2023年11月12日

「北区もりあげ隊」が、滝野川カブ普及のために飲食店に収穫したカブを持参した。


北区もりあげ隊では瀧野川八幡神社が昨年から
実施している滝野川カブの栽培を支援しているが、今年になって
北品川で品川カブの復活普及活動を行っている大塚好雄さんが、
今年訪ねて来られ、意見交換を行ったことから、大塚さんが
実施してきた品川カブの品評会が品川神社の境内で実施されている
ことから、藤井宮司は八幡宮でも参考にしようと考えられた。

滝野川カブの品評会を盛り上げるために、北区民に味わって
頂こうと、飲食店に滝野川カブのメニュー開発を依頼、カブの料理を
区民に提供するように、田中聖晃さんに栽培依頼をしたわけで、

この程、田中さんから預かった渡邊和嘉さんが8日に八幡様に納品し、
それを希望する飲食店には、北区もりあげ隊のメンバーが
持っていかれた。




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飲食店には7本ずつ配るが、葉も美味しいことから
葉を切り落とさずに、段ホールに納めた。

上の画像をタップする
金寿司(滝野川)
焼肉どん(滝野川)
ラ・ミィアビィータ(滝野川)

東京バス(キッチンカー)(滝野川)
カフェ&ネオ大衆new‐mon(赤羽)
Trattoria MINORI(王子)

七輪炭火焼いくどん(赤羽)
禅味 寿(赤羽)
喫茶まきや(王子)
居酒屋 集っこ(王子)



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2023年11月11日

亀戸香取神社の福分け祭りに向けての、亀戸大根の種まきが行われた。


江東区立香取小学校(大森千里校長)の3年生が毎年栽培している
亀戸大根の座学と種まきの授業を行ってきた。

江東区の亀戸地区には、5校の小学校があるが、そのうちの4校で
座学と栽培指導を行っていて、すでに亀戸第二小学校に伺った。

今年の香取小3年生の担任は昨年と同じ、堂前大貴教諭で、
今年は1クラスで、ランチルームに集まった。




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座学授業は、ランチルームで「福分けまつりと亀戸大根」の
テーマでお話しした。
授業では、亀戸の名の起こりからはじめた。
同校は、道路を挟んで亀戸の香取神社と隣り合っていたことから、
同校の名も香取神社から付いている。

亀戸の地は、かつて亀島という島だった。
亀島の名は、亀島小学校に残っていたが、学童が少なくなって、
廃校となった。また、水神小学校は、地域住民の信仰のあつい
水神様から校名がついている。

亀島には香取神社が祀られ、綺麗な水が湧き出る井戸があって、
亀井戸と呼ばれていた。
日本農林社の亀戸大根のタネ袋には、今でも「亀井戸大根」
名が残ってい。

上の画像をタップする
亀戸大根の栽培は、毎年3月に、地元亀戸の香取神社で開催する
福分けまつりに出品するのに合わせて、栽培しているが、昨年は
学校の都合で早く播種したことから、期待通りの亀戸大根が
収穫された。
しかし早く蒔いたために、3月の福分けまつり以前に
収穫期を迎えたことから、自宅に持ち帰られたようだ。

話の中で、昨年の栽培についても写真で紹介するように、
パワーポイントを作ってきたが、ペットボトルで、亀戸大根を
栽培する容器を作るだけで、1時間を要することから、授業の
短縮のためと思うが、底の深いプランターで栽培すると伺った
ので、授業が始まる前に、削除をした。



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2023年11月10日

神奈川県立大和西高校との交流で来日していたドイツの高校生が鎌倉を訪れた。


Peutinger Gymnasiumボイティンガー高校の生徒20名と
引率の教員2名が、鎌倉を楽しんだ。

同校は昨年、神奈川県立大和西高校と姉妹校の約束を交わしたが、
新型コロナの影響もあって、交流活動は様子を見ていた。

今回初めての来日となったもので、篠田聰校長は「THE鎌倉」と
呼ばれる場所、和食の日本文化を通して、日本の素晴らしさを
伝えたい。
と語っていた。





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今回鎌倉のガイドは、鎌倉における知識を活かした 観光案内や
地域をつなぐ活動をライフワークとされているMO-MENTの
地村輝一郎さんが担当された。

一行は、生憎の雨の中8時30が分に藤沢駅に集合。
江ノ電で長谷大仏を参拝した。

鎌倉の街並みや雰囲気を肌で感じたようだった。
と地村さんは言う。



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posted by 大竹道茂 at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説の鎌倉大根

2023年11月09日

ロータスシネマ vol.53『よみがえりのレシピ』が上映されます。


山形県各地にある在来作物の種を取り上げた作品です。
江戸東京野菜に興味を持たれた方々には、
是非とも鑑賞いただきたい作品が『よみがえりのレシピ』です。

今回は、江戸東京野菜コンシェルジュの中山るり子さんから、
皆さんにご案内くださいと連絡を頂いたもの。

この作品とは、ご縁がある。
2009年に、当時山形在来作物研究会の会長をされていた
江頭宏昌教授から招かれて、動き始めた江戸東京野菜の取組みについて
お話をさせて頂いたが、その時渡辺智史監督にお会いしていて、

翌年10月にもお招き頂いたが、その時には、渡邊監督が
藤沢カブを撮影をしている現場に立ち会うことができた
思い出の作品でもある。




スクリーンショット 2023-11-08 194324.png

上の画像をタップする
11月11日(土)、
会費1000円
15時半〜17時半頃
会場 福聚山常圓寺の祖師堂



追録
ロータスには2015年に招かれている。


追伸
11日は「にいがた在来作物研究会」の公開シンポジウムに
招かれているので、後日報告する。


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第24回更科堀井秋の会〜更科蕎麦と江戸東京野菜を味わう〜が開催された。


2015年「秋の会」で始まった更科堀井の四季の会は、8年が経過した。
新型コロナの影響で2年間は開催できなかったが、四季の会を支える
お客様のお陰て継続することが出来ている。
林先生の料理教室の受講生、江戸ソバリエの皆さん、
そして江戸東京野菜コンシェルジュの方々に出席を頂いている。

この度、11月6日、7日の「秋の会」開催に当たっては、10月2日に、
青果商の果菜里屋高橋廣道社長が参加して打ち合わせを行っている。





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江戸ソバリエ協会のほしひかる会長の進行で始まった。

上の画像をタップする
総本家更科堀井の堀井良教社長から、24回を迎えた更科堀井四季の会
は、林先生が、過去一度も同じ料理を出さないと云うのが売りで、
1回の会で7品のお料理が出ていますから、約180品のお料理で
江戸東京野菜の新たな味を生み出してくれています。と敬意を表した。

堀井社長は全日本食学会の委員で47都道府県の生産者を表彰している。
今回皆さんに食べていただくのは、九州の霧島サーモンで
養殖サーモンですが、投薬などしていない霧島の自然環境の中で
育てられています。

群馬県赤城の鳥山牧場の牛肉、脂身のゆう点が低い肉です。
沖縄「今帰仁アグー豚」在来種の保存と地域活性化への取り組みが
行われている。

宮城県松島のアイザワ水産は、牡蠣や海苔の生産など、海洋資源の
活性化に取り組んでいる。
和歌山の「古座川ジビエ」は環境保護と地域活性化を推し進める
活動をしている。

そして、江戸前の穴子



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2023年11月08日

昭島市の第7回新型コロナワクチン接種券が届き、2日に行ってきた。


市の新型コロナワクチンコールセンターから
2023年度お知らせが届いた。

今回は、オミクロン株対応ファイザー社のコミナッティとあった。
モデルナから変わった第5回では、すこしだるかった。

11月2日に、図書館のあるアキシマエンシス体育館とあった。



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夕方の、接種だったが、薄暗い中、多くの方々が並んで待った。

出前授業や、江戸東京野菜のイベントは
これから暮れに向けて多々あるので
新形コロナワクチン接種だけは、律義に続けているから、不安はない。
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2023年11月07日

セルリーのスプラウト、セリ科だけにセルリーの味わいが美味しい


清瀬市でセルリーを栽培している並木猛さんが、この季節、
1週間間隔で、何度にも分けてセルリーの種を蒔いている。

先日、麻布台ヒルズのヒルズハウスに行った時に、山口拓哉総料理長に、セルリーのスプラウトを使ってみて欲しいと渡していたが、
私も頂いた。


アブラナ科の双葉とは違って、セリ科のセルリーは切れ込みがある
口に含むとセルリーの香りが美味しい。



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並木さんは、師匠の伊藤二太郎さんから受け継いだ種、固定種の
コーネル種の採種を行って毎年播いている
セロリには、スプラウト用のスプラウトセロリの品種はあるようだが、
並木さんは、余分に蒔いたものを試験的にスプラウトとして、
提供したもの



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2023年11月06日

滝野川第三小学校に瀧野川八幡神社で収穫されたゴボウが提供された。


滝野川八幡様では昨年創建820年祭の記念に、滝野川ゴボウの栽培を
始めたが、昨年収穫したゴボウで種を採ろうと鉢植えしたことから、
今年の4月から7月頃まで、大きく葉を広げることから楽しめる。

5月になると、たくさんの花をつけはじめ、
6月になると花が咲き始める。

そんな経過を見てきたことから、これまで出前授業を行っている
小学校にゴボウを植えて、生徒たちにゴボウの
花を見せたいと思っていた。

谷端小学校へは、奥様が清水校長にお渡しした。
そして今回は滝野川第三小学校の關口校長に前もってお話していて、

定植作業は、四本木(よもとぎ)稲荷神社神社でサツマイモの栽培
して、子ともたちに収穫させた田中克造さんにお願いした。






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滝野川八幡様に、テレビ局から、滝野川ゴボウを、収穫しているとこを
撮影したいとの要請が来て、撮影が30日に行なわれ、
その時に収穫したゴボウを宮司の奥様が、滝三小に持ってこられた。

3年担任の佐藤先生は、翌日生徒たちに滝野川ゴボウを見せたようだ。

上の画像をタップする
田中さんは滝野川もみじ小で、交通安全指導員をされている。
もみじ小のゴボウの花を写真に撮って送って頂いた。



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2023年11月05日

11月だというのに、赤いトウモロコシ「大和ルージュ」が受粉の最中だった。


3日のテレビ朝日・報道テーションが、連休初日も記録的暑さの夏日、
農産物への影響が出ていると報道していたが、青空をバックに、
カラフル野菜の小山三佐男さんが写っていた。

小山さんは、先日麻布台ヒルズの“ヒルズハウス" に行って、
シェフの皆さんにカラフル野菜をアピールしていた。

畑の様子は、7月に紹介しているが、苦労をしていたから、
苦労話かと思っていたら、この暑さを利用して、トウモロコシが
収穫に向けて育っていた。





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このトウモロコシは、赤いトウモロコシの「大和ルージュ」
奈良県の種苗会社が育成したもの、

都市農家の中でも、種が高いから栽培している生産者は少ない。
小山さんは、露地でカラフル野菜を栽培していて、
夏は白いトウモロコシとセット販売を試みた。

上の画像をタップする
翌日、早速伺った。
夏は背丈が高かったが、普通の背丈で、
受粉した大和ルージュは、粒が太りつつあった。

この時期、大和ルージュの栽培を思い立った動機を聞いた。

彼岸過ぎになっても猛暑が続いていたし、
仮に寒くなってもトウモロコシを覆う皮が厚いので持つだろう、
根の張りが強いので、寒さにも耐えられると思った等で、

白いトウモロコシは無理かもしれないが、暖冬ならルージュは
できると思って、8月25日に種をまいた
」という。

この気候なら白いトウモロコシも出来たろう。




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2023年11月04日

滝野川カブの栽培は現在4か所で栽培している所を知っているが、各々生育が違う。


NPO法人 北区もりあげ隊が主催する「滝野川かぶ」の
品評(12月17日)に向けて
北区の江戸東京野菜 滝野川かぶを育てよう!、と
皆さんが栽培しているが、

NPO法人 北区もりあげ隊では、品評会を盛り上げるために、
12月になったら北区内の飲食店で、滝野川かぶを使った料理を
出して頂こうと、飲食店用の滝野川カブの栽培の様子は
写真を送ってもらっている。





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八幡様の帰りに、練馬区大泉の田中聖晃さんの畑に寄ってみてきた。
田中さんはお出かけの様だったが、奥さんに案内してもらった。

上の画像をタップする
トンネルのネットいっぱいに葉が伸びていた。
プランターと畑での違いが明確だった。



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2023年11月03日

練馬区立平和台図書館で都市農家が栽培する江戸東京野菜の物語をお話しした。


今年の6月に
練馬区立平和台図書館の萩原和美館長代理から電話を頂いた。
何でも10月28日に江戸東京野菜の話をしてもらいたいという事だった。
まだ秋のイベント等が決まっていなかっので、お受けしたが
28日は午前中、丸の内会場に出てから平和台にやってきた。

9月末に告知用のポスターが出来たと送って頂いたが、
練馬区では11月9日に「全国都市農業フェスティバル」が
開催されるので、それに先駆け28日に「平和台図書館 農フェスタ」を
実施するという。




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練馬区平和台のファーム渡戸は、都心からでも有楽町線平和台駅から
歩いて7〜8分と、都市農家の中でも一番近い畑として、
収穫体験がしたいというような相談には、渡戸さんを紹介している。

しかし、平和台図書館は何処にあるのか知らなかった。
調べてみると、ファーム渡戸からさらに遠くにあり、当日は、
植木徹館長が駅まで迎えに来ていただいた。

上の画像をタップする

〜農フェスタ〜「江戸東京野菜の魅力展」
ファーム渡戸は、平和台駅から図書館までの中間地点にある。
したがって、地域の皆さんには親しまれているようで、
展示のテープルには、ファーム渡戸で栽培されている農産物の
解説がしてあった。

江戸東京野菜の細密画は、東京都農林水産振興財団が保管する、
細密画のコピーが貼っていあった。
練馬大根、亀戸大根は江戸東京野菜だが、三河島菜は新種で、
三寸人参は砂村か馬込かはっきりしない。

細密画は、明治から昭和初期に描かれたものだから
江戸東京野菜と思われがちだが、貸し出す方も誤解がある。



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2023年11月02日

江戸東京野菜コンシェルジュ協会の対外広報活動、イベント「東京味わいフェスタ2023」


江戸東京野菜コンシェルジュ協会の対外広報活動、イベント
「東京味わいフェスタ2023」は、27日から3日間開催され、
年間を通して最も大きいイベントとなっている

そこで当ブログでは30日(月)に開会式の様子、
31日(火)に江戸東京野菜コンシェルジュの皆さんの活躍、
1日(水)にキッチンカー等の販売、
と連日紹介してきた。





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会場には連日、江戸東京野菜の支援者や応援団が来てくれた。

立川市、昭島市、武蔵村山市、東大和市、国立市がテリトリーの
JA東京あおばの、村田訓男代表理事組合長が指導課の
坂巻宜政課長代理、森本彩さんを伴って寄ってくれた、

東京みどりでは、各種江戸東京野菜の栽培を指導していて、
寺島ナス拝島ネギの栽培は有名だ。

上の画像をタップする
世田谷区と目黒区がテリトリーのJA世田谷目黒の、野口秀樹常務理事も
寄ってくれた。一緒に仕事をした事があり、20年ぶりの再会だった。



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2023年11月01日

「江戸東京野菜を知ろう」として「東京味わいフェスタ2023」が、開催された


27日(金)から「江戸東京野菜を知ろう」として
「東京味わいフェスタ2023」が、開催されたが、
丸の内会場では、丸の内仲通りでキッチンカーによる、
東京食材を使った料理等が販売された。

沢山のキッチンカーが並んだが、親しくしている、ミクニマルノウチ、
気生根(きふね)、押上よしかつ等を紹介する





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丸の内仲通りは、車の通行禁止にして、キッチンカーの
前には、丸テーブルが置かれて、皆さんが食べている。

上の画像をタップする



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