2014年08月14日

府中御用ウリの栽培農家石川さんが、新学期用の苗を育成していた。


先日、読売新聞都民版が「とれたて! 東京野菜」の連載をしたと、紹介したが、

「府中御用ウリ」「将軍が愛した味」の中で、石川孝治さんが紹介されていた。

石川さんの畑には、6月末に伺っただけで失礼していたし、是政の府中市立小柳小学校からも、実ったという連絡がなかったので心配していた。

読売新聞には、石川さんが収穫してる写真が掲載されていて、まだマクワウリがあることが確認できたので、小柳小学校の先生方に知ってもらうために少し分けてもらいたいとお願いしていた。



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石川さんは、快く分けていただいた。

府中御用ウリの収穫期は、夏休み中なので、生徒にウリの果実を見せることはできないが、とりあえず先生方には知っていただこうと、お願いしたものだが、

上の写真をクリックする
何と、石川さんは、2学期の初めに収穫できるように、苗を作ってくれていて定植していた。

石川さんは研究熱心で、府中御用ウリの栽培特性については、まだ十分わかっていないので、色々と試作をしてみたいと語っていて、

「9月に収穫出来ないかもしれないが・・・」と、取り組んでくれたもの。


2-1.jpg


小柳小学校の「府中御用ウリ」は、下葉が殆ど上がっていたが、日当たりの良い蔓に1個実っていた。

上の写真をクリックする
小柳小学校には事前に連絡をしていなかったので、関修一校長、宮内和夫副校長もいらっしゃらなかったが、

石川さんから預かった「府中御用ウリ」は、教員室にいらしゃった、先生方に受け取っていただいた。
先生方には、「府中御用ウリ」の物語をお話しさせていただいた。

先生方は、甘い香りを放っているウリを嗅いで、メロンのようだと話していたが、まずは先生方で食べていただいて・・・・。

生徒たちには、石川さんの府中御用ウリが、実ってくれるのを願うばかりだ。





posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸のマクワウリ各種
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