tvk テレビ神奈川で、「かながわ旬菜ナビ」を放送しているJA神奈川県連広報局の飯島徹局長から、電話をいただいた
飯島局長には、昨年の5月に、「電車でぶらり副都心線」で、新宿に来られたことがあったが、新宿のあぐりパークで江戸東京野菜の話をさせていただいた。
このことは、当ブログで紹介しているが、同番組のバックナンバーにも残っていた。
江戸東京野菜の話題は、神奈川の皆さんには新鮮に映ったらしく、反響が良かったと、先月、6月4日には八王子の伝統野菜「高倉ダイコン」の普及に尽力している江戸東京野菜コンシェルジュの福島秀史さんが出演、横浜線特集の中で紹介している。
飯島局長が、「7月にまた江戸東京野菜を紹介したいので、何かあるか!」というので、「寺島ナス」が最盛期だとお伝えし、生産者と料理人も紹介しておいた。
ところが、先日の降雹で、寺島ナスの畑が大きな被害を受けたことをテレビのニュースで知り、心配されて電話がかかってきたが、小金井市の井上誠一さんにお願いして、今回の取材となったもの。
井上さんは、黄金井江戸東京野菜研究会の会長で、小金井市の町興しを江戸東京野菜の栽培普及で貢献している。
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リポーターの山崎彩さんの問いかけに、江戸東京野菜栽培の思いを語った。
山崎さんは、収穫した寺島ナスに、躊躇なくかぶりつく!、。
これは「かながわ旬菜ナビ」で山崎さんの名物ショットだ。
伝統野菜の、エグミや苦味などを味わってもらった。
飯島さんからは、寺島ナスの歴史や復活の経過などを話してほしいということだった。
寺島ナスの歴史について
Q 今、何件の農家さんが栽培をしているのか?
Q 寺島ナスの特長や他のナスとの違いは?
Q この寺島ナスのいいところは?
Q 寺島ナスをはじめ江戸東京野菜をどのように広めていきたいか?、などだった。
この番組、
放送日は 7月20日(日)朝09:00〜09:28
再放送 7月21日(月)朝10:00〜10:28
前週の7月13日は、三浦のスイカ畑だそうで、スイカ畑にいる山崎さんに呼びかけるところから撮影は始まった。
「 山崎さん、お久しぶり。
大竹です覚えてますか?、こちらは今、江戸東京野菜の寺島ナスが旬を迎えています。
江戸等京野菜は美味しいですよ。ぜひ、味わってみて下さい!」というもので、前週分で江戸東京野菜を紹介する。

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エコファーマーの井上さんは、減農薬栽培で、メスの匂いでオスをおびき寄せる「フェロモントラップ」を随所に吊り下げていた。
井上さんは今年から接ぎ木で栽培しているが、台木として「トルバム」を使っている農家が多い中で、井上さんは「トレロ」を使用して食味が変わらないと好成績を上げている。
寺島ナスを料理してくれるお店も紹介してほしいというので、「日本橋ゆかり」の野永喜三夫さんにお願いした。
野永さんは、大手町の「農業農村ギャラリー」で開催している、和食のプロから学ぶにもお願いしていて、今回も快く引き受けてくれた。
取材クルーは、小金井の畑から、ロケバスで日本橋に向かった。
尚、取材クルーは、寺島ナスの説明板のある白鬚神社や東向島駅前のまち興し現場も取材しているというから、楽しみな番組になるようだ。

井上さんのお宅に、半夏生(ハンゲショウ)が群生していた、
半夏生は、葉の裏をみると緑色で半分白粉を塗ったように見えるところから半化粧とも呼ばれている。
暦の上では、夏至から11日目を半夏生といい、今年は7月2日だった。