2014年09月12日

JA東京あおば女性協が9月8日「江戸東京野菜圃場見学会・試食会」を開催した。


練馬、板橋地区の農家女性で組織しているJA東京あおば女性組織協議会(女性協)が主催する、「江戸東京野菜圃場見学会・試食会」が9月8日(月)ホテルカデンツア光が丘で31名の参加を得て開催された。

この企画、JA東京あおばが、地元でもたくさん江戸東京野菜が栽培されている事を身近に感じてもらうために畑を見学し、江戸東京野菜の歴史を学び、そして食べようと、同JA女性協(相原厚子会長) に協力を求めたもので、同JA女性協としても栽培面積が増えつつある、江戸東京野菜を勉強をしようと、開催の運びとなったもの。

JA東京あおば石神井支店に集合した一行は、バスで内藤トウガラシの畑と雑司ヶ谷ナスの畑を見学、その後会場を、ホテルに移し、江戸東京野菜コンシェルジュの話を聞き、更に、雑司ヶ谷ナスのお料理を、和食・洋食・中華で戴いた。

当日は、江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会の佐々木昭理事がレポートしてくれた。



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練馬区の「区民講座」等で料理教室をしている齊藤朝子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ)が、練馬・板橋地区で栽培されている、伝統野菜を中心に「江戸東京野菜のお話し」として講演を行った。

講演では江戸東京野菜の定義からはじまり、それぞれの伝統野菜の歴史的背景や特徴を生かしたレシピを交えながら分かり易く紹介した。

また、江戸東京野菜を使っての小学校での食育体験や早稲田ミョウガ復活の話、種屋街道の話、これからの普及促進への思いを約40分にわたって話された。




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続いて、「ホテルカデンツア光が丘」の総料理長 石川智シェフがコース・メニューについて紹介した。

雑司ヶ谷ナスを食材とした和食・洋食・中華の同ホテル各料理長がレシピを考え、石川総料理長がコースとしてまとめたもので、今後も、練馬産の江戸東京野菜を、地産地消の食材として積極的に使っていくと話された。

尚 皆さんには江戸東京野菜の消費拡大を進めるためにレシピも配布された。

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洋食
雑司ヶ谷ナスのシャルロット
彩り野菜のカポナータ添え

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和食
雑司ヶ谷ナスと穴子のロール煮

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洋食
雑司ヶ谷ナスの冷製ポタージュ

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中華
雑司ヶ谷ナスと豚挽肉の味噌そば

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和食、洋食、中華のお料理は、雑司ヶ谷ナスの特徴でもある加熱するとトロ味が出ることを生かしたもので、出席者の皆さんからはどれも好評であった。



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デザートには、
練馬産ブルーベリージャムとアイスクリーム
で締めた。

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この企画、今後は季節ごとに江戸東京野菜を使って、消費者を対象に実施していくことを検討中で、

JA東京あおば の榎本高一代表理事組合長は挨拶の中で、江戸東京野菜普及促進の重要性を強調され、生産者をサポートし消費者への認知を高める等、JA東京あおばは、その役割を果たしていくと述べられた。

石川シェフは各テーブルを回り、皆さんから料理の感想を聞きながら、質問には丁寧に答えていた。




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講演、試食会に先立ち、1部では江戸東京野菜栽培圃場見学会が行われた。

JA東京あおばの石神井支店に集合した一行は、チャーターバスにて大泉学園町にある加藤晴久さんの畑に向かい、”内藤トウガラシ” の見学会。

加藤さんに、内藤トウガラシの栽培をお願いしていることは、当ブログでも紹介している。

今年はじめて内藤トウガラシの栽培を始めた動機や苦労話をされた。
新宿御苑でのイベントや楠公レストハウスの安部憲昭総料理長との話なども、栽培を始めるきっかけとなったと語った。

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真っ赤に染まった内藤トウガラシ500株以上、遠くからは花が咲いたようにも見える



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バスは石神井地区の三原台に移動し、荘光男さんの畑で雑司ヶ谷ナスの見学。

畑には200本のナスがあり、50本が雑司ヶ谷ナス。残りは千両ナス。
雑司ヶ谷ナスは小ぶりで収量が少なく、色ボケしやすいので栽培しづらいが、肉質が緻密で煮崩れしにくく美味しいと、特徴や千両ナスとの違いを分かり易く説明してくださった。

畑には蚊が多くいたために入り口近くでの見学となったが、千両ナスが隣合わせの畝で栽培してあり、雑司ヶ谷ナスとの比較ができた。


追録




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当日は、同JAから榎本組合長と地域振興事業本部担当でもある内堀比佐雄常務理事、粕谷佳紀地域振興部長、同係長の由利布美子さん、生産者の荘光男さんも参加された。

荘さんは、自分が生産した雑司ヶ谷ナスを、和・洋・中の料理として味わったが、生産者として更なる自信となったようだ。

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江戸東京野菜を使ったイベントは各地で行われているが、南青山HATAKEの神保佳永オーナー・シェフがバスツアーを実施し、伊勢丹地下のお店で収穫した野菜のお料理を食べるという、イベントを実施しているところから、
当江戸東京・伝統野菜研究会ではこれらのツアーをアレンジしたものをJA東京あおばに提案していた。

7月18日、ホテルカテンツァ光が丘に、同JAの渡邉和嘉常務、粕谷部長、渡辺課長とご一緒し、石川智総料理長と本橋徹部長(外商・婚礼G担当)を訪ね、打ち合わせを行ったのが、今回実現を見たもので、今後の展開に期待したい。


posted by 大竹道茂 at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 寺島なす、雑司ケ谷なす
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