2014年10月03日

復活の息吹き!! 世田谷の歴史を伝える「おくまる大根」が芽生えた。


昨年の11月に、世田谷区立の次太夫堀公園民家園で企画展「野菜の時代 〜せたがやそだちの源流〜」が開催されたことは、当ブログで紹介した。

特に、興味を持って伝えたのは、展示品の中に、地元在住の長老石井弥助さんが所蔵していた「H13年 大蔵大根種」の種子袋が展示されていたことで、もしかしてと、発芽に大きな期待を持っていた。

先月の24日、会議中に同園の今田洋行学芸員から電話が入った。
発信者が、その後連絡を取っていなかった今田さんからなので、何事かと会議室を出て電話に出ると、少し興奮気味に・・・・・。



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上の写真をクリックする
「H13年 大蔵大根種」を、先月13日に民家園の畑に蒔いたところ、11日目に数粒ずつ蒔いた4か所で1本ずつ芽が出ていたという。
世田谷直系の固定種・大蔵大根(おくまる大根)だ。

13年前(2001年)の、タネから発芽したのは素晴らしい。しかも、石井さんは戦前から代々タネをとっていたという。
大蔵の石井泰次郎氏が、昭和28年に農水省に種苗名称登録をする前からだというから、植松敬先生の話からすると、世田谷の大蔵原に伝わっていた「おくまる大根」と云うことになるだけに、素晴らしい復活だ。

世田谷で伝統大蔵大根の採種をしている大塚信美さんに、先月初めに確認したところ、大塚さんの畑では発芽せず、残念がっていたが、私自身も同じ気持ちだった。

今後の栽培管理について伺ったら、企画展で講演を行った都立瑞穂農芸高校の横山修一先生が行っていると云う話しを聞いて、これまたひと安心。

横山先生に電話して確認したところ、横山先生はすでにブログにアップしたという。

今後、ブログ「広がれ つながれ 江戸東京野菜」から目が離せない。




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上の写真をクリックする。
高校時代に横山先生の指導を受けた由井和也さんが、9月27日撮影の写真を送ってくれた。
順調のようだ。



posted by 大竹道茂 at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸東京野菜と生産者達
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