先日、梶谷正義先生が新宿区立柏木小学校で、4年生担任の高橋あゆ先生に鳴子ウリの子蔓摘芯について指導をされたが、
江戸東京野菜コンシェルジュで同育成協議会役員の佐々木昭さんが、梶谷先生の話を聞きたいというので、柏木小学校に案内したことは、当ブログで紹介している。
佐々木さんは、今年になって自宅近くに念願だった菜園(練馬区石神井地区) を借りることができたと喜んでいたが、
西東京市の矢ヶ崎宏行さんから、江戸東京野菜の苗を分けてもらって色々と栽培しているとは聞いていた。
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この時期、寺島ナスの収穫が始まっていた。
この日も、ご自慢の寺島ナスを愛おしむように、収穫していた。

鳴子ウリ(マクワウリ)も栽培されていた。
梶谷先生に教えていただいた、子蔓の摘芯を試みたようだが、蔓が伸び放題のため蔓が絡み合って、
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しかも雌花をいくつも付け、大きな実に育っているので、手が付けられない状況のようだ。
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この時期、栽培されている江戸東京野菜は、寺島ナス、鳴子ウリ、内藤トウガラシ、三河島エダマメ、残り物で、金町コカブ、シントリ菜、伝統小松菜などが栽培されていた。

ご自慢の菜園は、4メートル×4メートルの広さ。
テニス好きの佐々木さんは、菜園近くの「テニススクェア石神井」の会員として、友人も多いようだが、たくさんできた江戸東京野菜は、テニス仲間の皆さんにも食べていただいているようだ。
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菜園の脇には目立たないようにコンテナーが置かれ、農具などが入っていた。
ご自宅にも寄せていただいたが、閑静な住宅街にお住まいだった。
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昨年実施した育成講座のお土産で配布した根付きの「鮎タデ」を植えたようだが、タネが落ちてたくさん芽が出ていた。
葉をちぎって食べてみたが、じわっとくる辛みで、まさに江戸東京野菜・つまもの「鮎タデ」。
佐々木さんは書道でも上級者で、NPO法人ミュゼダグリの納所二郎理事長と同じ吉澤美慧子先生に師事していて、作品を見せていただいた。
漢字の原型である甲骨文字で十二支方位を書いたもの(写真右上)。
昨年、中国山東省の博物館でみた「莱子候刻石」を原石の輪郭と共に臨書したものと伺った。(写真左下)。
両作品とも書三昧展に出品し、賞を受賞しているが、素晴らしい作品だ。