2023年04月30日

糸絵作家の石川金太郎さんが第10回糸絵展を、ゴールデンウイークに開催する。


石川さんは、大学の同期で大手製薬会社を定年後、ライフワークの
糸絵を、第二の人生、本格的に制作に取り組み始めた。

最初の頃は、毎回行っていたが、当ブログでは第5回を紹介している。
第8回は2018年に、同期の友人たちと伺っている。

そして、今回第10回は、30日から6日まで
JR有楽町駅前の東京交通会館地下1階シルバーサロンCで開催される。



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龍安寺の石庭の作品が掲載された案内が、
読売新聞のCity Lifeに掲載された。
その後、毎日新聞のギャラリーにも掲載されたが
北イタリーの湖水の教会」が添付されている。




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2023年04月29日

キヤノングローバル戦略研究所の杉山先生と堅田先生を、練馬の井之口さんのお宅に案内した。


杉山大志先生と堅田元喜先生から、地球温暖化の研究の視点から、
江戸東京野菜を視るという話に、昔を知る方々を
ご紹介し、ご案内をしてきた。

昨年の8月に、練馬区平和台の渡戸章さんのお宅に
ご案内したのを始め、

9月には日本農林社の近藤宏会長にお話を伺い、

11月に練馬区立野町の井口良男さんのお宅に案内をしたが、
それに先立ち、成蹊気象観測所にご案内頂いた。

その後、近藤会長の紹介もあり、
12月には日本農林社の阿見の試験圃に連れて行っていただいた。

今月、杉山先生は都合がつかなかったが、
東京大学田無キャンパスに伺っている。

今回の井之口喜實夫さんには、2017年に講演を頂いている。




上の動画は 拡大マークと右向き三角を押してスタートする。

今年は、暖冬の中で早稲田ミョウガのミョウガタケを収穫して
いたので、井之口さんにお願いしたが、
畑ではミョウガが発芽していて、井之口さんの説明を伺った。

ミョウガ栽培の圃場は、お二人ともはじめてご覧になったようだった。

井之口さんは発芽した苗について、ミョウガは、地下水位が高いことが
重要だが、この畑は水位が低いので栽培は難しく、この所の暖かさで
畑は乾燥して葉先は水不足から黄色くなっている。

来月には遮光ネットを張る予定だとか。

かつては、榛名山の方向の雨雲が必ず練馬に雨を降らせたが、
家が建ち並び榛名山も見えなくなったし、地表が
コンクリートやアスファルトで覆われたことから、
温暖化で夕立が降る夕立の道も変わって降らなくなった。


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2023年04月28日

「あさ北きずなサロン」5月、6月の開催が決定、募集が始まった。


2月はじめに、杉並区阿佐ヶ谷南の「あさ北きずなサロン」の
菊地利子さんから、コンシェルジュ協会に、江戸東京野菜の
講演依頼があった。

何でも、杉並区社会福祉協議会の支援で 地域の人の居場所
「あさ北きずなサロン」を月2回開催していると云う。

毎回皆さんが集い、「暮らしの情報コーナー」には、
毎回講師を招き、勉強していると云う。




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上の画像をタップして申し込む

毎月第1・第3水曜日13:10から約1時間、
参加者は毎回25名ほど、80歳代の女性が90%だそうだが、
「みなさん大変熱心です。」とあった。

ご年配の方が多いと、云うので、
逆に昔の話を取材しようと思って入る。
楽しみです。

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2023年04月27日

これから、拝島ネギの成長を拝島ねぎ保存会の井上会長の畑から追っていく。


先日、拝島のフジを拝島公園に見に行った帰りに、
折角ここまで来たのならと、昭島市役所に一番近い、
拝島ねぎ保存会の井上茂夫会長の畑をのぞいた。

よく整備されていて、連日の天候から畑は乾いていた。




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フェンスに沿って見たが、トンネルには葉物野菜などが、
芽を出していた。

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2023年04月26日

京都にお住いの野菜文化史センター代表久保功先生から、興味深い資料を送って頂いた。


奈良県平群町の長屋王夫妻の邸宅跡から出土した木簡に、
野菜と漬物の記録があり、野菜文化史センター代表久保功先生が
講演をされたことは紹介したが、
今回は、「拾遺都名所図會」の資料を送って頂いた。

水菜のを川で洗って、出荷する前の様子が描かれている。
「拾遺都名所図會」は、天明七(1787)年秋に刊行されたもので、
本文は京都の俳諧師秋里籬島が著し、図版は大坂の絵師竹原春朝斎が
描いた墨摺五冊本と聞いている。




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この絵について、久保先生が書いている。

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「二百年前の水菜洗い」久保功
江戸時代天明七年刊行の「拾遺都名所図會」の伝える洛中壬生の
水菜を穫り入れて、水洗いしている風景である。

壬生狂言で有名な壬生寺のそばを流れる「壬生川」は現在壬生川通り
として水の代わりに車の流れが多い幹線道路となっている。
この絵から見ると水菜は当時かぶが肥大している品種であることが
よく判る。

絵の説明文にも見られるように、その細い葉が六百本にも千本にも
増えるところから「千筋蝉菜」とも言われていたようである。

アブラナ科植物は全般に生命力が強く.泥付きの水菜を桐箱に密閉
して二十日、三十日かかる遠方に送り、これを開けて水を注げば
元通り生育すると文中にあるのはオーバーにしても、
活きのいい菜であったことは今も変わりない。

縞模様の帯をした農夫が水菜の出来具合を褒められたのに気をよくして
「これ一つ持ってお行きやす」とか言って旅の老夫婦に水菜一株を
進呈しているのがほほえましい。

その脇ではキセルを腰にさしている農夫が洗っている水菜に虫でも
ついているのか、丁寧に一本一本選別しているようである。
雑種交配でこの水菜から分化したのが丸長葉の「みぶ菜」と
いわれている品種である。

これは主として漬物用に使われており
(千枚漬とセットになっているが単独でも漬けている)浅漬けの他、
二月、三月になるとひね漬用に糠を加えて、
古みぶ菜として漬け込まれる。


縞模様の帯をした農夫が木桶を履いているが、江戸ではセリの
収穫に、足立あたりではいていた。



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2023年04月25日

向笠千恵子先生の連載 "美味しい新風土記”、が連載されている月刊誌「公営企業」の4月号が送られてきた。


月刊誌「公営企業」4月号に、フード・ジャーナリストの
向笠千恵子先生が連載している "美味しい新風土記”
-日本の-テロワールをもとめて第25回。

これは、3月号 "日本各地に名物大根ずらりA”に次いで
学名ワサビア・ジャポニカ、日本原産わさびの魅力➀




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●安倍川上流域の栽培発祥の地

●静岡ワサビの中心地・伊豆天城

●ワサビ漬けの真実

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墓参りに行った秋川霊園の周りの杉に、藤が絡んで花房を垂らしていた。


先代の命日が4月26日だから、毎年この時期、あきる野市日の出にある霊園に出かける。
この季節は桜のシーズンだが、今年は桜の花が早くすでに散っていた。

霊園のシンボルは、鹿野(ろくや)大佛で、2018年に
隣の峰の上に出来た。
鎌倉大仏と比べると少し大きい。





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この時期の天候は不安定で、例年は桜が咲いているが、
2018年には雪交じりの雨が降った時もある。



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2023年04月24日

“うまくてたまらん(美味くて多摩卵)” を販売する昭島の指田鶏園を訪ねた。


2011年に地元の拝島第二小学校の3年生に、昭島の農業を教える
出前授業を引き受けたので、当時JAみどりの昭島担当で現役だった
山崎眞義さんに、代表的な農家を案内してもらったことがあった。

昭島では、しばらく拝島第二小学校だけだったが、杉本幸司先生が、
中神小学校の副校長として移られ、光華小学校でも出前授業を
することになったので、光華小学校の学区上川原で養鶏をされている
指田鶏園に伺った。

“美味くて多摩卵(うまくてたまらん)”  
のキャッチフレーズで販売している。
このフレーズは20数年前、昭島市の園芸・畜産振興の会議で
生まれたものだという。




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かつて鶏はどこの農家でも飼っていたが、
昭和25年、先代が採卵養鶏に取り組み始めたが
若くして亡くなったことから敏雄さんが受け継いだという。

JA東京みどり昭島地区の畜産組合の組合長をされている。
宅地化が進む中で養鶏は難しく、大神町の石坂昌久さんと2軒だけ。

上の画像をタップする
ウクライナ情勢による穀物価格の上昇などが原因で「エサ代」が
高騰していたり、昨年暮れから全国的に流行している
「鳥インフルエンザ」の影響で、採卵鶏の殺処分が行われていて、
鶏卵の価格が高騰している。

飼料のサイロの下に、かつて、鶏のエサとして残飯を煮ていた
お釜に植物を植えていたが、記念の釜だと教えてくれた。


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2023年04月23日

浅草葱善の田中社長から相談をされて、浅草今半で極上霜降りのすき焼を頂いた。


浅草葱善の田中庸浩社長から会いたいと電話があった。
何処へ行ったらいいかと云うので、浅草も久しぶりだから行きますよ
と云って電話を切った。
地下鉄銀座線に上野から乗って、約束の16時45分に田原町で下車した。

台東区も区議会議員選挙で、候補者の車が名前を憶えてもらおうと、
名前を連呼しながら走り回っていた。




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国際通りを歩いて、「浅草今半」に・・
同店には、2018年10月にすきや連の10周年に来たことがあるし
お使い物には、立川の伊勢丹地下にある浅草今半店で、
各種の牛肉のつくだ煮を使っている馴染の店だ。

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2023年04月22日

4月5日、「特定非営利活動法人東海道品川宿なすびの花」が登記された。


平成24年から始まった、品川カブの品評会は、新型コロナの影響で中止となった年もあったが、昨年の12月25日に第9回が開催された。
これまで「東海道品川宿なすびの花」の代表・大塚好雄さんが
主催してこられた。

品川蕪品評会の写真を検索すると、江戸東京野菜通信以外にも、
沢山の写真が掲載されている。






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2022年10月にNPO結成の話を大塚さんに伺った。
これまで品川蕪品評会を支えてこられた方々に、大塚さんが声をかけて
メンバーが決まり、2022年12月11日に設立総会を開いている。

4月5日「特定非営利活動法人東海道品川宿なすびの花」が登記された。

同法人は、広く一般市民を対象として農に対する理解促進を図るため、
地域に伝わる江戸東京野菜の栽培による食育の啓発や文化の伝承・
発信、地域交流による活性化等の活動を行うとともに、区内農地の
確保など更なる都市農業の可能性を探求し、未来に繋かる持続可能な
社会の実現に寄与することを目的としていて、

地域や学校での栽培指導・食育指導、環境教育・食文化伝承、
地域交流・活性化の各事業を実施するとしている。

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組織化に取り組む「NPOなすびの花」の皆さんに頂いた情報は。


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2023年04月21日

東京女子学院高等学校フードカルチャーコースの皆で農園作業と蕗の収穫


東京女子学院高等学校のフードカルチャー(FC)コース、
新2年生の初めての農園作業が行われた。
今年度の授業に当たっては、先日、保積栄理教諭と打ち合わせた。

同校は、中高一貫教育で、高校では、スタディアプロ―ド(SA)コース、
セレクトラーニング(SL)コース、フードカルチャー(FC)コースの
3コースの中から選ぶことができる。

今年度のFCコースの2年生は、昨年より7名増えて24名となった。




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4月17日(月)に、スコップや鍬をもって学校近くにある農園に・・・。

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人数が増えた分、昨年よりも畝が多く耕された。
生徒の中には、家庭菜園などが好きな者、初めての者と色々。




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2023年04月20日

東京都指定天然記念物に指定されいる「拝島のフジ」が今満開を迎えている。


昭島市には、多摩川に沿った国分寺崖線の延長沿いに、水量は減ったが点々と湧水かある。

拝島の日吉神社は、創建は不明だが、安土桃山時代の
天正年間(1570-1591)、旧拝島村の総鎮守として現在の地に
創建されたとある。

今年は、桜も例年より早く咲くなど、我が家の門柱の横にある
フジの花房が伸び始めたので11日に自転車で、
拝島日吉神社参道脇にあるフジを見に行った。




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18日、拝島公園のフジの花房。

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東京都指定天然記念物のフジは、昭和31年(1956)に、樹齢推定約800年
とされ、都内有数のフジの巨木とある。

逆算すると保元元年(1156)となるから、平安期から
自生していたことで、室町時代末期の明王院境内となっていた。

明王院は江戸時代初期に廃寺となったことから、現在拝島公園となり、
フジ棚は昭島市が管理している。




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2023年04月19日

大阪の奥野さんを案内して、練馬の井之口さんが栽培するミョウガタケ栽培を見てきた。


先日、大阪府摂津市の奥野翔さんと、プロカメラマンの野村誠一先生の
写真展に出かけたことは紹介した。

この時期、江戸東京野菜の早稲田ミョウガでミョウガタケを
栽培している、井之口喜實夫さんのムロを、
都市農業遺産に関する国際共同研究」の皆さんが
視察されたのを、ブログで見ているので、促成栽培の様子と、

井之口さんにお会いしたいと云うので、野村先生と別れて、
銀座から丸ノ内線で池袋に出て、西武池袋線で
井之口農園に向かった。





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井之口さんには、池袋についてから連絡を取ったが、
石神井公園駅から歩いて10分、井之口さんは待っていてくれた。

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奥野さんを紹介して、ムロのあるハウスに案内される。
カーペットを剥いでミョウガタケの成長の様子を見せてもらった。



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2023年04月18日

伝統野菜に興味を持っている摂津市の青年、奥野さんがメトロの広報紙を土産にくれた。


大阪府摂津市に住む青年、奥野翔さんとは、大阪でお会いしてから
メールのやり取りをしているが、

有名カメラマンの個展を見に、上京した先日、読みましたかと
大阪メトロの広報誌を頂いた。

「なにわの伝統野菜」に取り組む皆さんとは、情報交換を
しているだろうから、読んでいるかもしれないと思っていたが、
上京した時の渡そうと思ってもらっていたという。



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アルキメトロには、メトロ沿線でなにわの伝統野菜を栽培している
農園が紹介されていて、
難波ねぎの生産者、上田隆祥さんも紹介されていて、
奥野さんも訪ねたことがあるそうだ。
上の画像をタップする

4-5頁、訪ねる・野菜の街は「長居」だけじゃない!
買う・江坂で出会った「野菜のワンダーランド」

6-7頁、食べる・掘れば掘るだけ野菜がうまい! メトロ沿線グルメ
育てる・人との交流も生まれる 

8-9頁、知る・ずっと昔から OSAKAは野菜の名産地でした。

12頁、冬の野菜ハンティング

2023 Winterとあるが12月16日に発行している。

奥野さん、お気遣いありがとうございます。
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2023年04月17日

銀座のライカギャラリー東京で開催されている写真展で、人気写真家野村誠一先生にお会いしてきた。


大阪府摂津市の奥野翔さんからメールをもらった。

奥野さんとは「葱サミット2020 in 大阪」が開催された時に
お会いしていて、

当時から私のブログを見てくれていて、江戸東京野菜に興味を持った
らしく、練馬大根や下山千歳白菜を栽培しているとメールにあった。

しばらく連絡が途絶えていたが、昨年暮れに練馬大根の渡戸章さんを
訪ねたとメールがあり、練馬大根を購入しての帰りに、
プロカメラマンの野村誠一氏にお会いしたという。

どのようなご縁かはわからなかったが、渡戸さんの話をしたら
伝統野菜や生産者にも興味を持たれたようだという。





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奥野さんから話を聞いた野村氏は、空いた時間を見つけて、
早速渡戸さんの写真を撮ってきたと電話を頂いた。
ご案内するつもりでいたが、忙しい方だから日程調整をする
暇がなかったようだ。

東京の農家の中でも長老として通っていて、声も大きくて、
練馬大根の栽培については詳しいし、良い写真が撮れた様だ。
これからヨーロッパに行くから、帰ってからお会いしましょう
と云う事だった。

上の画像をタップする
暮れに行かれたヨーロッパの写真を含め、
3月4日から5月20日まで、
銀座のライカギャラリー東京で写真展が開催されていて、

奥野さんから、写真展を見に、4月13日に上京するとメールが
あったので11時に会場で待ち合わせをした。



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2023年04月16日

江戸東京野菜を勉強したいと、中野の福島さんが車で来たので、近くの農家を案内した。


東京アグリスター合同会社のCEO福島竹生さんから
4月上旬にメールをもらった。

「農福連携野菜を応援している」と名刺にあり、資格としては
「農業用毒物劇物取扱責任者」「初級園芸福祉士」の
肩書が記載されていた。

何でも大学の後輩で、江戸東京野菜を勉強中で、東京のJA地域で
何が栽培されているか、プリントアウトした資料を持っていた。


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大田市場で取引していたようだが、大田市場では江戸東京野菜が
中々手に入らないと云っていた。
調べた範囲では、5月初めの江戸東京野菜は、東京ウドが終了し、
川口エンドウと奥多摩わさびぐらいしかないと云う。

上の画像をタップする
確かに、この時期は端境期だが、大田市場では、仲卸の
「大治(だいはる)」が、江戸東京野菜を扱っている。
東京ウドは7月まで栽培しているウド農家がある、
と伝えると驚いていた。

江戸東京野菜を、勉強したいと云うので、昭島まで
来てもらったが、車で来られた。
5月13日(土)には、「初めての江戸東京野菜」を申し込んだという。
そこまで熱心ならと、車に乗せてもらえれば案内するからと
云って乗せてもらった。

中野にお住まいだとかで、車で新青梅街道を来て途中で、五日市街道に
道を変えたら、渋滞したとかで、それでも約束通り、
13時にモリタウンの駐車場に車を停めた。



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2023年04月15日

キャノングルーバル戦略研究所の堅田先生と、東京大学田無キャンパスへ、伺った。


今年3月「都市農業遺産に関する国際共同研究」のワークショップで、
アーヘン大学(ドイツ)のフランク・ローバーグ教授が、都市の
温暖化の話しをされていたので、そんなことをキャノングルーバル
戦略研究所の堅田元喜先生にお話しし、都市工学専攻の飯田晶子先生の
了解を取ってミニシンポへの参加を案内した。

しかし、急な話で都合がつかなかったようだ。
それならと飯田先生が、農学生命科学研究科、附属生態調和農学機構の
内田圭助教に連絡して頂いて、田無キャンパスに伺うことになった。





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東京大学農学生命科学研究科、附属生態調和農学機構には
久しぶりに来たが、知っているつもりで堅田先生を、田無駅から
新青梅街道を渡った先の正門に案内したが、門は閉まっていて私有地と
書いてあって入れない。
堅田先生のスマホに、飯田先生から新正門までの道順が届いていた。

東大農場を分断するように道路が出来たことから、
その道路に沿って田無キャンパスの正門が出来ていた。



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2023年04月14日

昭島市立光華小と拝島第二小の校長先生に、今年度の江戸東京野菜の取組を伺った。


昭島市立の中神小学校、光華小学校、拝島第二小学校では、
拝島ネギの栽培をしていることは、紹介した。

中神小学校では、栽培したものは生徒が自宅に持ち帰ったようだが、
光華小学校と拝島第二小学校では畑に、栽培した江戸東京野菜が
花を咲かせていた。




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光華小学校では、金町コカブと、品川カブを栽培し、
調理して食べたが、かなり残った。
残った分は、自宅に持ち帰っても良かった。

上の画像をタップする
金町コカブと品川カブの花が咲いていた。
名札があったので区分できたが、菜花は山の様になっていた。
残しておくなら抽苔した時に、金町コカブと品川カブを
分けて囲っておけば採種ができた。

眞砂野裕校長に今年度のお考えを伺うと、江戸東京野菜の座学と
栽培については、昨年同様子ども達に主体性を持たせた取り組みで、

上級生には「私たちの学校は私たちが作る」の意識を持たせ
ドイツのミュンヘンでおこなわれている「子ども達による街づくり」
光華ビレッジづくりの中に野菜栽培を位置付けていくなどの、
ご高説等を伺った。



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2023年04月13日

東京女子学院高等学校の2023年度フードカルチャーコースの打ち合わせを行った。


東京女子学院高等学校(野口潔人校長)のフードカルチャーコースを
指導する保積栄理教諭と、2023年度の打ち合わせに先日伺った。

保積先生からは、今年も江戸東京野菜を授業で取り上げたいと
伺っていたので、渡邉和嘉副代表と伺ったもの。

校内のソメイヨシノは散ってしまったが、
西武新宿線側には同校の八重桜が満開だった。





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上の画像をタップする
今年のフードカルチャーコースの2年生は
昨年より7名増えて24名と伺ったが、1年生は34名と3年生の倍。

江戸東京伝統野菜研究会としてお手伝いすることは昨年並みで

最初の授業は4月10日でオリエンテーションが終わり
4月17日に、農園の整理と播種などを行う、
5月8日には、「江戸東京野菜の物語」と、寺島ナスなどの苗の定植

6月中旬に、檜原産ルバーブの調理と、寺島ナスの収穫
11月中旬、三國レッスン、味覚の授業
11月下旬には、内藤カボチャのプリンづくり


12月には、練馬大根のスズシロ汁の調理実習と盛りだくさんだ。


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2023年04月12日

拝島ネギの栽培を通して、食育授業の推進に昭島市立つつじが丘小学校に伺った。


昭島市立の小学校で拝島ネギの栽培授業が行われていることは、
当ブログで紹介しているが、新たな小学校の普及として、地元学区の、
市立つつじが丘小学校の大友基裕校長を訪ねた。

大友校長は、4月に同校に着任され、ご専門は理系と云うので、
地元伝統野菜の栽培については、理解を示された。
同校の給食は、拝島第二小と同じで自校方式のために、校長室には、
福島栄養士も同席された。
今年昭島市が開催した食育シンポジウムに出席されているから、これまで江戸東京野菜に
とり組む、中神小、光華小、拝島第二小の話はご存知だ。





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大友校長には、これまで、江戸東京野菜にとり組んでいる、
中神小、光華小、拝島第二小のとり組みについて紹介した。

上の画像をタップする
同校の農園は、校舎の南側にあって、学年区分が無いからどのような
利用区分なのか分からないが、ジャガイモの葉が伸び始めていた。



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