江戸東京野菜を視るという話に、昔を知る方々を
ご紹介し、ご案内をしてきた。
昨年の8月に、練馬区平和台の渡戸章さんのお宅に
ご案内したのを始め、
9月には日本農林社の近藤宏会長にお話を伺い、
11月に練馬区立野町の井口良男さんのお宅に案内をしたが、
それに先立ち、成蹊気象観測所にご案内頂いた。
その後、近藤会長の紹介もあり、
12月には日本農林社の阿見の試験圃に連れて行っていただいた。
今月、杉山先生は都合がつかなかったが、
東京大学田無キャンパスに伺っている。
今回の井之口喜實夫さんには、2017年に講演を頂いている。
今年は、暖冬の中で早稲田ミョウガのミョウガタケを収穫して
いたので、井之口さんにお願いしたが、
畑ではミョウガが発芽していて、井之口さんの説明を伺った。
ミョウガ栽培の圃場は、お二人ともはじめてご覧になったようだった。
井之口さんは発芽した苗について、ミョウガは、地下水位が高いことが
重要だが、この畑は水位が低いので栽培は難しく、この所の暖かさで
畑は乾燥して葉先は水不足から黄色くなっている。
来月には遮光ネットを張る予定だとか。
かつては、榛名山の方向の雨雲が必ず練馬に雨を降らせたが、
家が建ち並び榛名山も見えなくなったし、地表が
コンクリートやアスファルトで覆われたことから、
温暖化で夕立が降る夕立の道も変わって降らなくなった。
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