2014年09月30日

府中御用ウリの栽培が、地元小学校ばかりか、体験農園の市民レベルへの広がりが期待される。


府中市西府の石川孝治さんが府中御用うりの栽培に取り組んでいただいたのは昨年で、初めてだったので、うどんこ病に悩まされたが、無農薬栽培をつらぬいた。

今年は、その経験を生かして、地元府中市立本宿小学校園芸クラブの栽培指導と、市立小柳小学校への苗の提供、先日は府中御用うりの果実も提供していただいた。

今年は、降雹の被害にあい、タネのまき直し、さらに、夏休みに収穫されるのではと、2学期になってから、生徒たちに食べてもらおうとの、7月末になってから再び種をまいてくれた。

石川さんは先日、読売新聞多摩版に掲載されていたので知ることができたが、昔、石川家のご本家で栽培していたことから、
難しいとされる府中市伝統のマクワウリを栽培しようとトライしてくれたのだと云う。

石川さんの思いを知って嬉しくなった。

来年度も「府中御用ウリ」の栽培や小学校への指導を続けていただけるということなので、来年度は更に希望校や農家、栽培したいとする市民を増やし、名実ともに府中市の歴史を伝える江戸東京野菜に育てて行こうと決心をしたところだった。



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ひょんなことから話は展開した。
かつて、JAマインズの職員だった小牧利夫さんを知っているかと、石川さんに聞かれた。

小牧さんは、20年も前に府中市内で、「御前栽瓜」として真桑ウリを栽培、味噌漬けにして販売した実績があり、現役時代に世話になった方だ。

その小牧さんが、現在、本宿小学校の南側で全国農業体験農園を開いて、園主として利用者に栽培指導をしているというので、畑に案内してもらった。
70アールの農地は、小牧さんの耕作地と体験農園に分けてあった。

上の写真をクリックする
20年ぶりの再会だった。

小牧さんは、良く管理された畑を案内してくれた。
先日、立川駅前のビルで、全国農業体験農園の園主さんたちに、江戸東京野菜の話をしてきたが、小牧さんは来ていなかった。

そのことを聞いてみると、当日は用事があったようで、江戸東京野菜の最近の様子は、良く知っていて、石川さんが読売新聞多摩版に掲載されたことも知っていた。

農機具置き場や、収穫篭などが利用しやすいように並んでいた。
利用者の方々何人か、夕食のおかずにするのか収穫に来ていた。



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畑の一角に、保育園「チャイルドタイム リブリエンゼル」があり、園児の菜園が併設されていて、地域貢献に全力投球だ。

別れ際に、小牧さんに頼んでみた。
「今、石川さんに無理をお願いしているが、小牧さんはかつて真桑瓜の栽培指導をしていたのだから、農業体験農園の皆さんに栽培の普及をしてもらえないか」と・・・。

小牧さんは、即座に「良いですヨ!」

ありがたい。府中市の伝統野菜として、市民レベルまでの広がりが見えてきた。



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当日の朝、府中市立本宿小学校の川内清文校長に電話をしてアポイントを取っていた。
「4時半以降なら、お会いできる」と云うので、石川さんを誘って伺った。

川内校長、松下雄太副校長、園芸クラブ指導の吉田健二教諭に対応をしていただいた。

今年は、園芸クラブが栽培をし、それなりの成果があったようだが、
府中市の歴史にその名をとどめている真桑ウリだけに、歴史が理解できる4年生以上で総合学習で対応いただきたい旨をお願いしたが、

今年同様、地元の石川さんが指導していただけることを前提に、前向きに検討いただけることになった。




posted by 大竹道茂 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸のマクワウリ各種
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