2022年02月06日

中央会では「江戸東京野菜生産者の会」を構築し、品種ごとに現状の江戸東京野菜生産量を把握していくという。


先日、「新江戸洋食」食べに行ったことは報告したが、ご一緒した中央会の武田直克さん(江戸東京野菜推進室)との雑談の中で、「江戸東京野菜生産者の会」を作ろうと思っているとの話をお聞きした。

2020年、中央会では東京都の指導で、江戸東京野菜推進室を設けて、江戸東京野菜の生産奨励や流通奨励などに取り組んできた。
流通販売の奨励などは、中央卸売市場にも協力を求める活動を行ってきたことは、当ブログでも紹介している。

しかし、中央会では推進室の設置以前の生産者を把握していなかったこともあり、都内各JAの組合員農家の中で江戸東京野菜を生産している生産者をリストアップし、江戸東京野菜の品種ごとに出荷量を把握するというもののようだ。



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これにより、季節毎に栽培されている江戸東京野菜を中央会で掌握できれば、今これだけ欲しいと言うイベントや飲食店等への供給も可能で、生産者にとっても安心して生産ができるというもの。

また中央会では、江戸東京野菜の生産が偏らずに、需要のある産物をバランスよく栽培していくよう、誘導していくようだ。
多摩地区から、都心部への流通には、流通販売の態勢を構築することも考えているという。

このような事から、江戸東京野菜の生産者と一体的な生産体制を作ることから「江戸東京野菜生産者の会」を作るため、各JAの協力を得て入会者を募っていくという。

本会としても、協力していく。