お宅に伺ったことは紹介した。
隣のハウスで、
江戸辛味大根と江戸千住ネギの採種の準備をされていた。
江戸辛味大根と江戸千住ネギは、
これまで浅草葱善の田中庸浩社長が、採種を行ってきたもので、
浅草葱善は初代から、江戸千住ネギの種を守ってきたが、
荒川流域で栽培を復活させたいと思っていて、2015年に
足立の内田宏之さんとご縁ができて栽培が始まった。
千住ネギが足立区で復活した話を、雑談の中で話していた。
井之口さんは、自家用のネギを栽培しているようなので、
思い切って千住ネギの栽培を打診してみた。
千住ネギは昔から柔らかくておいしいとの話を聞いているので、
やってもいいという返事を頂いた。
井之口さんの気持ちは、田中社長に伝え、
2016年、井之口さんの元に苗が届き栽培が始まった。
井之口さんは6年間の栽培経験の中で、太くて揃いの良いネギを
選抜して採種しようと、田中社長の了解を得て
今年も、ハウス内で採種の準備を始めた。
上の画像をタップする
植えられたネギが倒れないように、
段ボールの空き箱で囲いをしている。
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