2023年04月24日

“うまくてたまらん(美味くて多摩卵)” を販売する昭島の指田鶏園を訪ねた。


2011年に地元の拝島第二小学校の3年生に、昭島の農業を教える
出前授業を引き受けたので、当時JAみどりの昭島担当で現役だった
山崎眞義さんに、代表的な農家を案内してもらったことがあった。

昭島では、しばらく拝島第二小学校だけだったが、杉本幸司先生が、
中神小学校の副校長として移られ、光華小学校でも出前授業を
することになったので、光華小学校の学区上川原で養鶏をされている
指田鶏園に伺った。

“美味くて多摩卵(うまくてたまらん)”  
のキャッチフレーズで販売している。
このフレーズは20数年前、昭島市の園芸・畜産振興の会議で
生まれたものだという。




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かつて鶏はどこの農家でも飼っていたが、
昭和25年、先代が採卵養鶏に取り組み始めたが
若くして亡くなったことから敏雄さんが受け継いだという。

JA東京みどり昭島地区の畜産組合の組合長をされている。
宅地化が進む中で養鶏は難しく、大神町の石坂昌久さんと2軒だけ。

上の画像をタップする
ウクライナ情勢による穀物価格の上昇などが原因で「エサ代」が
高騰していたり、昨年暮れから全国的に流行している
「鳥インフルエンザ」の影響で、採卵鶏の殺処分が行われていて、
鶏卵の価格が高騰している。

飼料のサイロの下に、かつて、鶏のエサとして残飯を煮ていた
お釜に植物を植えていたが、記念の釜だと教えてくれた。


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posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達