2022年08月21日

真桑ウリの栽培をお願いしている、府中市の石川さんに様子を伺うと、今が盛りだと云うので伺った。


徳川秀忠が家康の思いを受けて六所宮(大国魂神社)の周辺で美濃の
真桑ウリの栽培を初めた歴史があるが、今復活を果たした真桑ウリを、
府中では府中御用ウリ、新宿では鳴子ウリと呼んでいる。

産地の美濃でも8月上旬が収穫期になっているので、今月初めに、
府中市西府で栽培している石川孝治さんの真桑ウリ畑を見に
行っているが、例年は葉は枯れ始めていて、ヘタ落ちして黄色く
色づいた真桑ウリが、ゴロゴロしているはずが、
葉が青々していたのには驚いた。

石川さんは、昔と同じように露地でトンネルなど使わないことから、
遅霜の心配のない5月20日以後に試験的に定植を行ったという。

これで、8月末に収穫できることが分かった。と語っていた。






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先日、急に思い立って、朝7時頃石川さんに電話をすると、
ありますよと云うので、分けてもらいに伺った。
国立駅から府中駅行のバスで、西府町2丁目で下車して、
石川さんのハウスに向かった。

上の画像をタップする
5つと、お願いしていたが、石川さんはヘタ落ちしたウリが
あったからと、用意をしてくれていたので11個、分けてもらった。

メロンと同じ、あの甘い香りを放っていた。



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posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸のマクワウリ各種