新規就農者の大塚弘さん(江戸東京野菜コンシェルジュ) が瑞穂町で自然農法で種採り栽培をしていたことは、当ブログで紹介している。
5月に大塚さんを訪ねた時は、青茎三河島菜、城南小松菜等のタネを採っていたが、中でも後関晩生小松菜の乾燥した莢を使って、地元の生産者仲間の井上祐輔さんとで、地元瑞穂町の社会福祉法人ひじり会 東松原保育園で、種採りイベントを開催した。
この事は、江戸東京野菜コンシェルジュで西多摩の普及推進をされている福島秀史さんが取材してくれたもの。
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大塚さんは、地域内での食育活動を模索していたが、地元・東松原保育園の神田徹事務長(写真右下)と知り合いだったことから、今回のイベント実施につながった。
会場の保育園には、古典的な「唐箕」と、伝統小松菜の後関晩生の莢を持ち込んでの実施となった。
大塚さんが園児たちにタネ採りについて説明。
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興味津々の園児たちは、
よく乾燥した、後関晩生小松菜の莢を、茎から外した。
乾燥して硬くなった茎を刺したら大変と、軍手を付けての作業となった。
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仕上げは唐箕で、莢殻のゴミとタネを分ける作業は、最初は、井上さんが模範を見せてから、園児たちが見よう見まねで操作を行った。
タネだけが残ったことに、園児たちは喜び、嬉しそうにタネの感触を確かめていた。
大塚さんと井上さん、良い活動してますね、これからも頑張ってください。