今年の、4月に、江戸東京野菜にかかわりながら農作業がしたいので、農家の方を紹介して欲しいと云う、メールを戴いた。
メールのやり取りだけで、簡単に紹介することは、メデイアに対しても行っていない。
何でも、体調を壊したことから農作業をリハビリ代わりに、体を動かしながら、体調の回復を図りたいと云う事なので、NPO法人ミュゼダグリの活動が、希望に近いのではと、納所二郎理事長を紹介して、ミュゼダグリの話を聞いてもらった。
それが、現在、小金井市の江戸東京たてもの園の「小さな畑」で栽培に一生懸命取り組んでいる清水博史さんで、作業の様子は、当ブログで紹介している。
現在は、納所理事長の指導で、水やりと草取りを中心に作業と、当ブログへの情報の提供をお願いしている。
最近の情報では、「内藤トウガラシが赤らんできて、楽しみにしていたが、
何と、カラスが悪戯して、食いちぎられた内藤トウガラシが辺りに転がっていた」という。
赤い実を、甘い実と思ったのか、激辛をカラスは感じるのか・・・、
感じるのであれば、驚いてもう悪戯はしないだろうし、
辛さを感じず、再度、悪戯をするようであれば、対策を考える必要がある。
清水さんから写真が添付されたメールが届いた。
「内藤唐辛子や砂村三寸人参の天に伸びていく様には、我が身を写して、喜びました。
カラスや虫にも、日々手をいれる。
その楽しさを手にしました。
『雑草を取りながら、肥料を少しでも作物に上げたいとい農家の気持ち。その気持ちで料理する』という、新宿御苑の伊藤シェフの言葉を、すこし理解できるようになりました。
美味の力、畑の力、
量産ではない作物の価値。
少量でも付加価値の高い畑の生産性。
皆様の目の高さに脱帽しています。」とあった。
江戸東京たてもの園の「小さな畑」の作業を喜んでくれているようで、よかった。
清水さん、これからもよろしくお願いいたします。