江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座入門編は、今回で第5回を迎えたが、毎回大勢の方々の参加を得て開催している。
この講座、江戸東京野菜について興味を持っていただくためのもので、「江戸東京野菜には一つひとつに物語がある」と、江戸東京野菜の食べ比べからになっている。
最近は、受講者の皆さんの多くが、当ブログを見ているとおっしゃってくれて、親しくご挨拶をさせていただいている。
伝統野菜には、文化的な面から入り、次に「食べてみたい!」、そして「栽培してみたい!」と興味は展開していく。

江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会の上原恭子理事(野菜ソムリエ)が実施する、食べ比べと試食タイムは人気がある。
また、今回は、お土産として小金井産の「寺島ナス」が用意された。
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今回のスタッフは、講師の他、納所二郎副会長、佐々木昭理事、福島秀史理事、松嶋あおい理事が担当した。

前段は、江戸東京野菜の物語と、コンシェルジュがどのような活動をされているかについて、事例として紹介させていただいた。
特に事例としては、コンシェルジュの資格を取った方々は、ご自身のこれまでのキャリァの中で、江戸東京野菜を上手に取り入れて新たな活動を展開している場合が多く、今後の取り組みの参考にとお話をさせていただいた。
上原理事の講座では、西東京市の矢ヶ崎宏行さんの三河島エダマメと、小金井産の寺島ナスの食べ比べが行われた。
野菜の専門家「野菜ソムリエ」の皆さんも、東京で活動していく場合には、伝統野菜の江戸東京野菜についても知っていなければと、受講者が多くなっている。
今回は、江戸東京野菜を決定する機関、江戸東京野菜推進委員会の担当となった水口均さんも参加されていた。
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新宿にお住いの、シニア野菜ソムリエの立原瑞穂さんもご参加いただいた。
ご挨拶をさせていただいたが、何と当会が協力実施している、「鳴子うりの復活栽培」の授業を、ご子息が受講しているという。これもご縁だ。
また、練馬区大泉の料理人、石井公平さんは、江戸東京野菜を使いたいからと、生産者を紹介して欲しいと挨拶に来られた。
小学館のライフスタイル誌「BE・PAL」の大澤竜二編集長も、帰りにご挨拶をしたが、「面白い!」と、新たな発想が生まれたようだ。
野菜ソムリエの飯田恵美子さんから届いたメールには・・・・。
「今日はありがとうございました。参加してとっても良かったです。
探していた何かが見つかったような衝撃を受けてしまいました。
こんな世界があることを知らず、幻の伝統野菜探しにワクワク感を感じました。
ぜひコンシェルジュの資格を取りたいです。
また、寺島ナスのキャビア風のお土産まで頂きありがとうございました。
あとをひく美味しさで、思いがけないプレゼントに感激しました。
どうやって食べようか考えてしまいました。お心遣いに感謝いたします。
また、頂きました寺島ナスは早速天ぷらと、父には皮をむいて煮浸しにしたら、
あっと言う間になくなりました。
本当にこの美味しさを多くの人に知ってもらいたいと思いました。」とあった。
飯田さんありがとうございました。
東京都農住都市支援センターの森戸伸行相談役も参加さしてくれた。
森戸相談役は、先月まで同センター専務として、江戸東京野菜に理解を示し、バスツアーを実施するなど多彩な企画を展開、都市農業の発展に尽力されてきた。
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今回は、研究資料(042−528−5901で配布)の紹介と、親子のバスツアーの紹介を行った。17日いっぱいで締め切りなので、お早くお申し込みを・・・。
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上原さんから教えていただきましたが、私の感想を掲載していただきありがとうございました。驚きとともに大変うれしく思いました。ありがとうございました。
先日の大竹先生のお話はとても引き込まれてしまい、特に早稲田ミョウガの探索は、宝物探しのようでワクワクしました。是非秋の講座でコンシェルジュの資格を取ります!その時もどうぞよろしくお願いいたします。