先日、墨田区の東向島駅前商店会活性化事業として東向島駅前商店街通りで「寺島なすサミット2014」が開催されるとご案内したが、
台風が発生していて天候を心配していたが、21日は秋晴れ、イベント関係者はもとより、楽しみにしていた市民の皆様もほっとしたところだ。
今回は「寺島なすを語ろう!」と云う、トークショーに出てくれと云うので、打合せのため少し早めに会場に着いた。
そんなところに、多摩八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が様子を見に来てくれた。
12時から「寺島なすサミット」開催の主旨を司会進行の石上貴子さんが説明して始まった。
「寺島なすを語ろう!」のトークショーは、石上さんに一人ひとり呼びあげられてステージに・・・。
はじめにご登壇いただくのは、市谷にあります「江上料理学院副院長の江上佳奈美先生」です。
江上先生は学院での料理の指導、研究をはじめ、新聞、雑誌の料理欄の執筆や監修、またはテレビの料理番組でもご活躍されております。
続いて紹介されたが、「江戸・東京の伝統野菜の普及、復活に取り組んでいる」と・・・・
特に「寺島ナス」の復活と、東向島商店街での普及に協力したことも紹介された。
3人目は、プログラムの変更で、地元青果店「大喜青果」の阿部敏さん。
阿部さんは青果店として、東向島での寺島ナスの普及、消費拡大に尽力されていて、寺島ナスの利用店は20店舗に拡大したとか。
最後に、地元出身で、根っからの「寺島ッ子」成蹊大学名誉教授の高木新太郎先生。
ご専門は経済学だが、昔の地名、寺島や玉ノ井の歴史の研究にも取り組んでこられ、寺島ナスの研究もされている。

トークショー進行中の13時過ぎに「寺島なすパーティー」として、テーブルにナス料理が運ばれてきた。会場のお客さんたちのもとにも・・・。
今回調理を担当していただいたのは、
酒呑童子の 坪井あき子さんが
「寺島なすの天婦羅ときりたんぽ」
明春苑の 山川真澄さんは
「寺島なすのチーズ焼き」
主婦の皆様を代表して、
青柳さんの 「寺島なすキーマカレー」
北澤さん 「寺島なすマリネ」
根元さん 「揚げ寺島なす」
山邊さん 「寺島なす漬け物ステーキ」
は、レシピが配布された。
以上6品が出された。
「寺島なすサミット2014」を盛り上げた、寺島なす利用店の皆さん。
菓子遍路「一哲」の酒井哲治さんは、早くから寺島なすをお菓子にしていた。
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そば処「尾張屋」や、秋田料理「酒呑童子」などが出店。
江上副院長にお願いして1枚。
現役時代、江上英子先生に、お世話になったことがある。
私なりに盛り上げようと数年前に阿部さんに戴いた、「寺島なす之介」のTシャツをジャケットの下に着て行ったので、
阿部さんと「寺島・玉の井まちおこし委員会」の会計をされている阿久澤八代さんと1枚、
そして寺島なす之介とも・・・、福島さんに撮ってもらった。
東武鉄道・東向島駅前に、キャラクター「寺島なす之介」が寺島ナスの宝船に乗っているが、酔っ払いに何度も悪戯をされたという。
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最近、冷え込むこともあるというので、ハウスが作られていた。
東向島駅前商店会の皆さんの愛を感じる光景だ。
阿部さんと高木先生に、寺島なすが美味しいイタリアンの「リストランテTom tom」にご案内いただき、関口オーナーにもお話しする事ができた
。
「寺島なすとフルーツトマトのスパゲティ シチリア風」をいただいた。
とろみの効いた寺島なすは、スパゲティの中で主張していた。
何回も押上に来ているが、スカイツリーに上ったことがないので、阿部さんが手配してくれた。
2009年に開校130周年記念で寺島なすを復活した「第一寺島小学校」を望めた。
今日のサミットに、お忙しい中、駆けつけてくれた白鬚神社今井宮司の奥様と、向島百花園の佐原滋元さん、ありがとうございました。
押上「よしかつ」には何度も来ているが、ビルに隠れているが近いところにある。
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亀戸大根の香取神社も見えた。
隅田川と旧中川をつなぐ北十間川に沿って、古地図には手前押上村からその先、亀戸村に香取明神(香取神社)も描かれて至る。

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ソラマチの5階にある産業観光プラザ「すみだまち処」で、お土産に梅鉢屋の江戸の砂糖菓子を購入した。
梅鉢屋については、かつて当ブログで紹介している。