2024年06月30日

7月20日の講座「東京農業の歴史と江戸東京野菜の役割」については昔を思い出している。


7月20日に開催する講座「東京農業の歴史と江戸東京野菜の役割」については、50年も前の話だから当時の資料をだして思い起こしてみた。

昭和43年(1968)佐藤栄作総理の時代に、新都市計画法が成立し、宅地供給方策のきめ手として農地の宅地並み課税の制度化が登場した。以来、この荒っぽい無謀な政策に対して、東京の農業者は昭和45年(1970)、「都市農政推進協議会」を結成して、東京都農業会議と東京都農協中央会が事務局を担って、撤廃運動に立ち上り、三大都市圏農業者と連携しつつ、ねばり強く運動を進めてきた。

この運動は都市農業を守る運動として発展し、全国農業者の賛同も得て全国運動として盛り上りました。運動の過程においては、農業と都市との利用調整方式としての「生産緑地法」の制定や、都市農業の維持発展に大きな障害であった相続税問題を解決するため「相続税納税猶予制度」の実現など、都市農業確立の制度を前進させてきました。
 


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農地の宅地並み課税問題が解決した昭和57年(1972)2月10日、「宅地並み課税解決・都市農業確立の幕明記念東京都農業代表者の集い」を開催し、今後の課題として、「……今後は、都市農業をわが国農業政策のなかに積極的に位置づけ発展させてゆくとともに、都民と共存共栄をはかってゆくことが課題」など残された課題にとりくみ、さらに恒久的な都市農業確立方策を実現しなければならない」としていた。

こんなことを思い出しながら話ができればと思っている。
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2024年06月29日

30日に山形大学農学部の江頭宏昌教授が、在来品種の調査に東京を訪れる。


全国各地の在来品種を調査されている、山形大学農学部の江頭宏昌教授
が、在来品種のデータベースを農業生物資源ジーンバンクの
ホームページに一部を先行公開していることは。紹介している。

東京としては、練馬大根引っこ抜き競技大会の会場に来ていただいて、
収穫体験をして頂いたことから、練馬大根と、数軒の農家が
栽培している、三河島エダマメの生産現場を見て頂いたことから、
三河島エダマメが掲載されている。

6月中旬に江頭教授からメールを頂いて、今年はもう少し関東圏の
品目を増やそうと考えているとあり、6月23日と30日、
そして7月中旬が都合が良いと云う。

折角来ていただけるなら、この季節に栽培しているか、収穫できる
江戸東京野菜を検討して、井之口喜實夫さんが復活栽培している
「早稲田ミョウガ」と「千住一本ネギ」。
足立区の内田宏之さんの「本田ウリ」を見て頂こうと思っている。




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早稲田ミョウガは、早稲田の学生諸君の協力を得て捜索したが、
井之口さんが発見したもので、地下茎を頂いてきて、井之口さんは、
ミョウガタケまで栽培している。

今年も栽培しているだけに、お話を聞いていただこうと思っていて
、井之口さんの了解いただいた。

上の画像をタップする
早稲田大学の構内にあるモニュメントなども見てもらう予定である。



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2024年06月28日

東都大学野球の東京農業大学は、駒沢大学を猛打で破り31年振りに1部に復帰した。


東京農大は、3部に陥落した2023年屈辱の秋のシーズンを、
1シーズンで2024年春に2部に返り咲き即優勝した。
そして25日からの駒大との1部入れ替え戦を迎えた訳だ。

第1戦は、神宮球場のネット裏最前列に陣取り
ベンチ内を覗ける席から選手一人一人に声をかけた。
東農大にも甲子園組の選手が何人もいるが、24年ぶりの1部との
入れ替え戦に緊張したのか、2安打に抑え込まれた。

しかし、北口正光監督は2部優勝のプライドで戦う。
3部からの下剋上を狙う北口監督はPL学園でKKの次を打っていた。

先取点の立役者和田泰征主将と大学1号ホームランの古川朋樹選手は、ナインとハイタッチ。これで東農大は駒大に逆王手となった。

學歌、応援歌、大根踊りと応援団は懸命の応援を繰り広げた。


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上の画像をタップするとyoutubeで3回戦
気分的には、選手と一緒で輪の中にいた。



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posted by 大竹道茂 at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京農業大学関連情報

2024年06月27日

講座「東京農業の歴史と江戸東京野菜の役割」の内容につてい役員会で意見を伺った。


昨晩、協会の役員会が行われた。テーマは7月20日に開催する講座
東京農業の歴史と江戸東京野菜の役割」の内容について、
役員の皆さんから、ご意見を伺ったもの。

今回の企画、松嶋あおい理事から「はじめての江戸東京野菜」講座の
中で、江戸東京野菜を取り組み始めたきっかけを、話すことがあり、

東京の農業・農家が置かれていた歴史、例えば昭和46年当時の、
農地の宅地並み課税の対応についても聞きたいと云うので決まった。


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当時、都市農地の重要性について、上の画像の1〜4までを都民に
訴えていましたが、各地で、伝統野菜も栽培されていました。

この運動の中で、5は、東京の伝統野菜の保護、保存を
する切っ掛けになりました。

講座では、農地の宅地並み課税に対する、農家の反応と、
45年前の東京の農業を紹介した、
映画「東京農業と都民の暮らし」を
皆さんに見て頂きます。

最後には、当時農家をまとめて活動を指導していた、
渡邊和嘉理事(練馬・区内)と、水口均監事(多摩・南多摩)との
意見交換を行う予定となっている。

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2024年06月26日

出雲うどん「三太」の店主森山太史さんが、同店のうどんが動画配信されたと連絡をくれた。


2013年に、宇都宮大学で開催された大根サミットで、発表された研究家
の方々と親しくなったが、その中で島根大学の「出雲おろち大根」は、
出雲の海岸線に自生するハマダイコンを商品化した小林伸雄教授
話が印象に残り、その後、鎌倉大根の発見や、江戸城濠大根の
普及には大いに役立っている。

出雲おろち大根を使ったうどんを、提供したのが、出雲うどん「三太」
店主の森山太史さんで、何度かお邪魔したし、東京に来た時には
お会いもしている。



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蕎麦の如く全粒粉で作るご当地うどんが食べられる「三太」が、
動画配信されたと、森山さんが送ってくれた。

上の画像をタップする
旬の出雲うどんの「宝庫うどんになった。」ホウコとは島根県の山に自生する
キク科の山野草「キクバヤマボクチ」のことで、これを混ぜることで、
味わいはもちもち感で、美味しさは評判になっている。

東京では檜原村に自生していて、鈴木留次郎さんが発見し栽培している
ねんねんぼう」(檜原弁)がそれで、長野では「オヤマボクチ」と
呼んでいて、そばに練り込んでいる。

更に三太では新商品の「カルボなうどん」が人気!!とか、





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2024年06月25日

中野区立中野本郷小学校で初めて中野の伝統野菜「中野中生山ナス」の出前授業を行った。


6月初め中野区立中野本郷小学校(角田恒一校長)4学年主任の
先生から中野中生の山ナスについて、出前授業の依頼が来た。
復活プロジェクト南エリア担当の間さんから聞いていたようだ。

都市農地活用センターが実施している派遣事業のアドバイザーとして
伺う場合は、2週間前に申請する必要があるとのことで、
21日に伺うことになった。

同校は令和6年度から校舎の建て替えのため、
閉校した旧向台小学校に移っていた。
Googleの地図で中野本郷小学校を目指したものだから、
約束の時間に間に合わず、迷惑をかけてしまった。


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東京地方は21日が梅雨入りだったので、自宅を出る時から
小雨が降っていた。
中野本郷小学校からは、中野坂上周辺のビルや、
新宿区立柏木小学校から見えた新宿のビル群が望めた。

上の画像をタップする
校舎の北側を、井の頭池を源泉とする神田川が流れていた。

神田川はこの先新宿区の淀橋を下り、下落合を流れている。



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2024年06月24日

明星大学と読売新聞立川支局が共催の連続市民講座「わたしたちの多摩」は第3回笹原千恵子教授の講座。


明星大学と読売新聞立川支局が共催で開催している
連続市民講座「わたしたちの多摩」は第3回「多摩の恵みを味わう」
〜健康増進のための食事と運動について〜が開催された。

講師は明星大学教育学部(保健体育)の笹原千恵子教授。
金沢市出身でアーティスティクスイミングの選手だったと水着姿の
写真が映し出されたが、満席の会場から驚きの声がもれた。

専門は「健康スポーツ科学、スポーツ栄養学」で、大相撲力士の
食事調査と食事指導をしていると云う。


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上の画像をタップする

多摩の恵みを味わう

▼栄養の偏り〜高脂質の食事を好む傾向〜
▼不規則食事〜朝食欠食と学力や体力との関係〜
▼肥満とやせの増加〜男性の肥満、若年女性のやせ、高齢者の低栄養〜

▼食の安全性の問題〜地産地消のすすめ〜
▼多摩の地形を生かした適度な運動
▼コロナ禍における子どもの食生活の変化


興味深い話はデータと共に理解するには十分だった。

特に、地産地消のすすめはSDGsからも重要た。
起伏にとんだ多摩の地形を生かした適度な運動



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2024年06月23日

雑司ヶ谷大鳥神社の年を越した雑司ヶ谷ナスの様子を見に行った。


雑司ヶ谷ナスの復活普及に取り組んでいる雑司ヶ谷大鳥神社との
ご縁のきっかけは、江戸東京の農業の説明板を建てさせていただいた
平成9年からだった。

2011年に地元千登世橋中学で雑司ヶ谷ナスが復活し、
以後大鳥様でも栽培が始まった。
昨年、久しぶりに大鳥神社を訪れて、権禰宜の宮司夫人に話を聞くと、
地元の小中学校や氏子を始めとする地元の方々に、雑司ヶ谷ナス苗を、
提供しているという。



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地元の小学校にナス苗を提供している話を聞いて、豊島区立目白小学校
と南池袋小学校に電話をして、出前授業を提案し、
目白小学校に伺ったことは報告した。

出前授業には、宮司夫人も授業参観に来ていた。

上の画像をタップする
目白小学校の授業が終わったあと、
冬を潜り抜けた雑司ヶ谷ナスを見に大鳥様に向かったが、
奥様は目白小から戻っていた。

欅の大木が境内を覆っていた。



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2024年06月22日

杉並区の井草地域区民センター協議会が「江戸東京野菜の物語」の講演会を開催する。


杉並区の井草地域区民センター協議会からの依頼で、
7月11日(木)13時半から「江戸東京野菜の物語」の公園を依頼された。
この程、杉並区のホームページで案内された事から、紹介する。



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上の画像をタップする


長らく埋もれていた伝統野菜の復活運動と、それにまつわる江戸、東京の歴史、文化の物語。更には、環境保全、地域振興、それらを支える住民活動、子供の教育と、未来に向けて夢は広がります。

講師/ 江戸東京・伝統野菜研究会
代表 大竹道茂
開催日時/ 2024年7月11日(木)
13:30開演15:00終演
募集人員/ 30名
井草地区区民センター 第1、2集会室
井草地域区民センター協議会からも申し込める。

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2024年06月21日

豊島区立目白小学校の4年生に雑司ヶ谷ナスの座学と栽培授業に伺った。


雑司ヶ谷大鳥神社には、平成9年に江戸東京の農業説明板
「雑司ヶ谷ナス」を設置させて頂いた。

設置したご縁もあり、JA東京あおばでは、2011年から大鳥神社に
ナス苗を提供していた歴史がある。
今年大鳥神社に伺った折、普及のために豊島区立の南池袋小学校と、
目白小学校、中学では千登世橋中学校に苗を提供していると
云うので、目白小学校に電話をして、出前授業が実現した。



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目白小学校(日向野修二校長)では、座学と栽培指導も希望している
ことから、都市農地活用支援センターのアドバイザーとして申請して
もらったことから、渡邊和嘉さんと出かけた。 

上の画像をタップする。
都内の小学校にあちこち行っているが、目白小学校は、
2014年に落成したモダンな校舎だった。

早く着いたので、名古屋令果副校長にご案内頂いた。
4階建ての校舎の屋上には、菜園があり、4階の中庭には、トマトと、
朝顔の鉢植えが並んでいた。


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2024年06月20日

谷端小学校で、滝野川大長ニンジン、滝野川カブの採種用の花が咲いた。


瀧野川八幡神社で復活栽培をしている、滝野川ゴボウに
滝野川大長ニンジン、滝野川カブは、2020年から、
栽培が行われてきた。

それによって地元の小学校の、
谷端小学校、滝野川第三小学校、滝野川もみじ小学校に
滝野川ゴボウの出前授業を行ってきた。

谷端小学校では、清水智子校長が熱心で、東京の生産者から
滝野川ゴボウを購入して給食で使っていただいた。



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昨年、八幡様で栽培し収穫した、滝野川ゴボウと大長ニンジン、
滝野川カブを、藤井宮司の奥様が採種用に谷端小学校に贈呈していた。

上の画像をタップする
花を咲かせた、滝野川大長ニンジン



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2024年06月19日

檜原村の鈴木留次郎さんが栽培しているルバーブが大きく成長していた。


毎年、東京女子学院高等学校(大井俊博校長)フードカルチャーコースの
2年生に、SDGsがらみで東京産食材の調理実習も行っている。

この時期は檜原村の鈴木留次郎さんが栽培しているルバーブで
檜原のお土産としに販売しているルバーブジャムの調理をしている。




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檜原村は、平坦なところは少なく、主に宅地になってるが農地は、
斜面で、ルバーブやお稲のつる芋等のジャガイモを栽培している。

上の画像をタップする
ルバーブの希望校が増えたようなので、FCコース担任の穂積栄理教諭に
注文をするようにお伝えしていた。

鈴木さんから、ルバーブの写真が届いた。



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2024年06月18日

江戸東京たてもの園の小さな畑で、今年から地元の渡邊さんが江戸東京野菜の栽培を始めた。


江戸東京博物館の分館・江戸東京たてもの園の、西エリヤには
茅葺屋根の東京の元風景が残っている。

コンシェルジュ協会の前身、小金井市のメンバーが中心の
ミュゼダクリの時代、小金井市には、江戸東京たてもの園があり、
衣料は東京農工大科学博物館に繊維や衣料品の資料があることから、
小金井市で江戸東京野菜を栽培をすれば、江戸からの衣食住が学べる
市になるとして、江戸東京野菜の復活普及が始まった経緯がある。
江戸東京たてもの園の小さな畑で、今年から地元の渡邊さんが
江戸東京野菜の栽培を始めた。



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そんなご縁もあって、
江戸東京たてもの園・綱島家の裏にある「小さな畑」は長い間、
佐々木昭理事が責任者となって取り組んできたが、同園が
新体制となったことから、コンシェルジュ協会が
継続していくことが難しくなった。

小さな畑で、江戸東京野菜を栽培する方々を探していたが、
地元小金井の「わくわく都民農園小金井」で、江戸東京野菜の
小金井マクワを栽培する渡邊裕樹さんが、手を挙げていただいた。

本会の松嶋あおい理事は、小金井市農業委員と云う事もあり、
個人的な応援団としてサポートされている。


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2024年06月17日

小平市上宿公民間の地域支援講座は田代先生の「江戸東京野菜の調理方法を学ぶ」が開催された。


小平市上宿公民間で、江戸東京野菜を知るための3回講座が
企画されていたが、座学講座に、栽培地の視察は終わったが、最後の
地元小平市で、料理教室を主宰している田代由紀子先生による
「調理方法を学ぶ」が、公民館2階の調理室で開催された。

食材は、地元農家の宮寺光政さんの畑で今が盛りと栽培している、
馬込半白キュウリと、明日葉を活用することになっていた。



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田代先生が、初めての参加者でも、食材の個性を十分に引き出せる
メニューを考えてくれていた。

上の画像をタップする。
一、馬込半白キュウリのピクルス
一、馬込半白キュウリとしらすの中華和え。

一、明日葉入チップス
一、明日葉入り水餃子




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2024年06月16日

足立区農業委員の皆さんも、昨年の猛暑にご苦労が多かったようだ。


昨年の役員改選で足立区農業委員会会長に鹿濱コ雄さんが就任された。
今年も、足立区立の小学校での「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」
として、先日、千寿双葉小学校は当ブログで紹介した。

千寿双葉小学校に少し早く着いたので、校長室で委員の方々に
猛暑の影響についてお話を伺った。


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星ア誠校長(写真右)と鹿濱会長。

上の画像をタップする
鹿濱会長のお宅は、代表的なつまもの農家で、先代がご健在の時に
当ブログで紹介している。

更科堀井 四季の会」では「鹿濱つまもの農園」のつる菜を
よく利用している。

菜花は、固定種の小松菜を使っている生産者が多いが、鹿濱さんは
20年前からのらぼう菜の地種を使っていると云う。




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2024年06月15日

「滝野川ゴボウの花を見てきました」と、田代由紀子先生がコラムで紹介してくれた


小平市下宿公民館で実施している江戸東京野菜講座については、
紹介している。
江戸東京野菜の復活普及の取り組みの中で、瀧野川八幡神社から
依頼されて、1mもある滝野川ゴボウを、塩ビ管を活用して収穫する
ことができた。と、藤井宮司の写真を見てもらった。

講座が終わって、一番反応してくれたのは、今回の講師の一人、
江戸東京野菜コンシェルジュ4期の、田代由紀子先生で、
「見に行きたい!」とおっしゃった。



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田代先生に伺うと、10日(日)、ご主人と一緒に電車で行かれたと
写真をたくさん送っていただいた。

八幡様と同じ町内にある、東京国際フランス学院の生徒達が播種した
滝野川ゴボウには、子ども達が作った丸い看板が人目を引く。

上の画像をタップする
大きく葉を茂らせた、滝野川ゴボウ。
細い塩ビ管1本にゴボウが3本、大きな葉とのバランスがいい。




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2024年06月14日

あきる野市の石川敏之さんが、宗兵衛裸麦を八王子市上川の畑で収穫した。


八王子市の歴史伝承作物「宗兵衛裸麦」を、
高野重春さんが収穫し、脱穀作業をした情報を報告したが、

あきる野市の「ゆっくの農縁」で無農薬野菜を栽培する
石川敏之さんは、八王子市上川の熊野神社の隣にも畑を
借りていて、そこで栽培している。

裸麦の生育は4月に見に来ているが、石川さんの畑も
鹿の被害を受けていた。



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鹿だけでなく、5月の連休明けの、気温の変化が大きく、その影響を
受けていて、夏日や真夏日の急激な変化は、裸麦には厳しかった。

上の画像をタップする



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2024年06月13日

NPO法人中野・環境市民の会の皆さんの中野中生山ナスの栽培が始まりSNSに掲載。


中野中生山ナスの復活普及に取り組んでいる、
NPO法人中野・環境市民の会の須藤悦子副理事長の元には、
購入希望する会員のために100鉢の中野中生山ナス
お持ちしていた。

須藤さんが代表をしている、中野区立江古田の森公園の花壇には、
チラシが貼ってあるのか、ナスに興味を持った方々が見に来ているとの
話だったが、写真は撮っていなかったと云う。




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会員の方が、中野中生山ナスをSNSに掲載していると教えて頂き、
写真を送ってくれた。

上の画像をタップする
お庭に定植したようで、4鉢植えているが、枝が伸びるから
このスペースでは1鉢が限度だと思う。


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2024年06月12日

足立区農業委員会が「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」を千寿双葉小学校で実施した。


足立区農業委員会が2015年から実施している地元足立区立の小学校で
千住ネギの「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」を実施してきているが、
今年も千寿双葉小学校で実施すると、今年から事務局となった
相田浩希さんから依頼が来た。

足立区農業委員会では昨年役員改選が行われ、鹿濱コ雄会長が
今年から、指導に当たることになった。



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例年通り、体育館に4年生3クラスの生徒を集めて、
栽培授業が始まった。

挨拶する鹿濱会長 (写真右)、座っている内田宏之農業委員 (写真中)、
星野信雄農業委員 (写真左)、が指導に当たった。

上の画像をタップする
開会の挨拶をする榎本勇夫副校長(写真右)




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2024年06月11日

八王子市の歴史伝承作物「宗兵衛裸麦」の脱穀作業が行われた。


八王子市の歴史伝承作物とされる宗兵衛裸麦を栽培している
高野重春さんが収穫し、脱穀をすると云うので、
写真を送ってもらつった。

高野さんが中心となって、宗兵衛裸麦の復活栽培を行っていて、
一番多く栽培している登坂信美さんの上川の麦畑では麦踏のイベント
行われたし、4月には畑を見に行っている。

麦の刈り取りを何時にするか考えていたようだが、5月末の
台風関連の豪雨などがあり、6月7日になったようだ。



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山間の八王子市川口町の、高野さんの麦畑では、十分に
実っていないのに、枯れ始めていた。
5月の連休明けの、気温の変化で、夏日や真夏日の急激な温度上昇が
あったことが原因と生産者の高野さんは見ている。

上の画像をタブする。
調井台の麦畑は、イノシシと二ホンシカの被害にあっていて、
歯抜け状態になっていた。



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