6月だったか、世田谷区立 用賀中学校の栄養士 石黒正子さんから電話をもらった。
世田谷区立学校栄養職員会の栄養士夏季研修として、江戸東京野菜の話を聞きたいという。
世田谷区では、過去にNPO提案型協働事業 「地域に根ざした食と農の講座」や、保健所から依頼されて「世田谷区高校生食育プロジェクト」にも伺っている。

石黒さんの話では、同区学校栄養職員の皆さんも江戸東京野菜に注目していただいているようなので、喜んでお引き受けした。
同区立小中学校の栄養職員 11名が、先日、用賀中学校に集まった。
依頼されたテーマは、「 江戸東京野菜、その普及について」を1時間ほどでと云うことだった。
「江戸東京野菜とは」から始まり「34品目について」、「江戸東京野菜の物語」「都内小中学校での栽培と給食」等の流れで・・・・
話の中では昨年10月に関西て明らかになった「ホテルの食品偽称事件」、これによって、昔の名前で消費されている野菜と、伝統野菜を明確に区分する取り組みなどについても話した。
世田谷の大蔵ダイコンも、明確に分けるために瀬田の大塚信美さんたちが、F1種とは異なる「伝統大蔵ダイコン」の、母本選定を行っている話や
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大塚さんが、城南小松菜の栽培をしていることを紹介した。、
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また、世田谷には、鶏や豚を飼育している農家がある。
また、内海博之さんのリンゴのもぎ取り園などもあり、これら農家の方々との接点を持つことも大切なことから、紹介した。
毎年、1年間を通して実施している、世田谷の都市大学付属小学校でのミクニレッスンを紹介し、世田谷シェフズクラブから参加している、「イタリア料理ジータ」の福田耕二オーナーシェフは、食育にも熱心だということを紹介した。
皆さんからの質問もお受けしたが、皆さん興味を持っていただいていたテーマだけに、喜んで戴いた。
石黒さんお世話になりました。
尚、同校には「農」のある暮らしづくりのアドバイザーとして(一財)都市農地活用支援センターから派遣された。