板橋区健康推進課(保健所)の船橋久美子栄養推進担当係長から、19日、20日の両日、地元の江戸東京野菜「志村みの早生ダイコン」を、””健康づくり協力店”” 13店舗が料理として提供すると云う情報をいただいていた。
20日の昼頃、板橋区立グリーンホール(2階)で開催している “”いたばし食育・健康づくり協力店フェア”” に顔を出したが、JA東京あおはの渡邉和嘉常務にお会いしたので、「志村みの早生大根メニューの販売!」の店に行くことになった。
上の写真をクリツクする。
健康づくり協力店は、板橋区が推進している区民の健康づくりや生活習慣病予防のため、自分に合った食事が選択できるように、栄養成分を表示し、正しい栄養情報を提供している店のことで、
その中から「志村みの早生大根料理」を販売する飲食店13店が協力してくれたという。

どの店に行こうか迷ったが、板橋の歴史を今に伝える旧中山道、板橋の語源になった橋の近くにある「長寿庵」(03−3961−2421 2代目小澤崇さん) の暖簾をくぐった。
「志村みの早生ダイコン」のそばを食べに来たと長寿庵の女将に伝えたら。
たっぷりとした大根おろしが入っているからと勧めてくれた中から、渡邉常務は “冷し梅おろし蕎麦“、私が “なめこおろしそば” を頼んだ。
いずれも、大根おろしの塊が乗っていた。
そば汁に、大根おろしを端から溶かしながら、そばに絡めていただいたが
志村みの早生ダイコンは、今の青首ダイコンと異なり、肉質が緻密だから、大根の持つ苦味や辛味を楽しめて美味しくいただいた。
女将の話によると、おろし汁をどれだけ絞るかによっても、味わいが変わるので、兼ね合いが難しいようだが、ベストで美味しくいただいた。
女将が持ってきてくれたそば湯を、残ったそば汁に注いで戴いたが、汁が薄まったことで溶け出たそばの風味と大根の辛味などが絡み合って、奥深い味わいを楽しむことが出来た。
帰り際に、調理場から出てきた二代目の小澤崇さんに、お話を聞いたが、地元の伝統野菜と云うことで、健康推進課の勧めもあって初めて志村みの早生ダイコンを使ったので、今回は、おろしにだけになったようだ。
志村みの早生ダイコンを含め、季節の江戸東京野菜を使って付加価値のある「江戸蕎麦料理」などにも取り組んでもらいたいものだ。

旧中山道に面した長寿庵の隣には、通りを挟んで「縁切り榎」がある。
上の写真をクリックする
上の写真をクリックする
長寿庵から旧中山道を江戸の方に少し上ると、そこには板橋が架かっていた。
ここには、前に来たことがあり当ブログの追録で紹介している。
「いたばし食育・健康づくり協力店フェア」はここから