2014年09月09日

第6回 江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座*入門編が、6日、新宿の東京あぐリパークで開催された。


今年、3回目の江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座*入門編が6日、新宿駅南口近くの東京アマグリパークで開催された。
前回は、7月に開催していて、まだ2ヶ月しかたっていないが、今回も30名以上の方々の申し込みがあった。

先月も「伝統野菜は、長老に聞け!」を開催したが、この時も40名以上の方々が、参加していただいていて、江戸東京野菜の普及には、手ごたえを感じている。



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今回も当協会の理事の皆さん、納所二郎さん、佐々木昭さん、上原恭子さん、福島秀史さん、それにいつも支援いただいている小金井の内田雄二さんも来ていただいて、お手伝い戴いた。

話しの導入は、例によって、昨年の6月に国賓として来日したフランスのオランド大統領に、江戸東京野菜を食材として提供されたという話から、

今年、農林水産省が発表した、食料・農業・農村白書に事例として、「地産地消の取り組み」が掲載され、江戸東京野菜の普及活動が紹介されたことについてもお伝えした


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江戸東京野菜に興味を持って、この入門講座を受けていただいた方々に、これまでのご自身のキャリアに、江戸東京野菜の知識を上乗せして、夢を広げていくために、各界で活躍する江戸東京野菜コンシェルジュの皆さんの活躍ぶりを紹介した。

上の写真をクリックすると、真木文絵さんが、編集に生かしている事例。

野菜ソムリエの藤原くみりさんは、江戸東京野菜を学んだことで、活動の範囲が広がった事例。

東京都の小中学校の栄養教諭の皆さんは

佐竹未希さんは、東京家政大学在学中にの七福神漬の商品開発

大野憲司さんは、職場の皆に江戸東京野菜を食べさせたいと、社員食堂設置に向けてのプロジェクトに積極的に参加した。

小金井市にある「江戸東京たてもの園」で、来園者に野菜を栽培することで「たてもの」に、生活感を吹き込もうと努力している。、

伝統の江戸東京野菜を絶滅から守る活動をする福島秀史さんの事例を紹介した。



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入門編を翌日に控えた、5日テレコムスタッフの小林祥大氏と浅野和也氏が、昭島まで来てくれた。
何でも、TOKYO MXテレビ(デジタル9ch)、で、東京都議会がスポンサーになっている番組「トウキョウもっと!2元気計画研究所」で、江戸東京野菜を取り上げたいので協力してくれと云う。

何でも、東京特産の農畜産物の存在を都民に十分周知し、減少傾向にある東京農業の地産地消を進めるにはどうしたら良いのかを議論するのだという。

放映は10月中旬予定だそうで、生産現場や、料理人の世界も取材するという。



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講座の中でも人気のコーナー【食べ比べ】は、上原恭子理事の指導で行われた。
小金井の農業を支援する、内田さんもスタッフとしてお手伝いを戴いた。

寺島ナスと雑司が谷ナス
寺島ナスは西東京の矢ヶ崎宏行さん、雑司ヶ谷ナスは練馬の野坂亮太さんが栽培したもの

早稲田ミョウガと高知産ミョウガ
早稲田ミョウガも矢ヶ崎さんが収穫してくれた。




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上の写真をクリックする
【 試食 】
寺島ナスの素揚げ・バジル味噌添え
早稲田ミョウガの冷やっこ
生内藤トウガラシの試食・クリームチーズを添


練馬の生産者野坂さんが参加されたので、雑司ヶ谷ナス栽培の思いを語ってもらった。

尚、講師の上原さんは、江戸東京野菜のお料理をパワーポイントで紹介した。




posted by 大竹道茂 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | コンシェルジュ協会事業
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