2022年07月11日

昭島市立光華小学校の眞砂野校長にお会いして、拝島ネギの栽培をお願いしてきた。


昭島の伝統野菜・拝島ネギの普及に尽力を頂いている松屋有紀子先生、
(昭島市学校給食共同調理場・市立東小学校栄養教諭)から
電話をいただいた。

昭島市昭和町の光華小学校の眞砂野裕校長が、拝島ネギの栽培に
興味を示され、江戸東京野菜の話も聞きたいとの報告をうけた。

すぐにでも伺いたいと松屋先生に日程調整をお願いして先日伺った。





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眞砂野校長、学校給食課自校給食担当望月弓子係長(中)、松屋栄養教諭

現在、江戸東京野菜の出前授業は、10数年来取り組んでいるが、
昨年からの継続の中では、
江東区立の小4校、足立区立小6校、荒川区立小1校、新宿区立小1校
北区立小3校中1校、練馬区立小1校、私立高1校
世田谷区私立小1校、昭島市立小1校の20校で行っている。

特に江戸東京野菜の栽培を行っている授業では、
「命をつなぐ栽培授業」として実施していることも説明した。

江戸東京野菜は現在50品目で、更に増えようとしている。
東京都においても、教育委員会をはじめ、経済局から
支援を頂いている事を紹介した。

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校門を入ったところに菜園があった。桜の大木に囲まれていて、
秋口から栽培を始めるのか綺麗にしていた。



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2022年07月10日

滝野川ニンジンは播種して、20日ほどで本葉が出たと連絡を頂いた。


瀧野川八幡神社では創建820年を祝って、滝野川の伝統野菜・
滝野川ゴボウ復活栽培をしているが、
6月に播種した滝野川ニンジンが発芽したと、紹介している。

6月の19日に播種をして、25日に発芽、そして29日には
双葉が出揃っていた。





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7月5日に本葉が出たと連絡を頂いた。

当初7月8日に、滝野川ニンジンの二度目の播種に伺う予定だったが、
都合がつかなくなって、11日の午前中に伺うことになった。

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posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 滝野川のゴボウ、ニンジン

2022年07月09日

昭島市立中神小学校での拝島ネギの栽培は、定植後も順調に生育している。


拝島ネギの栽培を行っている昭島市立中神小学校(松井茂校長)では、
杉本幸司副校長が2月に地元の拝島ネギの栽培農家鈴木寿昭さんに
依頼して播種を行っている。

その後、発芽したが、定植するにあたって揃いが悪いことから
鈴木さんの指導で生育の様子を見ることになった。

6月23日に定植が行われた。
23日はうかがえなかったが、その後順調な生育をしていると伺っていたことから、先日、杉本副校長に都合を伺ってお邪魔した。




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揃いが悪い時から見ると太く大きくなった苗が植わっていたが、
拝島ネギを栽培することから、各学年と調整したのか、
4年生のスペースは長くとられていた。

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生徒たちは定植を終えたが、苗はたくさん残っていた。



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2022年07月08日

高田馬場シニア活動館で栽培している新宿の伝統野菜の状況を見てきた。


今年の3月、高田馬場シニア活動館の古平篤さんに依頼されて
「新宿野菜サロン」の勉強会で、江戸東京野菜の
をさせてもらった。

特に、新宿の伝統野菜についてのリクエストがあったことから、
早稲田ミョウガに、鳴子ウリ、内藤カボチャに内藤トウガラシの
話を詳細に申し上げたことから、「新宿野菜サロン」では、
栽培もしたいということで、生産者を紹介した。

鳴子ウリは、府中市の石川孝治さん、内藤カボチャは練馬の
渡邊和嘉さんを紹介したので、畑に行って苗を購入してきたようだ。

早稲田ミョウガは生産者を限定しているから無理で、
内藤トウガラシは、サロンのメンバーがプロジェクトの苗を
購入してきたという。





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会館に入ったところのボードに、
新宿野菜サロンのニュースが貼ってあった。

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6月の収穫作業の写真は、江戸東京野菜はまだで、
西側の圃場で栽培している、市販の交配種だった。




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posted by 大竹道茂 at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境

2022年07月07日

昭島市の、第4回新型コロナワクチン追加接種は、初日の6日に打ってきました。


ここにきて、新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向になって
きたが、感染拡大の「第7波」の兆しなのか注視する必要がある。

6日から昭島市では、新型コロナワクチン追加接種(4回目)が始まった。
市の新型コロナワクチンコールセンターから案内が届いたのは
6月中旬で、東京女子学院やミクニレッスンの予定があったから
電話で早く出来ないが、電話を入れたら6日のモデルナが
最初だと聞いたので了解した。



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昭島市では第1回の時には、電話が通じず、空いているのは2ケ月先と
云う事から、大手町の自衛隊に申し込んだらすぐにできた。
そんなことで、1回、2回は自衛隊にお願いしたが、3回からは
市の対応
も慣れてきて、今回も初日に打つことができた。

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講演では、自己紹介の中で「今朝の体温は・・・、
ワクチンを3回接種していますから心配しないでください」と
話すことにしているが、今度は「4回接種しています。」だ。

「パワーポイントでしゃべり続けることから、のどが嗄れて、
咳をすることが有るかもしれません。
その時は持参のペットボトルで水を飲みますから、と・・・。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報

2022年07月06日

台風が接近するというので、心配になって東京女子学院高校の農園に寄ってみた。


4日、台風の影響で、朝から雨が降っていたので、
東京女子学院高等学校のフードカルチャー(FC)コースの、
畑が気になっていた。
今年で最後になる都市大学付属小学校のミクニレッスンが
お昼で終わったことから、特に連絡もせずに農園に寄ってみた。

FCコースの2年生を対象に手伝っているが、6月末には
三國シェフに授業に立ち会ってもらったことは報告した。

江戸東京野菜などの栽培授業は、農園が学校から近いとは云え、
校外にあるために、生徒は常時見に行くわけにいかない。

FCコースの授業は週に一度の月曜日、6月から7月初めに
連日の暑さもあって心配していた。







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月曜日は授業があって、穂積栄理教諭の指導の下で生徒たちが
収穫をしている所だった。

トマトにキュウリ、寺島ナスが収穫できたと生徒たちは
Vサインで見せてくれた。

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posted by 大竹道茂 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組

2022年07月05日

都市大学付属小学校の4年生が毎年実施している「ミクニレッスン」で、東京の野菜について授業をおこなった。


都市大学付属小学校の4年生が毎年実施している 
“こころときもちが元気になる!”「ミクニレッスン」2022年度、
第4回授業は、テーマ「野菜はおいしい・東京野菜を知ろう!」は、
松木直也社長(豆豆社)のプロデュースで、7月4日(月)開催された。

このミクニレツスン、フレンチの三國清三シェフの食育に対する
考え方に賛同した、当時の校長重永睦夫先生の意向によって、
2011年に始まって今年で12年になる。

その間、東京の農業として、都市農業、中山間農業、洋上1千`の
伊豆諸島から小笠原諸島までの、亜熱帯農業に至るまで、
何でも栽培されている東京農業のはなしと、江戸東京野菜を栽培し、
三國シェフの指導による調理実習に繋げるお手伝いをしてきた。

授業はクラスごとに行われた。
3校時(10:40〜11:30)桐組
4校時(11:35〜12:25)桜組





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昨年は、新型コロナウィルスの感染拡大によって、はじめて
リモートで行われ、松木社長が動画を撮影して行ったので、
生徒の前では話すことはなく、2年ぶりの授業だった。

生徒達は毎月実施されるミクニレツスンを楽しみにしていて、
第4回は「東京の野菜」のパワーポイントを用意して行った。

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今年栽培する野菜は、
スイスチャード、レッド・ロメインレタス、水菜、東京べかな
(東京の伝統野菜)に、金町コカブ(江戸東京野菜)とラディシュ
(二十日大根)の6種類を栽培すると、紹介した。

スイスチャード、レッド・ロメインレタス、水菜、東京べかなは、
NASAが2017年に国際宇宙ステーション(ISS)で栽培していた野菜で、
同校では東京べかなを、2020から栽培しているが、それ以外は、
前から同校で栽培していた。



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posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜

2022年07月04日

第83回「江戸落語を食べる会」隅田川馬石の「唐茄子屋政談」を聞いてきた。


暑いさ中に1時半に待ち合わせて、日比谷公園近くの
シーボニアメンズクラブに伺ったことは報告したが、歌舞伎座には
地下鉄を利用するには、乗り換えだけで面倒だからと、
走ってきたタクシーを止めた。

それでも、開会には時間かあったので、歌舞伎座内の
喫茶店で過ごした。

前回は三遊亭兼好師匠の「千両みかん」だったが、今回第83回
「江戸落語を食べる会」は、隅田川馬石師匠の「唐茄子屋政談」だ。





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会場の歌舞伎座の3階花篭には、浦和の森川洋一さんも来られ、
伝統野菜プロジェクトからは、草間壽子代表、脇ひでみさんが
参加された。



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2022年07月03日

瀧野川八幡神社の復活栽培は、滝野川ゴボウに次いで、滝野川ニンジンが発芽した。


滝野川ゴボウの復活栽培に取り組んでいる、瀧野川八幡神社で、
滝野川ニンジンの播種を19日に行ったことは、報告している。

1週間たたずに、6月25日、暑さの中で発芽したと、
昼頃に写真を撮って送って頂いた。





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猛暑の中で、土が乾燥して、心配していたが、水やりを欠かさず、
寒冷紗もかけている。

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まばらだが、発芽している。


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posted by 大竹道茂 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 滝野川のゴボウ、ニンジン

2022年07月02日

シーボニアスペシャルナイトに、江戸東京野菜を使いたいと相談を受ける


6月の初めに、江戸東京野菜コンシェルジュの亀島由美子さんから、
友人たちとイベントで行ったことがあるクラブで、江戸東京野菜を
食材として使いたいと相談されたとの情報を頂いた。

丁度、果菜里屋の高橋廣道社長が江戸東京野菜を収めている、
「落語を食べる会」が歌舞伎座で開催される日に合わせで、
29日のランチタイムに伺った

クラブは、日比谷公園の隣、国会通りにある中日新聞東京本社ビルの
地下1階、会員制の「シーボニア・メンズクラブ」で、14時までの
ランチタイムは、会員以外でもラウンジを利用できる。





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江戸東京野菜の普及に携わっている亀島さんは、イベントで来た時に、
田邊勉社長(写真右から二人目)と食材について話をしていて
東京にもこんな野菜がありますと「江戸東京野菜の物語(平凡社)」を、
差し上げていた。

田邊社長は、江戸東京野菜に興味を持っていただいたらしく、
ミクニマルノウチが近いことから、食べに行っていただいている。

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田邊社長は10月に「三味線江戸百景」を企画した。
食材も江戸物でと思い出したのが亀島さんで、江戸東京野菜が
使えないかと連絡したもの。

同店は、ピアノとバーカウンターがある広いラウンジ以外は、個室で
イベントの開会に先立って、ディナーは個室で食べて、イベントは
ラウンジに設えたステージで実施するようだ。


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2022年07月01日

檜原村で代々生活の中で使われてきた山野草 ”ねんねんぼう” の定植に成功した。


檜原村のおいねのつるいもがほしいという方がいて、
それならと「檜原地区じゃがいも栽培組合」は鈴木留次郎さんが
組合長をしているから、電話で聞いてみた。

7月になればあるだろうと、探してもらえることになったが、
鈴木さんから檜原にもあった伝統的な山野草の栽培に
成功したという情報を頂いた。

檜原村では代々生活の中で使われてきた山野草 ”ねんねんぼう” と
呼ばれているもので、葉を干して繊維だけを取り出して、ソバの
繋ぎとして使うと、つるつるしてのど越しが良くなる。

暮れには葉を茹で、あく抜きをして、正月用の餅を作る時に、
ヨモギ餅をつくる要領で「のし餅」を作る等、生活に密着している。

春先には鹿が好きでかじるという。






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檜原では、標高500b以上の所に生えているから、山梨県塩山辺り
でも見ることができ、長野県では「雄山火口(おやまぼくち)」と呼ばれ栽培している。

昔から草餅に使われていて、10月から3月まで、檜原温泉センター
数馬の湯で限定販売されていたが、作る方が高齢で事前電話が必要だ。

檜原のソバ屋「玄庵檜原」では、昔使っていて人気だったが、
「ねんねんぼう」の入手が困難で現在は使っていないという。

奥多摩では「ねねんぼう」と呼び、「やすらぎの宿 ねねんぼう」が
奥多摩町日原にあるが、電話で「ねねんぼう」の料理を食べられるか
聞いてみたら、電話に出た女性は「ねねんぼう」を知らなかった。


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posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 檜原村とあきる野市の農業