邉さんは、江戸城濠大根を、ほしひかる先生に活用してもらう
ことで、大塚駅でお渡ししてから来られた。




0-1 (1).JPG

谷中七福神は、東京で最も古い七福神詣で。
健康のために歩くことを考えて、昨年から始めたもの。

上の画像をタップする
9時半に、揃ったので、田端駅をスタートした。
駅前ではJRが「谷中七福神巡り」の地図を配っていた。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境

2022年01月10日

山梨県塩山の山本ファーム(有)が生産する「桜菜」と「桜わさび菜」、そして「霜降りキュウイ」が旨い。


山梨県塩山で、在来種などを育成栽培している農業生産法人の
山本ファーム(有)から
「桜菜」と「桜わさび菜」、そして「霜降りキュウイ」が届いた。

固定種の「桜菜」と「桜わさび菜」は、山本ファーム(有)が
品種改良したもので、
品種が固定するまでに約10年の歳月をかけたという。

収穫期は、12月〜2月いっぱい位までで、厳寒期に露地栽培をして、
春先には菜花としても販売していると云う。





1-1.JPG

桜菜は、山本ファームのブランド野菜として育成してきたが、
その経過の中で、辛味のある品種か生まれたことから、
「桜わさび菜」と名付けたもの。

上の画像をタップする。
妙める・煮る・鍋物・サラダにも向きますが、
ステーキやローストビーフの付け合せのクレソンと同様に、
生で一緒に食べると胃もたれしないとの評価されている。

薄切りの株のテンプラも薫り高く、漬物も美味しく頂ける。
桜わさび菜は、加熱すると辛味が飛んで、
桜菜と同じように食べられる。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話

2022年01月09日

北区に唯一残る、生産緑地を確認しに案内してもらった。


東京に来て、山手線に乗って、東京はビルばかりで畑は無いと云う人、
東京に農業があるとは知らなかったと・・・。

東京23区の内、農地は都心の12区以外の11区(江戸川区、葛飾区、
足立区、北区、板橋区、練馬区、杉並区、中野区、世田谷区、
目黒区、大田区)に、
農地法上の農地、都市計画法上の生産緑地がある。

先日、北区の滝野川八幡神社に伺った話は紹介したが、
昔は、滝野川ゴボウや滝野川ニンジンなどを栽培していた。

いつ頃だったか北区の農地が1か所になってしまったと
聞いたことがある。
何処にあるかは知らなかったが、一度見てみたいと思っていた。

八幡神社には、JA東京あおばの常務理事を歴任された渡邉和嘉さんの
車に乗せてもらって行ったので、帰りに頼んで案内してもらった。





1-1.JPG

滝野川から、旧中山道に出て・・・、
志村の坂上から新河岸川を渡って浮間に着いた。
埼京線をくぐって横道に入ったところに生産緑地地区の看板があった。

上の画像をタップする
色々と栽培していたが、良く管理されていた。
よく見ると、幾つもの区画になっていて、
それぞれにネギが栽培されている。

地域の方に貸しているのかもしれない。
ここが、北区に残っている農地だ。

農園主のお宅が隣にあったので、話を聞こうとチャイムを押したが
お留守のようだった。

因みに北区には、赤羽自然観察公園があり、水田があるが、
誤解があってはいけないので、ここは北区の公園用地で農地ではない。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境

2022年01月08日

雪が積もったので東京女子学院高等学校のフードカルチャーコースの菜園が気になっていってきた。


自宅周辺の畑には、うっすらと雪が積もっていたが、
東京女子学院高等学校フードカルチャーコースの菜園が気になった。

寒冷紗が農家の作りより軟な感じだったので、
雪で押しつぶされていないかと心配になった。
西武線に乗れば35分もあれば菜園に着くので出かけた。

武蔵関駅で下車してから、学校に電話を入れて、10時に菜園に入った。
保積先生は会議のようだった。




1-1-8.JPG

雪で押しつぶされるまでにはなっていなかったが、
菜園は雪で覆われていた。

上の画像をタップする
雪の重みで両サイドが引っ張られて弛んでいた。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組

2022年01月07日

自宅周辺でもうっすらと雪が積もった。


6日の午後から、テレビは都心の雪情報を流していた。
昭島周辺では16時頃からうっすらと積もり始めた。


1-1.JPG

日の出前に目か覚めたので外に出たが、たいして積もっていなかった。

上の画像をタツプする
近くのブロツコリー畑と、玉川上水も
posted by 大竹道茂 at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境

更科堀井の店先に、江戸千住の太刀まるきが飾られた。鬼汁そばは1月中旬から。


昨年、井之口喜實夫さんの千住ネギを案内したが、加熱することで、
甘みのある江戸千住は、この時期、なべ物に欠かせないが、
暖かいそばの具にしてもおいしい。

久しぶりに12月、更科堀井の冬の会が開催されたが、
林幸子先生が指導したお料理はおいしかったと、好評だった。

ブログの最後に雑談として、江戸千住葱の太刀まるきの写真を
お見せした関根店長の反応を書いたが、浅草葱善の田中社長から、
太刀まるきの注文を頂き、暮れに納品したと連絡を頂いた。




1-1.JPG

更科堀井では、浅草葱善の「太刀まるき」を、
門松のように店先に置いていた。

新年は4日から開いているが、
江戸辛味大根を使った「鬼汁そば」は、1月中旬からだという。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ

2022年01月06日

北区瀧野川八幡神社の藤井宮司から、滝野川ゴボウなどでまち興しをしたいと相談を受けた。


昨年の12月8日に、
Facebookに北区瀧野川八幡神社の藤井宮司からメールを頂いた。

何でも、八幡神社の社務所では戦前までは、
滝野川ゴボウや滝野川ニンジン、練馬大根などの種子の
値段を決める会合が盛んに行われていたという。

そこで、常々滝野川を代表するゴボウで、滝野川を活性化できないか
とお考えになっていたという。
そんな時に「江戸東京野菜の物語(平凡社新書)」を読んだので
メールをしたという。ありがとうございます。

例えば、滝野川ゴボウのいわれを記した説明板などが建立できないか
と考えている。との具体的なお考えも伺えた。





1-1.JPG

12月20に、江戸東京・伝統野菜研究会の渡邉和嘉副代表の車で
八幡神社に伺った。
渡邉さんは、滝野川がテリトリーのJA東京あおばの役員をされていた
また、ご尊父が滝野川ゴボウから、渡辺早生ゴボウを
つくったこともあり、来てもらった。

上の画像をタップする
八幡神社は旧瀧野川村の鎮守で、
地元では瀧野川八幡と称されることもある。

神社の祭神は品陀和気命(応神天皇)で、
創建は建仁二年(1202)、今年は創建820年祭が執り行われる。

瀧野川八幡神社
〒114−0023東京都北区滝野川5丁目26−15
TEL O3−3916−2890 FAX O3−5944−5443



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 滝野川のゴボウ、ニンジン

2022年01月05日

3日、ミクニマルノウチに「東京の食材にこだわる」料理を食べに出かけた。


新年の寒さは厳しいものがあったが、
晴れ渡って風もなく穏やかな三が日だった。

元旦は、家族が集まったから、賑やかに、お屠蘇で新年を祝った。
2日は、明治神宮農林水産物奉献会の
新年互例会に出かけたことは紹介した。

3日、丸の内まで出かけたが、少し早く着いたので、
馬場先門の信号を渡って二重橋まで行ってみた。



0-1-1.JPG

上の画像をタップする
例年1月2日に皇居で行われる新年一般参賀は、新型コロナ禍で、
2年連続で中止されたが、3日の皇居前は静かだった。

3日は、98回東京箱根間往復大学駅伝競走の復路で、
馬場先門の信号を右に折れての馬場先通りを、
銀座通りに向かうコースになっている。

ラジオからは、9区の高島町ガード付近を走っているようだった。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年01月04日

三鷹市の下原学芸員に "三鷹大沢わさび" が、日本の貴重な固有種だったことが分かった経過を伺った。


三鷹市大沢のワサビ田が、朝日新聞の夕刊一面トップに ”江戸のワサビ 令和の「お宝」”として掲載されたことは、当ブログで紹介した。

このことは、同じ国分寺崖線にある深大寺のそば店「門前」の浅田修平さんにお伝えしていた。
浅田さんは、かつて大沢の水車で蕎麦をひいてもらってたり、ワサビ漬けにするのでワサビの葉を買いに行ったこともあったという。

浅田さんは、日本農業新聞木村泰之記者の取材を受けて、「三鷹大沢ワサビが若返り、深大寺そばで提供できれば・・・」と復活を期待して語っている。





1-1-3.JPG

箕輪一二三さんと、背景は大沢のワサビ田

朝日新聞を読んで、新聞に出ていた下原学芸員に電話してお話を聞いているが、江戸東京野菜では、奥多摩ワサビが登録されていることはご存じだった。

暮れの23日に、三鷹市役所に下原さんを訪ねた。
下原学芸員は生涯学習課に席を置いていて、三鷹市にある文化財保護の仕事をされている。
同課で発行する、三鷹エコミュウジアム研究「みいむ」を頂いた。
三鷹市大沢でワサビ栽培をしていた箕輪家の農業と、市に寄贈された旧屋敷が掲載されていた。

上の画像をタップする
先代の箕輪一二三さんがご健在なときに、武蔵野美術大学の神野善治教授が再三に渡って聞き取り調査を行っている。伝統野菜は時間との戦いである事が分かる。

その後、箕輪家から旧屋敷が市に寄贈されたことから、旧屋敷に隣接したワサビ田に残るワサビについても、市では継続して調査対象としている。

下原学芸員はワサビの研究者の中から、栽培植物起源学が専門の山根京子准教授(岐阜大学植物遺伝育種学研究室)に相談し調査を依頼している。

これによって、江戸時代から伝わる貴重なワサビの発見につながった。 
山根先生は、令和3年3月19日に日本育種学会の講演会で発表されている。

続きを読む

2022年01月03日

明治神宮の初詣は、毎年2日で、明治神宮農林水産物奉献会の新年互例会として40数年来ている。


明治神宮の初詣は、毎年2日で、代々木で下車して9時半には着くようにしていたが、今年は代々木側の鳥居は封鎖されていた。

“密” を避けるために、神宮の外周路を歩いて、参集殿に向かったが、江戸東京野菜の部署のあるJA東京中央会の諏訪範夫専務、島田幸雄常務、西澤希芳総務部長は既に来ていて準備をしてくれていた。
今年は神楽殿地下1階の集会場に変更になっていた。






1-1.JPG

10時半からの、正式参拝は、明治神宮農林水産物奉献会のメンバーが神楽殿から内拝殿に向かった。

上の画像をタップする

大太鼓の合図で、正式参拝が行われた。
お祓い、祝詞奏上、代表して城田恆良会長が玉串を奉奠して、会長に合わせて二礼二拍手一礼・・・

例年だと、正式参拝の後は、お神酒を頂き、お神楽の奉納だが、今年は "密" を避けるため、お神酒もお神楽も行わなかった。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報

2022年01月02日

絵本塾出版が企画するシリーズ やさい応援団「まるごと野菜」は、「たまねぎ」で12冊がすべてが完成した。


平成24年から絵本塾出版が刊行した絵図解 野菜応援団シリーズは
令和3年12月25日に「たまねぎ」が刊行されたことで、
シリーズ12冊が完成いたしました。


1-1.JPG

まるごと野菜シリーズは、
学年に関係なく読んで新たな発見がある。

子どもに読んで聞かせていた大人が
その野菜の歴史文化に引き込まれ、食べたくなる。

上の画像をタツプする

目次

● たまねぎはマルチプレーヤー
● 食べているところは葉っぱ!?
● たまねぎを育てよう
● 葉が倒れたら収穫
● たまねぎはなぜ丸い?
● 明治時代の新顔野菜
● 栽培量が多いのは黄たまねぎ
● たまねぎのサイエンス 
        
● たまねぎは名脇役
● 仲間はみんな個性派ぞろい
● ねぎ−昔から作られてきた
● 東のねぎと西のねぎ
● この種をまいて育てよう
● おいしく食べよう卜




続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介

2022年01月01日

今年も江戸東京野菜の復活普及にご協力ください。



1-1.JPG

上の画像をタップする
江戸東京野菜コンシェルジュ協会ともども宜しくお願いいたします。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記