昨年の9月だった。
これまで、港区で江戸東京野菜の話をさせていただいたのは、
2019年に三田図書館、2020年は高輪図書館で、2021年にもと、
港区の江戸時代の農業なども盛り込んでお話をさせていただいた。
今回、港区立エコプラザからの依頼は、港区にこだわらず、
江戸に集まった野菜の種が、江戸の環境の中で、今日受け継がれ、
更に持続可能な食生活に生かされている事例を紹介した。
特に練馬大根、伝統小松菜、寺島ナス、早稲田ミョウガの、
食文化についても紹介した。
会場は、時節柄、ディスタンスをとっての講座だったが、
主催者が期待した人数は来ていただいた。
今回は、SDGsの視点も加えながらだったので、企画プロデューサーの
堀信さん、研究会の大浦さん、亀島さんも勉強に参加された。
SDGs は、2015年9月 国連サミットで持続可能な開発目標を2030年に
達成を決定しているが、残り10年を切ったところで話題になっている。
東京では2011年から、地産地消や食糧自給の観点から環境負荷の
少ない野菜として、江戸東京野菜の栽培授業で行われてきた。
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