2007年01月08日

友人の青木宏高さんから依頼されて「考える大根」大根読本に江戸のダイコン物語を執筆。


2004年11月24日の事だ、かつて農業後継者達が読む月刊誌「地上」(家の光協会)の編集長だった青木宏高さんと久しぶりにお会いした。

当時から、「NPO法人 良い食材を伝える会」の理事をされていて、2004年10月から1か月、実行委員として、東京農業大学の「食と農」の博物館で、全国の大根を集めて「大根フェスタ」を開催したとかで、1万人余の方々が見に来てくれたという。

そんな話で、東京の大根の話になったことから、江戸の大根について案内するからとお会いしたもの。



1-1.jpg


東京メトロ銀座線の京橋で下車して、京橋大根河岸青物市場跡の碑を案内した。

江戸東京 農業名所めぐり」に、この碑のことを書いたので、京橋大根河岸の歴史をひとくさり。
青木さんも、都心の真ん中に大根の名所があるとは思わなかったようだ。



2-1.jpg


再び、銀座線に乗って終点の浅草に向かった。
ここにも、ダイコンの名所があるんだと、お連れしたのが、浅草寺裏の待乳山聖天。

上の写真をクリックする
聖天様は、大根を奉納することで、願いを叶えてもらうという。

青木さんは、売店で売っている青首大根1本150円也を購入して、奉納していた。
夫婦和合や商売繁盛などのご利益がある。

お正月7日は大根祭りが行われている。

かつては、近在近郷の農家も大根を持って、お参りに来たようだが、当時は白首大根だ。



watanqbプチャ.JPG

上の画像をクリックする
13時を回ったところで歩いて駒形へ移動、
駒形「どぜう」で、江戸の食文化を堪能。




3-1.jpg

浅草から隅田川を渡って京成高砂へ。

高砂から中川が大きく蛇行するあたり、川は分岐して中川放水路が脇を流れている。
ここには、亀戸大根生産の第一人者の鈴木藤一さんが、昔ながらの方法で亀戸大根を栽培している。

上の写真をクリックする
10月から5月まで、収穫できるように何日かおきに種をまいている。

かつては、亀戸大根を積んだ船が中川を下り、中川口から小名木川を通って、隅田川を横断、京橋大根河岸に亀戸大根は届けられていた。


2005年3月10日 「考えるダイコン」が発売された。

eャプチャ.JPG


青木さんを、京橋大根河岸から待乳山聖天、そして葛飾の亀戸大根栽培地までご案内した時に、「食と農」の博物館「大根フェスタ」記念として発刊する「考えるダイコン」に、大根河岸の話などを書いてくれないかとの話があった。

「食と農」の博物館「大根フェスタ」記念として東京農大出版会で発刊すると云うもので、農大のOB達に依頼していて、練馬大根の栽培に取り組んでいる白石好孝さんにも執筆の依頼をしているとのこと。

上の写真をクリックする

江戸東京の大根名所 舟と牛車と人の今は昔

東京に大根河岸と呼ばれた市場あり

 京橋大根河岸のなりたちについて

粋な江戸っ子の舌をとらえた大根
江戸っ子に好まれた亀戸大根について

大動脈の荒川を往来する「大根舟」
中川が荒川放水路の竣工により分断されたことで、
京橋へのルートが変わった舟運。

大根を山と積んで牛車が通る
京橋へ、練馬大根は牛車で下り坂を選んで運ばれた。

今も昔も正月には「風呂吹き大根」
待乳山聖天の大根振興について






posted by 大竹道茂 at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 粋な江戸っ子は白首大根
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/100056864

この記事へのトラックバック